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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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<   2013年 07月 ( 26 )   > この月の画像一覧

中学生の職場体験

7月31日、くもり。午前九時の気温は25.8℃、今朝の最低気温は19.5℃でした。

今日明日の二日間、地元中学校から職場体験ということで中学二年生三名の生徒が朝から三時半までやってきました。

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朝は開館準備、清掃、気象観測など朝の一連の作業をしつつ、動きながらも、耳に聞こえる鳴き声から、セミ3種類以上、野鳥4種類以上、よく出会うニホンアマガエルなどすぐに十種類以上のいきものを確認できてしまうねと、話をしました。

そのあと、当センター運営や管理の概要説明をしました。

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午前中の作業は、来週の「ミニプログラムスペシャルウィークさとの夏遊び2013」の準備として、近くの竹林へ行き、竹の伐り出しを手伝ってもらいました。
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ここで、ニホンアマガエルとシュレーゲルアオガエルに出会えましたので、当センターでの基本として、その二種の違いを覚えてもらいました。
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みなさん、竹を伐るのは初めての体験ということでした。
確かに現代社会の生活では、竹を伐るという活動は必要なくなってしまいました。


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安全に気を配りながら、のこぎりで竹を伐って引き出し、枝葉はらいをしました。
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センターに運んだ竹を洗いましたが、竹を洗うということも初めての体験でした。


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午後は、センター敷地を一周、巡回しました。
ハス田、田んぼ、ティキャンプ場、畑、湿性生態園とまわりました。
一周して、異常なかったようで、何よりです。

ハス田では、ギンヤンマをしっかり確認できたようです。

その都度メモを取ってまとめてもらいました。

巡回とまとめのあとは、牛乳パックでハガキつくりの紙すきを行うための準備です。牛乳パックの防水フィルムをはがしてパルプだけを取り出す作業のお手伝いをしていただきました。

今日のまとめと感想を話してもらったところ、いろいろな種類の仕事があって驚いた。イベントの準備作業などもなかなか大変な仕事があるのですねと、初日の感想をいただきました。
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明日もしっかり職場体験をいたしましょう。
このブログにも協力してもらう予定です。
by isumi-sato | 2013-07-31 17:37 | センターこぼれ話

何処からやって来たのかな?

ここ数日で一気に、どこか控えめなニイニイゼミの声から、大音量で鳴くアブラゼミの声が目立つようになりました。
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こちらがセミの存在に気づく前に、あちらがこちらに気づき驚いて飛び回る→こっちも驚く!という、セミも人も騒がしい時期になりました。
カナブンやカブトムシは、人の気配を察知してもじっと動かずやり過ごす姿の方が多いような気がしますが、セミは勝手に騒いで勝手に飛んで行くことが多い気がします。
じっとしていれば良いのに・・・。

何度か紹介している虫が集まる樹、今日も大盛況でした。
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カナブン、クロカナブン、ゴマダラチョウ、そしてオオスズメバチ。
オオスズメバチは後からやってきたのですが、やはり強いです。
ある程度身を寄せ合って樹液を吸っていたカナブン(まぁ、カナブン同士も小競り合いはしているのですが)を、蹴散らし追い立て、中央に居座っていました。
最初は、写真のオオスズメバチが居るあたりに円を描くようにカナブンが居たのです。
向かうところ敵なしなのでしょうか?

今年万木堰では、例年姿を見なかったトンボの姿が見られます。
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腹の先の突起がポイント、ウチワヤンマです。
生息環境は、平野~丘陵地の水面の開けた池沼や湖で、堰で毎年観察できるオオヤマトンボと変わりません。
この環境だったら棲息していてもいいのでは?と、4年前から思っていたのですが、5年目にして突如現る。

オオヤマトンボが縄張りをパトロールして周るのに対して、ウチワヤンマは写真のように留まって縄張りを守るタイプ。
もしかしたら例年は、堰の堤体から離れた場所に縄張りを持っていたのかもしれません。
今年は堰の堤体から、その姿を観察することができます。
写真のように、水面から出た枝の先を探すのがポイントです。(たまに外出中の時もあり)


