千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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タグ:自然観察 ( 1434 ) タグの人気記事

雨上がりの午後

4月18日(水)、午前9時の気温13.3℃、雨。冷たい雨の降る一日となりました。降り始めからの雨量は18㎜。午前中雨足が強くなりましたが、午後には雨はやみ青空も見えました。

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昆虫広場の様子。午後には雨がやみましたが、冷たい風が吹き、自然観察も上着を羽織らなければ寒いくらいでした。

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しかし雨上がりの自然観察は最高です。見るものすべてがキラキラと輝いています。

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オオバコでしょうか?花が咲いています。オオバコの花は上から咲くのではなく下から咲くそうです。


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万木堰近くのアジサイの様子。よく見ると粒々とした花芽が観察できるようになりました。開花の季節はもうすぐです。


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林道沿いのタマアジサイは、去年咲き終えた花をつけながら新しい葉を出し始めました。


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ヘビイチゴでしょうか?花の時期は終わり、こんどは果実をつけ始めました。かわいらしい花や実に似合わず怖い名前が付けられているヘビイチゴ。名前の由来は不明のようですが、へビがいそうなところに生えていることや、イチゴを食べに来た小動物をヘビが狙うからなどの説があるようです。毒イチゴとの別名もありますが毒はないそうです。その代わり味もない。食用のイチゴはイチゴ属の植物であり花は白色。ヘビイチゴはヘビイチゴ属の植物であり花は黄色い(散歩が楽しくなる雑草手帳/東京書籍より)


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ハス田では、ハスの葉の上で雨水のダンス?が観察できるようになりました。植物の日々の変化と共に季節は進んでいきます。

センターで季節の移ろいを楽しみませんか?

お待ちしております。

by isumi-sato | 2018-04-18 17:20 | センターこぼれ話

ヒレンジャク はく製展示しました


4月15日、雨のち曇。午前九時の気温は19.6℃、今朝の最低気温は12.8℃でした。
前線の通過に伴って、午前中は雨風ともに強く落ち、吹きつけました。
南寄りの風で、気温はこの時期としては少し高めでした。
昼過ぎには、雨風ともにおさまって空が明るくなってきました。




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林の前では、強風で雨が縞模様に流れていきました。写真にはうまくは映りませんでした。昼過ぎまでで今回の雨量は24mmになりました。久しぶりのまとまった雨です。



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本日から、鳥のはく製ガラスケースの中に 「ヒレンジャク」が仲間入りいたしました。

3月の中旬に近隣の方から、空から庭に落ちてしばらくして亡くなってしまった野鳥は何でしょう?と、電話で問い合わせがありました。
電話ではなかなか確定できず、その後写真を見せていただいて何の鳥かがわかりました。
ヒレンジャクは、レンジャク科で冬鳥として飛来します。冠羽(頭の羽)、尾の先の赤いこと、腹の黄色いことなど上品なきれいさと、ヤドリギの種を食べることで、有名です。
糞の中のヤドリギの種は粘りがあり、エノキなどに寄生するヤドリギはその分布を広げてもらっています。春先に関東地方でよくグループで見られる野鳥です。

はく製にして当センターの展示物に加えさせていただこうということになりました。
県の担当係に「へい死鳥獣収穫届出書」という書類を届け出た後、ひと月ほどしてはく製ができあがりました。



昨日の「万木の歴史と里山の自然観察」でであった景色、昆虫、植物をいくつか紹介します。



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万木の展望台から見る房総の水田と丘陵の景色です。
水が入った水田が広がっています。よく見ると、代かきを行っている田んぼや田植えを行っている田んぼが見られました。




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湿性生態園のタンポポにとまる黒いアゲハ蝶です。ジャコウアゲハのようです。
ウマノスズクサ類を食草としています。体に毒を蓄積して鳥などから食べられないようにしているといいます。


