千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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今日のセンター

朝は強い北風が吹き肌寒い始まりでしたが、午後には風もすっかり止み穏やかな春の陽気でした。
林道でだけ聞こえていたウグイスのさえずりも、中庭で聞こえる様になりました。


中庭のボケのつぼみが月初めに紹介したよりずいぶん膨らみました(こちら)。
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2月中に開花した年も有りましたが、今年の開花は3月に入ってからのようです(今日が2月最終日ですしね)。
中庭のベンチに座りながら、ボケの花を観賞しつつ、上からウグイスのさえずりが聞こえてくるの・・・なんて最高な春の楽しみ方ももうすぐできます。

竹林の側を歩いていると、フキノトウがありました。
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センターの畑に出る栽培品種ではなく、いわゆる「野ブキ」と呼ばれるフキのフキノトウだと思います。
フキノトウはフキの花茎なのですが、雌雄異株で雄株と雌株が分かれています。
上の写真を拡大してみると・・・
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星形の花が見えます。
このような花が咲いている方が雄株です。
雌株は全く違う形をしており、花を拡大した物がこちらです。
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ふさふさした物が全面に見えると思います。
これが雌しべだそうです。
フキノトウを山菜として見た場合、雄株と雌株では味が違うと言う人もいるようですね。


フキノトウと同じく早春の植物でもあり、山菜としても扱われるものにツクシがあります。
そのツクシも今日水路際に顔をのぞかせているのを発見しました。
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“つくしだれのこ、すぎなのこ”というわらべ歌があります。
そもそもスギナはシダ植物なので胞子を飛ばします。
そこで、胞子を飛ばすために伸ばすものがツクシなのです。
ツクシを掘り上げると、そのまま近くのスギナの株と繋がっているのが分かりますよ~。
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辺りを見渡すと、あちこちにスッと伸びていました。
ツクシは春の季語でもあり、野原に姿を見ると春だなと微笑ましい気持ちになります。
ただし、農業をやる人にとってスギナはとんでもない強雑草です。
春の話題でツクシを・・・と記事を書いている横では、畑のスギナ討伐に向けて~なんて議論が繰り広げられています。あらら。


湿性生態園の生き物たちも春めいてきました。
水面際の倒木ではミシシッピアカミミガメが甲羅干し・・・
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こちらも春だなと、微笑ましい気持ちに浸りたいのですが、ミシシッピアカミミガメ通称ミドリガメは要注意外来生物に指定されています。
春の訪れを感じる風景を素直に喜べない現状は少し寂しいですね。


少々考えてしまうことも有りますが、ここ1週間で一気に春らしい風景が見られるようになりました。
冬鳥たちの姿もそろそろ見納めかな?
今ならギリギリ冬鳥の野鳥が暖かい陽気の中観察できるかもしれませんよ~(と、言いながら明日は一日雨の予報です)。
by isumi-sato | 2015-02-28 17:34 | しょくぶつ

カエルかえる


2月27日、晴れのち曇り。午前九時の気温は10.4℃、今朝の最低気温は4.8℃でした。きのうは朝から雨で気温が上がらず、寒い一日でしたが、今日は朝の九時から10℃を超えて、暖かくなったと、感じられる一日のスタートでした。
 一日の明るい時間、日も伸びてきたことを実感します。

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畑のナノハナも暖かさからいっぺんに花が開いて、黄色が目立っています。

きのうの雨は31mmと、まとまった量の降水になりました。
水路も水量が多く、音をたてて流れています。
田んぼの脇の水路では、
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水中の水草の緑色が明るく目立つようになってきました。クレソンです。
クレソンはフランス語で、植物の和名は、オランダガラシです。
実は、要注意外来生物だそうです。

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また、ほかの水路でもいろいろな個所に、カエルの卵塊を見つけることができます。


湿性生態園の止水域では、早くもカエルの卵がかえり、小さなオタマジャクシの赤ちゃんが見えています。
卵塊を発見してから一カ月近く経っています。
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まだ、かえったばかりで水底に小さな黒いものがバラバラと見えている状態です。