突如姿を現したといえばもう一点。
湿性生態園にユリの花が咲きました。
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ウバユリ
気がついたのは7月上旬で、木道沿いに突然花のつぼみが現れました。
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7月6日撮影
湿性生態園で見た記憶が無い草本だったので、当初は何かピンとこなかったのですが、つぼみが出たばかりなのに、なんだか葉が痛んでいるな~という点で、ウバユリの名前を思い出しました。
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真上から見た葉。
ユリと言うとスカシユリやヤマユリのイメージが強く、葉が線状ではないイタドリやギシギシみたいな葉っぱでユリの発想が全く出ませんでした。
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7月26日撮影時に、ユリっぽいつぼみに変化し、今日花を確認して、やっぱりウバユリで間違いないと確信しました。

確信したものの、いったいどうして突然咲いたのか?
実は人知れず毎年咲いているのか、それとも咲く前に刈られているのか、誰かが植えたのか、イノシシが身体に種でもつけて持ってきたのか(種子からだと花を咲かすまで6~8年かかるとか)。
全くの謎ですが、ただ今ヤナギ林とは逆方向の湿性生態園の入り口近くでウバユリ咲いています。
ご観賞はお早目に~。


今日の蓮田。
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白色で八重の花が咲き始めました。
白系はもともと少なく、更に八重は少ない花です。
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隣のつぼみを見るかぎり、明日も朝早い時間に咲きそうです。
by isumi-sato | 2013-07-30 15:52 | しょくぶつ

行事「ホタルの水路で生きものを探そう」を行いました

7月28日、くもりのち晴れ。午前九時の気温は27℃、今朝の最低気温は20.5℃でした。当センターのある万木では、ずっーーと雨が降っていません。
7月4日に7mm、7月5日に5mm、7月17日に1mmといった具合です。
植物はよく枯れないで生きているものだと、不思議にさえ思えてきます。
今朝は、昆虫広場のエノキに止まったモズが大きな声でキチキチキチキチッと鳴いていました。


本日7月28日、行事「ホタルの水路で生きものを探そう」を行いました。
昨日に続いて、水路の生きもの探しと観察です。
千葉の都市部から、3グループ 9名の家族が参加されました。

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図書室に集合し、水路の場所や行動予定の説明、安全のための注意点の説明をしました。

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今日生きものをつかまえる水路の現場をまず見ました。
田んぼの脇の水路とホタルの飛ぶ水路の2カ所です。
デイキャンプ場に移動して、タモ網、透明ケース、バケツなどの用具を配り、いよいよ水路へと生きもの探しへと出発です。
家族ごと、おもいおもいの場所で網をふるいました。
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多くは、初めて水路に入るという方々なので、始めのうちは小さなお子さんは水路に入るのにもおっかなびっくりでした。
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徐々に慣れてくると、網の中に手を突っ込み、生きものをがっちり捕獲していました。握るとお魚はやけどしてしまうことも覚えてくれたかな?

後半から、追い込んで生きものを捕まえる方法を覚えてもらってたくさんの色々の生きものをバケツに入れました。

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つかまえた生きものを入れたバケツの中のごみを取り除いて、透明ケースに移して図書室に戻り、今日どんな生き物が捕まえられたのか、バットや観察用水槽に入れてじっくり観察しました。
さらに資料と合わせてどれが見つかったか、見つかっていないものはどれかチェックしました。


そのあとで講師が生きものを説明をしました。
メダカはどうしてそんな名前がついているのかな?
ヨシノボリはどうしてそんな名前がついているのかな?
クチボソは口が細いと何がいいことあるのかな?

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今日観察できた生きものは、タイリクバラタナゴ、ドジョウ、メダカ、モツゴ、ヨシノボリ、スジエビ、テナガエビ、ヌカエビ、アメリカザリガニ、カワニナ、シジミ、ヒメタニシ、アメンボ、マツモムシ、ニホンアカガエルでした。


途中で、ニホンアマガエルやショウリョウバッタなど、水路以外の生きものにも目が移り、生きものたちとの触れ合いに大忙しのこどもたちでした。


最後に、みんなでつかまえて観察した生きものを水路に戻しました。


子どもと一緒に川遊び、魚とりができてよかった。いろいろな魚を観察でき、採り方を学べてよかった。自分で川に入り生きものを採る体験ができてよかった。
魚がたくさん採れてたのしかった。つかまえて、観察してたのしかった。などの感想をいただきました。


