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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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意外と足が速い

昨日かられた短冊が飾られました。
七夕当日までありますので、大人の皆さんもドシドシ短冊飾ってくださいね~。


いつも通り巡回をしていると、目の前を小走りで走る小鳥が・・・
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足、蹴りあがってますね~。
口には大きな獲物(バッタ系)をくわえています。
そのまま見ていると、立ち止まり口にくわえていた獲物を地面に叩きつけ始めました。
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何回か叩きつけると、はずみでなのかなんなのか、ぽーんと獲物が飛んでしまうのでまた走って落下地点まで移動して、叩きつけて・・・を繰り返していました。
最後は、ゴックン、丸飲みしていました。
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小鳥の正体は、ホオジロのようです。
更に見ていると、草むらの上空(電線、電柱、樹木などにとまって)から狙いを定めて、地上の草むらの獲物をゲットし、そのまま走って移動しているようでした。
写真に写っている個体以外にも、同じようにたったか走るホオジロがいました。
ホオジロさんて、意外と俊足をお持ちのようです。


意外と足が速い仲間が、田んぼにもいました。
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この跡な~んだ?

何回かブログでもご紹介していますが、これはカメの足跡です。
平行にくぼみがつくのが特徴で、よく見るとくぼみとくぼみの間に引きずったような跡が見えることもあり、その跡は、尾や腹がれた跡です。
田んぼの水を抜いたので、横断した跡がよく分かります。

そんなフィールドサインを見ていたら、おっと、本人(亀)み~つけた。
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あちらさんもこちらに気づいて、少々警戒態勢で首をひっこめていました。
泥が乗っていますが、甲羅の形からキールが見えるのでクサガメかな?
センターでは時々、昆虫広場などを歩いているカメ達に出会いますが、彼ら本気で走るとすぐ見失ってしまう程の速度で走ります。


デイキャンプ場の側の樹から大きな羽音がしたので、上を見上げると昼間っから酒場が賑わっていました。
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オオスズメバチとヒカゲチョウ。
オオスズメバチが樹皮を噛んで傷つけると、樹液が出てきます。
チョウたちが集まっている中心の樹が白くなっている部分が、スズメバチが噛んだところです。

最近、写真の枝にスズメバチかチョウ、どちらかが集まっていることが多いです。
当初は巣でも作るのか?と、警戒していましたがどうやら樹液を舐めにきているようです。
樹液がたくさん出て、虫たちが集まる場所を「樹液酒場」と呼んだりするそうですよ。
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それにしても、オオスズメバチの大きいこと!
近くを飛ぶ羽音だけで、ゾッとしますね。
春から初夏にかけてのスズメバチは、秋ほどの攻撃性は無いので観察してても向こうから進んで攻撃はしてきませんが、注意は必要です。

これからの時期、カブトムシやクワガタを採集をしている時に遭遇しやすいので、お気を付け下さい。
by isumi-sato | 2013-06-30 15:41 | いきもの

今日の最後に出会いました

6月29日、曇のち晴れ。午前九時の気温は22℃、午前中は曇で涼しく、午後から日が射して少し蒸し暑くなった一日でした。


朝から、ハスの写真を撮りに見える方がいました。
また、七夕のササと願いを書く短冊を職員が準備しました。
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来館のみなさん、短冊に願い事を書いてつるしていただきました。


巡回を兼ねて、自然観察とこのブログネタ探しの撮影にでかけました。
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万木堰は満水です。

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よく見ると浮かんだ倒木に外来種のミシシッピアカミミガメが乗っかっています。
その奥の水面には、ヒシが水面にひろがり、花を咲かせています。

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カルガモがゆったりと毛づくろいをしています。覗いている人間には少しだけ注意を払うことを忘れてはいません。

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今、鮮やかなピンクの花をつけて目立つ小さな草は、ネジバナです。

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ノシメトンボ、プラス、ベニシジミのツゥーショットが撮れました。

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ヤブカラシの花が咲き始めました。アジサイにからみついているものは、はずしました。

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今年の春、長らくフジ色のはなを楽しませてくれたフジは、今、実をたくさんぶら下げています。

