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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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5月に夏日。上陸する生きもの。盛りの花。

5月25日、快晴。午前9時の気温は25.7℃、今朝の最低気温は13.6℃でした。
きのうに続いて高気圧に覆われ気温が上がりました。今日の最高気温は29.0℃となりました。都市部では、さらに気温が上がって30℃を超え、真夏日になったといいます。



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雲ひとつない青空が田んぼの上に広がって、朝から気温がぐんぐん上がりました。
4月28日に田植えを行った苗は、現在20cmくらいと順調に成長しています。




イネの根元をよく観察すると、いろいろな生きものが見られる時期になってきました。



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まずはカエル。オタマジャクシからカエルになって、イネにつかまり上陸を始めています。ニホンアマガエル。まだオタマジャクシもたくさん見られます。



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3月には卵だったニホンアカガエル。






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さらにおもしろいものが。イトトンボがヤゴから脱皮をして体の乾燥中のようすです。アオイトトンボの仲間のようです。朝のうち、樹木が日陰をつくるあたりに多く見られるようです。




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湿性生態園では、水面に白いワタ状のものが浮かんでいます。5月の風の中を綿毛がゆっくりと流れていきます。この景色、柳絮(りゅうじょ)と呼ばれています。
例年では連休の後くらいで、今年は少し遅いように感じます。




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水面には、綿毛を食べるのか、フナが口を開けています。




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このヤナギの綿毛は近づくとこんな具合です。種の間にたくさん綿毛がついています。




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林道沿いには、いろいろな花や実が観察できます。
ガマズミの白い花。秋には、赤い実がたくさんつきます。





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ウツギの花。かすかに良い香りが、香ります。




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トベラの花。強めのすっきりとした甘い香りです。葉のがフチがそり返るのが特徴です。




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クワに実がなり始めました。カメムシが2匹くっついて実をつついているようすです。チャバネアオカメムシのようです。





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センターの小水路のスタートとなる池のふちでは、花の色が変わっていく樹木、ハコネウツギの花が盛りと咲いています。





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オオヨシキリが1日中、やかましいくらいに鳴き続けています。
ヨシが伸びてきました。




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ヨシとオニグルミの枝とを行ったり来たりしています。




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よく見ていると、3羽のヨシキリがいました。たまに近づいて飛び羽ばたいています。うーーん。なわばりを争っているのでしょうか?




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暑い中。水路では多くの方が、水温も上がって食欲が旺盛になったアメリカザリガニ釣りを楽しんでおられました。
たくさんつれたようです。

見るところがいろいろありますよ。ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2019-05-25 17:28 | いきもの

夏の到来?校外学習も来ました。

5月24日(金)、午前9時の気温24.4℃、今朝の最低気温11.4℃、快晴。朝方は冷えるものの、日中は汗ばむほどの陽気となりました。夏の気配が日に日に濃くなってきています。今日の最高気温は27.3℃の夏日となりました。夏の到来でしょうか?


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今日も近隣の小学2年生が校外学習へ来てくれました。今日行う学習は水路の生きもの、自然観察、ザリガニ釣りを行いました。まずは水路の生きもののようすから。田んぼの水の中に生息する生きものを捕まえて観察します。


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「つかまえたー!」元気な声が、田んぼに響きます。カエル類や貝の仲間、アメンボ類やゲンゴロウ類などの水生昆虫…などなど、たくさん捕まえました。メダカやドジョウなどのお魚も観察できました。こちらの田んぼでは今、アオイトトンボの羽化が盛んに行われています。トンボの羽化の様子も間近で見ることができて、ラッキーでしたね(#^.^#)



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いすみの地域固有種である「イスミスズカケ」の葉をさわってみて観察、発見話を聞きました。また、館内にあるジオラマ模型を使って、当センターの位置、周辺の地形、川やため池などを把握しました。


