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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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夏の終わり

8月31日、多くの地域では今日は夏休み最後の一日ですね。今日はこども達の姿はさっぱり見えませんが、、。そして大型の台風12号がゆっくりと北上して本州に近付いています。稲刈りのお百姓さん達は、大急ぎで稲を刈っていますが、間に合わないところは台風の後しかない、自然には逆らえないと、なかばあきらめているようです。

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センターのサクラ(ソメイヨシノ)も、黄色い葉が多くなってきました。サクラの木は8月下旬から少しずつ散り始め、いつの間にか葉がなくなって、他の木々よりも早く葉っぱを落とし始めるようです。ヤマザクラも遠目に黄色い葉が点々と目立っています。

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畑では、白ゴマの実がはじけ始めました。なぜか黒ゴマよりも白ゴマの方が早く熟しています。茎の下の方から花が咲いて上部へと成長してきたため、下についているサヤの中のゴマの実が先に充実しています。茎の上の方は後から花が咲いていますのでまだまだサヤは濃い緑色をしています。

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ゴマの葉が黄色く色づいたら、収穫時期だということで、そろそろ収穫かなと職員の間で話をしていましたが、調べて見ると昨年も8月31日に収穫しています。細かなゴマの実がポロポロ、ポロポロと落ちていくのを見ていると、台風の強風も予想されます。畑担当職員はもう我慢している場合ではないと、本日ゴマの刈取りを始めました。収穫後は、束ねて十分乾燥させ、はたいて実を取ります。


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昆虫たちの動きがとてもせわしないように感じます。トンボたちは、田んぼ、畑、草地など、どこでもたくさん飛びまわっています。そして連結しているトンボも多く見られます。昆虫広場では、歩くとバッタたちがいたるところから飛び出してきます。黒いモンキアゲハたちも、急いで飛びまわっいるように見えます。今花が盛りのクサギなどにはたくさんひらひらしています。
秋が近づいていることを感じ取っているからでしょう。暖かいうちに次の世代を残すという仕事に没頭しているようです。短い時間の昆虫たちの人生からすると、忙しい、忙しいといって必死に飛び回っているところでしょうか?
月末だーー、夏休みが終わるーーー、といって必死の人間とも共通しているでしょうか。

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ジュズダマの花と実です。やがて黒くて堅い実が見られます。
by isumi-sato | 2011-08-31 17:07 |

増えたり、減ったり、到着地点はどこでしょう?

稲刈りのまだ終わらないセンター、台風上陸の予報に怯えています。
稲は大丈夫でしょうか?既にポツポツ雨が降り始めてきています。


さて、最近センター昆虫広場では、紫色の小さな花が目立ちます。
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このような花。
葉はこちら
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花を見ても、葉を見ても、「豆」といった風体ですが、その名もツルマメです。
今年はこのツルマメがずいぶんと目立ちます。
他の植物に覆いかぶさるように生えるので、さて、他の植物は大丈夫かしらと少々心配になります。
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全体が緑色で分かり辛いかもしれませんが、赤い矢印で記したところはツルマメが他種に覆いかぶさるように生えています。
このようにたくさん生えた場所が、何カ所か目立ってあります。
もっとも、「他種」のメインとなっている植物がセイタカアワダチソウなので、まぁ良いかという思いもあります。

このツルマメはダイズの仲間で、ダイズの原種ではないかと言われているそうです。
センターの畑で以前育てたダイズ(枝豆目的)は、ウサギに株ごと食べられてしまったのですが、このツルマメにはどんな豆がなるのか、楽しみにしています。


他に昆虫広場で増えたと感じる植物があります。
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キンミズヒキ
黄色の花を咲かせるバラ科の植物です。
昨年まで林道沿いでは割と見かけていたのですが、今年は昆虫広場で目にしました。
増えることに問題は無いのですが、今年の昆虫広場の何が気に入ったのでしょうかね。
来年も見られるかな~と、花がまだ咲いている内から思っています。


