千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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満月/今朝は冷え込みました。

1月22日、快晴。午前9時の気温は1.3℃、今朝の最低気温は-3.3℃でした。今朝は冷え込み真ましたね。去年のこの時期、1月23日のブログをみるとセンターは一面の雪景色。今年は雪は降るのでしょうか?


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昨夜は満月。晴れて気温が下がり、澄んだ空に月が、、。とても大きな月を望むことができました。思わずシャッターを押してしまいました。



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今朝は晴れて、冷え込みました。でも、日の出の時間は少しずつ確実に早くなってきています。
水路には、久しぶりに氷が張っていました。





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当センターの中庭では、山の影と太陽の光のあたる日向の境界線が、今、朝の9時前に動いていきます。1月のはじめ頃はまだ日陰だった部分に日が当たって広がっていきます。


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氷も厚く張り、毎年恒例「鉛筆を置いても沈まない風景」がご覧になれます。


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今年も早々と新しい芽を出しているかな?と思いながら毎年フキノトウが早くから観察できる場所でフキノトウ探し。しかし今年はまだ観察できませんでした。フキノトウを見ると春はもうすぐ!寒さももう少しの辛抱だ!と思い、がんばる意欲がわいてきます。…そんなことを思うのは私だけでしょうか?


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万木堰にはキンクロハジロのメスでしょうか?私の気配は感じないようで優雅に泳いでいます。潜ったり、浮かんだり。生きもののようすをじっくりと観察すると寒さなんて忘れてしまいます。


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カワセミの姿も撮影できました。同じく万木堰で観察。餌を狙っている様子。水面へ向かってとび込んだと思うと、すぐにもどってきてまた水面をのぞき込んで真剣な表情。必死さが伝わってきます。

寒いこの時期ですが、この時期の自然観察の楽しさを皆さんにお伝えします。

あそびに来てくださいね。

お待ちしています。




by isumi-sato | 2019-01-22 17:05 | いきもの

里山の鳥の観察

1月20日、曇のち晴れ、のち曇。午前9時の気温は3.8℃、今朝の最低気温は0.1℃でした。今日は大寒。朝方は寒く、雲が多かった空ですが、10時過ぎころからは青空が見えて、午後には生ぬるい風が吹いていました。夕方、今日の最高気温を見ると、何と17.8℃を記録していました。大寒らしからぬ、不思議な天候です。



今日は、行事「里山の鳥の観察」です。朝八時半集合、お昼までの予定で、当センターから万木城址、周辺の集落の中を歩いてぐるっと一周する野鳥観察会です。朝早くからの方が鳥がたくさん見られるので8:30集合スタートです。



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今日の予定、歩くルート、観察道具の貸出し説明の後、駐車場へ出て、まずは双眼鏡の練習です。
フィールドスコープを持つ人は、その操作も練習です。
ヒヨドリの声がしています。林道を歩くと、ジジジッと、アオジの声がしてきます。



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少し歩いて万木堰にて、観察です。すぐ近くの水面には鳥の姿は見えませんでした。堰の奥の葉を落として水面に張り出した枝の下に数羽の野鳥が水に浮かんでいました。
水面から潜って姿を消したのは、カイツブリ。



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双眼鏡、フィールドスコープをのぞくと、樹の枝の下に見えたのは、ハシビロガモ、キンクロハジロでした。


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小さなお子さんも一生懸命に観察しています。


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林道を歩く道すがら、メジロ、シジュウカラの声が聞こえてきます。
湿性生態園につくと、ヤナギ水没林を過ぎたところで、講師が林の中に少し珍しい野鳥がいるのを発見しました。




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ゴイサギの幼鳥でした。



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体が杉の幹と保護色のようになって、なかなかパッと見では見つけにくい姿です。
湿性生態園では、ハシブトガラス、ヤマガラ、コゲラなどの声や姿が確認できました。林道途中では、木の中にシメの姿も確認しました。