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小水路の中をのぞいて生き物を見つけました。メダカ、アメンボ、クモ、カエル、貝などがいました。足元の草、花を咲かせたり実をつけている植物について観察しました。シロツメクサ、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)、ハルジォオン、ヘビイチゴ、キツネノボタン、ニワゼキショウ、、。木も花を咲かせています。綿毛を飛ばし始めた水辺に生えている樹木マルバヤナギを観察しました。また今、白と薄ピンク色の花が見えるハコネウツギの花を詳しく観察してみました。よく観察して推理すると、開花してからの時間の経過とともに花の色が変化していくということに気がつきました。



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畑を抜けて堰を見て、林の中を歩きます。森の中の涼しさを実感できました。ドングリの木である、コナラ、クヌギの木々も見てみました。今観察した植物を見つけながら
草地をぐるっと一周しました。



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最後はザリガニ釣りのようす。「やったーザリガニ釣りだー」ずいぶん楽しみにしていたんだね。毎回出題する、「ザリガニはどこから来たの?」クイズ。「アメリカザリガニはウシガエルのエサとして日本に連れてこられたんだよ!」「えー知らなかった」とありがたいリアクションを取ってくれました。当たり前のように私たちの周りに生息するアメリカザリガニですが、歴史をたどると様々な物語があります。竿の持ち方、諸注意を伝えてザリガニ釣り開始。いっぱい釣れるかな?


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釣れた後は、ザリガニ釣りのオス・メスの区別の仕方のうち一つを解説。腹面を観察してもらい、オスは腹肢が変化し前方に伸びて交接器になっているのに対し、メスに交接器はない。その代わりメスには卵を腹肢に付着させるためにオスよりも長い腹肢があると写真を使って説明しました。「赤くて大きいからオス」というお友達や、「小さくて透明だかメス」というお友達もいましたが、それは個体差だよと伝えました。手でつかむことのできない女の子たちは、ザリガニが暴れて水しぶきをあげるたびに「キャー」を連発。そんなに怖い?


今日は暑かったので、一時間の学習会は少し長く感じ方かな?具合の悪くなったお友達がいなかったのは良かったね。

こんどはお父さん、お母さんと遊びに来てね。

お待ちしています。



by isumi-sato | 2019-05-24 17:25 | グループ・学校利用

今年の水路では・・

5月23日(木)、午前9時の気温は22.4℃、快晴の朝です。
天気予報では真夏日になるところもあるとか。14:30にチェックしたところ、大分県や宮崎県で30℃を超えていました。


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気持ち良い朝の風景。
ここは涼しい? のでしょうか。当地の最高気温は24.4℃、夏日までもう少しというところでした。

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朝や夕方は結構過ごしやすい気温、風があるので気持ちが良いのですが流石に昼間の作業は汗が出ます。でも、今日は一日中、草刈り機の音が響いていました。先日の雨と、以降のお天気続きで、草も元気よく伸びていきます。そうすると草が電柵のワイヤーに触れて・・・バッテリーの電気が無くなってしまうのです。メンテナンスの草刈りがしばらくは続きます。草との戦争、かな。




ここで下の2枚の写真、大きな違いが分かりますか? 水路沿いです。
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上は2009年5月10日の写真

そしてこちらが
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今日の写真。

同じアングルではなくてごめんなさい。外灯の位置は同じです。今年の写真のほうが引いた場所からの撮影になっています。
一番の違いは黄色い花が目立たないこと。
苦節10年、今年はだいぶ押さえ込みました。何が??
キショウブです。平成27年3月に、環境省と農林水産省が、日本における侵略的外来種を整理した「生態系被害防止外来種リスト」を作成しました。その中に「定着を予防する外来種(定着予防外来種)」としてリストアップされている種です。
センターでもかなり定着していたのですが、毎年、なんとかしようと頑張ってきました。この駆除作業で腰を痛めた職員続出。
掘り起こしたものを周囲の草むらに放置しておくと、そこで活着するくらい生命力が旺盛な植物です。本来は湿地に繁殖しますが、その周囲のやや乾燥したところでも根付いてしまう、厄介な植物です。
人力作業が中心なのですけれど、今年のシーズン前には部分的に小型の掘削機械まで持ち込んで掘り起こしました。成果が見える形で出て嬉しいのですが、来年はどうなるのか・・・
根気強く退治していくしかなさそうなのが、悩みの種です。