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足元に注意を払うと、行き倒れのミミズに掃除屋さんのオオヒラタシデムシが集まっていました。
成虫と幼虫です。

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湿性生態園では、イナゴ、ヒメギスの草地の昆虫たちが大きく育ってきています。

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ブログのネタ探しを兼ねて巡回しましたが、今日は特別なものには会えなかったなと帰ってきたところ、最後にカラムシのたくさん繁る道で、黒い動物に遭遇できました。
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道の真ん中で、そろそろ草刈りをしなくてはと思わせる伸びてきた雑草をムシャムシャ、人の姿を見ても逃げることなくムシャムシャ、15分くらいは草を食べ続けていたようです。畑の作物を食べないように、ここの場所の草は伸ばしておいた方がよいのでしょうか?
by isumi-sato | 2013-06-29 18:41 | いきもの

季節の花は、、。ハ とア  をあげてみました。

6月28日、曇。午前九時の気温は20.0℃、湿度は86%でした。
梅雨らしい天候と湿度です。

この季節に咲く花といえば、、、。
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一昨日、新聞社の取材があり、27日の朝日新聞第二千葉版に、「ハスほころぶ いすみ」として当センターのハスが紹介されました。
まだハスの花はほんの数個咲き始めたくらいですが、観察に来られる方もチラホ
ラいらっしゃいます。また問い合わせの電話もありました。
大メディアの発信力はすごいものです。
ハスの花がたくさん見られるのは、7月半ばころです。
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なお、記事の中に「200株以上」と紹介されていましたが、ハスの根は地下でつながっているため、生長してしまうと株と数えるのはむずかしいかもしれません。
「センターのハス田は、約700平米で、最盛期には花の数が200を超える」とお伝えした方が正確なのかもしれません。

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さて、この花は何でしょうか?
これだけ大きくすると、???
すぐに分かった方は、すごいと思います。

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ガクアジサイ。
まさに梅雨の季節にふさわしい植物です。
ユキノシタ科で、つい少し前まで白い花を楽しませてくれたウツギも同じ科です。
図鑑には「がく片と花弁は4、5枚。おしべは同数または2倍」とあり、画像を見ると納得です。

がく片が大きくなって装飾花になる、ということは有名ですが、
あらためて、四枚の写真をご紹介します。

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花全体の蕾から、縁取りの額のように装飾花が発達していました。
その途中もいろいろな色が見えて、楽しませてくれます。

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アジサイは古くから栽培されていろいろな品種が数多くつくられています。
日本からヨーロッパに渡り、品種改良されて逆輸入したものが、セイヨウアジサイ、または、ハイドランジャーと、学名をそのまま呼ばれています。


酸性の土壌や、窒素が少ない、カリが多いと、藤色・青色になるといいます。
この花を見るとつい、シーボルトが日本人の女性の名前を学名に入れた逸話と、二世のその娘が歩んだ苦節の人生話を思い出してしまいます。


花全体が装飾花におおわれるタイプと、額縁状のタイプ、あなたはどちらがお好みでしょうか?
by isumi-sato | 2013-06-28 18:59 | しょくぶつ

雨風の後

昨日の朝から深夜まで66mmの雨が降りました。
雨も強かったですが、風も強かったですね。


今朝、9時ごろまではまだ雲が残っていましたが、午後に近づくにつれ晴天へ。
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気温も上昇して、蒸し暑い一日になりました。
ここ数日、雨が降らない日は田んぼの上を、ウスバキトンボの群れがふわふわ波に揺られるように飛んでいます。
飛んでいるところが撮影できればいいのですが、とりあえず去年撮影した樹にぶら下がる姿をご紹介。
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去年、たくさん現れたので、あのトンボの大群はなんですか?なんて質問を何件か受けました。
今年もたくさん飛びそうな予感です。

蓮田に沿ってオニグルミの樹があるのですが、そのクルミが昨日の風でだいぶ落ちたようです。
大きな枝も折れていました。
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もちろん、落ちずに踏ん張った実もあり、また今年もリスが食べに来るかな?
人も、イノシシも来るんだけれど、リスが一番見たいな~と、思っています。


