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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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<   2013年 11月 ( 26 )   > この月の画像一覧

竹かご教室(応用編)①

今朝のセンター最低気温は0.5℃まで下がり、センター前広場や昆虫広場は霜で白一色でした。
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ようやく朝晩が冷え込み冬の気配を感じるようになりました。明日は12月ですもの、寒くならないと。そんな中、竹かご教室応用編の初日が開催されました。
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早めに来館された方、定刻までは道具の話や自分の作ったカゴを見せ合ったりして盛り上がっていました。
応用編は上級者の方が対象で、参加者11名でした。
応用編に参加される方は、竹ヒゴ作りはマスターしていることが参加条件になっていますので、どんな作品が出来上がるのか楽しみです。
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定刻になり本日のスケジュール説明後、恒例の竹取りにいきました。
竹かご教室(入門編)の時は、竹を切るのが初めての人もおり、ノコギリが竹の切口に挟まり動かなくなって助けを呼ぶ人もおりましたが、今回は上級編、入門編のような人はおらず、また、生えたばかりの竹(しんこう竹)ではなく、生えてから数年経った加工しやすい竹を切りだしていました。
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取ってきた竹は目的に応じた長さに切断し、竹表面の汚れを洗って落としヒゴ作り開始です。
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ヒゴの長さは作る物により違います。大きなカゴやザルをつくる場合は長さ4m前後、幅は 3.5mm、厚さ0.6mmのヒゴを作ります。このヒゴ作りは難しいです。講師は目をそらし話しをしながらでも作ってしまいますけど。この作業は一見の価値がありますよ。
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ヒゴの幅や厚みが一定のものが出来ると、丸めたとき円状になります。厚みにバラツキがあると変形した円状になります。講師の作った長さ4m弱のヒゴはどこの場所でもほとんど
厚さ0.6mmでした。
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参加者の方々から網代あみを教わりたいとの声が多く、参加者の方の多くはその準備にはいりました。細く長いヒゴをつくらなければならないので上級者といえども苦戦をしいられていました。
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ヒゴ作りの途中で講師より網代編みの説明がありました。聞いていた参加者の方々からは、分かったような気もするが、やってみるとできないんだよなー といった声がもれ聞こえてきました。
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講師の説明を受けた後、網代編みにトライした参加者の方、やはり一人では無理なようで講師の方に助けを求めていました。そのための講師ですから、分からない所はどんどん聞いて覚えていって下さいよ。

今日は2日間コースの初日なので、網代編みの底編みを始めた方もおりましたが、殆んどの方がヒゴ作りで終わってしまいました。明日は2日目、頑張って完成にこぎつけて下さい。
by isumi-sato | 2013-11-30 15:33 | 行事報告

赤い実のなる木、探しの練習問題

11月29日、快晴。午前九時の気温は5.6℃、今朝の最低気温は2.4℃でした。
ぐっと、冷え込んでまいりました。あと一日で11月も終わりです。

本日来館予定だった約百名の団体利用が事情によりキャンセルとなりました。
いろいろ準備を考えていたセンタースタッフは、少し気が抜けたというか、がっかりというか、ホッとしたというか、、。
通常の当センターの維持管理仕事に励みました。

たとえば何かといいますと、駐車場のつかなくなった外灯の球を交換したり、畑の草取りをしたり、さとの文化祭の賞状作成をしたり、これから強くなる北風に備えて移植した雑木の支柱の補強をしたり、日ごろパンフレット行事道具などいろいろなものが置いてあるスペースの整理かたづけを行ったり、飼育展示している水槽の生きもの用に生餌を捕まえてきたり、これからの行事についての問合せに対応したり、その準備をしたり、、、、。

それから、千葉県の環境教育指導者養成講座インターンシップ受け入れをしているので、その方の自然体験プログラム作りのお手伝いと実践の機会を提供いたしました。
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本日来る予定の小学生さん向けに作った自然探検のプログラムです。
赤い実のなっている木を探して、与えられたヒントからなんという植物かを見つける。実のついている位置高さを答える、というものでした。フユイチゴ、マンリョウ、クロガネモチを取り上げてみました。

問題にしてみたい内容が決まっても、次はどのように具体的に、面白く、わかりやすく、クイズ形式にしたらよいのか、というところで大いに悩んでいただきました。加えて説明の時間において、内容が深まればいうことなし、ということになるのですが、、、。
これは、ガイドを行う我々がいつも頭を悩ませるところでもあります。
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センリョウとマンリョウの違いも改めて実感。
実が上について空に向くものと葉の下について地面に向かうもの。
幹が倒れたりしていると、間違いやすいですね。