逆に減ったと感じる植物もあります。
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ゲンノショウコウ
整腸作用に富んだ薬草として、現在でもメジャーな漢方薬として用いられています。
観察を始めた3年前は、もっとそこここに生えていた覚えがあるのですが、今年は花の数が少ない気がします。
全く無いわけではないのですが、今年はゲンノショウコウにピッタリあう環境では無かったのかもしれません。


増える植物もあれば、減る植物もあり。
草刈タイミングや、気候的な条件(多雨や干ばつなど)も相まって、植生は変化するのでしょうね。
今年増えた植物が次の年も増えるか・・・それはその年になってみないと分からないので、来年の夏の昆虫広場はどうなっているのかなと、夏の終わりに思いました。


今回ご紹介した花は、まだ昆虫広場で観察できます。
そろそろ花の終わりの時期ではありますが、自然の中でのんびりするのも気持ちいい気候になってきました。
ご来館お待ちしております。
(台風が通り過ぎてからのご来館をお待ちしております)
by isumi-sato | 2011-08-30 18:16 | しょくぶつ

稲刈り真っ盛り

8月28日、曇りのち晴れ。センター午前九時観測値で気温25.5℃、今朝の最低気温は22.2℃でした。台風2つが接近中のためか、北西の風が吹いて涼しめに感じます。今日の最高気温は、日中は29℃でした(百葉箱)が、日なたでは30℃を十分超えていたでしょう。
センターのある夷隅地方ではお盆明け以来のぐずついた空模様から、久しぶりのはっきりした青空となりました。
明日は晴れ、明後日は曇りのち雨の予報が出ています。
ここしかないぞというタイミングです。一斉に稲刈りが行われています。
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例年よりも2週間近く遅れての稲刈りです。
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そこここの田んぼでは、熟して重くなったイネが倒れている光景が見受けられます。こうなると、コンバインでの稲刈りはなかなか容易ではなくはかどらないそうです。

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今日のいすみでは、田んぼに道路に、コンバインや刈り取ったモミを運ぶ軽トラックがいたるところに動き回っています。
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センター目の前の田んぼで1枚撮影。現代の稲刈り風景は、この時期数日だけ活躍するコンバイン、刈り取ったモミの入った袋を積んだ軽トラックの上で遊んでいるこども達が写されています。向うにも稲刈りのコンバインが映り、道路にはモミ運びの軽トラックが何台も止まっています。

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さて、センターの稲刈り、手刈りで半分近くを行う稲刈りの予定は、9月10日です。天気に恵まれること、重く育ったイネが倒れずにかんばってくれること、イノシシ君がもう遊びにこないでくれることを祈るばかりです。

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今日は、イノシシが通りそうな田んぼの畦に、トウガラシをきざんで播いてみました。

センターでは、今日は稲刈り用の鎌の準備を始めました。
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稲刈り用鎌のギザギザの刃は研げないと思っていました。昨年切れ味が良くないという声があったことを思い出し、のこぎりの目立て用のやすりでこすってみました。切れ味が復活しました。なんでもやってみるもんですね。
by isumi-sato | 2011-08-28 17:32 | 田んぼ

そろそろ秋の気配も感じます

朝は雨が降り、やんでも太陽が出ない1日曇天模様のセンターでした。
でもすごしやすい気温で活動しやすく、そこだけは良いことでした。


お天気が少々怪しかったのですが、午前中にミニプログラムを開催しました。
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畑の野菜収穫体験+やさいを観察してみよう!です。
今日収穫できたのは、ナス、ピーマン、トマト、オクラでした。
一緒に、普段あまり見る機会の無いゴマ、ワタ、落花生が育つさまを観察して、初めて見たと、皆さん興味津々でした。
今日はお野菜たっぷりな夕飯ですね。
このように畑のタイミングが合えば、やさい収穫体験と観察会のミニプログラムを開催していますのでぜひご参加下さい。


