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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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里山の鳥の観察

一月最終日の今日は、センターの行事「里山の鳥の観察」を行いました。
前日の雨天とは対照的な晴天となり、午前9時の気温は6.6℃、北の風風速3mとまずまずの観察日和でした。観察した午前中は、予報された北風も強くは吹きませんでした。

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8時30分集合。鳥の観察は朝早くの方が、たくさんの鳥たちに出会うことができます。本日の参加者は17名でした。講師の先生が、観察方法やコースの説明をしました。コースはセンターから、万木堰、湿性生態園、三光寺、万木城城址展望台を経て丘陵の北側の集落を歩いてセンターにかえる約3時間のコースです。

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はじめにセンター駐車場で双眼鏡、望遠鏡の操作の練習を行いました。駐車場の向かいのやぶの中に動く野鳥がいました。アオジです。
それぞれ持っている道具でピント合わせ、照準合わせなどの練習を行いました。

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続いて、万木堰に出てその水面中央には水鳥が一羽見えました。カイツブリでした。この鳥は一年中堰にいて観察できる鳥です。いつも潜水を繰り返していて、潜った場所から数十メートル離れた場所に十秒くらいたって姿を現わします。鳥の姿は見えませんが、いろいろな鳴き声が聞こえてきます。ウグイスの声、今は「チャッチャッ」と聞こえますという解説を聞きながら、ほかの鳥の姿を探します。
少し進んで野鳥観察塀のところで野鳥を探していると目ざとく講師が堰の対岸にルリビタキを発見しました。(幸せの青い鳥と言うそうです)みなさん美しいルリビタキの姿を観察することができました。
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写真は別の日に撮影したものです。

林の中では、コゲラ、メジロが確認されました。「フィー、フィー」というウソの声も聞こえてきました。さくらの蕾を食べてしまいますが、昔は口笛のことをウソといったのでその名前がついたと説明がありました。 葉を落とした枝で実をついばんでいたシロハラも観察できました。

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三光寺の池ではホシハジロ(メス)、カルガモが気持ち良さそうに水に浮いていました。天空では、ミサゴが2羽獲物を探して旋回していました。魚を探して食べており、ノスリよりもシャープなシルエットで、英語でオスプレイというなどの解説がありました。


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堰の奥の長い階段を登りつめて、丘の上に出ました。
万木城跡展望台では房総丘陵のすばらしい景色に加えて、皆さん富士山に興味があるようでした。あいにく今日は雲が多くて姿を拝めませんでしたが、あの方向の雲の中に富士山があると、しばらく景色を眺めていました。展望台の高い所から、ソメイヨシノに数匹群れていたカワラヒワを見ることもできました。

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丘陵を降りてしばらく集落を歩きます。遠くのスギの木立に白くたたずむ鳥が見えました。ノスリでした。
水田ではセグロセキレイが餌を啄ばんでいました。モズ、タヒバリ、ツグミ、カラス、トビなども観察できました。

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遠目では、スズメと思ってしまう小鳥が実はカワラヒワという背中やお尻が黄色く見えるきれいな鳥だったということに、認識を新たにしたと驚いておられるかたもいました。


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最後に先生と参加者による鳥類リストを使った「鳥合わせ」を行い、結果30種の鳥の観察を確認しました。
カルガモ、ホシハジロ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ミサゴ、トビ、ノスリ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、シロハラ、ツグミ、ルリビタキ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ウソ、カシラダカ、アオジ が観察できました。
ヒヨドリの渡りなどについても質問が出ました。詳しい生態はまだ分かっていない部分も多く、ヒヨドリもいろいろ試行錯誤して暮らしているのではないでしょうかというお話でした。
身近な鳥の名前が少しわかった、ふだんよく聞く声から鳥がわかった、ルリビタキが見られてよかった、などの感想をいただきました。


2月8日には「水辺の鳥の観察」を予定していますので、ぜひ参加申込みをおまちしています。
by isumi-sato | 2015-01-31 14:53 | いきもの

雨の一日、冬は野鳥も大変なのです

1月30日、雨。午前九時の気温は3.9℃、今朝の最低気温は0.7℃でした。未明から雨が降り始めました。空気がよく冷えて、寒いですね。予報では夜まで終日、雨です。
東京では、朝から雪になり昼ごろから雨になったと聞きました。関東北部や標高の少し高い所では雪が降り積もっているもようです。

