千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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カメの冬眠/竹かご教室二日目最終日

11月29日(日)、午前9時の気温4.0℃、今朝の最低気温は昨日よりも上がったものの、寒い一日になりました。11月最後の日曜日、寒さも本格的な冷え込みになってきました。
今日出勤した職員の一人は「朝、車のフロントウインドが凍っていた。この冬、初めて」と。

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センターで飼っている、メスのミシシッピーアカミミガメ。10月31日から冬眠に備えて断食をおこなっていました。カメの内臓に餌やフンが残ったままだと、冬眠中に体内で腐って病気になったり死んでしまうこともあるそうなので、冬眠前までに内臓を空っぽにしておきます。

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凍ってしまわないように少し水をたし、ちゃんと冬眠ができる様に、職員が段ボールで囲いました。暗くしてやれば寝やすいですものね。

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ゆっくり冬眠して、また暖かくなったら会いましょうね。



さて、センター中庭では竹かご教室(応用)の二日目、最終日を行いました。


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昨日に引き続き、菊底カゴに取り掛かる方、船底カゴ、背負いかごに取り掛かる方もいました。やはり応用編に参加される方は手際がいいです。


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これは網代底のカゴです。網代とは、冬、水中に竹や木を編んで立て、魚を捕らえるしかけの事を言うそうです。



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背負いかごも完成。荷物を背負いながら両手が使えるので動きやすいですね。


来年もまた開催予定です。参加をお待ちしております。
そして明日は月曜、休館日。週明けの火曜日はなんと12月、師走です。
師走の行事も目白押し、職員にとっても走り回る期間ですね。
by isumi-sato | 2015-11-29 17:24 | 行事報告

竹かご教室応用編

11月28日、快晴。午前九時の気温は6.2℃、今朝の最低気温は-0.2℃でした。
今年一番の冷え込みとなりました。

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センターではわずかに霜が降りました。初霜です。
午前九時前、朝日を浴びて霜が溶け、同時に湯気が上がっています。

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あいさつと予定の説明の後、さっそく近くの竹林へと竹を伐りに行きます。

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三年前の増水で斜めになってしまった竹が多い竹林です。その中で、当年生の竹を除け、二年生以上の節間の長くてまっすぐな竹を選びます。経験者でも良い竹を目利きすることはなかなかむずかしいものです。

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今回伐りだした竹材料です。


今回の竹かご教室応用編では、菊底のかごを作ろうと講師が説明と実演をしました。
菊底のかごは、米を研いだり、ぬか床の水取りなどに使う目が詰まったかごです。
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はじめに、ミの部分の竹ひご(外側から二枚目にとれるヒゴ)6本を均等に放射状に並べて、幅1.3mm程、厚さ1.0mm程の細くて長いヒゴをまわして編んでいきます。

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この時に均等な状態がずれにくいように、今回講師は塩化ビニル管端部を歯車のように切り込んで6本のヒゴを固定できるような固定道具を自作して持ってこられました。
みなさん、ほほっーと感心の声が上がりました。

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そのあと、皮のヒゴをすきまに差し込んでいき、合計12本の放射状のヒゴが並んですきまがなくなりました。細くて長いヒゴは、2本を同時に、かつ放射状のヒゴに対して交互になるように編み込んでいきます。
始めの細いヒゴの次からは、少し幅が広い、といっても幅2~3mmの長いヒゴをまわして編み込んでいきます。

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底が丸く膨れて飛び出し気味になるため、膝で押し込んで内側にへこむクセをつけています。

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縁まで、編み上りました。


次は縁巻きをして完成です。

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縁巻き用の幅が広く長いヒゴを作る講師の手元です。
このヒゴづくりが、とても難しい技術です。

今日はここまで。三時前に山に日が入り、急に気温が下がりました。
明日もみなさん引きつづきの作業を行います。
by isumi-sato | 2015-11-28 17:21 | 行事報告