そして、トウキヨウサンショウウオの卵のうが見つかっている水路では、

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かえったばかりのトウキヨウサンショウウオの幼生が水路の底、落ち葉の近くにいるのを発見することができました。

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春の訪れが、実感できる季節がもう近くにやってきています。
by isumi-sato | 2015-02-27 17:36

今日のセンター

今朝の6時頃から降り出した雨はその後止み間なく続き、16時30分までに25mmの降水量を記録しています。
予報を見る限り、このまま日付が変わるころまで降り続くようです。


雨が強いので今日は室内仕事。
その一つが落花生の殻むきです。
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落花生は昨年の10月にセンターの畑で収穫したもので、今年の種用に保管していたものです。
生のまま貯蔵すると腐ったり、カビたりするので収穫直後天日干しをして、しっかり乾燥させました。
ただし、翌年の種にする場合、乾燥し過ぎを防ぐため殻はつけたまま年を越し、3月近くになってから殻むきをするのが良いそうです。

殻を割ると中から良く出来たもの、萎れたものと出てきます。
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左から殻つき、良い種、悪い種です。
一目瞭然ですね。

ところで、落花生に限らず種には土にまく向きがあるというのをご存知でしょうか?(気にする必要も無いものも有ります)
落花生は、先端が尖った方を下に土にまくのが良いそうです。
何故か、それは尖った方から根が出て、丸まった方から芽が出るからとのことです。
逆にまいても芽も根も出ますが、逆に向いている分芽が土の上まで出て来るのに時間がかかるそうです。

この種の上下は殻を割る前からも分かります。
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殻の先端が尖っている向きと同じように、種が並んでいるのです。
これは分かりやすいと思いましたが、いざまく時にどっちを上に向けるか考えていたら手間がかかります。
そこで、一番手間がかからないまき方は、立てない、横に寝かす・・・だそうです。
「なるほど!」と、思わず膝を打ちました。
確かに、倒してしまえば上も下も有りませんし、どっちだ~と考えずにまけます

殻をむき終わったあとは、良い種と悪い種に選別します。
実は、この良い種、悪い種も殻つきの段階で分かるそうですよ。
殻つきの状態で選別するか、むいてから選別するか・・・あなたならどちらを選択しますか?
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選別が終わったものをシャーレに分けました。
どちらが良い種か?一目で分かりますよね。
皮にシワが少なく、丸々した大きい物が良い種です。
種まきは、5月中旬ぐらいが頃合いです。


さて、今日は落花生について少し詳しくお伝えしました。
落花生の話を聞いていたら、落花生食べたくなっちゃった、もしくは、実際に栽培したいな~と思ったあなたに朗報です。
今年、センターでは落花生の栽培行事を5月(種まき)と10月(収穫)に開催いたします。
詳しくは、こちら行事案内をご覧ください。
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新規行事のため勝手が分からず、控えめに8家族の募集です。
グループごとに区画で種まきや収穫をしてもらいます。
受付は電話・メール・FAX・窓口・全て、3月1日9時からになります。
興味を持たれた方はぜひ、お申込みください。
by isumi-sato | 2015-02-26 17:27 | 作業風景

今日のセンター

昨日のように暖かくなると思いきや、少し肌寒い一日でした。
2月も下旬になり、関係無い人にはどうでも良い、関係ある人には死活問題な出来事が本格化しています。
それはこちら。
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恐ろしい・・・と、思わずにいられない存在が、着々と熟しているようです。
2月の頭から、もしかして・・・いやいや、まだだまだと、見ない振りをしていましたが、昨日から日に何度もくしゃみが出る様になってしまったので、センター周辺の山からも本格的に飛散しているようです。
昨日は甲羅干し中のカメ達を撮影しようとしていたのですが、くしゃみが我慢できずまんまと逃げられてしまいました。
せっかく暖かくなって外歩きが楽しい頃なのですが、しっかり対策をしてから外に出ないとならないようです。