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草の中に、紫色の細い花がたくさん見られました。一部は盛りを過ぎて種になってきています。ムラサキケマンです。この植物、乾燥するとタネを弾き飛ばすので、観察するとおもしろいですよ。




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オドリコソウ。昨年も紹介いたしました。今年も群落が残って咲いていました。ヒメオドリコソウがたくさん見られますが、在来のオドリコソウ。白い花も大きく、味わいがあります。



ご来館お待ちしております。

by isumi-sato | 2018-04-15 17:37 | センターこぼれ話

万木城の歴史と里山の自然観察

4月14日(土)、午前9時の気温12.6℃、今朝の最低気温7.0℃、曇。朝方は雲が多くドンヨリ。日が出て暖かくなったり、強い北風が吹き付けたりと、気温の定まらない一日となりました。暖かい春日での開催とはなりませんでしたが、本日は万木城の歴史と里山の自然観察」の行事を行いました。30年度最初の行事です。

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開催時間より早く全員の参加者が集合してくれました。集合時間に遅れた方はいませんでした。皆さんスバラシ!講師紹介、職員紹介、そして参加される方の自己紹介をいただき、行事の開始です。



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館内で講師よりカエルに関するお話をいただき、朝ケースに捕獲しておいた本物のカエルを観察後、屋外へ!センター建屋南側では、まずイスミスズカケの解説とカントウタンポポのセイヨウタンポポの違いを解説。実際に二種類のタンポポを観察して違いを観察できるかな?



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湿生生態園は今が一番良い季節。マルバヤナギの新緑の中を歩くと春を満喫できますね。

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トウキョウサンショウウオの卵のう観察場所へも寄りました。近くで見てみると…
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孵化したばかりのトウキョウサンショウウオが観察できました。自然界で孵化したトウキョウサンショウウオを観察したのは初めてだったので、少し感動いたしました。「頑張って生き抜くんだよ…」

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心臓破りの大階段を上った後は、皆さんお待ちかねのお昼タイム。急な階段を上ることに精いっぱいで写真を撮り忘れました。失礼。昼食の後は、いすみ市の郷土資料館から、郷土史に詳しい講師を招いて解説を受けました戦国時代の房総で、天下に勇名をとどろかせた万木城。田園地帯を見下ろす丘の上に築かれています。東、北、西の三方を囲む夷隅川が天然の濠となり、丘陵の急な崖を活かした天然の要塞だったようです。当時の城は大きな建築物はなく、地形を生かして土で作られていた山城だということです。
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その後豊臣秀吉の小田原攻めによる北条敗北と運命を共にし、落城しました。その頃に焼けたと思われる炭化米が今も見つけることができます。みんなで探しました。炭米探しに皆さん夢中。400年以上昔の米が見つかることはすごいことなんですよ。

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わーいこんなに見つけたよ。


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陵尾根歩きをしつつ植物観察。贅沢ですね。この植物はハナイカダという植物。葉の上に花が咲くという珍しい植物。普通葉の上に花は一ヶ所だけ咲くそうですが、これは花が二ヶ所咲いています。講師曰く2ヶ所咲いているのは珍しいそうです。本日観察できた植物は、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ、カサスゲ、マコモ、サルトリイバラ、ムラサキケマン、シャガ、キュウリグサ、ナガミヒナゲシ、フキ、ハナイカダ、マムシグサ、シャク、ツルカノコソウ、スミレ類、アケビ、アカメガシワなどなどたくさんの植物が観察できました。この植物に関する解説を文化や、歴史を背景としておもしろく、そして楽しく講師より解説をいただきました。ありがとうございました。


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最後は、海雄寺にて釈迦涅槃像を特別に近くで拝観させていただきました。本日は特別に海雄寺の中に入って参拝させていただきました。この釈迦涅槃像はおよそ300年前に作られ、長さ5.16mもあります。海雄寺は土岐氏の菩提寺だったそうです。釈迦涅槃像の体の部分は寄付を募って作られたそうです。釈迦涅槃像の体には、首から肩の分部にかけては、発起人として頭の部分を作った人たちの名前が縦方向に彫られ、それより下の部分には寄付をした方の名前は横方向に彫られています。今日は近づいて目の前に掘られた名前を見ることが出来ました。