話は代わり
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こちらはなんだと思いますか? 黄色い花ですけれど、キショウブではありません。冬によく食べました。あれデス。わかったかな?
答えは「シュンギク」。花を見たことがないので、畑を整理するときに2株だけ水路脇に移植してみました。見事に活着。花を咲かせるまでになりました。咲いている期間はあとわずかかな。


そしてこちらはセンターの田んぼの中。もち米用の田です。
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写真下側に、緑色で周囲が黒いものがいくつか浮いていますね。
イチョウウキゴケといいます。近づいて見ると、イチョウの葉ような形をしています。大きくなると分離して殖えていきます。
昔は田んぼでよく見られたそうですが、最近は減っているようです。
千葉県の保護上重要な野生生物(植物・菌類編)2017では一般保護生物、環境省では準絶滅危惧種になっています。

今週は天気が良さそうです。散歩にでかけませんか。



by isumi-sato | 2019-05-23 17:22 | しょくぶつ

元気いっぱい!生き物いっぱい!

5月22日(水)、午前9時の気温19.1℃、今朝の最低気温14.9℃、快晴。昨日日本列島を襲った大雨、強風から一晩。今朝は何事も無かったような雲一つない青空が広がりました。

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センター屋外では、スイレンの花が開花しました。まぶしいほどの白い花。造られたものかと思ってしまうような精工な形です。夏の足音が聞こえてきそうです。

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今日は、近隣の小学1・2年生が校外学習としてセンターへ訪れました。元気いっぱい!かわいいお客様です。1年生の斑、2年生の斑と二班に分かれて、水辺の生き物とザリガニ釣りを行います。
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コチラは水辺の生き物観察のようす。田んぼに生息する生き物たちを捕まえて観察しました。「オタマジャクシがいっぱーい」楽しそうな声がセンター敷地内に響きます。

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捕まえた生きものたちを透明ケースに入れて観察。観察できた生きものは、二ホンアカガエル、二ホンアマガエル。ニホンアカガエルのオタマジャクシ、アメンボヤゴ、タニシ類、田んぼの周りにいる昆虫のバッタ類やシデ虫などなど。たくさん観察できました。もちろん捕まえた生きものたちは逃がしてあげましたよ。


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コチラはザリガニ釣りのようす。始める前に恒例の「アメリカザリガニはどうして日本にやってきたの?」クイズに対し、2年生の班の男の子は「ウシガエルのエサとして日本にきた」ピンポンピンポン~。その後もその男の子は質問クイズ全問正解しました。さすがです。竿の持ち方、諸注意等を伝えた後に水路へ移動し、ザリガニ釣りの開始。竿を入れてすぐに「つれなーい」を連発。そんな簡単には釣れないんだよ。ザリガニ釣りと自分との我慢比べですからね。

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釣れた後は、ザリガニ釣りのオス・メスの区別の仕方を解説しました。腹面を観察してもらい、オスは腹肢が変化し前方に伸びて交接器になっているのに対し、メスに交接器はない。その代わりメスには卵を腹肢に付着させるためにオスよりも長い腹肢があると写真を使って説明しました。でも、ザリガニをつかむだけでも大騒ぎ、こわくて捕まえられないよー。でも先生がしっかり捕まえて見せてくれましたよ。ちゃんと観察できたかな?

学習時間はたったの30分。短い時間でしたが、時間通りの終了しました。「もっとやりたかった~」

こんどはお父さんお母さんとお休みの日にゆっくり遊びに来てね。

お待ちしています。


by isumi-sato | 2019-05-22 17:25 | グループ・学校利用

激しい雨

5月21日(火)雨☂☂☂ 午前9時の気温は20.7℃、湿度はほぼ100%です。数日前に屋久島で降った強い雨雲がやってきました。今日は朝からザアザア降りの雨…館内に雨音が響きます。



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(画像:気象庁)
広い範囲で大雨が降っています。ここネイチャーセンターでは、9時から13時までの4時間に、累積雨量が28mmに達しています。




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風も強い!田んぼの苗は、強い風に揺れています。13時ごろの最大風速は10メートルを超えました。




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千葉県では、これから更に風雨が激しくなる予報です。稲ちゃん、がんばれ!