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林道を歩き、近くのお寺の奥の谷にある大階段を上ります。この登り、なかなか、息が切れます。はぁはぁ、、、。
昨年の風台風で倒木が一段と増えています。




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山の上の広場に出ると、展望台が見えます。
ここで少し万木城についての歴史話を行ないました。戦国時代の土岐氏の山城で、地形を利用した敵の侵入を阻むいろいろな仕掛けがありました。



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万木城の展望台からは、房総丘陵が一望できます。冬の空気が澄んだ日には富士山も見えます。残念ながら今日は見えませんでした。東方には太平洋が望めます。



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丘陵を降りてしばらく進んで、田んぼに囲まれた集落の中を歩きます。大きなクロガネモチにはたくさんの実がついており、




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実をついばむツグミがいました。今年はなぜかツグミの姿を見かける機会が例年よりも少ないようです。
モズも庭木や電線にいました。オスメスともに観察できました。



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夷隅川を望むポイントに来ました。
遥か向こうには、マガモの姿が見えました。





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やや近くには、コガモたちがたくさんいます。さらに近くに、水面を横切るオオバンの姿が見えました。黒い体に額だけが白いモノトーンの水鳥です。



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最後に当センター進入路に戻ってくると、田んぼの中に生きものをさがして土をつついている大きめの鳥がいました。アオサギです。冬場はエサが少ないため、えさを見つけられず死んでしまう若鳥も少なくないといいます。



図書室に戻り、今日出合った野鳥の名前を再確認しました。リストを手に「鳥合わせ」です。本日は、全部で27種の野鳥を確認できました。今年は例年よりも少ない種数でした。
2月2日には、水辺の鳥の観察があります。参加申込受付中です。


ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2019-01-20 17:40 | 行事報告

剪定作業をしました

1月18日(金)、今朝の最低気温は0.8℃、湿度35%、北寄りの風で平均風速は4m/s。
寒い朝ですが、車のウインドウが凍りついてはいませんでした。乾燥しているせいでしょうか。


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朝から快晴です。写真の左側、杉はずいぶんと花をつけています。関東では3月から4月上旬がピークのようです。予報では当地は平年並、ということですが・・・・どうなるでしょう。


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突然ですが、これは何という木の葉っぱでしょうか? わかればすごい!!

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こちらでは、いかかですか? 実は同じ木なのですが・・・
葉っぱが汚い、黒く汚れている! そうなんです。


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こちらも、枝まで黒くなっています。そして、枝に何か着いているのが分かりますか。


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こちらのほうがもう少し分かりやすいかな。
黒い枝に白いものが・・・

この木はクロガネモチ。黒い葉っぱはいわゆる「すす病」にかかっています。そして枝についていた白いものはルビーロウムシと言うカイガラムシの仲間のようです。
WEBで色々見ていると、
「植物の師管(光合成で作った栄養などを運ぶ管)から液を吸って生きている昆虫」で、「虫の排泄物にカビが生えて、その色が黒」ということのようです。

要は虫を駆除して葉を洗えばいいようですが、さすがに虫一匹一匹を手で駆除するのは大変な作業ですし、葉っぱ1枚1枚を洗うわけにも行かないので、虫が活動しないこの時期に枝ごと駆除することにしました。
実は数年前にも駆除を行ったのですが、また発生。虫ですから、どこからともなく飛んでくるのでしょう。しかたがない。
外灯の脇にこの木があるので、夜でも明るいことも関係しているのかも。


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ということで、とりあえず虫の駆除=枝の剪定を行うことにしました。


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以前おこなった剪定の跡。

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今回も剪定バサミで作業をはじめましたが、思いの外に広がっており・・


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のこぎりで枝ごとバッサリ。



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枝を捨てるためにリヤカーに積んだら、れいの黒いものが葉っぱから剥がれてまるでススのようです。スス病と言うのがよく分かりました。


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切っていったらアチラコチラに虫がいて・・更に木の上の方にも・・ということで、ついにはこの様になりました。