花粉の襲来におののくものの、スギやヒノキと同じ環境で楽しいこともあります。
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ウソ♀
今日は5羽程の群れで、林道斜面に集まっておりました。
ヒィッ、ヒィッと澄んだ声で鳴き交わしていました。

最近、湿性生態園ではウソの声に少し似た、でももっと物悲しい声で鳴く鳥がいます。
残念ながら姿は確認できていないのですが、湿性生態園の山側のヤブにいるようです。
ウソの地鳴きが短くヒィッと鳴くのに対し、ヒィーイ、ヒィーイとの伸ばすよう鳴いています。
声の主は、トラツグミです。
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(2011年撮影)
主に夜鳴き、雨天や曇天の日には日中でも鳴くと図鑑にはありますが、湿性生態園のトラツグミは晴れの日も鳴いていました。
まっ、晴れていても、湿性生態園は午後には日陰になるので鳴いているのかもしれませんが・・・。
おどろおどろしいような、切ないような、どこか物悲しい声で鳴いています。
必ず鳴いている訳では無いのですが、湿性生態園を訪れた際には耳を澄ましてみて下さい。


同じく、湿性生態園では産卵ラッシュ!
水が溜まっている所を覗けば、ニホンアカガエルの卵かいが見つかります。
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幅1m程度の水溜りに、数えたら14個の卵かいがありました。
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まだ産卵されてあまり時間が経っていないようで、小さくまとまっていました。
この卵かいを撮影しようとモゾモゾしていると、ピョンと成体が飛び出てきました。
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まるで産卵中のような写真になってしまいましたが、もちろん違います。
小さく産んで、大きく育てる・・・では有りませんが、最初から写真サイズの卵かいを産卵するのではなく、産卵後水を吸う事により大きく広がるのです。
2枚目の写真には、少し大きくなった卵かい(右)とまだ小さい卵かい(左)が並んであります。

1月に産卵された卵は、そろそろオタマジャクシになりそうです。
ニホンアカガエルに追いつけとばかりに、次はシュレーゲルアオガエルやニホンアマガエルの声が聞こえるようになります。
by isumi-sato | 2015-02-25 17:00 | いきもの

今日のセンター

日曜日から暖かい日が続いています。
今日の天気は一日どんより曇っていましたが、巡回中上着も必要無い程暖かい日でした。


空は曇っているものの、ぬくぬくした気分で外を歩いているとニホンアマガエルの「クワックワッ」という声が早くも聞こえてきました。
以前取り上げた“ウロガエル”の家(うろ)を覗くと、こちらを見つめる目と目が合いましたよ。
そろそろカエル達も活動を始めるようです。
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また、地面にはヨモギの若葉が目立つようになりました。
“餅草”とも呼ばれ、草餅を作る際に新芽を使います。
今は地面にはう様な小さな株ですが、秋に向けてどんどん草丈が伸び、大きい物では120㎝ぐらいにもなり、まるで別物のような姿になります。
新芽は餅草に、生長したものは葉の裏の毛だけを集めてお灸に使うにもぐさにしたり、お茶や入浴剤変わりにと、昔から利用されてきました。

ヨモギの若葉を観察していると、別の植物の上でチョコチョコ動き回るものがいました。
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瑠璃色の背中、コガタルリハムシです。
ちょうどお食事中で、大好きなギシギシの葉を食べています。
ギシギシの葉が大好きなため、ギシギシハムシなんて別名があるそうです。
よくみると、あちこちのギシギシで盛んにお食事中でしたが、ハムシは近づくとポロッとためらいも無く葉から落ちて逃げてしまうので、だいぶお食事を邪魔してしまったようです。

畑に咲いている食用菜花にもお客さんがたくさんやってきています。
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冬でも穏やかに晴れている日に、1,2匹姿を見る事が有りましたが、今日はブンブン飛び回る羽音がたくさん聞こえていました。
ミツバチ類やハナアブ類も「それっ!働くぞ~」と、巣から出てきたようです。