ただ今オクラに、カラフルな虫発生中…
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フタトガリコヤガの幼虫
あれ、いつの間に…といった感じなのですが、たくさん歩いていました。
少ないながらも毛が生えています。
この毛に毒は無いそうです。

そして、このフタトガリコヤガの幼虫を取り上げたのは、体の模様が特徴的だからです。
どう見ても、ハート形に見えるこの模様!
牛や犬、果てはコイまで、ハート形の模様を体に持って生まれれば優遇されるこの時代…フタトガリコヤガの幼虫も人気者になれるか?…なんてことを考えながらニヤリと笑ってしまいました。
素敵な模様にオシャレな色遣い…これで葉っぱを食べなきゃねぇ~と、そこが一番の問題なんですけど。


畑からちょっと足を伸ばして、林道を歩いていると、最近目立つ落とし物があります。
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青々した球体、大きさはこのくらいです。
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道路から見上げても目立たないのですが、クリの木があるようでイガがよく落ちています。
どうせなら熟した栗が落ちて欲しいと思うのですが、それはなかなか上手くいきません。
クリのイガが目立ってきて、残暑は厳しいですが季節は秋に変わっているのですね。


明日は太陽が顔を出してくれる天気予報です。
のんびり自然散策おススメです。
センターでもお待ちしております。


~おまけ~
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田んぼの切れたテグスを結びました。
つまり…トホホホ。
by isumi-sato | 2011-08-27 15:26 | 田んぼ

イノシシがもう出ませんように…

ただ今雷がゴロゴロ鳴っている最中のセンターです。
空も真黒で、これは噂のゲリラ雷雨がくるのか?!と、ハラハラしております。


さて、田んぼの周りに、遂に糸を張り巡らしました。
本当は電気柵をしたい・・・と、職員がもらしておりますが、とりあえず今期はテグスと唐辛子でしのぎたいものです。
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テグスに音が鳴る物をぶら下げると、もっと良いかな~とか、田んぼの前で考えこんでしまいます。
だから電気柵だって、というのは重々承知なんですけれどねぇ。


そんな、少々すさんだ気持ちをなだめてくれる場面に出会いました。
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アカメガシワの花外蜜腺(かがいみつせん)に集まるアリたちです。
花外蜜腺とは、以前の記事でも(こちら)取り上げた、花以外にある蜜を出す部分のことです。
1枚の葉に、葉柄の近く2ヶ所ずつあり、今日はどの葉も満杯でした。

アリたちがチョコチョコ動き回って、蜜腺から蜜腺へ移動している様は、微笑ましい情景です。
ところで、アカメガシワはなぜわざわざ葉から蜜を出すのでしょうか?
それは、アリにボディーガードをしてもらうためだそうです。
人にとっては小さいな生き物「アリ」ですが、実は集団で行動する肉食昆虫です。
アリがいる限り、他の小さな草食昆虫は寄ってこれない…アカメガシワの葉は守られると、いう算段のようです。
どちらもしたたかですね。
でもお互い利益があるのですから、良い関係のようです。

センターを荒らし回るイノシシも、何か利益をくれないかしらと思ったところで、まさか…ブログや自然観察会のネタ提供で手を打とうとしている気か?と、恐ろしい気持ちになりました(まさかまさか)。
明日もイノシシが出ませんように!と帰る前に祈っている職員達です。
by isumi-sato | 2011-08-26 17:56 | 田んぼ

どうなる稲刈り?