以前もこんな感じで剪定したので数年で剪定前の状況に回復はしますが、いましばらくは寂しい姿でみなさんをお迎えすることになってしまいました。

センターにおいでの際は、なぜ坊主にした!! とは言わないでくださいね。


by isumi-sato | 2019-01-18 17:01 | 作業風景

冬の探し物

1月16日(水)、午前9時の気温7.6℃、今朝の最低気温-1.6℃、快晴。今朝の寒さは少し和らいだようです。この時期、起きる時間はいつも寒さとの戦いですが、今朝はすんなり起きることが出来ました。でも寒さとの戦いはまだまだ続きます。

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万木堰のようす。今日は前述の通り暖かかったので、じっくりゆっくり自然観察が出来ました。冬のこの時期に観察できるものを探しました。





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ノササゲの果実のようす。果実が熟して種子をはじいた直後に観察したときには、種子がすぐに落ちてしまいそうでしたが、結構しっかりくっついていたんですね。こんな寒い時期までちゃんと形を保っていたのですね。





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アオキの雄株でしょうか?花を咲かせる準備をしていました。

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アメリカイヌホウズキの果実です。熟して黒くなり、光沢があります。在来種のイヌホウズキの果実には光沢はありませんが、外来種のアメリカイヌホウズキの果実には光沢があります。ツヤツヤしていてきれいですが、毒があるそうです。食べないでくださいね。


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カラスザンショウの幹のようす。葉痕が笑った女の子のように見えます。愛嬌たっぷりですね。

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竹林の近くでは、メジロが撮影できました。細かな動きをしてなかなか撮影させてくれませんでしたが、ちょうど顔をのぞかせたタイミングで撮影できました。


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「コンコンコンコン」と聞こえてきました。おなじみ、コゲラを観察。くちばしで木の幹をつつき、樹皮の下や幹の隙間から昆虫をおびきよせて捕まえるそうです。あんな小さな体でコンコンと木の幹をつついて頭は割れないのでしょうか?きれいなシマシマもバッチリ撮れました。


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シジュウカラも観察できましたが、うまく撮影できませんでした。撮影しようとするとちょんちょん動いてじっとしていません。飛び立つ様子が撮影できました。

もう少しカメラの腕も上げなきゃなー。

冬の探し物

探せばいっぱい出てきます。

一緒に探しませんか?

お待ちしています。


by isumi-sato | 2019-01-16 16:55

寒い中にも陽気あり

1月14日(月)快晴☀ 午前9時の気温は4.3℃、湿度は67%です。今日は成人の日🎌新成人の皆さま、おめでとうございます!





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ここ千葉県は、今日も快晴です。絶好の式典日和となっていますね(#^.^#) 朝方は厳しい寒さでしたが…




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日中はポカポカ陽気に包まれています。こりゃ出発です!もち自然観察へ…




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晴れ着のように美しい!こちらナナホシテントウ。テントウムシって、英語だと「レディーバグ」って言うそうです。アメリカでは縁起のいい虫で、人気者なんだとか。




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あっ若葉?いえいえ、これはウスタビガという大きな蛾のまゆです。きれいな緑色をしてるので、目立ちますね。成虫は10-11月ごろ活動するそうです。




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冬でも緑の葉をつける樹木があります。日光があたってキレイ♪ 葉っぱに見とれていると…




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なにかいる!




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ハムシの仲間とクモの仲間が、もそもそ動いています。




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きれいな色ですね~♪ハムシの仲間は、日本では約660種が知られています。多くはその名(葉虫)の通り、生きた植物を食べて生活しています。美しい金属光沢のあるハムシも、たくさん知られています。




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ガガンボの仲間も、弱々しい飛び方ですが、日向で飛び回っています。




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昨日お伝えした虫…葉の上で集団越冬する虫を、もう一度観察です。





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ハエの仲間のようですが…❔




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ハエの仲間も、気を付けていると、けっこう出会えるんですね。えっ❔あんまうれしくない❔




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倒木ではカメムシの仲間が、じっと越冬しています。




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倒木の中を覗いてみると、オカダンゴムシが丸まって越冬しています。かわいい!