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今日は、近隣の小学生が校外学習で訪れる予定でした。しかし、このバッドコンディションじゃあタマラナイ…
延期になりました。



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ポチャーン…「あれ?」…館内で雨漏りが発生しました。




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人間vs豪雨…はげしい戦いの幕開けです。こんな光景は今日、いたるところで起こっているんでしょうね!?。
ホモ・サピエンスがんばれ!




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そんな時、かれんな花が心を安らかにしてくれます。ザアザア降りの中に咲く、一輪のアサザ。アザース!




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セイタカアワダチソウの葉の下では、ヒメウラナミジャノメが雨宿りをしています。よく見かける、蛇の目模様のあるタテハチョウの仲間です。(タテハチョウ科の中に、タテハチョウ亜科、ジャノメチョウ亜科、○○亜科と細分類があります。)





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カメムシの仲間も、雨宿りをしながら恋の季節をおう歌しています。カメムシって臭いですよね~( ̄▽ ̄;) 敵の攻撃を受けたときに、匂いを発するんだとか。匂いで身を守っているんですね。




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他にも、たくさんの昆虫が雨宿りをしていました。今日から「小満(しょうまん)」という季節が始ります。陽気が良くなり、すべての命が天地に満ち始めるころをさす季節なんだそうですよ。




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先日、お天気の良い日に、当センターにて絵画を楽しむ女性に出会いました。
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里山ではいま、若葉が萌えています。さまざまな緑色が交錯する風景を、一つ一つ大事に表現していました。




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絵具は意外にも、緑色系だけではありませんでした。聞くと、「大胆で以外な色合いが合うのよ」とおっしゃっていました。




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いろいろな楽しみ方があるんですね(#^.^#) 雨があがったら、出かけてみませんか?お待ちしております。











by isumi-sato | 2019-05-21 17:30 | いきもの

岩船で磯の生き物観察をしよう

5月19日(日)、午前9時の気温21.6℃、今朝の最低気温14.9℃、曇り。爽やかな朝を迎えました。今日は行事「磯の生き物を観察をしよう」の開催日です。センターに集合し、その後各自の車にて岩船の観察現場まで移動。8台で連なっての移動となりましたが、無事参加者皆さん現場へ到着。

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現場へ着くと、講師のMさんがお出迎えしてくれました。磯の観察会での注意事項を参加者皆さんに伝えてくれました。さあ出発です。



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見事に引いた海。今日は大潮。職員の計算通り?です。




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センターから職員が持ってきたタモ網、透明ケースなどを観察前に貸し出し、一人一つずつ道具をもって、いざ生き物探しスタートです。


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イソヒヨドリもその美しいさえずりで私たちを歓迎してくれているようです。



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青い空、潮の香。今日は暑すぎず、寒すぎず絶好の磯の観察会日和となりました。



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捕った生き物を個人的に講師のMさんに聞きに行くと、丁寧に解説してくれました。これはイソメという生きものだそうです。つりの餌として使われるそうです。他の参加者の皆さんもいろいろMさんに個人的に質問されていました。



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一時間ほど全員で生きものを採集した後、全員集まって






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捕まえた生きものをバットに入れて仕分けをします。
順に解説をいただきました。



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これはアメフラシ。体に小さな殻があって実は貝なのです。「アメフラシにいたずらをすると、紫色の液を出すんですよ。」というと子どもたちが「ぼくがやる!ぼくがやる」と順番の取り合い。解説が楽しいらしく講師の近くから離れない子供達。しばしアメフラシの夢中の子どもたち。なかなか紫の液を出しません。あきらめかけたその時に紫色の液が流れ始めました。見れてよかったね。そしてこのアメフラシ。食べることが出来るそうです。ラーメンのような黄色いひも状の卵を見つけた子もいました。



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「私が捕まえたフグ見て見てー」弟くんとタモ網で追い込んで捕まえたそうです。ヨカッタね。

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観察した生き物は、イトマキヒトデ、ヤツデヒトデ、ムラサキウニ、バフンウニ、アメフラシ、ヒザラガイ、イワガニ、ショウジンガニ、ヤドカリたち。魚類では、フグの仲間、ベラの子、シタビラメなど(魚は稚魚では判別が困難なのです)。また、小さなイセエビなども観察できました。

アンケートには、「たくさんの生き物を見つけられてよかった」「講師の方の説明が明るくハキハキしていてとてもわかりやすかった」など…。


最高の磯の観察日和となりました。楽しんでいただけたでしょうか?

