千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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根気強さが大事です/ 自然観察

5月25日(金)、午前9時の気温24.6℃、今朝の最低気温14.5℃、晴れ。朝から強い陽射しが照り付けました。今日も校外学習日和です。センターでは校外学習の受け入れが現在ピークを迎えています。今日も朝9:30~14:30まで近隣の小学二年生が校外学習としてセンターを訪れました。ザリガニ釣り、自然観察(植物班)、自然観察(生きもの班)に分かれての学習です。


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まずはザリガニ釣りの様子。やったー晴れた!ザリガニ釣りだーといわんばかりの表情の児童たち。ザリガニ釣りの前にはアメリカザリガニについてのお話をしました。アメリカザリガニってウシガエルと共にウシガエルのエサとして日本に持ち込まれたって知ってた?

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ザリガニ釣りについての諸注意(竿を他人に当たらないように立てて持つ、ふざけない、走らないなど)を伝えて、さあザリガニ釣り開始。二人ペアになってのザリガニ釣りですが…見てください。このチームワーク。一人が吊り上げもう一人がバケツをもってスタンバイ。ここまで一生懸命にザリガニ釣りをしてくれたお友達は初めてです。

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捕まえた後はザリガニを観察してから水路へ逃がします。オスとメスの見分け方の一つを解説しました。ザリガニの腹面を見てもらいます。オスは腹肢が変化し前方に伸びた交接器がありますがメスにはありません。その代わりメスには卵を抱えるため、交接器より小さい腹肢が多くあるのが特長です。オスとメスの腹面の違いが分かりやすく写されたA3パウチの写真を見せて解説しました。みんなの釣ったザリガニはオスだった?メスだった?





植物(やいきものを主なテーマにした)班では、
ジオラマ模型のまわりでセンターの位置や周辺の地形、丘陵、田んぼ、まち、夷隅川、海の位置などを俯瞰しました。
次にホタルの展示模型を使って、今光り始めているゲンジホタルの観察と解説です。
光る模型を見てオスとメスの違いを発見しました。

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いよいよ外に出て、次々と移動しながら自然観察です。玄関前ハクモクレンの花のあとや葉っぱを観察した後、耳を澄まして聞こえてくる野鳥の鳴き声の種類を数えてみました。その中でもアシハラの方から最も大きな声で長く鳴いている野鳥をみつけてみました。「ギョギョシ、ギョギョシ、ケシケシケシケシ、、」みなさんオオヨシキリの姿を見つけることができました。
ハス田に行ってハスの葉を観察。食材になるレンコンも思い出しました。そこにいる生きものたちも観察しました。



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田んぼにいってイネを観察しつつ、田んぼにいる生きものをさがしました。
イネの根元をよく見ると、、。今はヤゴが羽化する季節です。はじめは見つかりませんでしたが、



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たくさんのイトトンボが羽化していてイネの根元にぶら下がっている姿を見つけることができました。羽化したばかりのイトトンボ(オオアオイトトンボ)たちは近くの樹木や人間の体にも停まってきます。田んぼにいるまだ尾のついたカエル、ドショウ、アメンボ、クモ、小さな巻貝なども見つけました。



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ディキャンプ場では、今盛んに花を咲かせている樹木を観察しました。秋に実のなる木、食べたことがある実は何でしょう? 足元を見て古い落ちた実のイガイガのようすからクリの木とわかりました。雄花のようすやそこに集まる昆虫たちも観察できました。
すぐ隣にも秋に実のなる木がありました。花のあとに実が生長を始めているようすも観察しました。カキノキです。

ホタルの水路では、ホタルの生息環境や水路の中にいるホタルのエサとなるカワニナを観察しました。
さらに雑木林では、コナラ、クヌギ、クリなど代表的に樹木を観察しました。
あっという間の1時間が過ぎました。



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自然観察(生きもの班)では昆虫採集にも挑戦しました。「つかまえたー」元気な声が響きます。



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でも上手な子もいます。手慣れた手つきで、次々ゲッツ!