楽しい夏休みの思い出の一つができたのなら、大変うれしい限りです。
by isumi-sato | 2013-07-28 15:01 | 行事報告

千葉県環境研究センターの公開講座

本日は、千葉県環境研究センターの公開講座が、当センターで開催されました。
小人17名、大人12名、計29名の方が大型バスに乗って来館されました。
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千葉県環境研究センターは、年に数回公開講座を行っており、今日のテーマは「親子で動植物を観察し、生き物と環境について学ぶ」だそうです。(千葉県環境研究センター

センターの提供メニューは、小川の生きもの観察と、マップを片手に4つのミッションに挑戦する自然探検ゲームです。
2班に分け、午前、午後と活動内容を交代して体験しました。


まずは小川の生きもの観察からご紹介。(午前、午後と写真が混じります。)
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図書室に集合し、網の使い方や生き物の捕まえ方の説明をしました。
そこからデイキャンプ場に移動し、網を片手に揚々と水路に出発です。
主に家族ごと、おもいおもいの場所で網を振ったようです。
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参加者の多くは、初めて水路に入るという方々なので、特にお子さんは水路に入るのにもおっかなびっくり。
最後まで水路に入れなかった子もいたようです。

水路で30分ぐらい生きものを捕まえたら、また図書室に戻り今日どんな生き物が捕まえられたのか、資料と合わせて観察です。
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この生きもの捕まえられた?と、講師が示した生き物を自分が捕まえた生き物たちの中から探します。
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今日観察できた生きものは、タイリクバラタナゴ、ドジョウ、メダカ、モツゴ、ヨシノボリ、スジエビ、テナガエビ、ヌカエビ、モクズガニ、カワニナ、シジミ、ヒメタニシ、アメンボ、マツモムシでした。
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モクズガニの姿はたまに水路で見かけることはあるのですが、観察会で捕まえられたのは初めてです。
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今日の観察会では、メダカがいつもより大漁だったようです。
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じっくり観察した後、元の水路に返しました。


続いて、自然探検ゲームです。
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今日のミッションは4つ。
センター内3ヶ所に問題があるので、まずはマップを持って問題を探します。
そして最後の一つのミッションは、「自分たちだけが見つけたとっておきの発見」です。
グループで、マップを見ながら自由に問題を解きながら進みます。

ミッション1 ハスの名前の由来と、ハスの花びらから名前がついた道具の正体
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ヒントも置いてあったのですが、皆さん意外と難しい~という声が。

ミッション2 広場に大きな穴を開けた犯人は誰だ!?
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センター周辺では、挨拶代わりに「こいつが出た」という話題が出る生きものです。

ミッション3 どんな音が聞こえる?
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目を閉じて、今どんな虫や鳥が鳴いているのか、その声を探ってもらいました。

マップ上に記入されているミッションを終えたら、チェックポイントの湿性生態園に向かいます。
湿性生態園は今の時期水位が下がり、まるでマングローブ林のように見えるので、不思議な景色だ~と皆さん楽しんでもらえたようです。
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チェックポイントでは、到達記念としてスタンプを押しました。
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この足型もプチクイズ。
この足跡の持ち主だれ~だ?と聞いて、答えを即答できたのは2グループだけでした。(答えタヌキ)

約1時間の探検を終えたら、また元の場所に戻り、それぞれ班の答えを発表です。
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答えが決まっているミッション1,2はともかく、生きもの声と自分の班だけの発見はたくさんの答えが出ます。
ホーホケキョといった鳥の声やセミの声、近くをハチが飛んだからブーンって翅の音が聞こえたなんて答えも有りました。
発見では、カラスはカァカァではなくハァハァ鳴いていたとか、イタチを見た、茶色とオレンジが混ざったバッタを見つけた、とても大きなシジミが水路にいた(ドブガイ類のこと)、水の中に倒れている樹が恐竜の骨に似ていた、亀の足跡をみた、などなど、同じ時間同じルートを通っていても、これだけ違う発見がありました。

感想にも、自分には見つからなかった他の人が発見した物を自分も見たいと思った、凄い、という声がありました。
正しい答えを探すというよりも、自分なりの発見をして自然に興味を持ってもらいたいというのが真のテーマでしたので、楽しんでもらえたようです。


どちらの活動もこの暑い中外で行っているというのに、お昼休みには皆さんしっかりアメリカザリガニ釣りも楽しんだようです。
職員はしっかり(ぐったり?)休憩中だったので、その記録はございません・・・。
大きなけがや熱中症も無く、一日自然の中で楽しんでもらえたようです。
またのご来館をお待ちしております。
by isumi-sato | 2013-07-27 18:07 | グループ・学校利用

