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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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トウキョウサンショウウオ産卵場所への導水

3月に「トウキョウサンショウウオの卵のうを見つけよう」の行事が予定されています。
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トウキョウサンショウウオ(以下サンショウウオ)の保護のため、水面を確保しようと1月初めに産卵場所の水路の土揚げを行いました。サンショウウオは、止水域に産卵する性質があります。
サンショウウオが産卵するための場所(水路)には2つの問題があります。

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その1つがアライグマによる卵のうの食害です。
その対策として今年は水路の産卵場所(水深のある所)をカマボコ状にネットで囲い、アライグマが入れないようにしました。山側のネットの下部には10㎝位のすきまを開け、サンショウウオが行き来できるようにしました。

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もう1つの問題が水路の水の確保です。雨が適度に降れば山からのしぼれ水で水路の水は満たされるのですが、雨が少ないと水路の水は枯れてしまいます。
そこで、今回いつでも水路に水が満たされるように導水工事を、私たち職員(素人)が行いました。
材料は近くのホームセンターで入手しました。

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湿性生態園の中を流れる小川の水は、万木堰からポンプで汲みあげて循環して流しています。
この水の落ち口を2つに分けて、一方はこれまで通り湿性生態園の小川に、もう一方をサンショウウオの水路に流すことにしました。

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現場ではノリ付けだけで済むようパイプを切ったり、切ったパイプをエルボやチーズ(T管)にさしたりして仮組を行い現場に向かいました。

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万木堰で稼働中の水中ポンプのスイッチを切り作業開始です。立ち上がりの配管を切断し、ソケット(継ぎ手)を使い塩ビパイプを付け足し、水の落ち口を地面の高さより高くします。

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立ち上がりの配管にチーズを付け、水の落ち口を2つに分けます。両方の落ち口の先に水量調節用のバルブをつけます。
サンショウオの水路までの約80メートルは、バルブの先に水道用ホース(内径13mm)を付けて完成です。

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水中ポンプの吐出圧が低いこと、水道用ホースが細いことから圧力損失が生じ水の出が悪くなるのではないかと心配しましたが、無事に出てくれました。

懸案事項であった本件が解決し、サンショウウオの心配で心が休まる暇のなかったM職員も、今日からは水の件の心配はなくなったと喜んでくれることでしよう。
サンちゃん、ちゃんと卵産んでよね、頼むよ。


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〓〓〓 写真コンテスト 入賞作品の発表について 〓〓〓

第3回いすみ環境と文化のさと写真コンテスト にご応募いただきありがとうございます。

発表予定は1月下旬でしたが、審査に時間がかかりまして、2月上旬発表とさせていただきます。

お待ちの方々には、遅れることをお詫び申し上げます。今しばらくお待ちください。

by isumi-sato | 2014-01-31 17:33 | おしらせ

久しぶりの雨

午前中は暖かく好いお天気でしたが、14時ごろからだんだん雨の気配。
今は雷雨が降っています。
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雨はちょっとね~と、いつもなら口をつくところですが、このところ乾燥気味に加え、トウキョウサンショウウオの産卵池が干上がっているので雨は大歓迎です。


落葉樹の葉が落ちた今の時期、気にしてみると少し不思議なものが見られます。
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樹に1枚だけ葉が残った風景。
冬枯れの景色の演出のような“最後の一葉”です。
この一葉は、かの有名な話のように壁に描かれたものでは無く、ちゃんと本物の葉っぱです。
ただし、秘密は中にあります。
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中に穴があいたものが包まれています。
これは、クワコという野生のカイコのマユなのです。
その証拠に、この葉は落ちないようにと、クワコによって縛られているのです。
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縛るヒモの素材は絹。高級品~。
人が現在飼育しているカイコは、東南アジアに生息したクワコを中国大陸で家畜化したものという説があります。
クワコも絹糸を商品として利用するほどの量は造り出しませんが、マユ(絹)を作ります。
衣服としての絹は繊細な手入れが必要かもしれませんが、素材としての絹は強度がある丈夫なものです。
だから風が吹いてもちぎれることは有りません。
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上記の写真を撮影した樹の上の方にも何枚か不自然な葉が残っています。
よ~く見ると、どれもクワコのマユでした。
卵で越冬し、夏ごろ成虫になるので今見えるマユは空です。
これがいつまで残っているのか?最後まで追求したことは無いのですが、翌年の春でもどこかに飛ばされることなくぶら下がっています。