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今日の景色は、雨です。
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降水量は降り始めた午前三時から午後四時で28mmになりました。


今日は少し前に採った写真を紹介します。

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ウソです。ソメイヨシノの蕾を食べているところです。この写真は、庭の桜の木にやってきたところを24日に撮影したものです。3、4羽でやってきて、「フィー、フィー」と鳴きながら、ソメイヨシノの枝先に止まり、ポリポリと蕾を食べていました。
湿性生態園の先の林道では見かけたという情報をいただきましたが、
今年は、当センターのソメイヨシノの並木には、まだやってきていないようです。
二年前には、ひんぱんに十数羽がやってきていました。その年のサクラの花付きは、残念ながらかなり少ないものとなりました。


ピンクのボディはなかなか華やかなのですが、サクラの花を待つ身には歓迎できる野鳥ではありません。ポリポリ、蕾を食べている姿を何回も見てしまうと、その鳴き声もあまりありがたくないように聞こえてきてしまいます。というと、鳥好きの方からは「ウソは悪くない。」といわれてしまいますが、、。
 野鳥たちにとって食べ物が少なくなるこの季節、畑の物を食べる鳥たちもいろいろいます。素直に大歓迎というわけにはいきません。キャベツ、ハクサイ、ブロッコリーなどは、ヒヨドリたちが喜んで食べていきます。ヒヨドリは、山奥よりは人里にたくさんいて、いつも庭先や畑でその時々になる実などの食べ物を捜してはどこに何があるかを覚えているようすです。春になると、ナタネの実などは、カワラヒワが集団でやってきては食べていきます。数年前、収穫時期直前になると畑に近づくたびにたくさんのカワラヒワが飛び立ったことを思い出します。



明日は、里山の鳥の観察会です。ご参加申込みされた方は、暖かい服装でお来しください。

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続いて 2月8日日曜日に水辺の鳥の観察会(8:30~11:30)があります。冬でないと見られない多くの渡り鳥がたくさん見られると思います。まだ人数に余裕がありますので、申し込みをお待ちしております。
by isumi-sato | 2015-01-30 16:38

センター周辺の野鳥

今朝も大変冷え込みました。
センターの百葉箱での計測では、最低気温が-4.5℃でした。


寒い季節も野鳥は活発に活動しています。
寒くなってからの方が葉が無い分、夏より観察がしやすい利点があります。
今日は、センター周辺で観察できた野鳥ををご紹介いたします。
まずは、林道で多く観察できるエナガです。
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写真の向きを間違えた?と、思うような姿ですが、これが正しい向きです(顔が写っていないのはダメですが)。
エナガは枝などに器用にぶら下がって、餌を食べることもあります。
小さな体故になせる技なのかもしれません。

エナガの群れが近づいてきたとあたりを見回していると、いっしょにメジロもやってきました。
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チィチィチィと、鳴きながら枝から枝へと飛んでいきます。

今の時期、エナガの群れの中にメジロやシジュウカラなどが混ざって移動している姿がよく観察できます。
数は多くは無いのですが、この群れに時折ヤマガラが混じっていることがあります。
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枝が茂った木の中にいるためか、珍しく落ち着いていた姿をキャッチ。
お腹がオレンジ色です。
シジュウカラの特徴が黒いネクタイなら、ヤマガラはオレンジ色のセータでしょうか。
鳴き声もシジュウカラと少し違って、図鑑によるとシジュウカラが「ツピツピツピ」で、ヤマガラは「ツツピー、ツツピー」となっています。

ところで、林道を歩いているとご紹介したように、エナガが主な群れに出くわします。
彼らは常に移動しながら採食しているので、1羽見つけたと思うと後から後からチリリチリリ絶えず鳴きながらやってきて、気が付くと周りを10羽近く(以上?)の飛び回るエナガに囲まれている・・・なんて目に会うことがあります。
あちらはこちらのことなんて何にも興味が無いのでしょうが、なんだかとっても忍者に囲まれた気分を味わえます。