今日もスッキリとしないお天気の一日でした。
しかし、関東近辺どこも雨の天気予報でしたが、なぜか千葉だけ雨マークがついていませんでしたね。
実際降らなかったのですが、他県はどうだったのでしょうか。


先程センター隣の水田を覗いてい見ると、べったり稲が倒れていました。
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このところの雨で倒れてしまったのでしょうか?
きれいに…というのは表現がおかしいのですが、全体的に倒れていて、あれは稲刈りどうするのだろうと他人事ながら心配になってしまいました。
もっとも、センターの水田はイノシシに入られて、まさに他人の心配をしている場合ではないのですが。
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センターの水田の場合は、倒れ方がぐちゃぐちゃで、なおかつ「あっ、ここから入ってここから出たな~」っと言うような跡が残っているので、お隣さんと比べて明らかなイノシシの痕跡です。
うーん…本当に頭の痛い問題です。
稲の出来としては、もう刈り取っても良い時期だそうですが、年間行事に組み込んでいる以上そうもいかず、イノシシの問題、熟し過ぎる問題、色々抱えて自然相手のことは本当に難しいですね。

イノシシ対策としては、何は無くとも「電気柵」らしいのですが、電柵と聞いてもなんのことか分からない都市部の方を含め、不特定多数の方がいらっしゃる施設なので、気休めかもしれませんがイノシシ除け(トウガラシ系)を水田周辺に撒きました。
とりあえず、昨日夕方撒き、今日は被害痕はありませんでした。
さて、どうなる稲刈り!?


~オマケ~
お隣の水田の畦に、この昆虫がワラワラ歩いていました。
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マメハンミョウ
ざっと見渡したところ、30匹はおりました。
なかなかインパクトのある外見ですので、集団を見るとちょっと背中がモゾモゾしてしまいます。
去年センターの水田の畦でもたくさん見かけたので、センターの水田にもいるのでしょう。
こちらは、以前記事にしたヒメツチハンミョウ(こちら)と同じ仲間です。
幼虫時代イナゴの卵を食べて成長するそうで、一時期イナゴの減少と共に数を減らしたそうですが、昨今イナゴの数が増えつつあり、彼らも数を戻しているそうです。

ヒメツチハンミョウと同じ仲間なので同じように毒を持ち、体液に触ると水泡ができるそうなので手を出さないのが正解でしょう。
センターには薬品事典は無いもので、インターネットで成分である「カンタリジン」を検索すると、発毛剤、発泡剤、暗殺用毒薬、媚薬…と出てきました。
統一感が無いような、なんだかよく分からないけど、すごい薬効ですね。

皆様は間違ってもお手を出さないようにして下さいね。
by isumi-sato | 2011-08-25 17:29 | 田んぼ

残暑が続きます

今日のセンターは、変わりやすお天気の一日でした。
雨が降ったり、太陽が出たりの繰り返し…今週はこのようなお天気が続くようですね。


残暑も厳しいこのごろ(先週は極端に涼しかったのですが)、赤トンボも赤く染まってきました。
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ナツアカネ
写真よりもっと赤くなります。
ノシメトンボも赤くなってきました。
ノシメトンボの赤は、ナツアカネとは違った渋い色味です。
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ノシメトンボ
赤より茶色よりです。
これがコノシメトンボになると、赤がナツアカネ寄りな赤になります。

と、赤トンボの仲間の写真を並べるなら、アキアカネもマイコアカネもマユタテアカネも載せたいところなのですが、今年センター周辺でまだ上記3種のトンボを確認できていません。
できることなら、ヒメアカネも載せたいのですが、それも叶わず残念です。

アキアカネはまだ時期が早いとしても、他2種は姿を見てもおかしくないのですが、確認できていません。
センターから少し離れたところでは、マイコアカネもマユタテアカネも確認されているので尚更です。
何故なのか…分かりませんが、今年もぜひ会いたいものです。


変わりといっては何ですが、珍しくウスバキトンボが樹にとまっていたので撮影しました。
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よく見かけるのは、田んぼの上や昆虫広場をまるで、波に浮かぶようにふわふわ行きつ戻りつしながら飛んでいる姿です。
翅が大きく、特に後翅の付け根付近が幅広く広がっていて、グライダーのような滞空性能を持っています。
昼間どこかにとまっているといった姿はほとんど見ません。
実に気持ち良さそうに飛ぶので、ぜひ観察(観賞?)していただきたいですね。