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バッタやチョウ、テントウムシなど、たくさんの昆虫を捕まえて観察しました。
(※職員と一緒の観察会以外での昆虫採集は禁止されています。ご注意ください。)



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今日は毎年利用されているグループでこの時期に寄せ植えを作っている方々も、来館して活動されました。
涼しげな作品にうっとり。
皆様もぜひ、遊びに来てくださいね~


by isumi-sato | 2018-05-25 17:35 | グループ・学校利用

雨でもへっちゃら

5月23日(水)、午前9時の気温20.4℃、今朝の最低気温12.6℃、曇のち雨。雲の多い朝を迎えました。出勤時間時にはグレーのどんよりした厚い雲が空を覆い、9時半ごろには「ポツン、ポツン」と雨。まいったな~。

何でまいったかというと…今日は近隣の小学生47人の児童さんがセンターで校外学習です。自然観察や、ザリガニ釣りなど屋外の学習があるからです。雨プログラムも小学校の先生方は考えてくださったのですが、晴れプログラムを決行。雨がひどくならないと良いのですが…。自然観察、ザリガニ釣り、竹とんぼ作りを三班に分かれて学習します。
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自然観察の様子。まずは館内からスタート。衛星写真でセンターの位置、学校の位置を確認。センターのジオラマを使って丘陵、田んぼのひろがっているようす、夷隅川の蛇行しているようすを解説。さらにイスミスズカケの観察。2009年に発見された新種そして地域固有種であることを説明しました。その後は外を歩いて水路の生きものの観察。メダカ、ドジョウ、アメンボ、カエル、クモ、トンボなどを観察。植物ではキツネノボタン、キショウブ、マルバヤナギ、ハコネウツギなどを見ました。ハコネウツギの花の色は2色だけど、どうしてそうなったー? 雑木林ではコナラ、クヌギ、クリそれぞれの特徴を見つけてみました。


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畑では、ダイコン(白い花と実)、電気柵の話、サトイモの葉、ワタの実、ナノハナ、ナス、ミニトマト、ソラマメ、インゲン、ジャガイモの花、コムギの茶色い実などを観察。堰では水面を眺め野鳥を探しました。水路を見ながらホタルの成虫と幼虫の姿を紹介。最後は今大声でしきりに鳴いているオオヨシキリの姿を見つけます。見つけられたかな?


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こちらは竹とんぼ作りの様子。みんな仲良く机に並んで、竹とんぼの羽の部分にヤスリをかけています。ヤスリをかけることなんてめったにないもんね。上手にできたかな?そのほかには器械で竹を削ったり、アルコールランプで羽の分部に熱を加えてひねりを入れたりと、みんなやったことないことでも一生懸命。


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出来上がったら早速飛ばしました。飛ばし方も上手です。名前を書いてマイ竹とんぼの出来上がり。



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最後はザリガニ釣りのようす。せっかくザリガニを釣るのですから問題です。「なぜアメリカザリガニは日本にいるの?」と質問しました。「アメリカから渡ってきた」「保護するために日本に持ってきた」んー。「食べるために持ってきた」近づいてきました。「ウシガエルのエサにするために日本に持ちこまれたんですよ」と伝えると…「知らなかった、そうだったんだー」身近な生きものですが、そんな歴史があったなんてびっくりだよね。釣り方のコツ、注意事項を伝えいざザリガニ釣りです。釣り糸を垂らし早速「釣れない-」「全然いない」そんなことをいうのはまだ早い。結局ザリガニ釣りは「根気」ですよ。


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釣ったら早速観察です。オスとメスの腹部の違いをA3に拡大した写真を見せて解説。「オスだった」「メスしかいない-」みんな覚えたかな?

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午後からのザリガニ釣り班の様子。雨脚が強くなりました。「みんな雨が降っているけど大丈夫?」「やる、絶対にやる」雨が降っていてもへっちゃらです。楽しみにしてたもんね。雨の中でも集中してザリガニ釣りが出来ました。みんな風邪ひかないでね。


楽しく学習できましたか?今度はお父さんお母さんと一緒に遊びに来てね。

お待ちしています。


by isumi-sato | 2018-05-23 17:25 | センターこぼれ話

小さなお客さん

5月22日(水)、午前9時の気温22.6℃、今朝の最低気温12.0℃、快晴。すがすがしい青空が広がりました。心地よい太陽の光が降り注ぎ、さわやかな朝を迎えました。


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今日はかわいいお客様が、バス3台でセンターへ遊びに来てくれました。とてもたくさんのお客様の声で一気にセンターがにぎやかになりました。


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こちらは年長さんのグループ。年長さんは職員と一緒に自然観察です。隣のお友達と手をつないで仲良く歩いてくれました。なにか発見できるかな?