もち米の精米

11月27日(金)、午前9時の気温11.0℃、4日ぶりに晴れ渡り、朝からまぶしい日の光が昆虫広場を照らしました。


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今朝は風も強かったため、オギの小穂が風に吹かれてフワフワと舞い上がっていました。いつものセンターとは少し違った風景を見ることができました。自然は素晴らしいですね。

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今日は職員が朝から12月12日(土)に行う、「米作り3・もちつきをしよう」に使用するもち米を精米するため、センターにはない精米機をもっている方のご自宅へ伺いました。この精米機は、籾の状態と、玄米の状態どちらからも精米できるといいます。

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まず、精米の度合いを調べます。

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その後、精米の度合いを調整し精米していきます。この中央の目盛で精米の調整ができます。籾殻の付いた状態からの精米なので、時間がとてもかかりました。しかし、この機種はもみからも玄米からも精米できるというすぐれものの機械でした。

餅つきの用意は着々と進んでおります。後は当日雨が降らないことを願うばかりです。

参加される方、楽しみに待っていてくださいね。
by isumi-sato | 2015-11-27 13:40 | 作業風景

実と葉色

11月26日、雨のち曇。午前九時の気温は8.8℃、今朝の最低気温は4.9℃でした。
今回の降水量は、33mmでした。昼前には雨が上がり、一時的に日が射しました。

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朝の気温がだいぶ下がりました。山の斜面の黄色が目立ちます。昆虫広場のススキやオギの穂は、まだ濡れているためはっきりしませんが、晴れて穂が乾けばフワフワの穂が日なたで揺れる景色が見えるでしょう。


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湿性生態園には、雨上がり間もないため、周囲の山から水が集まり続け、水路にはいつもよりも豊富な水量が流れています。

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曇りがちの天気の中、明るく目立つのは、ツバキの花でした。
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よく見ると、すぐそばに昨年の花のあとのツバキの実もついています。
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そして、これから開く蕾も準備をしています。


赤い実をたくさんついている樹木クロガネモチ(雌木)の足元に、年末になると目立つ
赤い実がありました。
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マンリョウです。センリョウは、赤い実を先端に上に向けるようにつけているので、すぐに区別がつきます。


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小水路沿いには、ネコヤナギの芽がまだ赤い皮をかぶっています。
もうひと月も経てば、皮を脱いで銀色の毛に覆われた芽を披露してくれることでしょう。


林道を歩くと、いろいろな葉っぱの色に出会えました。

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イヌビワ

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ノブドウ

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マメガキ


このところの毎日の気温変化で、葉っぱはいろいろな変化を見せてくれます。
by isumi-sato | 2015-11-26 17:33 | しょくぶつ

さとの文化祭撤収作業

11月25日(水)、午前9時の気温10.0℃、朝から雲が空を多い、ポツポツと降っていた雨も10時近くには、本格的な雨に変わり、中休みを挟んで降り続いています。


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昆虫広場のセイダカアワダチソウも、鮮やかな黄色から茶色に変わりました。モコモコした茶色い物は、種子で冠毛(かんもう)【萼(がく)が変形したもので、風を受けて飛び、種子を散布するのに役立つ】を持っています。冠毛全体が「泡立つ」ように見えることと、草丈が高くなることから「セイタカアワダチソウ」の名がつきました。根は地下50cmくらいまで伸びます。


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さとの文化祭の片づけを始めました。
展示した夷隅郡市内の22校の児童の絵画作品を外し、工作や自由研究も間違いなく返却できるように、出品者名簿を確認しながら、破損しないように丁寧に各学校ごとまとめました。


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絵画は一枚ずつ学校名、児童名等間違えがない様に学校ごとに分け、保管しています。7人がかりで行ったので、例年よりも早く撤収作業は終了しました。

ただ、まだ作業が残っているので返却にはもう少し時間をください。

来年は、さとの文化祭は20回目を迎えます。
次回も多くの作品をお待ちしております。
by isumi-sato | 2015-11-25 17:40 | 館内展示