来年もぜひ参加してくださいね。



by isumi-sato | 2019-05-19 17:25 | 行事報告

太東崎で海辺の自然を観察しよう

5月18日(土)、午前9時の気温21.9℃、今朝の最低気温12.4℃晴れ。この時期らしく、すがすがしい朝を迎えました。風も心地よく、太陽の光も穏やかに降り注ぎました。


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今日は行事「太東崎で海辺の自然観察をしよう」を行いました。まずはセンターへ集合して、講師の紹介、観察現場へのルートを解説し、各々車で観察場所へ向かいます。


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観察現場へ着き、まずは地層の解説から。見えている地層は上総層群の太田代層です。黒い層は砂からできていて、白い層は泥からできています。参加者の方たちは自然に興味のある方ばかり。植物を目にすると講師へのドンドン質問されていました。その後、スタートは急なハイキングコースを登って行くと…


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草地で広く開けた場所へ到着しました。写真はここで観察出来た植物のひとつ、ハナヤエムグラです。ヨーロッパ原産の植物で日本各地に帰化していますが、あまり多くは見られないそうです。荒れ地や芝生に生え、高さ30~60cmになるといいます。ここで観察した植物はマツヨイグサ、ニワゼキショウ、ヤセウツボ、ツボミオオバコ、などなどです。


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ヤブニッケイの葉のようす。三本の葉脈が特徴的。



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急な階段を上った先、頂上付近で休憩をとりました。そして職員がいすみ沖の器械根についての解説をしました。いすみ市の東方の海には水深が20~30m前後の浅い岩礁群が沖合10㎞以上先まで広がています。この広大な礒根は発見当初、ヘルメット式潜水具を使った「器械潜水」と呼ばれる方法でアワビを漁獲していたことから「器械根」と呼ばれています。ここには2mほどの海藻カジメが多く生えており、海藻の森を作ってたくさんの生物が暮らしています。このカジメの根1つに200種類近くの生きものが生息しているともいわれているそうです。


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頂上付近から撮影。オリンピック、サーフィン会場となる釣ヶ崎海岸の工事が着々と進んでいます。
北へと延びる九十九里浜の雄大な眺め。



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休憩の後、海辺に生息する木々に覆われた丘陵尾根道を歩きました。最後の急な下り坂は、結構しびれます。



今度は海岸を歩きます。砂地に生えている海浜植物がたくさん観察できます。
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これはコウボウムギ。麦のような穂を付けます。弘法大師の筆にちなんで名が付いたとか。雌雄異株で、雄花の穂は黄色から茶色。雌花の穂は緑色です。



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今日の観察会の主役ともいえるハマヒルガオも見事に開花していました。つる性植物で、茎は砂の中にもぐったりして長くのびる大群落をつくります。つやのある葉の表面はクチクラ(表皮を構成する細胞がその外側に分泌することで生じた丈夫な膜)に厚く覆われ、乾燥に耐えます。




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ハマヒルガオの群落で砂浜がピンク色に染まり、まるでピンクのジュウタンです。




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鮮やかに目立つ花ハマナス。その美しい花からは「ハマナス」なんて名前は似合わないなー。見てのとおりバラ科の植物。九十九里町の自生地では町の天然記念物として保護されているそうです。




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最後に観察したハマダイコンの花。海岸の砂地に生える多年生の草本で根はダイコンのように長いのですが、細くて食用にはならないそうです。センターの畑のダイコンの花も少し前までは咲いていましたが、ダイコンの花はこんなに鮮やかな紫色がかってはいなかったと思います。ハマダイコンの果実がなりていたのでよく見ていると、ダイコンの果実とよく似ていました。