あっという間の4時間でしたがいろいろなことを学びました。講師の皆様、いすみ市の郷土資料館の皆様、海雄寺の総代さん、ありがとうございました。



行事終了後、参加者にご協力いただいたアンケートには、「とてもためになりました」「自然や歴史に詳しい先生の解説をいただいて楽しかった」などうれしい回答をいただきました。



ご参加ありがとうございます。これから5月に向けてセンターはたくさんの行事が行われます。
またのご参加お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-04-14 17:27

まぶしい季節

4月13日(金)、午前9時の気温16.4℃、今朝の最低気温9.4℃、晴れ。昨日の暑さは何だったのでしょう?ヒンヤリと少し肌寒い一日でした。体調管理に注意しなくてはなりませんね。

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万木堰の様子。新緑がまぶしい季節となりました。シジュウカラ、ウグイスなどのさえずりが心地よく万木堰に響きます。


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対岸には、アカメガシワでしょうか?枝先の赤さが目立ちます。山野に自生しており新芽が赤く染まることからこの名がつけられたそうです。葉と種子は染料に樹皮は健胃薬になるそうです。(よくわかる樹木図鑑/永岡書店)


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カワウでしょうか?倒木にとまり翼を広げてかわかしています。結構長い時間広げていました。



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湿生生態園のようす。水位がだいぶ低くなりました。一週間近く雨が降っていませんからね。しかし、今週末、日曜の天気は下り坂のようです。肌寒かったり、暑かったり、今度は大雨?
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木製デッキには、マルバヤナギの花芽がたくさん落ちています。毎年この時期にみられる光景です。


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ソメイヨシノの様子。ほんの少し前までは満開を迎えていた桜も初夏を感じさせる青々とした葉をつけ始め、果実も多く観察できるようになりました。季節の移り変わりは早いものですね。

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万木堰近くで観察できていたヒメオドリコソウは、終わりの時期を迎えているようです。葉も黄色くなり少なくなってきました。その代わり、オオイヌノフグリが目立つようになっていました。短い期間でさまざまな生きものの変化が観察できる良い季節となりました。

センターへぜひ遊びに来てくださいね。


お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-04-13 17:26 | センターこぼれ話

早くも夏日です。

4月12日(木)、午前9時の気温22.9℃、今朝の最低気温17.5℃、本日の最高気温25.1℃!早くも二度目の夏日です。


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田んぼの様子。春休みが終わり少しひっそりとしています。でも週末にはザリガニ釣りに来る家族連れでセンターはにぎわうことでしょう。これからがセンターの季節ですからね。


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田んぼ脇にあるマルバヤナギのウロの様子。ぎゅうぎゅう詰めです。三匹ともゆずる気配はありません。


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オニグルミは毎日見るたび違う表情。オバナの穂があっという間にこんなに長くなりました。ずーっと見ていたら伸びる様子が観察できるかも?そう思うくらい生長が早いですね。



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マルバヤナギの新緑に隠れて咲いているフジの花。早くその華やかな開花をもっと楽しみたいものです。



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ヤツデの様子。黒く熟した実を落とした後には新芽がぴょこっと顔を出し始めました。