もう一つ、同じく野蚕(やさん・・・クワコなど野生のカイコの呼び名。)のマユが湿性生態園にありました。
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何度か紹介しているウスタビガのマユです。
こちらもカイコの仲間なので、緑色のきれいなマユはシルクと呼んで良いと思うのですが、クワコと同じでそのマユは利用されていません。
量を集められないというのも利用されない理由なのでしょう。
こちらもそう簡単には外れませんよ。
マユ表面の黒い粒は卵で春にふ化し、終齢幼虫もマユと同じようなきれいな黄緑色ですが、ガ(成虫)になると茶色という不思議な色の変遷をたどります。

今の時期、野鳥以外の小さいな生きものの姿は中々見られませんが、探してみるとその痕跡を見ることができます。
季節外れの暖かい日は、実際に越冬中の昆虫の姿も見られることもありますよ~。
明日はまたお天気回復、外を歩くのに良いお日柄になりそうです。
by isumi-sato | 2014-01-30 17:23 | いきもの

暖かい日はいつまで続く?

昨日は暖かい一日で、今日は冷え込む・・・と、いう天気予報を聞いた気がするのですが、今日も日中厚手の上着が必要ない陽気でした。
畑の紅梅の花も目立つようになってきました。
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まだ香りはあまりしてきませんでしたが、虫の羽音が聞こえました。
花粉を集めに来ているのでしょうね。

花粉つながりでひとつ、1月26日関東全域が花粉シーズンに突入したというニュースを見ました。
昨年と比べると、約1週間~10日早いそうです。
敏感な人には既に症状が出ているのでは?

畑のすみの茂みには、ナナホシテントウの姿がありました。
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成虫で越冬するのですが、この陽気で表に出てきたのでしょうか。
本格的に活動し出すのは、もう少し先のことでしょう。

今日の巡回中、あちこちで獣が立てるような音が聞こえてきました。
枝を踏むような、落ち葉に何か落とすようなそんな音です。
何だろう~何だろう~と、探し回って、音の正体を突き止めました。
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フジの果実が割れる音でした。
フジはマメ科なので、果実も大きな豆のサヤがぶら下がるようにつきます。
そのサヤが乾燥すると、ねじれてサヤが弾け、豆(種子)を散布する仕組みです。

このところの乾燥続きであちこちの樹から、弾けて豆を散らしていたようです。
いや~はぐれザルでも来たのかと、ドキドキしちゃいました。
正体に気づいてからは、そういえば季節の風物詩だったな~と、思い出しました。


乾燥するとフジは喜ぶようですが、困る生きものもいる訳で、トウキョウサンショウウオ(以下サンショウウオ)の整備した産卵池の大部分は干からびてしまいました。
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1月15日に初産卵を確認して以降、まとまった雨が降らず冷え込みも厳しかったためなのか、産卵が続きません。
未だに池には1対の卵のうがあるのみです。
もっとも、このお天気では産卵が無い方が好都合です。

全てに水を溜めるのは厳しいので、卵のうがあるスポットと水が溜まりやすいスポットにのみ水を溜めました。
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焼け石に水・・・な、感じも有りますが、明日の午後から夜間にかけて雨の予報が出ていますし(しかも気温が高い良い条件!)、なにより31日には直接水を溜められるようにする作業を行う予定なので、数日保てればOKなのです。
ここ数日の暖かさから、雨さえ降ればサンショウウオ達がこぞって集まるのでは?と、思っています。