続きまして、最近地面を歩くのを解禁したのか、センター駐車場では、ツグミが芝生をつついていました。
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ツグミお得意の、「チョコチョコと歩いたらピタッと止まって胸を張り辺りを見回す」を繰り返していました。
きちんと静止してくれるので、そのタイミングを見計らえば、実に写真写りの良い野鳥です。
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1月下旬にもなり、日本に渡ってきたばかりの頃より少し警戒心が緩くなったのか、かなり間近で観察できました。

同じツグミの仲間で、色味が大人しいシロハラもデイキャンプ場を歩いていました。
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シロハラはツグミより警戒心が強いように感じます。
こちらの存在に気付くと、直ぐ飛び立ってしまいます。
ツグミもシロハラも、土や落ち葉を歩き回りミミズなどを探し出して食べます。
そのため、林道やデイキャンプ場の近くを歩いていると、「ガサッ、ガサガサ」と、かなり大きな落ち葉を蹴散らすような音が聞こえます。
そんな音が聞こえた時には、あたりをよ~く観察してみると、ツグミ達に限らず何かしらの動物が観察できますよ。
(時々、堰の釣り人だったりするのですが・・・)


明日の天気予報は、「雪」とのこと。
いすみでは大半の時間は雨マークになっていますが、実際その時になってみないと雨になるのか雪になるのか分かりません。
去年の様な大雪は勘弁して欲しいな~怖いな~と、今から明日の朝が不安で一杯です。
by isumi-sato | 2015-01-29 17:09 | いきもの

ふたたび寒い、曇りの一日

1月28日、雨のち曇り。午前九時の気温は3.9℃、今朝の最低気温は2.4℃でした。
朝方もしばらく小雨が降り続いて、雨が上がっても雲がとれず、ずっと気温の低い一日でした。

寒くて暗い一日の気分を晴らしてくれる一枚を。
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近隣でとったロウバイの写真です。寒い最中この時期に花を開きます。花びらが蝋で作った細工のようなのでその名がついているといいます。昔の人は、うまい名をつけたものと、いつもながら感心してしまいます。鼻を近づけるととても良い香りがしますので、ぜひ試してみてください。

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湿性生態園もどよんとした天候のせいで、静かで寒さが増してしまいます。
しかし、よく観察していると野鳥たちは元気に動き回っています。
高い樹の上で「チッチー」「ジュクジュク」と声がします。シジュウカラですが、人が近づくとすぐに飛んで行ってしまいました
「カタカタッ」という声がして林道沿いの落葉した樹木の細い枝にちらちらと影が動いています。

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ジョウビタキでした。紋付鳥(もんつきどり)ともいわれるように白い模様が両方の背中に見えています。この鳥、少し人に興味があるのか少しの距離を取りつつ、いつも人の挙動をうかがっているようなところがあります。しばらく見ていると、そこにたまにちょっかいを出すようにモズが飛んできて、ジョウビタキを狙っているのか追い払うような行動をくりかえしていました。


やぶの中からは、「チッチッ」といういつもの声がして鳥が動く影が見えます。
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アオジでした。こちらは、人影を見るとすばやく飛び立って逃げていきます。

ヤナギの水没林の端のスギの木あたりに、メジロの集団とエナガの集団が鳴きながら忙しく上に下にアクロバテッィクな動きをして移動していきました。体が小さな鳥たちで、動きが早いのと距離があるためいつもながら写真に収めることはかないませんでした。


林道沿いの雑木林から道の頭上にはみ出すように、目立つ小木の芽と実があります。
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クロモジです。皮からはすっきりとしたよい香りが漂います。お茶会の和菓子を食べる楊枝として使われるのも道理です。
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四月には、控えめに鈴なりになった小さな黄色い花をつけます。


一巡して建物の近くに戻ると、

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ネコヤナギの芽、芽が肥って皮が脱げ、銀色の毛が増えています。

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白梅の花も一輪、咲いていました


毛の目立つ芽、もう一つ気になってみてみますと、ふくらんできています。

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コブシです。


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水路沿いの木橋二か所が大分傷んでいるため、二月中くらいの予定で、かけ替えの工事が行われます。これで一安心です。
by isumi-sato | 2015-01-28 18:27

最近のトウキョウサンショウウオ

日付が変わるころから降り始めた雨は今朝の9時ごろまで降り続き、降水量は31㎜でした。
天気予報で日中は春の陽気とありましたが、その予報通り1月とは思えない暖かさでした。


