千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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夏日2日目。また草刈りです / オオヨシキリ


5月16日、快晴。午前9時の気温は24.4℃、今朝の最低気温は15.3℃でした。
最高気温は、26.2℃でした。きのうの27.9℃に引き続き、夏日になりました。
朝の湿度は61%。南寄りの乾いた風が1日中吹いています。外の日陰にいれば暑さも気持ち良いくらいです。


夏日の暑い日を選んだわけではないのですが、きのうに続いて2日続いて夏日の草刈り作業になりました。
乾いた風といっても、草刈り作業をおこなえば、体が暑さになれていないこともあって十分汗をかき、疲れもします。ただ、かいた汗が風によってすぐに乾いてくれるので、大助かりです。
今日は湿性生態園の草刈りです。


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湿性生態園最奥部、4月にシャクが咲いて群落を見せてくれたところでは、オギ、セイタカアワダチソウなどが伸びてきています。




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草刈り後です。




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湿性生態園のデッキ両側に主にオギが伸びてきています。また水路沿いでは、マコモが大きくなっています。



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休憩時間に林道沿いに実をつけているモミジイチゴをつまんで元気を出しました。
ケムシがついていました。ルリタテハの幼虫でしょうか。




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デッキ沿いに観察できる植物を適宜残し、草地の中に島状にオギを少し残しています。



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水路沿いは、マコモが全面にはびこると水が流れにくくなり、見通しも悪くなります。マコモを水路際に残しつつ、刈り込んでいきました。





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5月11日からオオヨシキリがやってきて、ヨシハラや樹木の枝で鳴き始めました。
ギョギョシ、ギョギョシ、ケシケシケシケシ、、。ほぼ平年並みです。生物の暦は大したものです。
当センターのヨシハラは十分広くはないため、最近では近くの樹木の枝にとまって
も鳴いています。慣れないと、なかなか見つかりませんが、、。




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オニグルミの枝で鳴いていました。手前にヨシが風に揺れています。わかるでしょうか?




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さらにズームアップ。
口を大きく開けて、のどの筋肉のたくましいようすがわかります。
オオヨシキリは夏の間鳴き続けています。
ご来館の折には、鳴いている姿をみつけることにチャレンジしてみてください。
双眼鏡を無料で貸出ししています。



by isumi-sato | 2018-05-16 17:27 | センターこぼれ話

頭を空っぽにして

5月15日(火)、午前9時の気温24.7℃、昨日の最高気温25.8℃、晴れ。今日の最高気温なんと27.9℃、(14時から15時の間のようです。)夏日を更新しました。陽射しも肌に刺さるように感じます。でもまだまだ甘~い。夏に向かってどんどん暑くなってきますから。
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ネムノキの様子。葉がさらに増え、夏の雰囲気バッチリです。


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そんな暑い日でしたが、今日は職員三人がかりで、ハス田と田んぼ脇の水路のヨシ抜きを行いました。まだ体が暑さになれていないので心配です。無理しないように作業を進めました。


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ヨシを抜く前の様子。水路が見えないほどです。このまま放っておくと、ヨシが茂ってしまい水路の流れが停滞してしまいます。この時期にヨシ抜きを行います。

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ヨシを抜いた後の様子。水路も見えるようになりました。でもすべて抜きません。水路の生きものの隠れ場所となるようあえて残します。


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おや?センターで絵画をされる方々。いすみ市の岬町を拠点に活動されている方々です。「里山の風景を描きに来ました。」とのこと。センターを周辺を描いてくれるなんて嬉しいですね。「絵画はいいですよ。絵をかくことに集中して頭が空っぽになりますしね。」頭を空っぽに…よい響きです。最近は毎日時間に追われて頭を空っぽにできないなー。これからもセンターを利用してくださいね。


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駐車場でも…
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ハス田の風景も描いてくれています。描く道具は、水彩絵の具、クレヨン、色鉛筆、油絵の具などさまざま。さすがに作品を撮影させていただくのは失礼なので遠目から撮影させていただきました。7月10日(火)~22日(日)には「ハスの鑑賞週間」が始まります。ぜひセンターのハスの花を描きに来てくださいね。


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湿生生態園へ続く林道では、トベラの花が満開となっています。この花も夏を連想させる花ですね。良い香りがしますよ。トベラは海岸付近に多く見られますが、庭木として植えられるほか乾燥に強いことから公園樹や道路の緑化帯などにも利用されるそうです。(よくわかる樹木大図鑑/永岡書店より)


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12日にもブログでご紹介したセンダンの花。つぼみの様子をお伝えしましたが、今日は見事に開花しておりました。アオスジアゲハが2頭ひらひらと花の周りを飛び回っています。

この時期は観察する度、さまざまな生きものが姿を現します。

皆さんもどうぞセンターへ遊びに来た際は、ぜひ頭を空っぽにして楽しんでいってくださいね。


by isumi-sato | 2018-05-15 17:25 | センターこぼれ話

田んぼの準備を始めました!