昨日の雨で、万木堰の水位もついにここまできました。
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これ以上雨が降り続くと、ちょっと危険水位ですね。
堰にここまで水が溜まっているので、必然的に湿性生態園もほぼ満水です。
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デッキ下ぎりぎりまで水位があがり、上を歩くときちょっとソワソワします。
デッキは落ちないし、水から何かがあがってくることは無いとは思うのですが・・・
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ご覧のように、今まで干上がっていた部分は、すっかり水没しました。
ヤナギの葉が青く茂っているので、うっそうとしたどこか南国めいた風景に変わりました。
カケスが「ギャー!ギャーッ!」と、鳴くのも南国感の演出に一役買っています。

雨の後はデッキが大変滑りますので、通行には足元をよくよく気を付けてわたって下さいね~。
by isumi-sato | 2013-06-27 15:48 | しょくぶつ

梅雨の雨

3日前の日曜日、天気予報では今週は曇り主体と言っていたような気が・・。
でも今日は朝9時くらいにぽつりと来た雨は、その後は絶え間なく降りつづけ、16時30分時点で降水量は33.5mmに達しました。

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昆虫広場に降った雨は、当然のことのように低い方へ流れます。
その結果、天気が良ければちびっ子たちが熱中するザリガニ釣りの水路へ雨水は流れ込みます。
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結構な水量となっています。そして、雨がもっと降ると、この水路からあふれ出た水が建屋の中に流れ込む、という事態が過去には生じているのです。そんなことがおきないように、梅雨末期の大雨や台風時はひやひやしています。

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先日のイノシシ君が工事した大穴にも、雨水がたまっています。晴れるとここにトンボが卵を産みに来るのですが、いずれ干上がる運命。かわいそうなのですが、これも自然の摂理かな。

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堰の水位は上昇しています。さぞや流出量も多いだろうと思われる方もいるでしょうが、
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御覧の通り出口は小さな板で仕切られており、まだ10cmは水位が上昇しないと自然流出は始まらない仕組みになっています。

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すでに盛りは過ぎていますが、梅雨と言ったらやはりアジサイ。でも、この1枚を撮りに行くために足元はビショビショになってしまいました。周りの木々の葉に当たる雨音は、いつもとは違う激しさを感じます。でも、屋根に当たる雨音とは違った心地よさを感じたのも事実です。

五感を通して自然の様子を感じるには、多少は濡れるのも仕方がないのかな。

明日の午後には晴れマークも出ています。
どうやら草刈り日和になりそうです。
by isumi-sato | 2013-06-26 17:00 | センターこぼれ話

花と穴と

今日もムシムシした一日でした。
明日からまた雨だとか・・・空梅雨の心配はいらなくなったのでしょうか。


日曜日の話ですが、ハスの花がついに咲きました。
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ハスの咲き方は、
1日目:早朝4~5時ごろから花弁がゆっくりと開き、午前8時ごろには閉じ始めます
2日目:深夜1時ごろから花弁が開き始め、午前7~9時ごろ満開になり。正午ごろには花をとじます。
3日目:深夜1時ごろから花弁が開き、午前9~10に完全に開ききり、昼ごろに花をとじ始めますが、半開状態で終わります。
4日目:朝また花は開きますが、午後までには散ってしまいます。

今日の10時半ごろに確認したところ、写真の花はすでに散っていました。
他のつぼみも今日は開いていませんでした。
花をたくさん楽しめるのは、やはり7月中旬ぐらいですかね。


昆虫広場でも、同じくピンク色の花が咲き始めました。
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ネムノキの花。
少し離れた地区では、1週間前にはもう花が咲いていたという話も聞きましたが、センターではポツポツといった感じ。
木道沿いにある一番大きな樹にいたっては、まだ咲く気配がしません。
いっぺんに咲かない方が人も虫も長く楽しめるから良いですね。
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さっそく、待ってました!と、花を撮影していたら横入り。
アゲハチョウでした。
大型のチョウも寄ってくるので観察にはもってこいです。