毎日、生きものの生長が楽しみながら観察できるセンターです。



皆さんのご来館お待ちしております。


現在4月14日(土)の行事「万木城の歴史と里山の自然観察」にて参加者を募集しております。この時期にしか観察できない生きものなど春を満喫しながら楽しく観察しませんか?ご参加お待ちしております。詳しくはこちら





by isumi-sato | 2018-04-12 17:20 | センターこぼれ話

曇り。春の風。強し

4月11日、曇り時々晴れ。午前九時の気温は18.9℃、今朝の最低気温は7.6℃でした。
天気予報の通り、風が強い一日となりました。南東の風が、風速3m/s~8m/s の強さで吹き渡りました。時おり強く吹く風が 8m/s で、風力 4か 5の強さに相当し、風力4は和風、風力5は疾風などと呼ばれます。
最高気温は、21℃を超えました。


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田んぼやハス田からは、コロコロ、ケケケー。ゲロゲロゲロとカエルたち(シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエル)の声がたくさん響き渡っています。
風で、ヨシやホテイチクが斜めに暴れています。




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田んぼのあぜは、草刈りをしていますが、今はあっという間に草が伸びてしまう季節です。タンポポにくわえて、今日はハルジョオンの姿が撮影できました。




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敷地に接している用水路のU時溝には田んぼへと水がたくさん流れています。その流れる水の近くにも、カントウタンポホや




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ヘビイチゴの花がたくさん咲いています。






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接写した花の姿。さてこれは何の花かわかるでしょうか?
拡大してみると、おもしろいものです。




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このような立ち姿。スイバ(別名スカンポとも)です。かじると茎が酸っぱいことがよく知られているタデ科の植物です。





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林は、新緑で明るいライムグリーンに銀色を混ぜたような色に見えます。
そのもとになっている樹木が、このはっぱ。コナラです。





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コナラの樹でも、はっぱだけ出てきている木、花をぶら下げている木があります。





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さらに、毎年、まるで実がついたように見えてしまう姿で、はっぱを広げているコナラの樹もあります。虫えいなのでしょうか。





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別の木では、葉脈を見せながら柔らかそうなみずみずしい葉を広げている木があります。
これは、ミズキの仲間で、クマノミズキ(ミズキ科)です。 ミズキは葉のつけ方が互生で、このクマノミズキは対生です。ともに幹から出る枝は、各階層状(輪状)についています。言葉で書くと面倒くさくなるのですが、きっと実物を見るほうが、腑に落ちることと思います。







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湿性生態園のヤナギ林は、明るい新緑が春らしさを訴えているかのようです。






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そして、葉の近くにたくさんの花をつけています。まるでコーラスグループが手を広げて歌っているかのような姿に見えてきました。



今日の強風で早くも水面にたくさんのヤナギの花が落ち始めました。

林道沿いでは、ウツギの木が早くも花の準備を始めています。



ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-04-11 17:15 | しょくぶつ

開花準備!ぞくぞくと


4月10日(火)、午前9時の気温14.4℃、最低気温4.4℃、快晴。冷たい風が吹く一日となりました。

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昆虫広場の様子。濃い緑、薄緑…様々な葉の色。にぎやかに新緑がセンターを彩ります。



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朝に観察できる光景「スギナの排水作用」朝日を浴びてキラキラ輝いていました。




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シュレーゲルアオガエルの卵でしょうか?ハス田では一ヶ所観察できました。もう一ヶ所は田んぼの畦の近くで見つけました。シュレーゲルアオガエルの繁殖期はふつう4月~6月で産卵は平地では田んぼの畦などで行われる事が多いそうです。
オスは「コロコロ、コココー、ケケケー」と喉の下に一つある鳴嚢(めいのう)を膨らませて鳴くが、開けた場所ではなかなか鳴かず、畦の土中、草や障害物の影などで鳴くことが多い。そのため繁殖期でも本種の姿はあまり見られないそうです。(田んぼの生きもの図鑑/山と渓谷社より)


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ミツバアケビの花が美しく咲き誇っています。小さいながらも存在感のあるその花は自然観察をさらに楽しませてくれます。みなさんも探してみてはいかが?