もう秋の花が開花・・・

今日は一日ムシムシム暑い~1日でした。
こんなに蒸し暑いのなら、いっそ雨が降れば良いと思うのですが、雨は相変わらず降りません。


同じ県内でも、ゲリラ豪雨のような目に合う地域もあれば、センターのように雨が足りなくて困っている地域もあります。
雨が降らないのでカサカサに乾燥した畑では、水が好きな作物はグッタリ、乾燥が得意なゴマはスクスク生長中。
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1mくらいまでは育っています。
花もまだ咲いていますが、先に咲いた花の跡にはしっかりと・・・
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サヤが膨らんでいます。
この中にはびっしりゴマが並んでいるはず!
乾燥には強いけれど、風には弱いから台風が来ちゃうとそれはまた困まります。
日ごろ何気なく食べているゴマ、それがどんな姿で畑で生長しているのか、一度実物をご覧ください。


湿性生態園のヤナギ林の下も、これが最小かな?という水位まで下がっていました。
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昨日は写真の水が流れている部分で、ヘビが涼んでいました。
顔だけ出して、水の中~水風呂好きみたいですね。

湿性生態園で今たくさん姿を見る植物。
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シロネ
一見、セイタカアワダチソウにも似ていますが、比べると茎が四角で葉も大きいです。
そのシロネの花が咲いていました。
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葉脇に直接咲くという少々面白い花の咲き方です。
目立たない花ですが、ちゃんと花は咲いているようです。

少し時期が早い気もしますが、今日クズが花を咲かせていました。
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辺りを見渡しても他に咲いている株は見つけられませんでしたが、樹の上の方に絡まっている写真の株だけ咲いていました。
日々夏の話題を取り上げてきましたが、秋の七草のひとつであるクズの花が咲くと今度は話題が秋に変わってしまいます。
いやはや、それはまだ早いだろう~もう少しゆっくり、夏を楽しみたいですね。


万木堰のアオサギがとても涼しげに見えました。
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明日は、千葉市内からバスに乗って団体さんが来館します。
それに伴い、一部バス用の駐車スペース確保のために、駐車禁止スペースがあります。
そのスペースには赤いカラーコーンを設置しておりますので、明日車でご来館される方はご協力願います。

明日は、水辺の生きもの観察&マップ片手にセンター内の探検です。
今日より涼しい日(低湿度)になってくれると良いですね~。
by isumi-sato | 2013-07-26 16:42 | しょくぶつ

学校の先生方の下見

7月25日、曇り一時晴れ。午前九時の気温は25.5℃、今朝の最低気温は22.5℃でした。風が弱く、午後は蒸し暑い一日です。

曇一時晴れの中で、水路でザリガニ釣りを楽しむ小さなこどもたち連れの家族がいました。
「落ちた」という声がしました。滑って水路に落ちて、半身泥で汚れた子がいました。
暑い中なので、ホースで水をかけて泥を落とせば、遊んでいるうちに洋服は乾いたようです。4,50年昔、遠足に行くと必ずといっていいほど、「○○○○に落ちた」と話題になる子どもがいたことを思い出しました。


今日は、秋冬に東京から当センターに来られる予定の小学校の先生方十数名が下見に見えられ、案内いたしました。
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昆虫広場では、イノシシが掘った穴の大きさに驚き、畑ではゴマという作物に驚き、
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湿性生態園では湿地に生えるヤナギ林や
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水の中を泳ぐヘビに驚かれていました。
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田んぼでは、イネの花や昆虫たちを見、
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ハス田ではハスの花、葉、種になるようすを観察されました。

自然や生きものとたくさん出会えることを確認できたもようです。
都会暮らしの人たちには、珍しい自然や生きものにあふれている当センターであることを
案内しつつ再認識いたしました。

秋冬に、季節が進んで今日とはまた違った自然や生きものに出会いに子どもたちが
やってこられるので、楽しみにしています。
by isumi-sato | 2013-07-25 15:47 | センターこぼれ話

今日はセミ!