さて、「花」の次は「穴」です。
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湿性生態園及び、昆虫広場は穴だらけ。
犯人はもちろんイノシシ!
春先一時、イノシシの出現が無かったのですが、6月入ってからぐらい徐々に穴が大きくなってきました。
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水路が、またイノシシに掘り上げられた土で塞がれましたので、人力で掘り直し。
やはり、近隣地域でも春先被害が無かったのに、ここ最近穴ぼこだらけと言っていました。

別件ですが、朝センターの畑からキョンが飛び出して来たよ!と、いう報告もあり、いやはや困ったね~。
by isumi-sato | 2013-06-25 18:06 | しょくぶつ

行事「岩船で磯の生きもの観察しよう」を行いました

本日は、行事「岩船で磯の生きもの観察しよう」を行いました。
雨に降られず、曇がちで暑すぎず、絶好の磯の観察日和になりました。
大人15名、こども10名の参加がありました。

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岩船に到着して護岸の上から海を見ると、目の前には潮が引いた磯が広がっていました。
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簡単な注意のあと、さっそく磯に入っていきます。

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数十メートル沖では、海水面が下がって、ふだん見ることができないカジメが
姿を現わしています。
そして、その手前には、小魚たちのゆりかごといわれる 「アマモ場」が見られています。

膝より深くならないところを移動して、各自自由に生きものを採集しました。

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アメフラシ
初めてつかまえた。なんか気持ち悪いけど、触ってみるとおもしろい。
不思議な生き物が海にはたくさんいます。

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カメノテ
(細かな触手をたくさん出して、海のプランクトンなどをつかまえるよ。
いいだしが出るんだなー。)


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潮の引いた磯とテトラポットのすき間など、しばらく自由に採集した後は、みんなで取れた生きものを持ち寄って、観察しました。


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貝では、岩にへばりついているマツバガイ、トコブシ、ヒザラガイ、とても小さな稚貝。巻貝のイボニシ、バテイラ、ボウシュウボラ。変わった姿のオオヘビガイなどがいました。ご存じヤドカリも動き出しました。
ヒラムシもいました。泳ぐ姿を見せてもらいました。
イソガ二は、中くらいから小さな赤ちゃんサイズまで確認。
ショウジンガニは、姿は見えたけどつかまらなかった。

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カジメの根っこには、隙間がたくさんあってたくさんの生きものたちのすみかになっています。海中では林になっています。
魚は、稚魚が多くて見分けが難しいけれど、背びれがふたつあるハゼの仲間はわかりやすいです。イカの赤ちゃん、コウイカの仲間でしょう。

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イトマキヒトデも色が一色ではないことがわかりました。ヤツデヒトデもいました。足を間違えてたくさん再生しすぎることもあるらしいよ。
ウニは、ムラサキウニ、アカウニ、バフンウニがいるよ。
海草にも、いろいろあって、、、。アオサ、オオハネモ、ハバノリ、イシゲ、ユカリ、食べたり、つなぎの糊になったりしています。

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たくさんの海の生きものたちの一部をのぞき見て、触れることができました。
観察した後、生きものはすべて海に戻しました。

楽しかった、たくさん生きものが採れた、アメフラシが取れて楽しかった、
アメフラシのピンク色の液が出た、魚が楽しかった。
新たな視点から磯を見ることができた、今までつかまえたことのないアメフラシなどをつかまえられた、思ったよりたくさんの生きものがいて楽しかった、海女さんに会えた、などいろいろな感想をいただくことができました。

注)漁業権があって、採取のできない場所やものが決められています。センターの観察会は、地元漁協や県水産事務所から特別許可をもらって行っています。磯の観察を行うときは、地元の人に尋ねてから行いましょう。
by isumi-sato | 2013-06-23 18:33 | 行事報告

ハスの花ももう少し。

久しぶりに一日雨が降りませんでした。
センターでは、麦の風選(ゴミ取り)をおこなったり、田んぼの穴(犯人アメリカザリガニ)を塞いだり、伸びた枝を伐ったりと、外仕事に励みました。


ここ最近おなじみ?の、比較写真を2枚。
6月19日。
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今朝。
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また水位が上がりました。
来週は現在の天気予報だと雨がほとんど降らないようなのですが、さてどうでしょう。