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わっ!とつぜんイノシシの痕跡に出会いました。今年の干支、張り切っています。





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何回見ても、この土を掘り起こすパワーに驚きます。これ、すごくでかくて深い穴なんです。





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なに探しているんだろ?植物の根を食べているのかな?





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厳しい寒さが続く今日この頃ですが…自然観察も、ぜひ楽しみましょう!











by isumi-sato | 2019-01-14 17:03 | いきもの

春、み~つけた!

1月13日(日)、午前9時の気温5.9℃、今朝の最低気温4.0℃、晴れ。朝から青空の広がる一日となりました。しかし風速は4.0m/s。(午前9時の時点)西から東へ雲が流れていきます。


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田んぼのようす。冬らしい風景が見渡せます。よく「冬は何もない」と表現してしまいがちですが、自然はじっくりよく見てみるといろいろな発見が多くあります。


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今日は成人式が各地で行われたようです。アルパカが新成人を祝福した地域もあったと、お昼のニュースで聞きました。ハス田ではアルパカの顔をしたようなオニグルミの冬芽が私を出迎えてくれました。(木の種類によってこの冬芽の形も異なります。冬芽をあつかった図鑑もあります。)
成人式…私にとっては、はるか昔のことですね~。


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湿性生態園では空気が澄んでいるようです。耳を澄ますといろいろな音が聞こえます。風の音、水の音、枝の揺れる音、鳥のさえずり。五感を使っての自然観察。日常の生活から離れ、しばしの静寂を湿性生態園で満喫できます。マルバヤナギの枝先を見ると少し前よりぷっくりと膨らんでいることが分かりました。もう少し近くで見たいな~。思っていると。


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思いが通じたのか?足元に枝が落ちていました。


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じっくり見ると、結構花芽が膨らんでいるのが分かります。色も枝先と幹では違うことも観察できます。
マルバヤナギの冬芽です。


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林道では、アオキの葉にびっしりと小さい虫がじっとしていました。集団で越冬しているのでしょうか?マクロモードで撮影しましたが、うまく撮影できず。この写真が一番よく取れました。ハエの仲間のようですが…今度じっくり調べてみます。詳しい方教えてくださ~い。


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スギの木のようす。分かりにくいですが、先端が少し赤く色を変え始めています。花粉症の方にとっては見たくない風景ですね。



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足元には、オオイヌノフグリでしょうか?一輪だけ咲いていました。他にも咲いているかと思い探しましたが、やはりこの一輪だけ。そう、春はもうすぐです。しかし春になるまでの寒い時期に観察できる生きものたちを、今はじっくり観察し伝えていきたいと思います。

「今」を楽しもう。

観察しませんか?「今」を

お待ちしています。


by isumi-sato | 2019-01-13 16:55 | センターこぼれ話

氷上のダンス


1月12日(土)、午前9時の気温5.4℃、今朝の最低気温0.8℃、曇。午前10時頃には冷たい雨が短時間降りました。その後も降ったりやんだりを繰り返す空模様。太陽も顔を出さず寒~い一日となりました。

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中庭のエノキの木を撮影。人間の体内で枝分かれした毛細血管のようです。


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チカラシバのようす。何とか穂をつけていますが、寒さに耐えて耐えて…疲れ切っているように見えます。


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畑の土のようす。今日は霜柱は観察できませんが、霜柱の痕跡だけが残っていました。


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寒さはこれからが本番ですが、ナバナが黄色く可憐に咲き始めました。生き物たちがいきいきと活動し始める春までのわずかな希望のようにも見えます。春よ早く来い。

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朝の万木堰のようす。中央部分が凍っているようです。よく見ると二匹の鳥が氷の上をちょこまかちょこまか動き回っていました。


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セグロセキレイのようです。脚をこまめに動かし一生懸命歩いています。水面にはその姿が鏡のように写っています。そのうち「ス~」とスケートのように滑り出すのではないかと見ていて、しばし楽しい時間が過ぎました。まさに氷上のダンスです。動画はこちら。日本の四季が作り出す偶然。自然って素晴らしい。そう思ってしまいます。

皆さんも見に来ませんか?