午後、13時半ごろから雨がぽつぽつ降り始めたセンターです。
極々弱い雨なので、これで畑が潤うかなぁ・・・豪雨も困ったもんだですが。


巡回中、羽化最中のニイニイゼミをみつけました。
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最初は羽化途中で力尽きてしまったのかと思ったのですが、よ~く見てると動いている。
本来は夕方から夜間にかけて羽化するものです。
変な時間ですが、これから羽化するようなので観察を続けました。
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13:36
発見した時すでに身体のほとんどが出ていたのですが、上半身が脱げるとまずはそのまま反り返るような体制になります。
続いて、徐々に起していきます。
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ゆっくり、動いているように見えないのに、動いている。
そんな感じの速度です。
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自分の抜け殻をしっかりとつかみます。
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上半身を脱ぐ(?)までにはかなりの時間を要しますが、下は抜け殻をつかんで1分でするりと完了してしまいました。
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身体が出ても、翅はまだ縮んでいます。
この翅も、ゆっくり、動いているように見えない速さで伸びていきます。
途中翅の付け根を、人が肩を回すような動作に似た動きで動かしていました。
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14:05
翅がほぼ伸びました。
ただ、翅が身体に沿っていないことがお分かりでしょうか。
横から見るとこのようになっています。
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14:07
翅がほぼ水平の角度で伸びています。
まだ乾燥中のようです。
そして、ゆっくりと・・・
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翅が内側にたたまれました。
これで羽化は完成したもようです。
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14:11
この後もすぐに動き回ることはせず、じっとしていました。
撮影時に雨が降っていたので、雨がやむまで休んでいるのかもしれません。

途中からでしたが、夜間に行われていることが多いセミの羽化に立ち会えてラッキーでした。
変な時間に羽化しているセミ、時々見かけることもありますのでご興味のある方(夏休みのお子さんなど)、落葉樹の樹を探してみて下さい。
ニイニイゼミなら、10~1mくらいの高さで羽化しているので探しやすかもしれませんよ~。
by isumi-sato | 2013-07-24 15:40 | いきもの

ちょっと期待したのに・・・

本日の巡回中、にわかに空が曇り、スーッと冷たい風が吹き、雷もゴロゴロ・・・これは雨が来るぞと、慌ててセンターに戻ったのに、一滴も雨が降りませんでした。
雨雲レーダー画像を見ると、千葉でも局地的に激しい雨が降ったところもあったようですが、センター上空にはやって来なかったようです。
今夜は降るのかな?アテにならないので、また畑に水まきです。


セミの鳴き声を盛んに聞くようになり、そうなるとあちこちでコレも目立つようなります。
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アブラゼミの抜け殻。
目の部分が透き通っていますね。

セミの抜け殻を見るだけで、どの種類のセミなのか区別することができるのですが、アブラゼミとミンミンゼミはとてもよく似ています。
2種を並べて、ココがポイント!と、いう比較を行いたいのですが、センターではミンミンゼミの抜け殻の発見率が低く、現物の比較が出来ていません。
今年こそ、センターで見られるセミの抜け殻コレクションを作りたいと思っていますが、まだミンミンゼミの初鳴きすら聞こえてこないので、もう少し先になりそうです。

もっとも早く鳴くというのと、低い位置で羽化する個体が多いためか、一番姿を見かける抜け殻はこちら。
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抜け殻3つ、分かりますか?
とっても特徴的で、一番自信を持ってこの抜け殻は〇〇ゼミですと、言える抜け殻です。
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ニイニイゼミの抜け殻
泥で覆われていて、小型の抜け殻です。
小型ってどのくらい?と思っても、隙間なく泥だらけの抜け殻を見つけたら、ほぼニイニイゼミと考えてよろしいのではないでしょうか。
今も、窓の外で盛んに鳴いています。


先日、コクワガタが居たとご紹介した樹は、今日はカナブンが集団で樹液を吸っていました。
その中で頑張る2頭のチョウ。
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上からじゃチョウが分からんということで、横からのシーンはこちら。
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黒白でストロー(口吻こうふん)が黄色いのが、ゴマダラチョウです。
樹液が大好きなチョウです。
そして茶色いチョウ、あまりにも翅がボロボロで判別しづらいのですが、多分ルリタテハではないかと。
ルリの部分は全てなくしてしまったようですが・・・。
2頭ともカナブンに頭で突っつかれても、負けじと足で蹴り返したり、翅をはばたかせて飲んでいました。