さとの文化祭の最終日

11月23日、曇のち小雨。午前九時の気温は13.4℃、今朝の最低気温は7.7℃でした。

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さとの文化祭も最終日です。今日もたくさんの方が観賞に来館されました。

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ハス田はすっかり葉が枯れて、冬景色に近い状態です。

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ハス田わきのオニグルミの洞(うろ)の中には、
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今年もニホンアマガエルが入り込んでいました。


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一方、気象観測の百葉箱の中、湿球温度計の水タンクにも、再び常連のカエルが戻ってきていました。再び、地面に帰っていただきました。
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今度見つけたら、もう少し離れた場所に行ってもらうことにしますよ。自然の中で居場所を探してね。


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朝の気温が10度を下回り、木々の葉の落葉が進んでいます。
万木堰の対岸の黄色い葉の量も減って木々の枝が見えるようになってきています。


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周囲の山の上の方には、赤い色になった樹木、枝だけになった樹木が見えます。


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湿性生態園へと向かう林道では、たくさんの落葉が積もっています。
上を見あげると、色とりどりの世界が堪能できます。


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湿性生態園では、人の気配を感じて飛び立ち、上空をぐるりと回り戻ってきて、杉の梢のてっぺんに止まっている鳥がいました。アオサギです。人がいなくなると降りてきて、水路の中を歩いて、食べ物を探しているようです。


さとの文化祭の最終日、午後からまた雨が落ちてきて暗くなりました。
秋ももうすぐ終わりに近づいていると感じる一日でした。
by isumi-sato | 2015-11-23 16:59 | センターこぼれ話

明日で最終日!!

11月22日(日)、午前9時の気温14.2℃、雲の多い一日で、青い空を見ることのできない一日でした。

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センター敷地内にあるクロガネモチは赤い実をたわわに実らせています。実と葉のコントラストが鮮やかです。葉には光沢があります。

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コブシの果皮だけが残り、黒く反りあがってきました。赤い種子も葉もほとんど落ちています。


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コブシの花芽(冬芽)です。毛がはえているのが分かります。このまま越冬し、春に若葉の芽吹く前に白い花が咲き、甘い香りが漂います。春が楽しみですね。

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連休、中日の今日はさとの文化祭へ大勢の方が見に来てくれました。明日で最終日。一度来た方も素晴らしい作品を展示してありますので、ぜひもう一度ご来館下さい。

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これはセンター脇の林道でとれたある植物の根です。サツマイモのようですが、違います。クイズ形式で、和室入口の右側に展示致しましたので、答えを見に来てくださいね。

お待ちしております。
by isumi-sato | 2015-11-22 15:15 | 行事報告

11月の連休初日

11月21日、快晴のち曇。午前九時の気温は12.8℃、今朝の最低気温は8℃でした。
久しぶりに朝から青空が広がりました。

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朝早くから来られた常連さんが、湿性生態園の向こうまで散策・自然観察をしておられました。

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湿性生態園の先の林道沿い、日当たりのよい斜面に、わずかに咲くリンドウを見つけて撮影しておられました。発見には、なかなかの注意力が必要ですが、チャレンジされてみてはいかがでしょう。


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湿性生態園まで足を伸ばす方は少ないようですが、水没ヤナギ林の景色やこれからアオジ、シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、カワセミ、キセキレイ、コゲラ、ノスリなどの多くの野鳥たちにも出会える機会が増えます。散策がてら、足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
午前中の方がお勧めです。

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木々の葉の色も深まる秋にふさわしいトーンになりました。ヌルデも味わい深い色合いです。

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万木堰に水鳥が少しずつ増えています。
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今日は、カルガモ、カイツブリに加えて、マガモ、カワウなどがくつろいでいました。

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田んぼの奥の電柱の上にいるモズを撮影できました。
今日はなわばりを主張する高鳴きの声は聞こえず、静かでした。気のせいか表情も少し穏やかな感じがします。