参加した方の感想です。準備が大切、たいへんだなぁーー。たくさん努力しないと、、、。
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コンピューターに向かって作業をしていると、ついつい文字や図鑑の情報を優先してしまうこと。本物に向かいあって、より深い観察をして気づいたり、発見していただくことの手助けとなる視覚・五感を働かせるようなわかりやすい質問やヒントを作ること。たとえば現場の植物はその特徴をよくそなえているものを選ぶこと。楽しくおもしろいと感じていただくためには、さらにいろいろな情報・知識の箱を用意してたくさんの引き出しを持っていなければならないこと、、、などなど。
その工夫の悩みを共有できて、貴重な実践体験になったのならば幸いです。



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さて、自走式草刈り機の 刃 がすり減って短くなり、二枚の刃のすき間に刈り残しが生じるようになってしまいました。一年未満で、刃の交換と相成りました。
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オギやセイタカアワダチソウが主に刃をすり減らしている原因の植物です。
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こんなにも減るものです。



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草刈りあと、苗木植栽あとの場所で支柱の点検をしていると、

草刈りのときには全く気が付かなかったおもしろいものを発見できました。
どうしても草刈りのときは、下ばかりを見ていますから、、。
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さらに近づいてみます。わかりましたか?

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コナラの木の枝、人の肩ぐらいの高さに8~12cmくらいの大きさでした。
無事に子育てに成功して巣立ったのでしょうか?
鳥に詳しい方は、この巣を見て何の鳥かわかるようでしたら、教えてください。
どうぞよろしく。
by isumi-sato | 2013-11-29 18:03 | センターこぼれ話

小学校の校外学習

本日も小学校から校外学習で30名センターを訪れました。
本日の学校は1~2年生が生活科、6年生も同じバスに同乗し1~2年生をセンターで下した後、近くの施設へ地層見学へ向かうという今までにないスケジュールでした。


まずは1~2年生のプログラムのご紹介。
午前中、学年ごとに分かれ、自然観察と縄ない体験を交互に体験しました。
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順番でワラ打ち機のハンドルを回して、ワラを柔らかくします。
この機械ができる前は、木づちで少しずつ叩いたんだよ~なんて実演もしつつ、実際に手で縄を綯(な)いました。
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初めての動作に、できない~!という声も聞こえつつ、手取り足取り教えてあげると、皆一生懸命真似して自分の手で縄を綯いました。
手で苦労を味わった後は、縄綯い機の体験をしました。
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手で綯うにはあんなに手間取ったのに、こちらはするする縄になります。
この機械が出来てずいぶん仕事が早くなったんだよ~と、いう説明も「今は昔」ですけれど。
こちらも実際に体験してもらいました。

自然観察では、ゆっくり園内を歩きながら秋の動植物を観察しました。
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雑木林では、“どんぐりの木”を観察。
細長いコナラのどんぐりや、まん丸クヌギのどんぐりを探しました。
芽が出ているどんぐりを初めて見たと、いう話題から、あんまりどんぐりが落ちていないのはなぜだろう?(どんぐりが好物な動物が出るからという予想)と言った話をしました。
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ハイドからはカルガモやホシハジロの姿が観察できました。
万木堰を見て、公園の池と堰の違いについても興味を持って聞いてくれた子もいました。

午後のプログラムは牛乳パックのハガキ作りでした。
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牛乳パックの原料についてのあれこれを少し話して、早速作業に入ります。
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枠にパルプを流し込み、折り紙や葉っぱを千切って模様を作りました。
それぞれ個性的な模様が出来上がっていました。
後は、アイロンで乾かして完成です。
少し時間が足りなくて半乾きになってしまいましたが、学校で改めて乾かして完成させるそうです。


続いて6年生のプログラムです。
午前中は、センターから車で20分弱の場所にある別の施設の露頭(崖)を使った地層見学を行いました。
実は、対応できる職員の人数の問題で、今日は1人で解説をしました(いつも2人)。
そのため、実施中のお写真は無く・・・このような内容だったと言うのは、以前実施した別の学校を御参考下さい。

こちら

お昼前には6年生も地層見学を終え、センターへ戻ってきました。
1,2,6年生全員で輪になってお弁当を食べていました。楽しそうで良いですね~。
記事にもありますが、地層見学の講師依頼は、事前の細かな打ち合わせや講師手配の都合上1ヶ月前にはご依頼ください。