次は水位より、華やかな写真です。
6月19日
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今朝
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これは、明日の朝花が見られそう!
千葉公園ではすでにオオガハスの見ごろを迎えたそうですが、センターでは7月中旬ごろと予想しています。楽しみです。


センターのゲンジボタルが姿を消すころ、姿をよく目にするようになるのが、この「ホタル」です。
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ホタルガ
ホタルに似たガということで、蛍蛾(ホタルガ)。
デイキャンプ場のゲンジボタルがよく飛ぶあたりに、入れ替わるように今の時期飛び始めます。
幼虫はヒサカキの葉を食べるので、ヒサカキが生えているデイキャンプ場周辺や林道で姿を見ます。
ホタル科の昆虫には毒が有り、その姿に擬態していると考えられています。

ガの話が続きますが、今日はこんな「ガ」も見つけました。
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スカシバ科の仲間(ヒメアトスカシバか?)
翅に透明な部分があって、腹には黄色い線が数本入っていて・・・こちらは、ハチの姿を擬態しているそうで、実際飛んでいる姿は区別がつかない程似ているそうです。
透かし翅=スカシバ、かつては「硝子蛾」と書かれたそうです。
翅の特徴をとらえた、日本的なお名前ですね。

ちなみに、同じくハチに擬態した「オオスカシバ」というガがいるのですが、こちらはスズメガ科で別の仲間になるそうです。ややこしいですね。

ややこしい話つながりで、さとのかぜの原稿でテントウムシの仲間を取り上げようと思っています。
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このテントウムシ、ご存知ですか?
畑をやっている人間からは、「テントウムシダマシ」なんて名で呼ばれる、ジャガイモやナスの葉が大好きなテントウムシです。
このテントウムシ、よく似た種がいるので見分け方の重要なポイントがあります。
そのポイントは、人間で言うとモモの裏側がちょっと黒いか、たくさん黒いか、黒くないか。

・・・・・・テントウムシの脚、じっくり見たことありますか?

それを見るのが、種の名前を間違いないと断定する人たちの世界のようです。
写真のテントウムシは、斑紋、食草、脚の色から多分、オオニジュウヤホシテントウだと思います。
テントウムシは、背中の斑紋(黒い丸)だけで間違いなく種の判断がつくテントウムシもいますが、変異や雑種など分類しづらい種もたくさんいるディープな世界だそうです。

トホホ・・・と、泣きべそかきそうです。
この世界は、一度足を踏み入れると抜け出せなくなるようなので、動植物の名前を正しく全部知りたい!と、いう欲求が湧いてきた方々は、覚悟して踏み込んで下さいね~。
(私はしょっちゅうその世界から逃げ出したくなります)


明日は、「岩船で磯の生き物観察をしよう」行事を開催します(受付は締め切りました)。
去年は雨のため開催できなかったのですが、今年は雨の心配は無さそうでホッと一安心です。
日ごろのセンターでは観察できない、海の生きものの観察に向かいます!
by isumi-sato | 2013-06-22 15:32 | いきもの

小学校の校外学習×2!

今日は近隣の小学校から校外学習で来館がありました。
1つの学校28名と、2つの学校がバス1台に相乗りして37名、計3校多少の時間差は有りましたが、同時にセンターを見学しました。
昨日の記事でもぼやいていますが、そんな大所帯が珍しくやってくるので雨だと大変困ると言うのに、今日のお天気は無情にも雨が降ったり止んだりでした。


まずは、1校目生活科の校外学習のご紹介。
あいさつが済んだら、早速アメリカザリガニ釣り体験です。
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一番楽しみにしていた体験ですが、ザリガニ釣りの極意を話している時からすでに雨が降りそうな気配・・・。
実際に釣りを始めた時には雨が降ってきてしまいました。
それでも釣りがしたい!という熱意で、傘をさしながら釣りをしました。
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そんなお天気ですから、釣果の方はイマイチでしたが、皆で10匹以上は釣れました。