たっぷり雨が降ったので、湿性生態園の水路にも水が溜まっています。
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21日、23日にも雨が降っており、十分潤っていたのですが、更にダメ押しとばかりに水没ヤナギ林も木製デッキギリギリまで水が溜まっていました。
雨が降って暖かいとなれば、トウキョウサンショウウオ(以下サンショウウオ)の産卵水路はどんな状況かと観察してみると、予想通りオスが水中に待機していました。
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雨上がり直後のため水が濁っており、少々見辛いのですが2頭、おりました。
1枚目のオスは、しっかり枝を守る様に待機しています。
産卵に適した枝などを見つけると、オスがその枝に絡まったりして“自分の物アピール”をするので、そのような姿が観察できることがあります。
ちなみに、彼が場所取りしている枝は、オギの茎を手ごろな長さに切って刺した物なので、まさに計画通り!
獣に襲われたり、水位の低下で乾燥したりしないように、なるべく水路の中心に枝を刺して誘導しています。


野生のサンショウウオが繁殖行動を始めましたので、館内で飼育しているサンショウウオ水槽も繁殖モードにレイアウトを変更しました。
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底を半分プールにし、産卵用の枝を一本追加しました。
プールができるとオスたちはいそいそと中に入り、水底ををうろうろ歩き回っていました。
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こんなに活動的なサンショウウオの姿は、この時期ならではではないでしょうか。
水槽では5頭のサンショウウオを飼育しており、そのうち4頭がオスでした。
(卵から飼育して、無作為に5頭残した結果がこれです。メスが1頭いて本当良かった‼)
プールに4頭いるので、サンショウウオの「オスが先に水辺に降り、メスを待つ」習性から考えると彼らはオスです。
時折、大きく口を開けて「あっち行け!」と、小競り合いがおきていました。


唯一のお姫様はどこにいるかというと・・・
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いました。
ユキノシタの葉陰に潜んでいました。
よしよし、教科書通り(メスは産卵の瞬間水に入る)だと飼育責任者はこの状況を大層喜んだのですが、今日一日何度も観察していると、メスもプールの底をうろうろ歩いていました。
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プールから出てきても、半身浴のようにちょっと体が水に浸かっているメス。

メスが横歩いているのにオス達は無視している!?あっ、プールからオスが1頭出た!と、水槽の前を通る度状況が変わり、こちらまでハラハラ、ソワソワしてしまいました。
去年は産卵こそしたものの、途中でダメになってしまったので、今年はふ化までいってもらいたいと願っているのですが、産卵しない事には先に進まないので、どうですかね~。

今なら日ごろ隠れてばかりいるサンショウウオ達が活発に活動している姿が間近で観察できます。
もしかすると、産卵する決定的シーンが観察できるかもしれません。
興味のある方は、ぜひご来館下さい。
by isumi-sato | 2015-01-27 17:14 | 館内展示

貝がらの勉強会

本日午前中、センター図書室で貝がら教室が行われました。

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参加者は少な目の4人でした。
まずは講師のお話が少しあり、参加者の自己紹介。

漁師の方であったり、このブログの読者であったりといろいろですが、共通項は 「貝の名前を知りたい」 という一点です。

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講座の進め方はいたって簡単。講師が持参した貝がらを各自が小分けにし、そこに入っている貝殻の名前を10種類同定することです。テキストは講師の執筆された本です。

始めてみると、どの貝殻も違って見えます。本の写真と見比べながら探すのですが、ここで目の慣れている漁師さんはさすがに早かったようです。一方、苦戦されている人も・・・

答え合わせは講師の方が巡回しながら随時おこなわれ、◯や☓がつけられます。10種そろえたつもりでも正解は4つだけ。さらに見比べて回答しても、やはり不正解となるなど、苦戦する人も。
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最終的にはこれは△△◯貝と答え合わせ。

ここで気が付いたのですが、浜辺で見つかる貝がらは割れていたり、すり減っていたり、脱色や変色もしているので、一筋縄ではいかないなぁ、と言うことです。当然、貝の個体差もあるので、目が慣れないと同じ種の貝も間違えてしまいます。

さらに、さらに・・植物や動物観察ならば今生きているもの、現生種を対象とするのが当然のこととなります。でも、海岸の貝がらは、地層にあった化石が風化・運搬・堆積の過程で海辺に流れ着いたり、死んで海底に堆積したものが波で打ち上げられたり、日本近海にはいない貝が海流で漂着したりと、色々なプロセスで今の海岸に存在しているということです。当然、絶滅種や超レアな貝殻も存在することになります。