アンケートには、「いろいろな樹木の名前をすぐに教えてもらい勉強になった」「地層・植物を詳しく丁寧に教えていただきありがとうございました。」など…。もともと知識のある方は理解も早いのですね。

来年もご参加お待ちしております。







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センターのデイキャプ場では、流しそうめんを楽しむお客様の姿がありました。もうそんな時期なんですね。センターをどんどん利用してくださいね。



お待ちしております。

by isumi-sato | 2019-05-18 17:25 | 行事報告

また来てね!お待ちしています

5月17日(金)、午前9時の気温21.6℃、今朝の最低気温12.9℃、晴れ。朝方は涼しいものの、日中は陽射しも出てきました。気温が上がったかな?と思いきや今日の最高気温は23.9℃。思ったほど気温は上がりませんでした。


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初夏のセンターへ、今週から多くの小学生のお友達が校外学習で訪れる予定となっています。今日が今年度最初の校外学習。毎年近隣の小学生低学年の児童さんがセンターへ校外学習へ訪れます。今日は自然観察、農機具体験、ザリガニ釣りを行います。いい天気でよかったね。


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まずは自然観察から‥‥
館内のジオラマ模型を使って、当センターの位置、周辺の地形・土地利用(丘陵、田畑、ため池、河川、道路、鉄道、住宅)などを把握しました。次にいすみの地域固有種である「イスミスズカケ」について新種発見の話をきいて観察しました。もうじき青紫の小さな花が咲きます。
小水路の中をのぞいて生き物を見つけました。メダカ、アメンボ、クモ、オタマジャクシ、ヒメタニシなどがいました。足元の草、花を咲かせたり実をつけている植物について観察しました。シロツメクサ、アカツメクサ(ムラサキツメクサ)、ハルジォオン、ヘビイチゴ、キツネノボタン、ニワゼキショウ、、。木も花を咲かせています。今、白と薄ピンク色の花が見えるハコネウツギを詳しく観察してみました。よく観察して推理すると、花の色が変化していくということに気がつきました。ドングリの木である、コナラ、クヌギの葉っぱも見てみました。今観察した植物を見つけながら、草地をぐるっと一周しました。あっという間に、時間が過ぎて交代時間になりました。


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次に農機具体験のようす。昔実際に使われていた農機具を体験できます。まず最初に体験しているのは足踏み脱穀機です。足で踏み板を踏むと逆Ⅴ字型の針金の歯がついている円筒形の胴が回転します。その上に稲穂を当て脱穀します。



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足踏み式藁ない機を使って、実際に縄を作ってみたり…



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千歯こぎを使って、稲穂についた籾をとる作業。普通の生活では今の時代体験することのない農機具ばかり。職員曰く「私たちが子供の頃は学校から帰ると農機具を使った仕事が待っていて、終わらないと遊びに行かせてくれなかったんだよ」とのこと。今の時代にはないことですが、そういうことが今の時代にあってもいいと思いますね。


最後ははザリガニ釣りのようす。アメリカザリガニがどのような経緯で日本に持ち込まれたのか?養殖用ウシガエルのエサとしてアメリカから来たことを話すと「ウシガエル食べたくない派」は女の子、「ウシガエル食べてみたい派」は男の子ときれいに分かれました。でも本当は食べたくないでしょ。田んぼの苗を切ってしまったり、畦に穴をあけて水を抜いたりと悪さをします。これ以上被害を増やさないためにはアメリカザリガニを家庭や学校で気軽に飼育せず、軽い気持ちで野外に逃がさないでくださいねと伝えました。皆さんお願いしますね。解説の後はいよいよザリガニ釣りの実践。竿の持ち方、釣り方のコツ、ザリガニ釣りを行うときの注意点(ふざけたり、押したり、走ったりしない等)を伝えました。

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いよいよスタートです。先生もお友達も楽しそう。


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釣り上げた瞬間を見事撮影しました。今日は暑かったこともあり、ザリガニが多く釣れました。みんなよかったね。