お待ちしています。


by isumi-sato | 2019-01-12 16:55 | センターこぼれ話

冬の樹木。その枝先

1月11日、晴れ。午前9時の気温は6.8℃、今朝の最低気温はマイナス2.7℃でした。


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朝の北側の空は、青空が澄み渡り、遠くの丘陵と空の境界は輝くように光ってみえました。



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一方、南の空には、丘陵と空の境界には高積雲、高い位置には層状に広がる巻層雲が広がっていましたが、日が昇るにつれて雲がなくなっていきました。




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きのうの朝、今朝と零下4℃台、零下2℃台と冷え込みました。当センター敷地中央を流れる万木堰からの排水路の水面にも薄く氷が張っています。




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その万木堰は、、、。というと、ほぼ全面に氷が張っていました。
今日は生きものの姿はほとんど見えませんでした。遠くからピリピリピリとカイツブリの声だけが響いてきます。
今日は昼を過ぎても水面は半分以上凍ったままでした。




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堰の近くの急な斜面に25年くらいして自生してできた林があります。今は千葉県夷隅において自然に生えてくる先駆植物の林になってきています。
そんな日が当たった冬の林の樹木を観察してみると、、。



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枝先にまるで根っこのような細いヒゲをぶら下げているように見える樹木があります。ヌルデです。



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つぶつぶの実をたくさんつけている樹木があります。この実にはロウ物質が多く含まれているといいます。冬場の鳥たちの胃袋を満たす食料にもなっている、ハゼノキです。




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枝先に赤紫色の丸い小さな実がポチポチついて見える樹があります。
この実はあまり鳥たちには食べられないようです。イヌビワです。




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丸くて少し堅そうなコマの形をした小さな実をたくさんつけている樹がありました。
四月下旬ころに白い花をたくさんつけていた、ウツギです。この実も鳥たちにはあまり人気はないようです。




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さらに青空をバックに、木のてっぺんを見てみると、葉の芽を準備しているようすがわかります。これは、コナラの樹の先です。




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また、冬場に上の方の枝先にいろいろぶら下げている樹も見えます。湿ったところに生えているハンノキです。先端の上方に雄花のあとが、その下に丸く雌花のあとの堅果が見えています。





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日当たりのよいところの葉っぱは、日に当たって寒い冬には明るく輝いてみえます。
常緑の葉っぱで輝いていて見えたのは、アカガシ。全縁で葉のフチにギザギザが見えません。葉の先の方がすっと細くなっています。




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目の高さに見えて、明るく輝いていた大きな葉は、、、。

高木ではありません。アオキでした。先端に蕾が待機中です。




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さらに斜面全体に生えて輝いていたのは、シダ植物たちです。





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歩いていると人の姿を見て、常緑の木の根元近くの枝の中に野鳥が逃げ込んでこちらをうかがっていました。枝のすきまからシロハラ君の姿を撮影できました。



冬の散策もいろいろ面白い発見があります。
ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2019-01-11 16:59 | しょくぶつ

冬本番

1月10日(木)、午前9時の気温2.6℃、晴れ、昨日吹き荒れた強風は今日はおさまりました。しかし、体の芯から冷える寒さの一日となりました。

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朝のようす。寒いのは嫌ですが、こんな風景を見ることが出来るのはとてもよいことですね。お昼のニュースを昼食時に見ていると「放射冷却の影響で各地冷え込みました。」と耳にしました。放射冷却とは「夜になって地面が熱の放射で冷たくなること。そのため地面に接している空気も冷やされて気温が下がる現象」なんだそうです。インターネットで調べたら載っていました。毎日勉強です。


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センターの軽トラのフロントガラスが凍っていました。よく見ると結晶が見えます。ずーっと観察していたいのですが、お仕事しなきゃ。