午後は、縄ない体験。
1,2年生と比べるとしっかりしていますが、普段まったくやらない動作なので、少し手こずった人もいたのかな?
それでも、全員手で縄を綯うことができました。
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できたよ~と、完成した縄を持って記念撮影。
縄綯い機を自分で動かして縄作りも体験しましたよ。


初めて来訪した学校で、また距離も離れているので初めてセンターに来たという子がほとんどでしたが、自然の中で楽しんでもらえたようです。
ぜひ、また来てください。お待ちしております。
by isumi-sato | 2013-11-28 17:10 | グループ・学校利用

今日の出来事

11月27日、晴れ。午前九時の気温は8.5℃、今朝の最低気温は5℃でした。昨日に比較して、最低気温は5℃ほどマイナス、気温が低くなると天候が安定するといわれますが今日は秋晴れならぬ冬晴れの一日でした。
今日は、近くの小学校1、2年生18名の皆さんが学習目的「センターの中で自分で発見」のため来館されました。1年生は秋や冬を見つけよう、2年生は身近な地域の良いところを見つけよう、というテーマで校外学習をしていきました。以下その時の状況を紹介します。

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いすみ生きものクイズに挑戦。

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何か発見したかな?さっそく記録をとります。

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何かいないかな、真剣に覗きこむ児童、近くではメダカがいたと大きな歓声。

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建物の中ではコマ廻しに興ずる男の子。

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竹トンボや亀などのわら細工の展示物に見入る児童。

子ども達の校外学習での感想文の一部を紹介します。
ススキが迷路見たいでたのしかった。メダカがいてびっくりした。モミジが赤くてイチョウが黄色できれいでした。イノシシやタヌキ(剥製)がいてこわかった。鳥の声が聞けたりホタルの模型が光かつたりしてびっくりした。本物のスズメバチの巣があって驚いた、などなど。

これから寒くなりますが風邪などひかないように、勉強や運動もがんばってくださいね。
(ちなみに、センターにはイチョウは無いので・・・どこか途中で見てきたのでしょうね。)

センターの周辺は晩秋(暦では立冬を過ぎているので冬ですね)の景色です。

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日差しにススキやオギの穂が輝いています。

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堰では水鳥たちが羽を休めています。

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青空をゆっくりと飛び回っていました。

あ、そうそう。昨日の作業で一つ報告忘れがありました。下の写真です。
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障子を張り替えて3年、皆さんが丁寧に使っていただいていますが、それでも破れます。破れた場所をパッチを当てて補修しました。どこだかわかりましたか? 指をかけるところの近くなので、勢い余って、つい・・かな。他にも何か所か補修しました。上手にできたでしょう。

明日も小学校の1、2、6年生が来る予定です。
天気がいいので自然観察にはもってこいですね。お待ちしています。
by isumi-sato | 2013-11-27 16:59

今日はいろいろ忙しい日でした

11月26日、快晴。午前九時の気温は13℃、今朝の最低気温は10℃でした。
前線の通過に伴う昨晩の風はかなり強く、杉の葉がたくさん落ちていました。降水量は累計で7mmでした。
その後の南風で暖かな日中となり、作業をすれば汗ばむほどでしたが、夕方になって冷えてきました。もう11月も終わりですから、当然のことですよね。

こんな陽気の中、今日はいろいろな作業が待っていました。

まずは先週まで実施していた「さとの文化祭」の展示物の片付けです。
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職員総出での作業。学校ごとにまとめて、リストと比べながらちゃんと揃っているかの確認まですると、気が付けばお昼を回っていました。‥‥芸術作品が間違えったところに返却されてしまうと大変ですからね。

午後からは、先日刈り取ったアイの種取です。

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乾いているので、叩いて種を落とし、ふるいで分別して最後に箕で風選。最終的には2kg以上ありました。でも蒔いたのは大さじで1杯くらいだった気が・・・。こんなに種があって、さてどうしましょう。

また、二日前の
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日曜日にご近所の会社からクヌギの苗を15本ほどいただきました。

高さ約80cmのフルイネになった苗です。日曜日はすでに夕方だったので仮植えしておきました。
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本日移植しました。センターの雑木苗畑や、西側林道沿いの雑木林に枯木が発生したところ、ここ三年でコナラやクリの幼木移植を繰り返し植えたところに追加です。
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移植先の一部、今年最後の草刈りです。