3月13日、快晴。午前九時の気温は12.2℃、今朝の最低気温は2.2℃でした。
今日は朝から暖かい日差しと暖かい風が吹いて、いよいよ春らしくなりました。
昼間の最高気温は、17.9℃となりました。



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ポカポカ陽気です。ハクモクレンの花が、いよいよ開き始めます。
ハクモクレンの蕾が膨らんで、一部先が白くなっています。





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今日は朝から田んぼの準備に取りかかっています。





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三枚ある一番上部に位置する田んぼでは、まず畦シートをクロに差し込んでいます。





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3月6日にニホンアマガエルの鳴き声が初めて聞こえてきました。文字通り啓蟄のあと、少しずつ冬眠から目覚めているようです。
今朝も複数のニホンアマガエルたちの声がそこここから聞こえてきます。
建物軒下のプランターの中に一匹発見。薄いあずき色のような色をしていました。








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昆虫広場の草も、枯草の下で少しずつ葉を伸ばしている感があります。
その刈った草の中に、薄--い緑色のニホンアマガエルがいました。
ニホンアマガエルはバックの色に合わせて、体色をミドリからつちいろに変化させて
身を守っています。


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そんな中、田植えの準備が始まりました。

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まずは田んぼを耕します。冬場に荒起しを行いました。
今日は土を軟らかく砕き水と混ぜる、代かき―その1です。

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おーっと!ニホンアカガエルを発見です。卵を産み終えて、もう一度寝る春眠の最中でしょうか。

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たたき起こされて不機嫌なのでしょう…作業員をにらんでします。ごめんね。



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畦では、別の作業がすすめられています。




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水が漏れないようにする、大切な作業です。これが重労働なんですよ… 「あ~、腰が痛い。」
クロキリのあと、泥を寄せるクロヨセという作業です。




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そのあと、クロのてっぺんに泥を塗るクロヌリをしていきます。
ビフォーアフター!きれいな畦に生まれ変わっていますね~。今年も、おいしいお米がとれますように♪


ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-03-13 17:26 | 田んぼ

センターの畑

2月17日午前9時の気温は7.2℃で晴、日差しに春が感じられるようになり、午後2時の気温は13.5℃でした。

センターの畑では、春植え野菜の第一号としてジャガイモの植え付けを行いました。
今年の品種はキタアカリとアンデスレッドとしました。種イモは、大きいものは芽の数が均等になるように切断し、小さいイモは切らずにそのまま植え付けしました。

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写真左がキタアカリで右がアンデスレッドです。

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切断した種イモは、植え付け後の腐敗を防ぐ効果があるとされている「草木灰」をまぶし、日の当たる場所で2時間ほど乾燥させました。

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10日ほど前に元肥(完熟豚フン)と苦土石灰を施した畑に、深さ10㎝程の植え溝を掘りました。

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種イモは植え溝に株間30cmで、雨水などの影響を防ぐため切断面を下に向けて植え付け、覆土して完了です。

今後の管理は、芽が伸びて10㎝ぐらいになったら、1つの種イモから出ている数本の芽を1~2本に芽かきを行います。芽かきをしないと数多く収穫できますが、一つ一つの実が小さくなってしまいます。1~2本にするのが大きなジャガイモを収穫するコツとなります。
また、芽かきと同時に追肥と土寄せを行います。さらに、20~30日後に2回めの追肥と土寄せを行います。土寄せが不十分だと、イモに日光が当たり皮の緑化の原因になります。また、土寄せは、地温・水分を調節して生育を促す重要な作業です。

ジャガイモの収穫のタイミングは花が咲き終わり葉や茎が黄ばみだしたころになります。
順調に生育すれば、6月中旬には収穫を迎えます。 

新ジャガをお楽しみに………。
by isumi-sato | 2018-02-17 16:15 |

草刈り、砂利運び、枝切り、植付け、、。


2月16日(金)曇り。午前九時の気温は5.7℃、今朝の最低気温は2.6℃、昨日の最高気温は14.1℃でした。昨日はぬるい風が吹いて暖かかったなぁ。



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曇空には、猛禽が舞っていました。今日の鳥は、トビでした。