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これはフジの花の花芽でしょうか?ゴールデンウイーク前後によく見ることのできる華やかな花です。もうそんな時期になったのですね。



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少し前にブログで取り上げたヤツデの果実。熟して黒くなった果実は落ち始めました。



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コウゾでしょうか?ピンク色のメバナが不思議な植物ですね。人家に近い山地に自生します。繊維質が強いので和紙の材料に使われるそうです。(色で見分け、花で分かる 木の実・草の実/ほおずき書店より)


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ルリタテハでしょうか?日に当たりゆっくりと翅を動かしています。体を温めているのでしょうか?





今日もたくさんの生きもの観察が出来ました。



皆様のご来館お待ちしています。

by isumi-sato | 2018-04-10 17:15 | センターこぼれ話

風強し。咲く花、咲いたあとの花。

4月7日、晴れ。午前9時の気温は19.8℃、今朝の最低気温は17.3℃でした。
今日は朝から風が強く吹きました。南東の風です。昼過ぎに空に黒い雲がでて、少し雨が降りました。雨の後、冷たい空気が入ってきたようです。長野の山間部や北海道では雪が降っているようです。17時の気温は14.4℃となり、今日の最低気温と一致しています。
予報では、明日とあさっての朝の気温が9℃台、8℃台と、寒さを感じるくらいになっています。



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さて、これは何でしょう?


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今日は、なかなか見ることができないトウキヨウサンショウウオの足の裏からスタートです。飼育水槽のガラスにぴったりとくっついていたので、すかさずスクープした画像です。
飼育水槽では、最近の暖かさでユキノシタの葉が元気に育ってきています。
葉の下に体を隠しつつ、えさが欲しいとガラス面に出てきてアピールしているようです。



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田んぼの水が波立っています。散った桜の花びらや小さなゴミが吹き寄せられています。




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ハス田に雨の波紋が落ちました。ハスの葉も顔を出す数が増えて、少しずつ大きくなっています。
大きくなると緑色になってきます。



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林道や山すそ沿いを歩くと、小さな白い花が見られるようになりました。
これは、ツルカノコソウ。小花がたくさん集まっています。




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その地際を見ると、その名の由来ともなる、ツルのように茎が伸びています。




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同じく小さな白い花ですが、いすみ地域に多く見られるシャクです。
花びらが平べったく、花びらの大きさに変化があって外側の花びらがやや大きくなっています。




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湿性生態園の木道沿いに、白いシャクの花が連続して見られるようになりました。





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湿性生態園のヤナギ林の新緑は、生き生きとして春らしい見ごたえがあります。
今日はいつもと違う南側からのアングルです。




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ヤナギの花も咲き始めてきました。




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ソメイヨシノもほとんど葉サクラ状態ですね。
花弁もほとんど落ちました。
わずかに一枚・・・・


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そして、、
何か緑色のものが顔を出していますね。




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よく見ると、たくさんついていますよ。

ソメイヨシノも花の咲く植物。実をつけるのは当然の結果ですね。
ただ、これから熟して黒っぽくなっていきますけど、小さすぎて食する気にはなりませんね。
大きなサクランボになってくれるのは限られた品種だけです。

サトザクラは、まだ咲いています。

ご来館お待ちしております。

by isumi-sato | 2018-04-07 17:15 | しょくぶつ

新緑の季節到来

4月6日(金)、午前9時の気温19.3℃、今朝の最低気温11.9℃、晴れ。風の強い一日となりました。

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デイキャンプ場のオオシマザクラの様子。サクラの花びらはすっかり散ってしまいましたが、青々とした葉がまぶしい新緑の季節になりました。


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田んぼ脇、水路近くにあるクワの木。特徴的な葉が観察できるようになりました。


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中庭のウメの木にはもう果実が多くなりています。


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昆虫広場ではツクシの姿は少なくなり、今度はスギナのほうが多く増えてきました。「ツクシだれの子、スギナの子」という歌がありますが、ツクシはスギナの子どもではなく、スギナはシダ植物なので胞子で増えます。ツクシとスギナは地下茎でつながっていますが、ツクシは胞子を作る胞子茎だそうです。普通の植物ではスギナが葉、ツクシが花に相当するそうです。(散歩が楽しくなる雑草手帳/東京書籍より)