これらが育てば立派なクヌギ・コナラの2次林が形成されるでしょうけれど、20年はかかるかなぁ。今のスタッフで見届けられるのは誰だろう、などと言いながらの作業です。7年後のオリンピックは大丈夫だろうけど、これはちょっと無理かなぁ。
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日が短くなったので、暗くなるまでの作業となりました。
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過日、池の周り、イノシシ君が岸を掘るので傾いてしまうニシキウツギが倒れないように杭を打ちました。
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杭には、その後イノシシ君が体をスリスリしてつけた泥のあとがはっきりついています。

明日から3日連続で小学生が来館します。見学だけの学校もあるし、自然探検ゲームや自然観察をする学校など様々。その準備に追われるスタッフもいます。

さあ、年末の休みまで明日から32日間、あっという間かな??
by isumi-sato | 2013-11-26 17:09 | センターこぼれ話

第17回さとの文化祭終了

本日をもちまして、第17回さとの文化祭を終了致します。
幸いなことに、期間中雨に降られることなく、行楽日和の日が続きました。
今回も多くの方にご来館いただきまして、誠にありがとうございました。
来年も同じように開催する予定でおりますので、お楽しみ!


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
先にも書きましたが、この一週間は日中暖かく、正に“行楽日和”という日が続きました。
センター周辺を巡回している時も、少し汗ばむくらいの陽気でした。
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カラシナの葉っぱの上では、ナナホシテントウも日向ぼっこ。
3~4匹姿が見えました。
間違いなくアブラムシを食べてくれるテントウムシなので、どんどん増えてもらって構わない、むしろ嬉しい昆虫です。
近くにソラマメを栽培しているので、春先のアブラムシの襲撃を防いでもらう事を期待しています。

センター周辺も黄葉・紅葉が目立つようになりました。
モミジ・カエデの類は無いのですが、それだけが紅葉ではありませんからね、このところの抜けるような青空と相まって、とてもきれいでした。
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コナラ
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ハゼノキ
遠くからパッと見て「あそこが紅葉している!」と、いう感じでは見られませんが、あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロしながら歩くと、美しく紅葉している木々に出会えると思います。
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時には、紅葉以外の物も見つかったり・・・センダンの果実も実っています。
そのうち鳥達が集まってくることでしょう(ヒヨドリが主だとは思いますが・・・)。
「草紅葉」なんて言葉も有りますから、下を見てもたくさんの紅葉に出会えますね。
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すっかり数が減ったトンボ達も、暖かな日中の日向にはまだ見られるかも?(写真はナツアカネ)
来週もお天気が続きそうなので、ぜひ自然の中を散策しにいらして下さい。
お待ちしております。
(月曜日に雨予報が少しついていますが、センター月曜は休館日なものでしてノーカウント!)
by isumi-sato | 2013-11-24 17:46 | しょくぶつ

今日のセンター

午前9時、快晴、気温4.0℃、北東の風2.0m.ちょっと身が引き締まる朝を迎えました。
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雲一つない真青な空です。
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昆虫広場の通路に降霜を観測しました。本格的な冬も近くまでおいでのようです。
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芝生の広場にモグラによる島々が出来ていました。小笠原諸島の海底火山によってできた新島のようです。
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センタにはいたずらが過ぎる5獣士がおります。イノシシ、アライグマ、キョン、ハクビシン、ウサギさんです。皆さん畑で小まめに働いてくれますが、一寸困っています。
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畑に動物が出ることは自然のことでしょうが、今日は侵入防止のネット張を行いました。
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今日は畑3面述べ150mのネット張となりました。しかし今度空中からがあるぞとなりました。眠れないかも・・・・・

第17回さとの文化祭も24日が最終日です。お待ちしております。
by isumi-sato | 2013-11-23 17:06 | センターこぼれ話

空き物件か入居物件かそれが問題

今日も日中は暖かくすごしやすい日でしたが、センター百葉箱計測で最低気温が2.5℃と朝晩はかなり冷え込んでいます。
職員の車のフロントガラスが凍結する・・・と、嘆きの声が聞こえる季節に突入です。


最近、建屋田んぼ側の軒下に青々とした葉が生えています。
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まるで、ザ・雑草という言いたくなるような風貌のこの植物、なんだか分かりますか?
ずら~と並んで生えているのもポイントの一つなのですが、この植物をそっと抜いてみると答えがそこにあります。
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根元にモミ殻がついています。
そう、これはお米、イネの若葉です。

