10月9日、雨。午前9時の気温は16.4℃、今朝の最低気温は15.9℃、今日の最高気温は17.6℃でした。
昨日から「寒露」。24節気の季節では「秋分」の次にあたり、温度が下がって露しげく結び始める時分だそうです。大気が澄んで清々しい秋晴れの日が多くなるということです。今年は酷暑からやっと気温が下がり始めて秋らしくなったと思う間もなく、昨日から急に気温が下がり長袖の季節になりました。
昨日から降り始めた降水量は、今日の午後二時過ぎで50mmになります(夷隅土木の雨量)。
ついでに昨日は十と八で「木の日」、今日は「トラックの日」なんだとか。
雨にかすむ中、昆虫広場はうっすらと黄色く見えています。
セイタカアワダチソウが開花しています。センターの行事「草木染め体験」ではこの花を染色材料に使う予定です。
染めあがる色はというと、緑と茶色を混ぜたような色になります。
小水路沿いの植物、湿った場所に生えるミゾソバに蕾が見つかりました。
開くと小さな薄ピンク色の花です。かわいい花ですので見つけたらじっくりとご覧になってください。ミゾソバのはっぱの形は、まるで牛の顔のような形をしています。「牛の額(ひたい)」という別名があります。
少し濃い色のピンクの小さな花がすでに咲き始めています。
こちらはイヌタデ。植物名では役に立たないという意味で「イヌ」とつけられたとよく聞きますが、失礼な話でもありますよね。別名アカ(ノ)マンマ。こちらもつぶつぶにしか見えないようですが、小さな花がしっかりと開きます。虫眼鏡で見るとよく見えますよ。
近くの雨で湿っている地面に小さな穴が開いています。
おそらくキョンの足跡でしょう。個体数が増えてひんぱんにうろついているようです。
さらに近くの草、通称ネコジャラシ。たくさんのエノコログサの穂に水滴がついて揺れています。その中に動く生きものがいました。
今日はニホンアカガエル君がいました。黒っぽくて地面の色になりきっているようですね。