一方、水槽のサンショウウオ達は・・・
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4匹のオスは準備万端、水中で待機しています。
唯一のメスは、まだ水槽のすみっこで丸まっていて動く気配がありません。
館内でも雨が足りないかも?と、思いつきで優しく霧吹きをかけたところ、丸まっていた身体がピンと伸びて立ち上がりました。
効果があったのか無かったのかはまだ判断つきませんが、なにぶんオスがこんな感じなので・・・
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(この産卵に良さそうな枝はオレが占拠した!・・・の、図。強いオスが良い場所を占拠し他のオスを噛みついたりして、追い払うこともあるそうです。)
産卵スイッチが入ってくれることを応援しています。
by isumi-sato | 2014-01-29 16:54 | いきもの

NHKひるまえほっとの撮影が来ました

1月28日、快晴。午前九時の気温は10.1℃、日中は暖かくなりました。
今日はすこし暖か、明日はまた寒くなるという予報です。

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今朝は快晴の青空でした。
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青空の中に銀色の光るものがゆっくりと移動していました。
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水路沿い、ネコヤナギには芽の数がたくさんです。
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水路脇に苗を移植した若い雑木林ですが、冬でもまだ葉っぱをつけている木が見えます。
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クリです。クヌギ、クリ、カシワなど葉っぱを落とさない樹がありますが、個体差があるようです。
正月飾りに使ったユズリハも次の代につながる縁起担ぎの意味がありました。



今日は、いすみの笑顔を見つけて紹介するNHKの番組撮影取材チームが来館されました。おいしいお米を作っている農家や堆肥づくりを行い循環型の酪農を行っている牧場なども取材した後に、いすみの生きものを取材にやってこられました。
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ミヤコタナゴやトウキョウサンショウウオを撮影していきました。
スタッフも説明している風景の撮影協力をしました。
短い時間で正確に生き物の生態をうまく伝えることができたでしょうか?
放映は、2月6日11:05から。「ひるまえねっと」という番組の中で放映されるそうです。
by isumi-sato | 2014-01-28 17:52 | センターこぼれ話

ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ~

今日は久しぶりに暖かい一日でした。
朝9時に気象観測をするのですが、最低気温が2℃と久しぶりにマイナスから脱却。
9時の気温も9.5℃と、ここ最近の最高気温並みでした。

それだけ暖かかったので、万木堰の氷もすっかり融けていました。
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どこにも氷が残っていない堰を見るのは久しぶりです。
氷も無く暖かいし、さぞカモ達が泳いでいるだろうと思ったのですが、予想は外れホシハジロのペアがゆったり2羽泳いでいるだけでした。
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他のカモ達はどこへ行ったのでしょうね。

林道で鳥の気配を感じて空を見上げれば、別の物に目が釘付け!
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ある種の恐怖映像です。
この樹自体はヒョロヒョロの小さなものなのですが、つぼみは育っていますね・・・。
春の気配を感じる頃には、花粉の気配も感じるようになるので、うっかり想像してしまうと今から憂鬱な気分になってしまいます。

畑にできた花畑には、ミツバチやハナアブが集まっていました。
特に今日は暖かいですからね、活動しやすいのでしょう。
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↑の写真、左がミツバチ(セイヨウミツバチ)右がハナアブ(ナミハナアブ)です。
ミツバチと(ハナ)アブ、どこが違うのか。
そんな質問を受けることがあります。

詳細に違いをあげると、それはそれは色々とあるのですが、パッと見て分かりやすいのは眼というか顔つきの違いではないでしょうか。
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↑こちらミツバチの顔。
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↑こちらハナアブの顔
若干アングルが違うのですが、眼が頭の横につくハチと上につくハナアブといったところでしょうか。
ハナアブの方が単純に複眼が大きいという言い方もできるかな?