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今日は朝から4人がかりで建屋南側に広がる昆虫広場の草刈りです。
刈るのは主にススキ、オギです。春の芽吹きですぐ再生されるので、ある程度は思い切って刈り取りをします。でも冬ごもりしている生き物もいるだろうから、逃避先も確保するため刈り残しも作ります。
大きく三つのゾーンを残し、景観に配慮して数カ所の小さなススキの株を残すという、色々考えながらの草刈りです。





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昆虫広場の奥半分がかなりすっきりしました。





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玉砂利をトラック一杯購入しました。
使い道は、デイキャンプ場洗い場の足元と建屋軒下の雨だれ落ちの溝です。





建築から20年以上経過し、最初はどこまであったのか?
屋根から落ちてきた雨水をうけるぺブルサイズの砂利を入れてある雨水排水路。
子供たちが砂利を蹴飛ばしてまき散らし、ずいぶんと減っていました。そこでついに補充することにしました。
また子供たちに蹴りだされるであろうことは覚悟しながら・・



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手前の方はまだ砂利を補充していない部分、奥の方は補充した部分です。


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きれいに補充しました。
でも小さなこどもにとっては、玉砂利の足ざわりとけり出す感触、楽しいのですね。
いつまでもつでしょうか、ちょっと心配。蹴りださないでの。






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昆虫広場の奥半分は、きれいにオギ、ススキの刈取りをしました。
見通しがよくなって、午後に見ていると地面と枝を行ったり来たりしている野鳥が見られます。


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コブシの枝につがいになったモズたちがとまっていました。右下と左上です。
刈りはらわれた後の草地には、いろいろな食べ物が見つけやすかったようです。





先日の雪の影響で池のほとりのスダジイの枝が折れて垂れ下がっていました。
今日はその処理を行いました。はしごに上って高い場所の折れた枝を切りました。
一本の樹木に3カ所ほど折れた場所がありました。
作業中は写真撮影ができませんでした。


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片付ける枝を集めてみると、軽トラックにあふれるほどの量でした。
空中にある枝を地面に下してみると、そのボリュームの多さに驚かされます。




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カキノキの苗を植えました。植穴を大きくとって、土、堆肥、炭などを十分に入れました。




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根元にワラまで敷き込んで、大切に植えつけています。
ディキャンプ場にある一本のカキノキの実のつきがよくないので、この植えた樹が早く大きくなっておいしい実ができることを願います。



もう少しで温かくなります。ご来館お待ちしております。





by isumi-sato | 2018-02-16 17:30 | 作業風景

米作り7・わらづと納豆を作ろう


1月20日、雨。午前九時の気温は6.0℃、今朝の最低気温は5.4℃でした。
今日は大寒。1年で最も寒さが厳しい季節だといいます。ニホンアカガエルの産卵もそろそろ始まるといいます。センター最寄りの水路止水域には、まだ卵は見受けられませんでした。
天気予報では今日は曇りのち晴れでしたが、いすみでは朝から雨が降っています。


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朝の雨雲を見ると、外房地域に南北に長い雨雲がかかっています。



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予報では昼前から晴れでしたが、昼を過ぎても小雨で雨雲がいすみ近辺を離れていきませんでした。2時過ぎころには雨があがりました。


年末の12月26日、1月6日、18日と、紅梅が開花しているようすをブログに取り上げています。
白梅の花は12月20日に隣地で、センター敷地では1月10日に一輪開花していました。



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平安のころ昔の日本では、花見といえばウメの花でした。、
そろそろたくさん咲き始めていないかどうかと畑にある白梅を観察しました。
つぼみがたくさん膨らんできています。




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よく見てさがしていると、一輪だけ開花した白い梅の花を見つけることができました。


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本日はセンター行事「米作り7・わらづと納豆を作ろう」を開催しました。

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講師より使用する材料や,納豆菌の発酵の条件などの説明を行いました。大豆及び藁は無農薬栽培で藁は古代米の「赤米」という品種です。

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参加者がわらづとを作成する前に、講師が作り方の実演を行いました。