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釣り上げた後には、実際にザリガニを手で持ってじっくり観察。もつことが出来ないお友達。ダブル持ち?のお友達と様々。最後に「ザリガニ釣り楽しかったですか?」と聞くと「楽しかった!!」「また来たい。」とのこと。竿もバケツも無料で貸し出ししているので、こんどはお母さん、お父さんと遊びに来て下さいね。


お待ちしています。


by isumi-sato | 2019-05-17 17:25 | センターこぼれ話

夏の気配

5月16日(木)、午前9時の気温21.0℃、今朝の最低気温12.6℃、晴れ。今日の最高気温は22.9℃でした。
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夏らしい雲がモクモクと青空を覆い、日差しの強さからも少しづつ夏の気配を感じるようになりました。


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ハクモクレンのようす。まだまだ寒い時期に白い花を咲かせ後には、こんな立派な果実に変わり始めました。みずみずしい緑色がまぶしい!


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田んぼの近くを歩くとガサガサとわたしの気配に先に気が付いたヘビ。逃げるように田んぼを泳いでいきました。ゆったりと現代的な生活になれ危険を感じなくなった私たちに対し自然に生きる物たちは常に警戒心を持って生きていますね。人間も幸せボケのままじゃいけないよなー。と感じながら…。


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万木堰近くのアジサイが早くもつぼみをつけ始めました。。確実に夏に近づいていますね。


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モチ田近くでは、四本指?それとも五本指?の動物たちの出現でしょうか?

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デイキャプ場では、ミカンの木が白いつぼみをつけ始めました。いつ咲いてもおかしくないほど膨らみ始めました。


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田んぼ近くでは、ガマズミの可憐な花が咲きそろい始めました。「ジューンブライト」の花嫁がブーケにして持ったら素敵でしょうね。

生きものたちが夏に向かって動き始めるこの時期。

どうぞセンターを満喫ください。

お待ちしています。



by isumi-sato | 2019-05-16 17:25 | センターこぼれ話

今日は草刈り日

5月15日(水)、今朝の最低気温は14.9℃、だんだん暖かな朝になってきましたね。
朝の気象観測を行うときには、オオヨシキリの賑やかな鳴き声が迎えてくれる季節になりました。しかし・・・騒がしい鳥ですね。大きな口をあけてなく姿は、愛嬌があるといえばそうなのですけど。昨日の写真ではよくわからなかったかな。

今週は小学生がたくさん来る週なので、事前に草刈りです。
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中庭とハス田の周り、枕木木道を手入れしました。綺麗さっぱりしたいところですが、少しは花を残しておこうということで、中庭などは部分刈りです。
ザリガニ釣りをする水路の犬走り部分も、クローバーを部分的に残しました。ここも綺麗に皆伐して良いのですが、土ばかりではなく少しは草があったほうがいいかな?というレベルで残っています。



こちらはハスの若葉。
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これは今年頂いたもの。品種名を忘れてしまいました。もう一度、教えてもらわないと・・・。
中庭の鉢に田んぼの土を入れ、そこにハスの根(いわゆる蓮根の一節)を埋めてみました。目が出ず、どうしたんだろうか・・・と、心配していたら、ハス田の葉の出現にちょっと遅れて、こちらも葉が出てきました。
ハスにとっては狭い鉢なのですが、今年ちゃんと開花したらハス田に移してやろうと考えています。また、結実したら種も発芽させてみようかな。
どんな花が咲くか、楽しみです。



こちらはブルーベリーの木
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これもいただき物。数年前に苗木を譲り受けたのですが、花も実もつかず、1本ではダメなのかな?? と思っていました。
そうしたら、今年は花も咲き、ご覧のように結実しました。
味見ができるくらい育ってくれるか、ちょっと心配しながら見守っています。

日本もいよいよ梅雨のシーズン。南西諸島方面で梅雨入り。関東は平年通りならば来月中旬。そしてホタルのシーズンへ。
ラジオでは今年はホタルの飛翔が2週間も早いところがあるようです。今年のセンターはどうかな?草刈りエリアも注意しないといけないですね。

梅雨入り前に自然観察へ出かけませんか。
ご自宅周辺の身近な自然もいいものですよ。余裕があればセンターへお越しください。

by isumi-sato | 2019-05-15 17:18 | センターこぼれ話