最も違う部分で、きちんと図鑑に書いてあることを説明すると、実は翅の数が違います。
ハチは4枚、ハナアブは2枚です(追記すると、ハナアブはハエの仲間でハエの仲間の翅は2枚です)。
そこで、1枚目のハチ&ハナアブ写真に戻ります。
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左がミツバチ、右がナミハナアブ。
翅の数が違うことが分かるでしょうか。
・・・・・・私には分かりません。

捕まえて翅をきちんと広げれば分かるのでしょうが、飛んでいる時や歩いている時に翅の数で判断するのは難しいと思います。
もし、この虫はハチなのかハナアブ(ハエ類)と、知りたいような状況になったら、まずは眼の付き方に着目して、図鑑を引くと答えにたどり着きやすくなるのではないでしょうか。
あくまで、目安のお話ですので、ご参考までに。
そうそう、ハナアブは花に集まる物の、足に花粉球を作ることは無いので、花畑の観察ではそんな違いも観察できると思いますよ。


中庭にまたモグラ塚が出来ています。
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なぜか冬になると、中庭に多くできるのはなぜですかね~。
by isumi-sato | 2014-01-26 15:39 | いきもの

冬の星空観察

1月25日、晴れのち曇り。午前九時の気温は2.4℃、今朝の最低気温は-1℃でした。
ここニ、三日は、春が近づいたような暖かい陽気が続いています。

本日は、行事「冬の星空観察」を行いました。
当日キャンセル(主催者は大変困るのですが、)や、当日参加申し込みの方がいらっしゃたので、
見事に参加者数がバランスして、定員の20名の参加となりました。
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本日の空模様は、予報通り夕方から雲が広がってしまい、開催時間には星が見える状態ではなくなってしまいました。残念。

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それでも、一応用意したフィールドスコープは覗いてみたいということで、
暗くなった外に出て、遠くの明かりをのぞいてみました。
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室内に帰って、プロジェクターを使っての冬の星の解説を行いました。
暗い所での行事のため、残念ながらよい写真がありません。

主な惑星として木星、金星、土星、2月の星空のお話。
今回は特別に、南の星のお話がありました。

2014年の主な天文現象では、10月8日に全国で皆既月食が起こります。
明日は、明け方に月が見え、金星も地平線近くに見えます。

星のことがわかって楽しかった。星にだいぶ興味が持てた。南の星のことがわかった。
などの感想をいただきました。
by isumi-sato | 2014-01-25 18:33 | 行事報告

今日は、すこし暖かです

1月24日、晴れのち快晴。午前九時の気温は4.0℃、今朝の最低気温は-2.0℃でした。朝だけは冷え込みましたが、天気予報の通り、日が昇ると今日はすこし暖かくなりました。午後3時の気温は13℃、2時頃には14℃になりました。週末も少し暖かくなるという予報が出ています。

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暖かな日差しが射している明るい斜面林は、冬ののどかさを感じますね。

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センターの水路下流側の田んぼには、アオサギがいました。
その近くに、セグロセキレイも一緒に写っています。
アオサギは、人に見つめてられていることに気づくと飛び立っていきました。


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日当たりのよい斜面にあるシダ類は、元気に輝いています。
フモトシダとコモチシダでしょうか。確信が持てない場合は、「シダ類」ととどめておく方が賢明な場合が多くあります。
シダ類の見極めについては、なかなか奥の深い世界が待っています。
はまってしまうと、奥の深ーーい世界が楽しい楽しいワンダーランドになるようですよ。

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畑のジョウビタキが停まるウメの蕾が大きくなっています。


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今日のセンター作業。10月に枯れてきたマツノキの伐採をしましたが、その材の薪割をして、農機具小屋の軒下に積みました。