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湿生生態園へ向かう林道では、足元には黄色いヘビイチゴの花でしょうか?多く咲いています。春の野の花は黄色い色をしているものが多いですよね。それは気温の低い春先に行動するアブの仲間は黄色い色を好むからだそうですよ。(散歩が楽しくなる雑草手帳/東京書籍より)知れば知るほど自然ってオモシロイ!


皆さん、センターへ自然観察に来ませんか?


by isumi-sato | 2018-04-06 17:25 | センターこぼれ話

清明。 「万木城の歴史と里山の自然観察」下見。

4月5日、曇。午前9時の気温は12.5℃、今朝の最低気温は12.0℃でした。
当センター上空は一日中曇空で、最高気温は13.8℃でした。
夏日の気温に少し慣れた体には、今日の平年並みの気温は肌寒く感じました。

24節気では、このころを清明(せいめい)と呼びます。春の暖かな日差しのもと、天地万物が清らかで生き生きとするころで、寒季と暖季の境目のころだといいます。
清浄明潔(ショウジョウメイケツ)を略して「清明」だそうです。



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センター田んぼ向かいの斜面林でも、新緑が生き生きと見えています。


今日は、次週14日「万木城の歴史と里山の自然観察」の下見をして講師とルートを一周してきました。



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湿性生態園では、ヤナギの新緑がますます鮮やかとなりました。
マルバヤナギです。



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一部の葉先には、赤い色が見えています。別名アカメヤナギともいわれていることが納得できます。





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3月にトウキヨウサンショウウオ卵のうの観察を行った場所では、卵がかえり、トウキヨウサンショウウオの幼体がたくさん観察できました。

タンポホの黄色い花がたくさん開花し始めています。セイヨウタンポポとカントウタンポポはぞれぞれどんなところに多く咲いているのかも、当日の発見のひとつにしたいと思います。

湿性生態園をこえて、林道沿いには白い小さな花をたくさんつけた植物が多く見られます。ツルカノコソウです。さらに小さな花ビラですが、ツルカノコソウよりも花びらが平たく広がっているシャクの花も咲き始めてきています。両者の違いは、観察会でぜひ実物を見比べてみてください。




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湿り気のある田んぼに、黄色い花がたくさん咲いている場所がありました。
タガラシのようです。最近では見かけることが少なくなってしまったようです。



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万木城の展望台から水田の広がる風景と房総丘陵が一望できます。
多くの田んぼには水が入っています。足元の田んぼはまだ水が入っていないので茶色く見えています。




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よく見ると遠くの一枚の田んぼに、軽トラックと田植機が横付けされています。
田植えが始まっている田んぼがありました。




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展望台のある広場に面した樹林の中には、葉の色の緑と赤がひときわ目立つ樹木があります。クスノキがたくさん葉を落として新しい葉へと衣替えをしています。




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万木の丘陵尾根道を歩くと、ヤマネコノメソウが種を持っているようすも観察できました。
また、ハナイカダが葉の真ん中に花の用意を始めているようすも見かけられました。




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アケビの花がたくさん目につきます。葉が三枚のもの、五枚のもの、両者花の色が少し異なるようです。参加してぜひ当日自分の目で確認してみてください。




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田んぼの中にシラサギの姿がみられました。
チュウサギのようです。羽の先がフワフワと広がってサギの軟らかい感じが増しています。


新緑、春の「万木城の歴史と里山の自然観察」は、4月14日土曜、10時から15時までです。お弁当持参で、万木城の歴史、春の植物の発見、丘陵歩きを楽しめます。お申込みお待ちしております。




by isumi-sato | 2018-04-05 17:10 | 行事予定