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まずはハス田を歩きます。まず目に飛び込んできたのはオニグルミのメバナの様子。長く垂れ下がっていたオバナは少なくなり。今度は果実となるメバナがぷっくりと膨らんできました。オニグルミを観察した後はハス田の木製デッキを歩いてハスの葉の観察。茎を伸ばした大きなハスの葉の上にたまった水たまり。葉を手で動かすと水滴のダンスが観察できます。「すごーいクルクル回ってるー」


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今度は田んぼで観察。「アメンボがいるー」「オタマジャクシ-」「しっぽの生えたカエルだー」「トンボもとんでる」様々な声が聞こえます。近くで田んぼを観察することも少ないと思います。今日はじっくり観察です。


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デイキャンプ場へ移動してクリの木の観察です。ヒョロヒョロ伸びたオバナをよく見ると…



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おおー咲いています。まだあの独特な臭いはしませんけど…。


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こちらは年中・年少さんチーム。保育園の先生方と一緒にセンターの外でお散歩です。水路でメダカをみたり、館内のはく製をみたり。楽しんでいただけましたでしょうか?



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「この白い花なーに」。ドクダミがだいぶ増えました。白い花びらのようなものはじつは葉が変化したもの。花の中央部の柱の分部に花が集まって咲いており、葉が花びらの代わりをして昆虫を引き寄せます。


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グループごとに館内も見学。ジオラマを見ながら、僕のうちはこのへん、先生のうちはここにはないのよ、などの声が聞こえてきます。



今日来てくれたかわいいお客様。自分だけの発見はありましたか?
今日は駆け足での見学でした。今度はお父さんお母さんと一緒に遊びに来てくださいね。

お待ちしています。

by isumi-sato | 2018-05-22 17:25 | グループ・学校利用

興味をもって学びましょう。

5月18日(金)、午前9時の気温21.9℃、今朝の最低気温17.9℃、晴れ。雲が多くなったり、陽射しが急に強くなったりと、雨は降らなかったものの変わりやすい天気の一日となりました。

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今日は、近隣の小学3年生の児童73人がセンターへ校外学習へ来てくれました。センター到着時間はほぼ予定通り。センター入り口前であいさつです。「センターへ来たことのある人?」の質問に全員挙手。去年2年生だった時にも校外学習に来てくれましたよね。覚えていてくれたかな?今日は三班に分かれてザリガニ釣り、自然体験、農機具体験を行います。



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まずはザリガニ釣りの様子。アメリカザリガニを釣るのですから、アメリカザリガニの事を知ってもらおうと少々の解説。「アメリカザリガニはある生きもののエサとするため日本へ持ち込まれました。さてなんのエサでしょう」知っているお友達はいませんでした。「ウシガエルのエサとして持ち込まれたんですよ。」というとみんなびっくり。ウシガエルも食用として日本に持ち込まれましたが定着せず。野に放たれて増えてしまいました。ザリガニは在来の生きものや水草、あらゆるものを食べてしまう雑食の生きものということや、田んぼの稲を切ってしまったり、田んぼに穴をあけて水を抜いてしまったり悪さをします。これ以上被害を増やさないためにはアメリカザリガニを家庭や学校で気軽に飼育せず、軽い気持ちで野外に逃がさないでくださいねと伝えました。皆さんお願いしますね。



竿の持ち方、ザリガニの釣り方など質問を交えながら注意事項を伝え、いざざりがに釣りへ。みんなニコニコ。たくさん釣れるかな?
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釣った後は、オスメスの区別の仕方の一つ。オスは腹肢が変化し伸びてい交接器がありますが、メスにはない。メスには卵を抱えるための腹肢が多くあります。大喜びでザリガニをつかむお友達や、「こわくてつかめない―」というお友達もいました。


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こちらは農機具体験の様子。体験したのは、脱穀作業。体験した農機具は千歯こき、足踏み式脱穀機、唐箕(とうみ)を使っての体験です。写真の農機具は足踏み脱穀機。足で踏み板を踏むと逆Ⅴ字型の針金の歯がついている円筒形の胴が回転します。その上に稲穂を当て脱穀します。体験したお友達は「リズミカルに動いて楽しかった」と嬉しそうに私に話してくれました。