続いて、2グループに分かれて牛乳パックを使ったハガキ作りと、縄ない体験をしました。
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折り紙を一緒にすき込み、絵葉書を作りました。
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縄ってそもそもなんだ?という子どもたちに、手でワラを縄にしてもらいました。
一人では難しいので、2人で協力して一本の縄をつくりました。

お昼を食べて午後からは、雨が止んだので館内の見学と外の観察に向かいました。
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ジオラマの前では、これはなんだ、田んぼが一杯だ!と、盛り上がりました。
蓮田ではふくらみ始めたつぼみと、雨が珠になって葉に乗っている様をすごい、すごい!と、観察しました。
もう少しで活動終了・・・というところで、また雨が降ってきてしまったので、最後は雨の昆虫広場を歩きました。
それでも雨のおかげで草陰に隠れるようにとまり、逃げないチョウをたくさん観察できたようです。


2校目、合同チームは3年生の施設見学です。
センター到着後にお昼を食べたら、しっかり傘を持って2グループに分かれて館内見学とガイドウォークに向かいました。
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蓮田は雨上がりのため、水玉がたくさん葉に乗っていました。
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田んぼではアメンボや、オオアオイトトンボの羽化したばかりの姿や、カエルの姿が観察できました。
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万木堰まで行って帰ってきたグループと、湿性生態園までたどり着いたグループに分かれましたが、湿性生態園まで向かったグループは、ヤマカガシとミシシッピアカミミガメに遭遇できたそうです。(そりゃぁもう大騒ぎだったそうです)
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館内もしっかり見学。
センター周辺で目撃された哺乳類のはく製や、ミヤコタナゴのお話をしました。
到着時には雨が降っていましたが、こちらの学校さんは活動中雨に降られることなく終えることができました。


今日は本当に珍しく学校が重なってしまい、その上この天気、プログラムも雨用、晴れ用が入り混じり、この時間とこの内容なら重ならずに動けて、これじゃダメだぁ・・・と、めまぐるしく過ぎる一日でした。
スタッフも学校さんも慌ただしく動き回るようになってしまい、子どもたちは楽しめたかな?と、そればかりが心配です。(楽しかったとは言ってもらえましたが・・・)
次は晴れた日に、ゆっくり遊びに来て欲しいです。
お待ちしております!
by isumi-sato | 2013-06-21 18:21 | グループ・学校利用

明日の天気はどっちだ!?

今日も雨が降っているセンターです。
明日は小学校の施設見学が2校も有るのため、朝から天気予報ばかり確認しています。
W社は雨、K社は曇り、どっちなんだ~と頭を抱えます。
もちろん、雨用の準備はしているのですが、それでも降ると降らないとじゃ天と地の差があるのです!


午後、雨が降る中、中庭に賑やかな声が響いていました。
音源を探すと中庭のエノキに掛けられた巣箱の中からでした。
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クチバシがちらりと見えています。
こちらの巣箱、シジュウカラが子育て中だったのは知っていたのですが、ふだんは親鳥が来るまで静かに待っていました。
今日は、親鳥が来てなくてもピーピーチーチー大賑わい。
親鳥を呼んでいたのでしょか。

少し離れた所で、親鳥が戻ってくるのを待ちました。
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大きな獲物(緑色のイモムシ。種類は???)をくわえて、ビュッと巣箱に降り立ちます。
さっきから鳴いていた声が、より一層大きくなりました。
親鳥はあたりを少し警戒して、巣箱の中に上半身を入れてヒナにイモムシを与えていました。
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この後、もう半分ぐらい身体を巣箱に入れてましたよ。

撮影時は小雨とはいえ雨が降る中、親鳥が行ったり来たり餌を運んでいました。
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鳥の世界でも親は偉大ですね。
昨年は育児中に大風で巣箱が落ちてしまうという悲しい事故が有ったので、今年は順調に巣立てるように祈っています。(その後簡単に落ちないように修繕済みです)


明日天気とは言わないけれど、何とか曇りにしておくれ~と、いう願いなんとか叶えてはもらえないだろうか。
そんな気持ち一杯で、今晩は寝ることになりそうです・・・。
by isumi-sato | 2013-06-20 17:44 | いきもの