お飾り用のワラを軒下に下げて乾燥させた時に落ちたモミから発芽したようです。
普段あまり意識しませんが、“お米”は“種子”なんですよね。
面倒も見ずに発芽するとは、たくましいものです。
このままここで生長・・・とは、残念ながらならず、寒さで萎れるのが先か、除草されるのが先か、どちらかになりそうです。


昨日の記事で取り上げたリンドウ、今日は咲いている姿が見られました。
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昨日は9時~10時半ぐらいの時間に巡回に出かけたのですが、山に遮られ林道の多くは日陰でした。
リンドウのつぼみも日陰でしっかり閉じていたので、今日こそはと、13時過ぎに巡回に向かうと・・・また日陰でした・・・。
ところどころ陽は射しているのですが、観察したいポイントは日陰でまた失敗。
こうなると、11時~12時ぐらいが頃合いでしょうか?
あの場所はあの時間日陰で、あそこは何時で・・・と、山に囲まれていると、太陽のご機嫌伺いが重要ですね。

そんな訳で、今日太陽とタイミングがあったのはノササゲです。
以前、サヤが弾けたらまた紹介しますと言ったものの、弾けたサヤを見つけてもいつも日陰で通り過ぎていました。(記事はこちら
今日は一株日向に垂れていたのでご紹介。
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豆果が熟すと、サヤ(果皮)がよじれるようにめくれ上がり、中から紫色の豆が姿を現します。
サヤも華やかですが、中身も華やかです。
林道のヤブに絡んでいますので、探してみて下さい。


湿性生態園での今日の発見。
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いつの間にか樹に穴が開いていました。
新しいものなのか、以前からあったものなのか、前を知らないのではっきりしませんが、気持ち新しめな印象です。
コゲラの巣かな?と、予想を立てて、少し離れた所で家主の帰宅を待ちましたが、誰も戻ってきませんでした。
調べてみると、コゲラの繁殖期は春で、産卵のための巣作りも春に行われるのですが、防寒用の巣を秋から冬にかけて作る場合もあるそうで、防寒用の巣かも?と、予想し直し。

おあつらえむきに、木製デッキの上からよ~く見える位置に有ります。
最近、秋を過ぎてもグループ利用が多いから、いっちょ花でも添えてやるか~と、思ってくれたのかと思うくらい、観察しやすい位置にありますので、これからも家主の出入りが有るか観察していこうと思います。

皆さんも湿性生態園まで足をお運びの祭には、観察してみて下さい。
ヒントは、手すりがあるデッキ部分、堰方向、枯れた木(折れた木?)、かなり近距離ですよ~。
by isumi-sato | 2013-11-22 17:35 | しょくぶつ

青空に声が響きます

今日は朝から快晴、風も無くすごしやすい一日でした。
絶好の巡回日和だと、センター周辺の巡回に出かけてきました。


畑に向かうと、澄んだ高音が聞こえてきました。
今季初、ジョウビタキ(オス)の姿を確認。
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ヒッ、ヒッ、という特徴的な声があたりに響いていました。
さとの文化祭準備やグループ利用で、ここ1週間まめに巡回に出れなかったので、多分、もっと前から居たんだろうな~とは思います。

上空ではトビとノスリが悠々と旋回してたり、カワラヒワの小群が樹が飛び立ったりと、冬になり姿を見かける野鳥の数が増えてきたように感じます。
ヤブに隠れて姿を見せてくれなかったり、遠かったり、直ぐ遠くに飛んで行ってしまったりで、なかなか写真では紹介できないので(単純にウデの問題・・・)、ぜひ直接観察にいらしてください。


地面を見つめると、ある生き物が日向に佇んでいました。
さて、この写真のどこかに生き物がいるのですが分かりますか?
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カメラのレンズが鬱陶しかったのか、トコトコ歩き出したところを改めて撮影。
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ムラサキツバメのオス
一枚目は、ほぼ中央オオイヌノフグリの葉の右側に居ます。(葉の影が映っているのがチョウ)
飛ばないとなかなか姿に気が付きません。
一瞬翅を開いた時、表の色が黒っぽかったのでオスのようです。
かなり粘って待っていたのですが、翅を広げて休むことはありませんでした。残念。
越冬するチョウなので、越冬前の日光浴をしていたのかもしれません。

畑では、まだまだ元気なワタにツチイナゴの姿が。
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上手い事、自分の体色に似た色の部分に居ます。
こちらも越冬する昆虫なので、越冬準備に入っているのかな?
寒くなってきましたが、まだこの時期探すと昆虫の姿が観察できます。