さすがに化石や絶滅種などはテキストとなった本に紹介されていませんが、今回講師の持ち込まれたサンプルの中にレアものも混じっていたようでした。

今回は外房の興津海岸で採取した貝がらでしたが、九十九里や内房ではまた違った種類相になるそうです。

この講座は2月、3月と開講します。次回は今回とは違う種類相の貝がらで勉強するそうです。
貝がらに興味をお持ちの方、参加されてみてはいかがですか。
夏休みの自由研究にも、旅行に行って海辺を散策するときにも、きっと役立つと思いますよ。
なお、これから貝がらを収集される方は、必ず採取場所と年月日を残してくださいね。これは貝がらだけではない、試料採取の基本ですから。
by isumi-sato | 2015-01-25 15:20 | 行事報告

貝殻教室のお知らせ

※このお知らせは、24日まで一番上に表示されます。


貝殻教室への参加者を募集します。
開催日:1月25日(日)10:00~12:00
参加費:無料
対象  :どなたでも

講師が千葉県の海岸で拾った貝殻を使い、貝殻のどの部分に注目すれば貝の名前が分かるか・・・丁寧に指導いたします。
1月~3月の第4日曜日に開催いたしますので、2月22日、3月22日の申込も受付中です。
ぜひご参加ください。
申込等、詳細はこちら
by isumi-sato | 2015-01-24 17:30 | おしらせ

つるでかごを作ろう

本日、「つるでかごを作ろう」行事を開催いたしました。
大人16名の参加がありました。


昨日ぐらい暖かな日になれば大層行事日和だったのですが、残念ながらどんより曇った寒い一日でした。
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中庭で一日の流れを説明してから、つるの採集に向かいました。
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本日、主に集めたツルはクズで、他にフジ、アケビ、テイカカズラです。
各自、高い枝に絡まったツルや、地面に張ったツルをたどり材料を集めました。
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林道のヤブでもフジやアケビのツルを採集しましたが、ここでは特にテイカカズラのツルを採集しました。
テイカカズラのツルは、しなやかでツルを固定する紐のように使ったり、細かな細工をするのにも使い勝手が良いそうです。
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採集から戻ったら、少し早目のお昼休み。
一般的なカゴから、変わった形のものまで見本を並べておきました。
どんな形のカゴを作るか、お昼休み中に構想できたでしょうか?

午後から編む作業に入りました。
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全体説明をした後、各自編み始めます。
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手慣れた人もいれば、初めての作業に四苦八苦している人もいましたが、つるかごは竹かごと違ってある程度自由(無理ともいう)が利くので、皆さん様々なカゴを作り上げていました。
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基本的な片手で持てるサイズのカゴを作った方、
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ジャンボカボチャを入れる大きなカゴを作った方、
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つるでリースを作り、その輪につるを絡ませながらかごに仕立た方、
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ネコのベッドを作った方もいらっしゃいました。
無事、ネコちゃんたちが気に入ってかごを使ってくれたら、その画像を見せていただけるということで、とっても楽しみにしております。


少々外で作業するには寒い一日でしたが、皆さんとっておきのかごを作ることができました。
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行事の感想には、つるを自分で採るところからできて良かったという声が多くありました。
センター周辺のつるも少なくなってきたので、ここ数年つるを使った行事は、かご作りとクリスマスリース作りを交互に行っています。
来年度は、つるでクリスマスリースを作る行事を行います。
そちらも、山からつるを採集するところから始めますので、ご興味を持たれた方ぜひご参加ください(12月の行事です)。
by isumi-sato | 2015-01-24 17:25 | 行事報告

雨あがる


1月23日、雨のち晴れ。午前九時の気温は6.8℃、今朝の最低気温は3.7℃でした。
おとといからの降水量は32mmとなりました。今回の雨は、一時雨が上がって曇になりまた雨が降ることを繰り返し、水曜木曜金曜と長い間太陽を拝めない時間が続きました。