連休なのでやってきたこども常連さんたち、久しぶりだとザリガニ釣りを行いました。
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今日は昼ころは日差しもでて暖かったためでしょう、見事、赤くて大きなザリガニを釣り上げました。今年最後に釣れたザリガニになるかもしれません。
後から来た子どもたちも同じザリガニを手で捕まえていました。

受付窓口に置いてあるドングリのやじろベイを見て、「作ってみる!!」と、
雑木林へとどんぐり拾いに行きました。
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ドングリやじろベイができました。


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小水路には、メダカの影が動きます。日ざしがあると水温も上がるためでしょう、人が近づくと、その影の動きがすばやく活発です。



今日もさとの文化祭の作品を観賞に多くの方が、ご来館されました。
連休、ご来館をお待ちしております。

※ツルリンドウと一時記載しましたが、その後確認し、リンドウであることが分かり、訂正いたしました。
by isumi-sato | 2015-11-21 17:19 | いきもの

フユイチゴが見頃です。

11月20日(金)、午前9時の気温12.0℃、朝方は晴れ間がのぞき、北東の空には虹が見えました。カメラに収められなかったことが悔やまれます。その晴れ間も、長く続かずお昼前には雨が降り出しました。


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午後のセンターからの風景です。少しずつ紅葉が始まっていることが分かります。


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この時期、林道を歩くとよく目にする赤い実。その中でも低い位置にあり、まるでイクラの様な光沢のある実を良く見かけます。


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フユイチゴと言います。つる性の常緑小低木。匍匐枝(ほふくし:地上近くを這って伸びる茎のこと)を伸ばして繁殖します。長いもので2m。茎、葉の裏に毛が密生しています。果実はがくに包まれていて、食べられるそうです。別名カンイチゴとも呼ばれます。ジャムにして食べる方もいるようです。



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こちらはお菓子の様な入れ物に入っていますが、お菓子ではありません。センターで首を長くして待っていたものです。

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第19回さとの文化祭へ出品してくれた小学生への参加賞です。フリクション(Friction:英語で「摩擦」等を意味する)の蛍光ペンで、このペンで書いた線を軸後部のラバー部でこすると消えてしまいます。みんな喜んでくれるかな?。

23日の勤労感謝の日まで「さとの文化祭」を開催しています。
素晴らしい作品を見ることができます。

ぜひ見にきてください。お待ちしております。
by isumi-sato | 2015-11-20 17:05 | しょくぶつ

カラスウリで金運UP?

11月19日(木)、午前9時の気温13.0℃、ここ何日か暖かい日が続いたので、とても肌寒く感じました。今朝は風も強く、雲も多く曇りがちでした。午後からは雲も少なくなり日も出てきました。

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午後のセンターの風景です。

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湿性生態園へ続く林道では、道路が半分近く雑草で覆われてしまったので、職員が三人がかりで撤去をしました。車道外側線が見えないほどの勢いでした。その作業中、職員が大きなサツマイモの様な根の塊を見つけました。


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ネットや図鑑で調べてみると、カラスウリの根っこのようです。こんなに大きくなるのですね。冬になると地上部は全て枯れてしまいますが、根の塊を残し来春再び芽を出します。秋には、つるの先端が地面にもぐり、根を作ってそこから新しい個体ができると言う繁殖方法を取ることもあります。


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今、センターでははカラスウリの実が一斉になりはじめ、林道ではポツポツと鮮やかなオレンジ色が目立ちます。カラスウリという名前からすると、カラスの好物の様に聞こえますが、好物ではないようです。この時期に赤い実が残るのをカラスの食べ残しにみたてて、カラスウリという名前がついたといわれています。


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これはカラスウリの実の中に入っていた種子です。大きさは横幅1㎝ぐらいです。黒色で光沢があります。カマキリの頭のようにも見えますが、大黒天の打ち出の小槌にも見えることから、財布に入れる風習もあるそうです。

さっそく私も財布に入れてみようと思います。
by isumi-sato | 2015-11-19 16:47 | しょくぶつ