林道の奥では、以前「探しています」と取り上げた、リンドウのつぼみをやっと発見。
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斜面の見上げるような位置に一株ありました。
もっと下の方にも有った様な・・・つぼみが出てくれないと、そうそう目につきません。
でも有って良かった~。
さとのかぜ185号で取り上げたのに、花が無かったどうしよう!と、思っていたので、とりあえずホッ。
写真の株以外に3株確認できましたが、全て花は咲いていませんでした。
花の時期を逃さないようにしなくては・・・巡回の楽しみが増えました。


今週一杯、日中の冷え込みも無く行楽日和が続くようです。
折しもセンターでは「さとの文化祭」が開催中です。
鑑賞ついでに、センター周辺をぐるりと散策するのもおススメですよ。


●第17回さとの文化祭
11月16日(土)~24日(日)9:00~16:30(開館時間内)
芸術の秋。夷隅郡市の小学生の絵画・工作、一般の方の創作作品を多数展示しています。
ぜひご鑑賞にいらしてください。
by isumi-sato | 2013-11-21 17:29 | いきもの

秋の散歩日和。昆虫は、人は、、。

11月20日、快晴。午前九時の気温は12.6℃、今朝の最低気温は4.5℃でした。
気温が下がり、空気が澄んでくると房総半島からも富士山が見える日があります。
当センター近くの万木展望台からそれを望むことができます。
良い写真が撮影できましたら、今度紹介いたします。
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このように天気が良いと、気温が上がった日向(ひなた)では昆虫たちが夜間に冷えた体を温めています。


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農機具庫の壁では、茶色のカマキリが温まっていました。
おなかもあまり大きくないようなので、もう卵を産卵し終わったのでしょうか?
動きもゆっくり、しかし鎌のような前足と三角頭は健在です。
6cmくらいの小型という大きさ、鎌の模様からすると コカマキリ でしょう。コカマキリは、逃げられないと観念して死んだふりをするといいます。
体色は、褐色型、赤褐色型、緑色型と、いろいろあるようですが、緑色型はまれといいます。

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ひなたのススキの葉には、イナゴが飛んできました。水田によくいる、むかしはよく佃煮になったコバネイナゴです。これも卵で越冬しますので、寒くなってやがて出会う機会は少なくなります。


さて、人間たちはというと、今日は団体グループの方々がふたグループ来館されました。
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ひとグループは、いすみ市の方々で周辺の丘陵コースを健康散策ハイキング、6~7km、約一万一千歩歩いて、お昼前に帰られました。


お昼前には、北総からバスでいすみ周辺の植物観察のグループが見えました。
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センターでお昼休憩をしたのち、ゆっくりと湿性生態園まで一周されました。いつもと異なる南房総の植物に出会え、水没ヤナギ林なども楽しまれたもようです。ミヤコタナゴやはく製のキョンなど、館内の展示物も興味を持ってご覧になっておられました。


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麦播きをしました

今日のセンターは雲ひとつない青空がひろがり、秋らしい爽やかな一日でした。
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センター東側の山の木々の葉も茶色を帯びて来て、秋の深まりを感じるようになりました。
心地よい風を受けながら畑に大麦、小麦(普通小麦(農林61号)、古代小麦(スペルト小麦)3種の種を播きました。
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まず、種の姿を紹介します。どちらが大麦でどちらが小麦でしょうか。
大麦の種はあまりなじみがないと思いますが、左側が大麦です。ですから小麦は右側となります。
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次に小麦ですが左側は、農林61号という普通品種の小麦で、右側は古代品種のスペルト小麦(イタリア名 ファッロ)です。古代品種は何故か皮を被っています。
小生も古代小麦の種を見るのは初めてで、どんな花が咲き、どんな穂が出るのか楽しみです。
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種播きは、あらかじめ肥料を施した畝に二列のすじを作り、そこに種をバラバラ落とし土をかぶせます。播き方は3種とも同じです。
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土をかぶせる前の状態のスペルト小麦です。初めての栽培なので種が重ならないよう慎重に播きました。
スペルト小麦の特徴を簡単に紹介します(Webからの知識ですが、、)。
スペルト小麦は古代小麦として知られ、普通小麦の原種にあたる小麦です。ヨーロッパではこの小麦を使ったパンが売られ、小麦アレルギーを発症しずらいことから健康によい小麦として大変注目されているそうです。

めずらしい種が入手できたので獣害にあわないよう管理していきたいと思います。来年の7月ころ収穫を予定しています。
by isumi-sato | 2013-11-20 16:54 | グループ・学校利用