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わらづと作成で例年男結びに苦労するため、はじめに男結びの練習を行いました。男結びは縄を無駄なく使う事ができ、見た目も綺麗で庭仕事をはじめ 新聞を結んだりする時にも役立ちます。

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男結びの練習の成果でしょうか、殆どの人がスムーズに作り終えました。

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一昼夜水に侵した大豆を圧力釜で、約1時間蒸らし柔らかくします。その後に、藁の袴(納豆菌がついている)を熱湯で滅菌し、大豆とよく撹拌し納豆菌を植え付けます。なお、納豆菌は熱に強く、他の雑菌は滅菌されます。

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わらづとに大豆を入れる前に、わらづとを熱湯消毒します。わらづとに納豆を入れてわらづとを閉じれば完成です。納豆菌の発酵最適温度は40度ぐらいなので、使い捨てカイロを用い新聞紙やタオルで包み温度を維持します。この状態で24時間程度発酵させます。24時間~30時間後に試食してみて納豆特有のネバネバができていたら食べごろです。


参加者の皆様、明日が楽しみですね…………。
昔の納豆本来の味が味わえるでしょうか?




by isumi-sato | 2018-01-20 16:35 | 行事報告

やれやれ、です

12月8日(金)今朝の最低気温は0.5℃、9時の気温は3.9℃でした。
13時を回ったころから小雨も降りだしました。夜半には雪が降るかも、といった予報も出ています。

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朝、センター南側の雑木林方向のようすです。
落葉樹は葉もかなり落ち、ススキやオギの穂もほとんど散ってしまいました。
いよいよ冬景色に向かっています。空もどんより曇って、寒々しい感じですね。


さて、今日は日本における太平洋戦争(≒WW2)の開戦日ですね。
特段の関連はないのですが、センターでも戦争になりつつあります。
相手は・・・

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もうお分かりですね。イノちゃんです。水路脇を荒らしています。
先日も荒らされ、砂を撒いて整地したばかりだというのに・・・


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掘りなおした溝も見事に壊されました。


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立派な足跡。足跡から察するに1頭のようです。
先日はセンター東側にお住まいのご近所さんが、「センター東側の斜面を降りてきた7頭子連が、水路を飛び越えおたくの雑木林方向に歩いて行ったよ」と。
あらら・・そんなに。


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もう一度溝を掘りなおし、砂を撒いて整地しなおしました。
こんな作業をくりかえしてばかりいると、ほかの作業予定にも影響が及んできます。
かといって放置しておくわけにもいかず、頭の痛い問題です。頻繁になればなるほど「戦争状態」というわけです。

でも、なぜラッセル痕が残るのでしょう。
よく聞くのは「ミミズを食べるために掘り返している」ということ。
ネットで検索すると、やはりミミズを食している、と書かれています。
一方、井上雅央氏の著書「女性がやればずんずん進む決定版!獣害対策」では、単に遊んでいるだけ、イノシシはミミズを食べない、ということが書かれています。
ほかにもネットで、イノシシにエサとしてミミズを与えてもほとんど食べない、という主旨が書かれているサイトもありました。

イノシシは雑食性。ヨシやハスの地下茎のほか、ヘビも食べている可能性があります。
地元の農家のお話では、「畔にマムシが顔を出していたので驚いたが、よく見ると頭だけで胴体がなかった。イノシシが食ったんだろう」という話を何回か聞きました。ほかにも、最近イノシシが多く出るようになってマムシが減った、という話を何年も前に聞いた記憶があります。

雑食性は確かでしょうが、あのラッセルは地下茎を食べているのか、ミミズを食べているのか・・・??カメラトラップを仕掛けてもそこまではわからず、最近ではそのカメラも全滅。ぜひ確かめてみたいですね。

しかし、今年は今までになく秋からの活動が活発です。要は個体数が増えたのと、山にエサがない、ということでしょう。
なぜ増えるのか。イノシシの天敵がいないからでしょうね。個体数を調整する役目を持つ狩猟者が減少しているためでしょう。ジビエ料理がもてはやされても、供給が追い付かない。
その昔は食物連鎖で肉食の大型獣(たとえばオオカミ)が調整役だったのでしょうが、それを望むのは現代では厳しいか。


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上の図は環境省の「全国のニホンジカ及びイノシシの生息分布拡大状況調査」(2014年3月報道発表資料)にあった図です。2007年には「動物分類群別 分布図 - 生物多様性センター」にも分布図がありますので比較してみてください。
増えていることがよくわかります。

人と野生動物との共存、難しい問題ですがその方法の答えを出さなければいけないのだ、と感じるこの頃です。



一方、整地が終わったあとは工作です。
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竹を使って何をしているのでしょうか?