更にトンボを探して水路を覗くと、おやおやおや…
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立派なモクズガニがいました。
手にポンポンを持っているようにしか見えない、愛嬌のある姿です。
この水路は貝や小魚、エビ、ザリガニが多いので、それを狙ってやってきたのかもしれません。
この水路、カメ(クサガメ、ミシシッピーアカミミガメ)にもわりとよく会えます。
同じくエサ場としているのでしょう。

現場は皆さんがよくザリガニ釣りをしている、田んぼの水路です。
じっくり見ていると、底をタニシやカワニナが歩いていたり、シジミがいたり、魚やエビが泳いでいます。
タイミングが合えば、カメやカニが歩いています。
水音や蝉時雨を聞きながら、のんびり(日陰を探して)トンボの飛翔を眺める…夏の終わりにゆったり自然を感じる、とってもおススメです。
ご来館お待ちしております。
by isumi-sato | 2011-08-24 17:26 | いきもの

センターの処暑

 今年の夏は記憶にないような暑さでした。でも過去形で話せるかは、これからの残暑しだいですね。
 テレビも連日のように「熱中症に注意」で1日がスタートしていましたが、ここ数日は天候がぐずついたため過酷だった暑さもすっかり忘れてしまい、このまま秋本番かと思いきや、処暑の今朝は雷と激しい雨で夜が明けたのがうそのような夏晴れの誠に気持ち良い日となりました。

 このような中、カヌーを積んだ車で大勢のこども達を連れた自然体験活動のグループがセンターを訪れました。

 まず、センター担当者からカヌーを浮かべ遊ぶ夷隅川についてのお話をしをはじめ、センター地区周辺の自然環境と農業のかかわりあいやセンターの活動についての簡単な紹介の後、昆虫広場、畑の作物栽培の状況やセンター内の生きもの、植生などを見てもらい、センターの雰囲気と今日この時の季節感を肌で感じてもらいました。
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 こどもたちは、昆虫広場で様々な生き物に出会い、水路内での「ガサガサ」ではエビ・魚・貝・水生昆虫等々との御対面あり、泥や水の感触に感激した様子でした。いい出会いでしたね!
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またきてね!





と、ここまでは楽しいお話。
以下は深刻なお話。

センターでは最近、イノシシがいろいろな場所を荒らしています。
まず19日の湿性生態園
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木道脇をはじめ、いろいろな場所を掘り返し、さらに木道を横断しました。
足が泥だらけなので、雨が降らなければしばらくはこのような横断痕を見ることができます。

20日には田んぼへ2度目の見参とばかりに・・
田んぼの端で呆然とたたずむ職員・・・その視線の先では
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二か所、稲が倒れています。
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よくやってくれます。
稲を食べるのではなく、穴を掘ってミミズでも探したのでしょうか。
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そして本日の湿性生態園入口の林道。
ここは去年もほじられたので、さらに穴が拡大しました。
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さらにセンター田んぼ脇
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田んぼの中にも足を踏み入れましたが、先日ほどには荒らしませんでした。

稲かりまでまだ時間があります。
無事で収穫を迎えられるでしょうか・・・

こんなフィールドトラックを見たい人、お待ちしてます。
by isumi-sato | 2011-08-23 15:07 | グループ・学校利用

涼しい~

昨日から続くすごしやすい気温…今日も雨がプラスされてちょっと肌寒い一日でした。
続けて雨が降ってくれたものの、堰を満たすにはまだまだ足りない雨量です。
でも、近隣では「さぁ稲刈りすんぞ!」なタイミングだったようで、少々困った事態のようです。


雨の止み間を見計らって、外に観察にでかけました。
この寒さに、生き物達はあまり活発に活動していないようです。
ところが、トンボたちはほとんど飛ばず、木陰にかくれているというのに、意外にも元気なチョウ発見。
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小雨を除ける気が無いのか、開けた場所に留まるベニシジミ。
オレンジ色が目立ちます。
どこにでもいるチョウ…というイメージですが、幼虫の食草はスイバやギシギシで、やはり荒地や畑、河川敷など多くの場所に生えている植物に産卵します。
幼虫も鮮やかな色をしていて目立ちそうなのですが、まだ見つけられていません。