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どこもかも凍っています。


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百葉箱の中のデジタル温度計を見ると、今朝の最低気温マイナス4.1℃!!寒いわけです。


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器にためてある水も、このとおり形のまま凍っています。


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こんなに分厚く凍っています。つい最近までのブログには「暖かい冬だな~」なんて、のんきなことをかいていましたが、やはりちゃんと季節は廻ります。冬本番に突入です。


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畑では、ウメの花が数輪開花していました。去年のこの時期はもっと早く、そして多く咲いていたような気がしますが…。やはり自然です。通年通りにはいきません。でもそこが自然の良いところでしょうか?

冬本番。寒さの中生きものたちは懸命に生きています。

観察しに来ませんか?

お待ちしています。


by isumi-sato | 2019-01-10 16:55 | センターこぼれ話

冬の野鳥たち

1月8日、曇のち晴れ。午前9時の気温は1.2℃、今朝の最低気温はマイナス1.6℃でした。学校の冬休みも終わり、新学期がスタートしたようです。
冬らしくなりました。しかしすでに冬至を過ぎているため、夜明け、日の入りは少しずつ明るい時間が延びてきているように感じられます。


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堰の水面には、氷が張っています。今日は北側の半分が凍り、南側の半分には水面が広がっていました。北風の吹く方がよく冷えるためか、また水深の深さの影響もあるのでしょうか? でも午後には氷は融けて、いつもの水面になりました。



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正月も終わり。当センターではきのうの七日は休館日だったので、玄関のお飾り、門松を一日過ぎて今朝かたづけました。



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気温が低く冷え込んだ割には、小水路には氷はありませんでした。




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しばらく雨が降っていないせいでもあるのでしょうか?畑の霜は多く見られません。
朝の日陰部分にわずかにありました。2~4cmくらいの長さです。



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水鳥たちの姿は見えませんでしたが、さきほどの堰の氷の上にはちょこまかと動くものが見えました。



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セグロセキレイ(セキレイ科)です。ちょみまかと動いては、何かをついばみ、またちょこまかと動いてはを繰り返しています。







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氷の上にえさになる何かがあるのでしょうか?
ハムシか何か、小さな昆虫が氷の上に落ちているのでしょうか?




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林道の路肩の草地にもちょこまかと動く小鳥がいます。
この時期によく見られるアオジです(スズメ目ホオジロ科)。林の中から飛んできて地面を歩いてつついています。こちらは主に、イネ科植物の種などをついばんでいるようです。





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駐車場入口前のヤブの斜面の中にもなにやら動くものがいました。
しばらくじっとして、みていると、、、。






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ジョウビタキ(スズメ目ヒタキ科)です。メスのようです。
ジョウビタキは、人を恐れる様子はないようで、むしろ適度な距離を保ちつつ何をしているのか関心を持って人を観察しているように感じます。
つぶらな瞳がカワイイですね。




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そしてしばらくすると、別の野鳥が飛んできてヤブの枝にとまりました。






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アカハラでした(スズメ目ヒタキ科)。なかなか味のある顔つきをしています。





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当センター敷地北側に民有地の田んぼが広がっています。
その田んぼのまん中を通る電線、電柱がありますが、たまに野鳥が来て停まっていることがあります。カラスはいつもいますが、、、。




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きょうは、、。と、見てみると、、何かいましたよ。
まん中の杉木立、6、7本の手前の電線です。






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小さめの猛禽、ハトより少し大きいくらいの大きさ、ハヤブサ科のチョウゲンボウ (1/13訂正)
カラスくらいの大きさ、タカ科のノスリでした。
田んぼの中のネズミや他の鳥などをねらっているようです。



寒さ本番の季節になってきました。同時に日本に渡って冬を越す野鳥たちがたくさん観察できる季節です。双眼鏡などで鳥をのぞいてみてはいかがですか?



ご来館お待ちしております。

by isumi-sato | 2019-01-08 16:59 | いきもの