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答え。ちょっとした棚ですね。
以前作成してあったものが、グラグラになったので足を付け替えました。

ちょっとした道具や柄物の整理、それに濡れた長靴などを干すときなどにも利用しています。
天気が悪い日は、こんなこともしているのですよ。


イノシのラッセル痕、園内にはあちこちで観察できますよ。どんなものか見てみたい方はぜひおいでください。


by isumi-sato | 2017-12-08 16:51 | いきもの

秋深まり、葉の色も、、、


11月12日、快晴。午前九時の気温は12.2℃、今朝の最低気温は5.1℃でした。


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山にはさまれた位置にある当センターは、冬が近づくと午後には日ざしが早くかげるようになります。万木堰対岸の北向き樹林も3時半をまわるとスギの上のほうだけ日が当たっています。足元のアカメガシワがさらに黄色くなって葉を落としています。



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これは何でしょう?



キイロスズメバチの巣の表面です。




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先日寄贈されたハチの巣を今日は梁からつりさげて、展示設置しました。




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雨で遅れていた畑の作業が進んでいます。
タマネギの苗を植えました。右のもみ殻の下には、ソラマメが植えてあります。



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雑木林の北向き斜面のエノキの下の落葉を飛散から守るために低いネットをまわしてみました。エノキ3本だけですが、エノキを食草にするチョウの幼虫を守り、観察しやすくできないか試してみます。。主にはゴマダラチョウの幼虫ねらいですが、オオムラサキも、、? さてどうなりますか。



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昆虫広場のオギの葉にとまって体を温めているトンボがいました。アキアカネのように見えましたが、羽を下げていてはっきりとは確認できませんでした。
越冬しないトンボも姿はもう見納めが近づいてきています。



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朝の冷え込みでコナラの葉色もこんなに赤いものがありました。




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湿性生態園では2年前に倒れたマルバヤナギの根っこに樹木がはえてきています。
その幼木も葉の色を赤く変えてきました。
ヌルデのようです。根についた土にセイタカアワダチソウもはえてきています。
ヤナギの枝は倒れた幹から垂直に生えてきています。なかなかの生命力です。




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湿性生態園最奥部の生えている樹木も黄葉しています。アカメガシワです。





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林道沿いでは、黄色い葉が目につきました。写真はクワの葉でした。
秋も深まり、いすみでの紅葉黄葉観察もなかなか味わいがあります。
ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2017-11-12 17:36 | センターこぼれ話

予報はずれの小雨 / 都会の小学校の来訪


10月25日、小雨。午前九時の気温は13.6℃、今朝の最低気温は12.1℃でした。
日中も気温は上がらず、北寄りの風が吹いて肌寒い一日となりました。




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台風の通過後と一日前の予報では、長雨のあと、晴れと曇りが続くといっていました。ところが、、、。
きのうの午後から、小雨が昼くらいから降る予報となり、今日は終日小雨しとしとの一日となってしまいました。雨量計は、反応しないくらいで午前中だけ2mmの降水を記録しました。再び、太陽と青空が恋しくなりました。




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都会の小学校から、4年生が自然体験に来館されました。
マップを持って屋外を歩いて問題を解く自然探検ゲームの用意をしていましたが、
残念ながら、ほとんど屋内での活動となりました。




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ひとつは竹細工、空気鉄砲つくりを行いました。



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4年生でもノコギリを使うことは、少ない体験のようです。




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4年生くらいになると濡らした新聞紙の弾作りと玉コメがみなさん上手です。ポンポンとよい音を鳴らして、竹鉄砲を飛ばすことができました。




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もう一つは、館内の展示物の説明と生きもののビデオ観賞です。
ジオラマ模型で、房総半島やいすみ周辺の丘陵や河川などの地形、土地利用、田んぼに使う堰などについて説明を受けました。



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飼育展示している水槽の生きもの、特に天然記念物のミヤコタナゴの特徴、はく製の動物たちの特徴、ホタルの生活史などについても説明を受けました。
その後、図書室で水辺の生きものとして、アメンボ、トンボ、ホタルなどの生活についてのビデオを見ました。





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残りの時間で自由に見学。人によっては建物近くで野生動物の痕跡などを見られたでしょうか。