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ヤマトシジミ
カメラを向けると、邪魔するなとばかり睨まれてしまいました。

ヤマトシジミがとまっている草は、キツネノマゴという植物です。
センター周辺、いたるところに生えている小型のいわゆる「雑草」でしょう。
名前の由来は、はっきりしていないようですが「狐の孫」だなんて、可愛らしい名前です(花も可愛らしいです)。


そして、ふと白い物体を発見。
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なんだなんだと、よく見てみると何だか馴染みのパーツが見えてきます。
目に、足、長い後足…これはバッタの抜け殻です。
「バッタは脱皮しながら成長している」と、いうことを知らない人もいるのではないでしょうか。
近くを探して見ると、脱皮した張本バッタがおりました。
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なぜ今日この日を選んでしまったのか…
小雨舞い散り、冷たい風が吹く日です。
このバッタは大丈夫なのでしょうか。

肝心のお名前ですが、ショウリョウバッタモドキだと思ったのですが、脱皮直後ということで時間を置いてから確認と思っていたところ、姿が見えなくなってしまいました。
そのため、ショウリョウバッタモドキか、よく似たショウリョウバッタとのどちらか…ということで。
短い時間でいなくなったので、多分このバッタは大丈夫なのでしょう。


お天気が悪くても、ちょっと歩けば何かしらの発見があります。
数は多くなくても、その分人にはすごしやすい陽気です。
こんな日も、ゆっくりするのをメインにした自然観察、おススメです。
センターへのご来館もお待ちしております。

ひとつ追加。
このようなお天気でも、セミはずーと元気(うるさいくらい)に鳴いていました。
by isumi-sato | 2011-08-21 16:55 | グループ・学校利用

トンボの沼のトンボを見に行こう

本日「トンボの沼のトンボを見に行こう」を開催いたしました。
参加者は、当日キャンセルが続き、残念ながら大人1名の参加となりました。


雨が欲しい、欲しいとは言いましたが、行事の日にはカラッと晴れて欲しいわがままな思いです。
今日の天気は、どんより空が曇り、人にとってはすごしやすい気温でした。
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今日のようなコンディションですと、トンボ観察には向きません(気温が低すぎるのです)。
案の定、飛んでいるトンボの姿が中々見つかりませんでした。
東屋周辺で茂みや木陰を探しながら、アオモンイトトンボ、アジアイトトンボを観察しました。
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アオモンイトトンボのオス↑
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アオモンイトトンボのメス↑
未成熟はオレンジ色ですが、成熟すると茶色に変わります。

交尾中のカップルも観察できました。
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交尾中のトンボはハート形になります。
その形は崩れていますがメスの腹の先(生殖弁)が、オスの副性器と連結していました。


観察小屋から見て対岸に近くになると、少しはトンボの姿も増え、シオカラトンボ、コシアキトンボ、ノシメトンボの姿が見られるようになりました。
また、今年は発生時期が早く、間に合わないかもしれないと心配していたチョウトンボもヒラヒラとその姿を見せてくれました。
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対岸に渡り、水田や畑のそばになると、多くのシオカラトンボの姿が見られました。
今日一番多く観察できたトンボです。
他にもナツアカネの姿が確認できました。


開始直後はトンボの姿ひとつ見えず、どうなることかと思いましたが最終的には8種類のトンボが観察できました。
唯一の参加者の方には、トンボ観察に適した天気や、詳しい生態等をじっくり解説できたので、内容としては満足していただけたようです。
もっと参加者がいたら良いですね…と言われてしまい、職員達も残念でした。
行事に申込み、都合が悪くなった場合は早めにキャンセルのご連絡をよろしくお願い致します。
by isumi-sato | 2011-08-20 18:08 | 行事報告