湿性生態園では、菜の花の様なミツバチの様な色をした鳥がさえずっていました。
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キセキレイです。
中庭や駐車場を歩き回るハクセキレイ、セグロセキレイと違って、センター近くで姿を観察できるのは、湿性性生態園が主です。
お腹の柔らかい黄色(レモンイエロー?)が特徴で、一目でキセキレイと分かります。

林道を歩いていると、“キョロ、キョ、キョロ”となんだか変な声が聞こえてきました。
はて・・・誰の声だろう?と、考えてハッと思い出しました。
ウグイスのさえずりです。
毎年「この変な声は何だ・・・?」と考えさせられてしまいます。
だって、鳴き始めは本当に奇天烈なんですもの。
きれいなさえずりが聞こえて来るのは、もう少し先のようです(練習してもらわないと~)。


カエルが鳴き、ウグイスがさえずる・・・春が来た~と、ウキウキしてしまいますが、油断大敵!
また気温がガクッと下がる予報が出ています。
まだ春本番では無いので、すぐ冬仕様に戻せる準備もしておかないとなりませんね。
by isumi-sato | 2015-02-24 17:19 | いきもの

吹くか、春一番


2月22日、雨。午前九時の気温は5.8℃、今朝の最低気温は1.0℃でした。
今日は朝からあいにくの雨模様でした。
朝の天気予報でも、前線を伴った低気圧が北上して南よりの風が吹くことになり、強い風が吹けば今年の春一番になるだろうと、いっていました。
春一番とは、立春から春分の間に強く吹く、初めての南寄りの風のことをさします。
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十時過ぎには、周辺にもやが立ち込めて小雨の中、幻想的な景色になってきました。空気は、生暖かくて、昨日までの冷たさは感じられません。

雨は、昼過ぎには上がって曇となり、降水量は10mmでした。


夕方5時前の気温は、11.8℃となって暖かく湿った空気に包まれています。
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午前中のもやはなくなりましたが、
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万木堰の水面からは、水蒸気があがっています。
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結局、夕方までの時点では強い南風は吹くことはなく、春一番はまだでした。


水蒸気たっぷりの暖かく感ずる空気の中、
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ネコヤナギの花芽は、銀白色の毛で水をはじいています。
一部の花が咲き始めています。この咲き方は、尾状花序といいます。
赤いのは、葯(やく)で、黄色の花粉を出した後、黒くなります。
雌雄、異なる花序で、写真は雄花序です。

東側の隣接した森の谷の奥方から、声が聞こえてきます。
低い声でゆっくりと「ホーホー」の後、少し早口で「ゴロスケ、ホーホー」。
フクロウの声です。その姿には、いまだお目にかかってはいません。
by isumi-sato | 2015-02-22 17:25

そば打ち体験行事

本日、「そば打ち体験」行事を開催いたしました。
大人14名の参加がありました。


当センターには大人数で使える調理室が有りません。
そのため、そば打ち行事だけは別の施設を借りて行っています。
ここ数年は予約が取れているので、岬公民館で行っています。

まずは講師が実演しているところをよく見てから、作業を始めました。
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今日の配合は七三ソバ、そば粉250g、強力粉100g、水175㏄で作りました。
そば粉と小麦粉をふるいにかけ、よく混ぜ合わせます。
そば粉の中にはソバの実の殻が入っていることもありますので、そういったゴミも取り除きます。
粉を合わせてから、水を半分入れて指を立てた状態で水と粉が合わさる様にかき混ぜます。
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「水回し」という工程で、ここで味が決まるという話もありました。
練らないように素早く混ぜていると、徐々に粉がまとまり粒状になってきます。
なかなか粒状にならないと焦る気持ちも出てきますが、講師から「そば粉の方から寄ってきます」との言葉が・・・
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全体が粒状になったら残した水を足して更に作業を続けると、粒が大きくなっています。
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ここまで来たら一まとめにします。
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ここからは生地をまとめて練り、続いて「菊練り」と呼ぶ生地のキズを無くす練り方を行います。
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すると・・・
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講師いわく「竹の子型」になります。
傷一つ無い竹の子型を目指して皆さん作業を続けます。
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「どうしても竹の子にならない」、「キズが消えない」等々、上手くいかない人もおりましたが、講師の話しを改めて聞きながら、菊練りを終えました。