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こちらは自然体験班の様子。自然観察班の中でさらに「植物班」と「昆虫班」とに分かれて観察を行いました。まずは植物班のようす。イスミスズカケの観察・解説の後、足元に咲いているニワゼキショウを観察。耳をすまして聞こえてくる野鳥の鳴き声の種類を数えてみました。その中でも今ひときわ大きな声で鳴いているオオヨシキリを探して観察しました。「ギョギョシ-ギョギョシ-」今日も元気に鳴いています。そのほかには雑木林ではコナラ、クヌギ、クリ、マユミ、クワ。畑ではダイコンの花を観察しました。さらに水路沿いでは、ホタルの成虫、幼虫のお話や、植物のカラムシも観察しました。

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最後は昆虫班のようす。水路ではメダカやドジョウ、二ホンアマガエル。昆虫広場ではゴマダラチョウの羽化直後の様子も運よく観察できました。そして葉っぱをクルクル巻いているオトシブミの様子。畑ではモンシロチョウ、ヒシバッタの仲間などを実際触っての観察。触れないお友達は目で見てじっくり観察。短い時間ですが盛りだくさんの内容でした。

皆さん、生きものに興味が湧いてきましたでしょうか?

楽しみながらセンターを満喫できたでしょうか?

今度はお父さんお母さんと遊びに来てくださいね。お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-05-18 17:25 | センターこぼれ話

やはり出てきたようです / 学校の施設見学

5月11日(金)、午前9時の気温17.3℃、今朝の最低気温7.6℃、(10℃も違います)快晴。降り続いた雨の後の晴天はとてもすがすがしい気分になりますね。今朝出勤するとハス田方向からオオヨシキリの鳴き声が聞こえました。もうそんな季節になったのですね。季節の移り変わりは早いものです。


田植えからおよそ2週間、今日は補植をしました。

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苗が倒れたれ、風で抜けたりしたところも目立つようになり、そのような場所を新たに苗でカバーする作業です。
ベテラン職員が丹念に観察しながら作業を行いました。


そんな折、昨日の田んぼの写真と見比べていただければいいのですが・・・
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真ん中の田んぼの水が・・ずいぶんと抜けています。やられました。犯人はアメリカザリガニ。
穴が開き水が流れ出しています。補修をし、水を足す作業も。でも、すぐには満足なレベルまで水位は回復しません。その間に藻や雑草が成長します。
田んぼでの水管理は重要なんですよ。


そんなおり、この田んぼの東側で発見。
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田んぼの中に、なにやら足跡が・・・
どうやらイノシシが侵入したもよう。今年はいままでとは違うところに電柵を張ってあったのですが、やはり直近に伸ばしてやる必要がありそうです。


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自分たちが暮らすまちの公共施設見学の一環で、当センターに地元の小学校三年生が来館してくれました。

2班に分かれて、当センターの位置づけ・概要・館内展示物の説明 及び 小水路沿いから畑までの間で自然観察入門を行いました。




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まずは自然観察入門のようすから。小水路沿いでは、水路に見える生きものを見つけてもらいました。メダカが発見できました。水路沿いでは黄色い花がたくさん咲いています。キショウブです。ハナショウブとの違いや、キショウブが要注意外来生物であることのお話しました。
近くの池に生えているヤナギの木から晴れた空気の中に綿毛が飛んでいます。「りゅうじょ」です。このマルバヤナギの花のあとに綿のような羽をつけて種が開いているようすも観察しました。また、この樹にたくさんのチョウが飛んでいるのも発見できました。サトキマダラヒカゲという蝶です。
隣のハコネウツギの木には、黒いアゲハチョウが来ています。





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畑では、モンシロチョウが飛んでいました。スジグロシロチョウとの違いも説明しました。種を熟させてきているナノハナを分散して観察しました。じっくりと観察していろいろな昆虫たちを見つけることができました。テントウムシ、アブラムシ、カメムシ、アリなどいました。それぞれ細かくは違う特徴があり、分類できて、それぞれの生きものに名前がついていることを勉強しました。





こちらは館内で行った概要・館内展示物の説明のようす。まず、センターの概要から。平成7年1月にオープンし、いすみの豊かな環境や昔の人(先人)知恵を、行事や学習会などを通して子ども達や訪問者に伝える施設ということや、敷地の広さ、センター内の田んぼ、ハス田、雑木林、畑、湿生生態園の紹介をしました。ジオラマを使ってのセンター周辺の様子(丘陵や、夷隅川、田んぼの様子など)を解説をした後、イスミスズカケ、ミヤコタナゴの解説も行いました。
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ミヤコタナゴの解説の内容では、「ミヤコタナゴのように減ってきた生きものに対し君たちができることがあります。何だと思いですか?」しばしの沈黙。「保護するの?」「住みやすい場所に移動させる。」などの意見が飛び交いました。「それはね、希少な生きものは採らない、飼わない、あげない、もらわない、よそから持ってきて放さない。そして川や水路を汚さず希少な生きものに関心を持ってくださいね。」と伝えると黙ってしましました(汗)。心に響きましたでしょうか?
短い60分ほどの滞在でしたが、みんな一生懸命聞いてくれました。