これも夏の風景ですね。


今日の蓮田。
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今年の見ごろはこれぐらいかな?
つぼみもまだたくさんありますが、咲き揃う感じから言って、今が見ごろということで良いのではないかと職員の意見がまとまりました。
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センターの蓮田、見ごろです。
例年ですと、8月中旬ぐらいまで花は咲いています。
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(撮影7月20日)
7月上旬ですと、まだ咲いていない白系の花も咲き始めました。
つぼみの数が少ないので、開花を見られたらラッキーといった感じで、合わせてご観賞下さい。
by isumi-sato | 2013-07-23 17:48 | いきもの

大麦の乾燥、脱穀、調整が終わる。

7月21日、晴れ。午前九時の気温は25℃、今朝の最低気温は16.5℃でした。
秋播種した大麦栽培、6月に刈り取りし、ようやく最後の工程を終わらせました。初めての栽培であったためか特にのぎをとるのに人力によりもんだりして、これを数回繰り返したので時間をようしました。何か良い方法はないかと地元の方に聞いたところ、のぎの除去方法は昔は火で焼いていたそうです。次回はその方法でやってみたいと思います。

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刈り取り後の麦を竹竿に掛けて自然乾燥
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唐箕(風の力で実とごみを分ける機械)の右側が一番良い実、左側が2番目の実、中央がゴミに分類されます。
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厳選された大麦。
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乾燥調製された大麦を紙袋に入れて保存。
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凡そ面積30平方メートルで7キロの収穫でした。麦茶等に加工する予定です。


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今年は例年に比しハスの花が咲くのが遅かったですが、ようやく咲き始めました。今朝は、早くからハスの鑑賞に遠くから(東京ナンバー他)見えられました。


湿生園の水確保等のための作業をおこないました。流路が変わって、思わぬところに流れてしまいます。
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土のう袋に砂をつめる。
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土のう袋等で水が水路以外に流れないよう対策を講じた。
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白アリによる木道被害
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木道の復旧作業

これでまた、こちらの用意した水路へ水が流れてくれるでしょう。
水のあるなしで、生きものたちの活動が変わってきます。たまには奥まで足を延ばしてみませんか。
by isumi-sato | 2013-07-21 14:52 |

海辺の植物観察

本日、「海辺の植物観察」行事を開催いたしました。
参加者は、小人7名、大人7名、計14名でした。


集合時間センターの気温は19℃、空も薄曇りで、観察会にはもってこいの陽気でした。
センターで日程とルートの案内を行い早速、太東海浜植物群落周辺に向かいました。
まずは、国の天然記念物に指定されている「太東海浜植物群落」の観察です。
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指定地域は柵で囲まれていて、スカシユリの群落が観察できます。
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スカシユリの遠くに、太東崎灯台が見えました。

スカシユリのなにが「スカシ」なのか。
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今日はお子さんの参加者も多かったので、しっかり実物を観察して考えてもらいました。
スカシは透かし。
子どもには「透かし」という表現より、穴が開いているといった声も聞こえてきましたが、どうしてそんな名前がついたのか・・・そういったことも考えながら観察しました。
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他にも、イソギクの葉やハマオモト(上記写真)の花を観察しました。


植物群落から、海岸沿いに移動しオオブタクサ、テリハノイバラ、ハマニガナ、ヤブカンゾウなどを観察。
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時期を過ぎ、花の数は少なかったですがハマヒルガオの花も観察できました。
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1株、ハマヒルガオより時期終わりのハマエンドウの紫色の花も観察できました。
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そして、遠目から見てまるで地面に黄色いネットが掛けられているような場所が何か所か見えました。
近づいてみると、ハマヒルガオの上にびっしり覆いかぶさるようにはびこっていた、アメリカネナシカズラでした。
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皆さん何だこれは~!?と、興味津々。
葉緑素を持たず、葉も退化して無いつる性の寄生植物です。
この植物が気に入ったお子さんがおり、観察後ずっと名前を口ずさんでいる姿も見られました。

海岸には、アカウミガメが昨晩産卵したようで(日付等はまだついていませんでした)、いすみ市による囲いができていました。
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こちらで、アカウミガメのお話をして、また、近くで繁殖しているコアジサシの話をして本日の観察会を終了いたしました。

海辺の植物の観察はもちろん、ウミガメの話や海鳥の話が聞けて良かった、日ごろ町では見られない海辺の植物が実際に見られたなどといった感想がありました。
大変すごし易い気候の中、怪我もなく無事開催することができました。
by isumi-sato | 2013-07-20 14:52 | 行事報告