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薪の中に、大きな幼虫が出てきました。マツのキクイムシの仲間でしょうか。
さて、何の種類かとざっと調べてみても マツのキクイムシの仲間だけで50種類以上あるようです。サイズも40mmと大きいため、他の種類の昆虫かもしれません。
何かは、今後調べることとして宿題です。
食物の少ない冬にこんな大物を見つけたら、大喜びする野鳥はたくさんいることでしょう。
(1月26日追記:松の木を食餌とするマツノマダラカミキリの幼虫の可能性が高いでしょう。)

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食用ナバナに花がたくさんついてきました。ハチなどの昆虫たちがやってきています。
少し暖かいと春が近づいたかなと、気持ちも緩んできます。
野外歩きも楽しくなりますね。
by isumi-sato | 2014-01-24 17:37 | いきもの

ツバメはいないけれど・・・

夜間に雨が降ることは有っても、ここ数日、日中は快晴続きです。
太陽が出ていると、外を歩くのも暖かいですし気持ちが良いものですね。


風は少し強いものの、日なたはぽかぽか陽気。
こんな日は、越冬中の昆虫とも出会えるチャンスです。
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ホソミオツネントンボ
越冬するトンボで、センターブログではお馴染みの存在。
越冬中でも陽気が良い日は活動することもあり、今日も発見場所でふわ~っと飛んでいました。
さすがに真夏より活発ではありませんが、近い場所に2匹いました。

今日は会えませんでしたが、アカタテハやルリタテハといった越冬チョウも出会える事がありますよ。
以前紹介した越冬イナゴのツチイナゴも、これだけお天気が良いと遭遇率アップです。


お天気も良いので田んぼのツグミを撮影しようかと構えたら、ツグミより小さな鳥が飛び立ちました。
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ホオジロです。
近くのススキの穂にとまって、ススキの種子を食べ始めました。
よく穂に乗って、穂がしなったりバランスを崩して落ちないものです。
こちらを気にしながらも、ついばんでいました。

去年は冬鳥がたくさんやってきたという話を聞きましたが、今年はさっぱりだという話を聞きます。
確かに、去年は例年数羽見られる程度のウソがたっくさん観察できましたが、今年はまだ姿を見ていません(鳴き声は聞いたと言う話アリ)。
このまま少ないままでこの冬は終わるのですかね?


林道を歩いていて、目立つ色は無いかと探していたら、樹の根元にジャノヒゲの種を見つけました。
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きれいな藍色です。
さて、この藍色の球体、調べてみたら「種子」そのものなのだそうです。
このような形状だとつい「果実」と表現してしまいそうになります。

文章で説明しても頭に「?」が浮かんでしまいそうですが、すご~く簡単に説明すると、果実と呼ぶと、中に種子がある、例えばリンゴなんかを想像してもらうと「食べられる部分の中心にタネ(種子)がある」というイメージが湧きませんか?
ジャノヒゲは球体そのものが種子なので、この中に種子がつまっている訳では無いそうです。
植物に限らず、専門用語はややこしいですね。


週末にかけて、冷え込みが緩むようです。
自然散策するにも良い陽気になるかも?
ぜひ、この週末は自然散策をお楽しみください。
25日は冬の星空観察を開催予定です。
定員に若干名空きがございますので、参加希望される方はお申込み下さい。
by isumi-sato | 2014-01-23 17:17 | いきもの

青空のロウバイ。鳥が撮れました。

1月22日、快晴晴れ。午前九時の気温は2.4℃、今朝の最低気温は0.5℃でした。
昨日、今日と少しだけ冷え込みが弱くなりました。日中のひなたが楽しみです。
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モグラさんが枕木の道を横切って行ったようです。
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センター隣接地では、ロウバイの花が咲き始めています。
昔の人はうまく植物の名前を付けたものだと改めて感心してしまいますが、
花びらは蝋細工のようです。
やや詳しい植物の表現では、「多数の花被片がらせん状につき、花弁とがく片とに分かれない。内側の花被片は小型で暗紫色、その外側は黄色でやや光沢があり、外側に鱗片上の花被片が多数ある」ということになります。
俳句の季語では冬で、その香りを読んだ句が多くあるようにとても良いかほりがします。
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青空をバックにその黄色が映えています。