今日の校外学習をきっかけに、いすみの自然や生きものに興味をもってくれると嬉しいです。

今度は、お父さんお母さんとセンターへ遊びに来てくださいね。お待ちしております。


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現在、5月19日(土)の行事「太東崎の海辺で自然を観察しよう」にて参加者を募集しております。太東崎周辺を歩いて、海辺の自然(植物や地質など)を観察しませんか?

ぜひご参加ください。詳しくはこちら





by isumi-sato | 2018-05-11 17:29 | 田んぼ

いすみはいかがですか?

5月9日(水)、午前9時の気温12.0℃、今朝の最低気温11.9℃、雨・雨・雨。いつまで降り続くのでしょうか?今は5月だよねと自問自答してしまいそうなほどの寒さです。

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田んぼの様子。時折強く降る雨が田んぼの水面を打ち付けます。


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田んぼの脇ではガマズミの花が可憐に咲き誇っています。里山の雑木林に普通に生える落葉樹。秋には赤い果実をたくさんつけます。その赤い果実は甘酸っぱく食用になります。(里山の生きものがよ~くわかる図鑑/秀和システムより)
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イスミスズカケのプランターを見ると、勢いよくツルを伸ばし始めていることが観察できます。あざやかな紫色の花を観察できるようになるのはいつごろでしょうか?楽しみでなりません。





さて、今日はウィスコンシン州のウォパン中学校の生徒の皆さん16名、引率の方4名の方々が紙すき体験のため来館されました。


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まずは紙すき体験には欠かせないパルプの作り方から説明しました。「 Do you know this is made from?」と聞くとすぐさま「Milk cartons」とストレートに答えが出てきました。そんな簡単な問題でしたか?センター屋外で自分の好みの花や、葉を取ってきてもらいパルプに漉き込み、紙漉セットを使ってはがきを作ります。
※通常、センター内にて植物などを採取することは禁止しています。





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いざ、英語で話そうとすると単語が出てこないものです。でも何とかみんな素敵なハガキが完成しました。いすみ市民の通訳係の方の協力もいただきました。ある女の子は紙すき体験が終わったと私の近くに寄ってきて「thank you」と笑顔で声をかけてくれました。「千葉県いすみ環境と文化のさとセンター」でよい思い出作りをしていただけましたか?

5月14日に帰国されるそうです。また日本に来る機会がありましたら、センターへ遊びに来てくださいね。

お待ちしています。


by isumi-sato | 2018-05-09 17:26 | センターこぼれ話

12月になりました / 都会から自然体験の小学生

12月1日、曇。午前九時の気温は9.2℃、今朝の最低気温は8.2℃でした。
雲が厚く、昼過ぎに日差しはほんの数分程度さして、じっとしていると寒い一日でした。今年も最後のひと月に入りました。



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都会から当センターで自然体験を行うため、小学校4年生たちが来館しました。
地図と問題の用紙を持って班ごとにセンター敷地を歩いて答を探す自然探検ゲームと、竹を使って空気鉄砲を作る工作の二つの活動を行ないました。



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自然探検ゲームでは、クルミを食べに来た証拠とその犯人を捜したり、




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畑の白いふわふわの実を観察し、その用途を考えたり、



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堰にいる水鳥の特徴を観察したり、

湿性生態園まで行って、ひっつき虫を探してみたり、今地面を掘っている動物を
現地とはく製を見て推理したりしました。自分だけの発見も見つけてもらいました。




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最後に中庭にもどって、一人一人発見を話してタヌキのスタンプをもらいました。




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全体で答えの説明です。





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竹空気鉄砲では、使用する竹の種類と作り方、玉の込め方、発射の仕方などを説明した後、




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のこぎりで必要な長さに加工して細い竹を筒に差し込みます。




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濡らした新聞紙をちぎって玉を作り、筒に込めます。






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玉の作り方、込め方、発射の仕方のコツをつかむまでが、少し難しかったようです。
楽しい自然体験の一日が過ごせたでしょうか?