あいにくの雨模様の空でした。青空の時にまたぜひご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2017-10-25 17:08 | グループ・学校利用

嵐の前なのに・・・

10月22日(日)、午前9時の気温は19.4℃、天気は雨。今朝の最低気温は17.8℃と、暖かな朝を迎えました。
今日は衆議院選挙の投票日。皆さんは投票に行かれましたか。
今日出勤の職員は全員、期日前投票を済ませていました。まあ、天気を気にした部分もありますけれど。

天気といえば雨。13日から雨もようの天気が続いています。18日はいったん晴れてほっとしたものですが、その後も雨でイモ堀り行事は中止に追い込まれました。
13日からの累積降水量は今朝9時までに、センターの観測で188ミリに達しています。


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雨の日の作業はいろいろありますが、そのうちの一つが小学校が工作で来た時に使う材料の準備です。
これはいわゆる竹鉄砲。
細い竹の先端にぬらした紙の弾を詰め、反対側から細い竹を差し込み筒内の空気を圧縮させて紙を押し出す空気鉄砲です。
子供たちは理科の授業で空気の圧縮を学んでいる(あるいは学ぶ予定な)ので、ちょうどよい実験になるようですね。
意外と人気のアクティビティの一つです。
でも、材料準備には結構手間がかかるんですよ。


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朝からの雨は止むことを知らないようですね。雨水排水側溝があふれそうになることもしばしば。
前回みたいなことにならなければいいのですが・・・・とても心配です。
だって、明日の月曜は休館日なので手薄。だれか点検に来ないと・・・

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あいかわらず屋根に強く雨が跳ね返っています。屋根の上が水しぶきで白くかすんでいます。
屋根から落ちる水も相変わらず、勢いよく落ちてきます。

ところで、皆さんはちょっと先の天気をどこでチェックしていますか。
tenki.jp の10日間予報は便利です。でも、ビジュアルで見たいと思うこと、ありますよね。

センターでは Windy.com というサイトを使うことが増えています。まあ、それなりに理由があるのですが。
一応、日本語でみられますが、予測モデルはヨーロッパと北米で計算しているので、計算範囲とか、更新頻度とか、分解能とか、まあいろいろ制約はありますので、その点はご了承を。



と、こんなことを書いていたら雨が小降りになったので巡視に出かけました。

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意外と水路の水が増えています。朝見たときはもう少し少なかったのですが・・
写真左がモチを植えた田んぼ。そこから水があふれ水路に流れ込んでいます。畔を乗り越えました。



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水路にかかる橋。
作業小屋から田んぼ方面に向かう通路、写真左側に見える水路にかけてありました。
前回の大雨では流されませんでしたが、今回は持ちこたえることができませんでした。
多分、本流水路にかかる橋に引っ掛かり、かつ流されないようにワイヤーでアンカーを取ってあるので、流されずにいるものかと。
でも、これ以上水流が激しくなると・・・・


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デイキャンプ場方面から作業小屋の前を流れる水路(先ほどの橋が流された水路)に、ものすごい勢いで水が流れ込んでいます。
水位が上がり、一番南側の田んぼにも水が流入中。
ここでも、水が畔を乗り越えるのは時間の問題かな。


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で、堰はどうかと見に行くと・・・・
余水吐きのトンネルが見えず、なんと堰の上端から越流してました。ここは舗装してあるので土が流されることはないのですが、手前は土堰堤。
あと10㎝くらいですか。
これ以上降ると、心配ですね。
さらに100㎜とか言っているので、ちょとどころではないかもしれません。


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そのまま湿性生態園へ。
なんと木製デッキが水没。まずい、と思い下へ降りると、階段下の擬木がみんな浮き上がっていました。
危うく転ぶところ。その時点で水深が15㎝はあったので先へ進むにな胴長が必要と判断してバックしました。

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湿性生態園は池でした。
手前に階段が見えますが、その延長に木製の遊歩道デッキがあります。完全に水没。
ここまでになったのは記憶がありません。

この雨は20日の18時くらいから断続的に降り始めたもの。秋雨前線でしょう。
20日から今日16時までの累積降水量は169mmでした。まだ時間をかけて降ったのでこの程度で済んでいるのでしょうね。
似たような量が短時間で降ると・・

月曜日の点検、さてどうなるか。

皆さんもきおつけてください。


by isumi-sato | 2017-10-22 16:40 | センターこぼれ話