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センター屋根をバックに、モズが映りました。田んぼの際にいた虫を捕まえに降りては、枝に戻ってきました。
胸とおなかの模様がきれいですが、写真では写っていません。ごめんなさい
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水路をのぞくと動く生きものは、見かけられません。ヒメタニシ、カワニナがいました。
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万木堰水面では、カイツブリがいつもながら潜水を繰り返しています。
お尻の毛が暖かそうですね。
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万木堰の日当たりの悪い水面には、雪が残っています。
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流氷が北海道で見えたといいます。堰の水面には、神経シナプスの広がりのような模様がついていますが、どうしてこんな模様がついたものでしょうか?

①風によりスギの枝が落ちた。②カイツブリが潜って顔を出した。
③他  推理ゲームの回答お待ちしています。

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サンショウウオの水路カバーの中ですが、その後今日も産卵は見つかっていません。

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山の斜面をせわしなく群れで移動するスズメより小さな鳥がいます。今日は、ハゼノキに動いていたところを撮影できましたが、どこにいるかわかりますか?

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画面下の方を拡大します。
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エナガです。

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同じく別のハゼノキに、メジロを撮影できました。
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さらに今日は、ジッジッジッと、声だけよく聞くアオジも撮影できました。

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さらにさらに、ウグイスも撮影できました。
声はすれども影のみが動くで、日ごろは撮影できないのですが、こんなにたくさん撮れる日もたまたまあるものですね。

冬の毎日はネタに苦しむので、小出しにする方がよいのかも知りませんが、思い切って公開です。
みなさんも、観察にお出かけください。 楽しい発見がお待ちしております。
by isumi-sato | 2014-01-22 17:47 | いきもの

網掛け作業・・・

日曜日に降った雪は、今朝まで玄関先に積もっていました。
さすがに夕方にはほぼ無くなりましたが、今年は1月に入ってから既に3回も雪が降っています。

林道から万木堰を覗くと、氷の上に薄っすら雪が残っていました。
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カモ達の姿は見えませんでした。
カモ達は見えませんでしたが、近くのヤブではゴソゴソ、ガサガサ、誰かが落ち葉をかき分けている様な音が。
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シロハラでした。
落ち葉に顔を突っ込んで、餌になる物を探していたようです。
時には落ち葉や小枝が舞い上がる(クチバシで放り投げているのか?)様が見られました。
意外と荒っぽいんですね。


日曜日の雪に驚いて話題が前後しますが、土曜日そばうち行事の後、トウキョウサンショウウオの産卵池にアライグマ除けの網をかけました。
例年ですと、竹の枝をまとめた物を目隠しに置いたり、テグスを張ったりしていたのですが、それでも結構な被害がありました。
そこで、いっそ大々的に覆ってしまおうということになりました。
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畑での野菜栽培のノウハウが活かされているのか、竹でドームを作り上から網をかけます。
産卵池に一面掛けるのではなく、例年産卵が多く固まるスポット毎に網をかけました。
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網を全面地面まで垂らすと、肝心のサンショウウオが水に入れませんので、サンショウウオが降りてくるだろう山側は10㎝ほど空間を開けてあります。
その隙間からケモノが手出ししてきたらと、考えるとキリが無いので、今年はこの方法でやってみます。
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ここまですれば、アライグマも手が出せないだろうと皆で言いながら、うっかりアライグマが網の中に侵入しちゃったら出られなくてとんでも無いことが起きそうという、一抹の不安がよぎりました・・・

1月15日に産卵を確認していますが、その後産卵は続いていません。
やっぱり異様に早いペアが居たのでしょう。
産卵池が干上がってきたので、雪ではなくてしっかりした雨のお湿りが欲しいです。
by isumi-sato | 2014-01-21 17:08 | いきもの