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カメの水槽では、冬眠のため囲いを行いました。


今日からさとの文化祭の作品返却が始まりました。
学校の先生方、作品の受取、どうぞよろしくお願いいたします。



by isumi-sato | 2017-12-01 17:23 | グループ・学校利用

芸術の秋ですね

11月1日(水)、午前9時の気温14.7℃、今朝の最低気温7.9℃。今朝の天気予報では雨の予報も耳にしましたが、雨雲の気配はなく外にいるだけで汗ばむ陽気となりました。

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今日は近隣の小学生1,2年生が校外学習に来てくれました。二校合同の校外学習だったため児童数は70名近くとなりました。人数が多いため、4班に分かれて自然観察を行いました。自然観察70分、昆虫観察を「昆虫タイム」とし30分行いました。合計で100分!みんな頑張って!自然観察が終わった後は「葉っぱアート」と題して落ち葉を使ったアート作品を作成。自然観察では、自分の気に入った葉っぱを4~5枚拾うことがミッションです。




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まずは自然観察のようす。各班に一人づつ、合計4人の職員が付き自然観察を行いました。四班分かれての行動だったため職員の解説内容は様々です。雑木林ではドングリにみんな夢中になりました。センターで観察できるドングリはコナラ、クヌギ、マテバシイ、スダジイの4種類です。ドングリはブナ科の果実の総称で20種類近くのドングリがあることを伝えると、児童より先生の方がびっくりしてました。




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クヌギの果実を拾って大喜び!「ふわふわな帽子が可愛い」など子供らしい意見も聞くことが出来ました。ふわふわな帽子は「殻斗」とい呼ばれているのですよ。



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観察した場所は、ハス田、田んぼ、雑木林、畑、そして湿生生態園です。湿性生態園では、アメリカセンダングサ、オオオナモミなどの植物。マルバヤナギ(アカメヤナギ)やハンノキ、などの木の解説も行いました。




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ここからは昆虫タイムのようす。万木堰近くのあずまやに集合し昆虫採集を行いました。昆虫採集する場所は畑。二人一組で、捕虫網と透明ケースをもって行いました。虫を見るだけで「こわーい」というお友達や、素手でつかみ始めるお友達もいて様々でした。何が捕まえられたかな?




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約10分間ほどですが、捕虫網を使っての昆虫を捕まえました。捕まえた生きものはバッタ類、カマキリ類、チョウ類、カエル類、コウチュウ類、トンボ類など。二ホンアマガエルや、ニホンアカガエルも捕まえました。楽しく観察ができたかな?





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さあ、みんなへのミッションで完成する「葉っぱアート」の時間です。大きな白い紙をキャンバスに仕立て、拾った葉っぱに命?を吹き込みます。穴をあけて目に仕立て、ハサミで口を作りお魚の出来上がり。お魚をキャンバスに貼りつければそこは大きな水族館!


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完成しました。たった一つ。みんなで作った葉っぱのお魚が泳ぐ水族館!四班に分かれたため、四つの水槽の完成です。葉っぱを貼り付けた後は、ペンや絵具を使って海藻なども描きみんな楽しそう。




楽しい校外学習になったかな?




今度はお父さん、お母さんと遊びに来てください。お待ちしております。


by isumi-sato | 2017-11-01 16:45

今日も小学校からのお客様

10月26日(木)、今朝の最低気温は10.1℃、昨日の最高気温は17.6℃でした。

今日は朝から天気がいいです。青空が広がります。

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でも、中庭の、モクレンの木の葉が見事に茶色に変わりました。
紅葉ではありませんね。先日のブログで触れたように、かなりの確率で塩害でしょう。
センターから海岸までは東に直線でおよそ6.5Kmあります。ここまで台風の風に乗って海の塩がやってくるとは・・・
周りの杉は大丈夫だったようですが、モクレンと同じように茶色の葉っぱが目立つ木もあります。

今日も学校からのお客さんです。

2つのグループに分かれ、工作グループは竹とんぼつくり、自然観察グループは湿性生態園までの往復での観察です。終わったら交代します。

まずは竹とんぼつくり。

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最初に作り方の流れを説明します。真剣に聞いていますね。


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まず、羽の中心部に自分で道具を使って穴をあけていきます。


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次に、穴の開いた羽の形を整えます。職員が手を添えながら上手にサンダーで削ってゆきます。
そして、アルコールランプで竹の羽を熱しながら少し曲げます。この加減が難しいかな。