今朝も小雨で午前中は曇り。昼前ころから空が明るくなって、太陽の日差しが届くようになりました。
北風が強く竹林も傾いています。
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雨で十分湿った田んぼには、少し水がたまっている部分が生まれています。
先日の荒代かきの後がはっきりと見えています。
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また、アシがたくさん生えていたところも耕されて、片方は水たまりがたくさん見えています。今年のアシはどのように生えてくることになるのか。夏にご覧になってください。

そんな田の土の上を動き回る野鳥がいます。


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おなじみのハクセキレイでした。
雨の間、野鳥たちはあまりエサを取れないのでしょうから、雨が上がれば一斉に食事タイムです。


雨上がりの巡回に出かけると、ハイド(野鳥観察塀)の隣によい形の樹木が見えます。
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葉をすべて落としたコナラです。この場所のコナラの木が当センターで一番いい樹形をしていてこの時期はっきりとその形を見ることができます。日光が十分に当たって細かな枝の形もよく見えています。そんな枝がたくさん見える落葉樹の林が暖かく感じられるのは、人間の遺伝子の中に昔の生活の思い出が残っている影響もあるのでしょうか?

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水位が上がった万木堰には、ひなたの中で二羽の水鳥が元気にいろいろな動きをしています。

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ホシハジロです。頭や首の赤茶色が明るい日の光を浴びていっそう浮かび上がっていました。

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湿性生態園では、堰の水位の上昇と山からの流入水が多くなった影響で、デッキの下の水位は板の下十数センチにまで上がっています。
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湿性生態園最上流部では、周囲の山から流れ込む水でてきた小さな水路の水音がよく聞こえています。
雨の直後でなければ生まれない水路が見えています。一度土の下を流れた水が、斜面の途中から突然地表に出てきて、たいていその場所は少し急な傾斜のあるところなので、水音を立てています。こんなところからと思える場所です。晴れたときには全く見えなくなってしまいます。

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湿性生態園の水路は、いつもの三倍以上の水量が流れています。


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一周して戻ろうと振り返ると、三時を過ぎた山の斜面はもう日が落ちてきています。


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さきほどのコナラの木も先端だけが日を浴びて輝いていました。


明日、あさっても天気がよろしいようです。
冬の散策、ご来館お待ちしております。
by isumi-sato | 2015-01-23 18:07

雨の一日

今朝の9時から続く雨は、17時現在13mm降雨量を示しています。
雨音だけが響く静かな一日でした。
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しとしと・・・というより、ざあざあ降っていたので、今日は館内業務に勤しみました。
そうなると、こちらであえてご紹介するようなものも無く・・・ひょうきんなアカハライモリとトウキョウサンショウウオは先日紹介されていますから、別のひょうきんものでも載せておきます。
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ドジョウ。
髭が10本あるのですが、数えられますか?
寒いと石の下に潜ってしまって姿が見えないのですが、調子がいい時は表に出ています。
来館者の方には「大きい!こんなに成長するものなの!?」と、よく驚かれています。
水槽サイズに見慣れてしまって、水路で見かけるドジョウは小さいなと、思っていたのですが、どうやらこちらが大きいようです。
どれくらいの大きさなのか、気になる方は水槽を覗いて観察してください。

数種類の魚を合わせて飼育している水槽では、こちらも狭い石の下に集まっていました。
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見えているのはモツゴとタイリクバラタナゴです。
寒いのかしら?

今日は、水槽のエアーポンプを全て交換しました。
いつから使われていたのか分かりませんが、最低7年は使用しているので修理不能のものも出てきます。
そこで、思い切って全て見直したところ、騒音が大幅に軽減しました。
今日は雨の音が大きいので、余計モーター音がかき消されたのかもしれませんが、かなりの違いでした。
常に居ないと気づかないレベルの音かもしれませんが、一応担当者として忌々しく思っていた音が軽減したのすっきりしました。


今週末25日に、上の記事でお知らせしているように貝殻教室が開催されます。
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「海で貝拾ってみませんか 貝収集入門図鑑」の著者である、茂木 仁氏を講師に招いての教室です。
教材の貝殻を使って解説するそうですが、拾った貝殻で名前が分からない、知りたい、ものがあれば、個別の質問にも答えてくださるそうです。
気になっている貝殻をお持ちの方、参加されてみてはいかがでしょうか。
まだ定員には空きがございます。
申込等、詳細はこちら
by isumi-sato | 2015-01-22 17:21 | 館内展示