つづいて、生地を伸ばします。
まずは掌で円形に伸ばしていきます。
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初心者の方が作業につまずくと、熟練の方が手伝ってあげる場面もあちこちで見られました。
参加者同士が和気あいあいと協力しながら作業をしているの見ると、職員もたいへんうれしいです。
1㎝程度の暑さに伸ばしたら、麺棒で伸ばします。
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最初は円形だったものが、伸ばす向きを変えて何度か伸ばすと・・・
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四角になります。
四角に伸ばしたら、折りたたんで切ります。
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好みもあるでしょうが、1mm程度の細さに切るのを目指します。
初心者の方は「ちょっと細すぎるかも・・・」と思うぐらいを目安に切ると良いそうです。
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こちらは講師の切ったものです。
流石の出来栄えです。

打ちたてはさっそくその場で茹でて試食しました。
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ゆで時間は2分を目安に行いました。
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皆さんご自分で打ったそばに、美味しい!と舌鼓を打っていました。
多少いびつでも自分で打ったぞと、いう気持ちは美味しさのスパイスになるようです。

ただし・・・講師が打ったそばを試食したら「全然違う!美味しい~!」と、違いを実感してしまったようです。
今日覚えたことを忘れ無い内にもう一度打つと、より身に着くそうなので、皆さんもぜひ近日中に打ってモノにしてくださいね~。
by isumi-sato | 2015-02-21 17:22 | 行事報告

今日のセンター

明日は「そば打ち体験」行事を開催いたします。
この行事のみ現地集合となりますので、申込まれた方は5分前には受付を済ませられるように集合ください。


湿性生態園を歩いていると、チッチッと高い声が聞こえてきました。
その鳴き声の主は、姿はよく見かけるのですが割とすぐに飛び立ってしまいます。
今回は、飛ばれる前に撮影できたぞと、後から画像を見てみると・・・
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どこに写っているのかしらん・・・と、一瞬、撮影者すら分からなくなってしまいました。
よ~く見ますと、写真中央に地面の色とそっくりな姿がありました。
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拡大したものです。
植物の種が好物で地面におりて採餌していることが多いようです。
写真のように地面と同化するような色彩なので、存在に気づかず近づいてしまい、パッと飛び上がって逃げる後ろ姿は毎日観察しています(ダメですね・・・)。

次は、高い枝の上でツツピー、ツツピーと鳴いていたのがヤマガラです。
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お腹のオレンジと、黒い頭でヤマガラだと分かりました。
高みの見物で、ヤマガラから見て低いトベラの樹で右往左往しているエナガの群れを見つめていました。


林道では、クロモジのつぼみが一段階春に近づきました。
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クロモジの花は散形花序といって多数の花が放射状に咲くのですが、冬の間は一まとめに包まれています。
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↑が11月の写真。
それが、ここ数日で明らかに花の形が分かる様になりました。
昨年は、3月中旬に開花した記録が残っていますが今年はいつごろ開花するでしょうか。
この状態のままで3月まで待つのでしょうか?
皆さんも林道を歩く際は、上も観察しながら歩いてみて下さいね。


すでに春がやってきている植物もありました。
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タチツボスミレ。
林道でも特に日当たりのよい場所で1株発見しました。
外はもう、春さがしが楽しいころですよ~。
by isumi-sato | 2015-02-20 17:33 | しょくぶつ

平成27年度行事案内ができました

お待たせいたしました。
ついに、平成27年度行事案内をお伝えできます。

平成27年度千葉県いすみ環境と文化のさとセンター行事案内

印刷物は近隣施設等でも配布協力をしていただいております。
昨日のブログでも取り上げましたが、4月の行事への参加申し込みは明日、20日9時からとなりますので何卒よろしくお願い致します。
新顔の行事もいくつかございますので、27年度もぜひぜひ御参加お待ちしております。