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最後は自作の竹とんぼで、飛ばしっこ比べ。右手を前方にすり合わせて動かし、同じ方向に回転させます。
うまくできたかな、そしてうまく飛ばせたかな?
高学年向きの竹鉄砲とは違いますが、これもハンドメイド。

揚力のはなしはずっと先(中学校の理科でやるかな)に習うのでしょうが、私には今でも難しい理屈ですね。
でも、感覚的にはこの角度とか、このふくらみ方とか・・・
君たちの中から飛行機の設計者になる人が出るのかな? それも楽しみです。



もうひとグループは自然観察。
湿性生態園まで往復をしました。



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途中、山すその樹木にぶら下がっているつる植物の実などを発見、観察しながら歩きました。



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カラスウリ、アケビ、ヤマノイモのムカゴなどが見つかりました。
また、ハゼノキの実がたくさんなっています。



天気がよく気温も上がってきたのでトンボたちも飛んでいます。
特に山すそでは、イトトンボが枝先にとまって体を温めている姿が見られました。
越冬できるトンボは、この小さな体の、オツネントンボ(アオイトトンボ科)です。



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みんなの黄色い帽子には、まとめて赤トンボと呼ばれるノシメトンボやナツアカネがとまってくれました。




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湿性生態園のデッキ脇には、たくさんのひっつき虫の実がありました。





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オオオナモミです。とげとげをよく観察してみて、これをヒントに発明されたものを考えてみました。



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ヤナギの水没林の少し不思議な風景も観察。ここの木はマルバヤナギです。




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歩いている間につかまえられた昆虫やトンボの話もしました。トンボの見分け方のポイント。
黄色いチョウもいました。キタキチョウのようです。


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カマキリもいました。その卵も見つかり観察できました。卵の形でもカマキリの種類がわかります。
冬を越す唯一のバッタイナゴの仲間、ツチイナゴもいました。



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最後に雑木林を歩いて、台風が落としたたくさんのドングリを拾いました。
ドングリにもいろいろな種類の木があって、コナラ、クヌギなどを拾いました。

昨日来た子供たちはかわいそうでしたね。昨日の雨は累積で3mmしか降っていなかったのですが、絶えず細かな雨粒が舞っているという感じで、屋外での活動ができませんでしたから。
今日はそんなことはありません。
たくさんの発見があって、
天気の良い日には、自然観察はとても気持ち良いです。

ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2017-10-26 16:30 | グループ・学校利用

予報はずれの小雨 / 都会の小学校の来訪


10月25日、小雨。午前九時の気温は13.6℃、今朝の最低気温は12.1℃でした。
日中も気温は上がらず、北寄りの風が吹いて肌寒い一日となりました。




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台風の通過後と一日前の予報では、長雨のあと、晴れと曇りが続くといっていました。ところが、、、。
きのうの午後から、小雨が昼くらいから降る予報となり、今日は終日小雨しとしとの一日となってしまいました。雨量計は、反応しないくらいで午前中だけ2mmの降水を記録しました。再び、太陽と青空が恋しくなりました。




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都会の小学校から、4年生が自然体験に来館されました。
マップを持って屋外を歩いて問題を解く自然探検ゲームの用意をしていましたが、
残念ながら、ほとんど屋内での活動となりました。




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ひとつは竹細工、空気鉄砲つくりを行いました。



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4年生でもノコギリを使うことは、少ない体験のようです。




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4年生くらいになると濡らした新聞紙の弾作りと玉コメがみなさん上手です。ポンポンとよい音を鳴らして、竹鉄砲を飛ばすことができました。




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もう一つは、館内の展示物の説明と生きもののビデオ観賞です。
ジオラマ模型で、房総半島やいすみ周辺の丘陵や河川などの地形、土地利用、田んぼに使う堰などについて説明を受けました。



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飼育展示している水槽の生きもの、特に天然記念物のミヤコタナゴの特徴、はく製の動物たちの特徴、ホタルの生活史などについても説明を受けました。
その後、図書室で水辺の生きものとして、アメンボ、トンボ、ホタルなどの生活についてのビデオを見ました。





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残りの時間で自由に見学。人によっては建物近くで野生動物の痕跡などを見られたでしょうか。

あいにくの雨模様の空でした。青空の時にまたぜひご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2017-10-25 17:08 | グループ・学校利用