★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★★☆★
行事案内の他にもおニューな物ができました。
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こちら。
さて、何が新しいのかと申しますと、橋を新しく掛け直したのです。
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ピカピカです。
昆虫広場からデイキャンプ場へ渡る2ヶ所の橋の痛みが酷く、16日休館日に2本とも新しくしてもらいました。
作業小屋前の上記写真の橋と、
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雑木林側の橋です。

当初、外した古い橋の材でまだ使えるものは残してもらう予定だったのですが、今日工務店の方がいらして「とても使えるような材では無かった」との事で、全て処分となりました。
蓮田の枠修繕に・・・と、あてにしていたのですが、残念です。
ただ、そんな状態の橋が落ちる前に新しく出来たのは本当に良かったです。
センターも今年でちょうど20才、そろそろ修繕ヶ所がポロポロ出てきます(直らない雨漏りとか・・・)。
今年もできる範囲は職員が、手におえない部分は業者さんにお願いして手直ししていくことになりそうです。
by isumi-sato | 2015-02-19 17:13 | 行事予定

来年度の準備慌ただしく・・・

昨夜から降る雨は午前中に一旦止んだものの、午後からまた大きな雨音を立てています。
昨夜から今日の17時までの降水量は、15mmでした。
雨で寒いとくれば、センターもひっそり静かな一日でした。


センターでは国指定の天然記念物、ミヤコタナゴを飼育しています。
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(上記写真は、2010年当時のものです)

ただし、展示しているミヤコタナゴもだいぶ年齢を重ね、次々寿命を迎えており飼育数は残り3頭になってしまいました。
ミヤコタナゴを展示している施設としては以前のように群泳している姿をお見せしたいのですが、なにぶん天然記念物のため、自由に移動ができません。
そこで、県の施設からの移動申請を環境省と文化庁にしており、現在その認可待ちです。
いつ認可が下りるのか、センター側は皆目見当がつかないのですが(申請は夏ぐらいには出しているはずなのですが)、群泳観賞はもうしばらくお待ちください。

最近、入館表に「ミヤコタナゴを見に来た」という声が数件ありまして、がっかりさせてしまっただろうなと、こちらも胸を痛めておりました。
展示数は少ないのですが、千葉県が発行したミヤコタナゴのパンフレットの配布は続けておこなっておりますので、来館された際はお持ち帰りください。
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ミヤコタナゴの生態や、生息環境、減少の理由や減少を防ぐ取組等、記載されています。
その中に「ミヤコタナゴを見ることができる施設」の項目があり、当センターが一番上に記載されています。
それを見る度に「やめて~!」や「ごめんなさい!」と、いう気持ちが湧いてきます。
夏になる前には(多分)、新たな群れがセンターにやってくると思いますので、もう少々お待ちください。


展示水槽繋がりで、最近のトウキョウサンショウウオについて。
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野生化では産卵が始まったので、1月下旬展示水槽も産卵仕様にレイアウトを変えました。
変えて数日は、繁殖行動と思われる動きを盛んにしていたのですが、何か気に入らない事があるようで、産卵に繋がらず、今はもう解散してしまいました。
オスもメスもそろって水の中でノビノビしています(本来メスは産卵の瞬間に水に入る)。
こちらの意図するように動いてもらうのは難しいと痛感です。


館内展示の紹介はさておきまして、職員は本日、来年度の行事案内発送作業に追われておりました。
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雨の日だったので仕事としてちょうど良かったのですが、たまたま人員が少ない日だったので、サイトや受付事務等までは終わらず・・・明日に持越しになってしまいました。

来年度の行事案内は19日(木)公開
4月の行事への参加申し込みは20日(金)午前9時からとさせていただきます。


大変お待たせしておりますが、何卒よろしくお願いいたします。
by isumi-sato | 2015-02-18 17:37 | おしらせ