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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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<   2009年 09月 ( 24 )   > この月の画像一覧

今年度の稲刈りが終了しました

今日は今にも雨が降りそうな中、センター田んぼの最後の稲刈りを行いました。
お飾り用のワラを取る“京神(きょうしん)”“古代米(アクネモチ)”を刈り取りました。
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稲刈りは晴れの日に行いたかったのですが、稲の状態が待ってくれませんでした。
手刈りで刈ったイネは、オダカケにして乾燥させます。
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このオダカケは、竹とワラ縄だけでできているので、組み立てたりばらしたりが簡単にできます(作業自体は大変なのですが構造は簡単)。
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竹で3本足を作って、その場でワラ縄を使ってギュッと縛り、長い竹を支えているのです。


京神と古代米の全てをオダカケにして、センターの今年の稲刈りは終了です。
これから脱穀、籾すり、精米と仕事は残っていますが、稲刈りが終わるとほっと一息つけます。
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↑京神
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↑古代米(アクネモチ)…黒米です。


さて、稲刈りの途中で見つけたちょっと珍しいもの。
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稲穂の部分についた黒いもの。
これは一体なんでしょうか?
拡大すると…
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答えは“コウジバナ”です。
漢字で書くと、麹花
稲穂に麹菌がついたため、このような状態になります。
麹花が咲くと豊作になる…といった伝承があるそうですが、今年センターの稲は不作なのです。
どうやら、麹花は出穂の前1~2週間に雨が降ると、かかりやすい病気なのだそうですが、病気といっても、何か大きな悪さをするわけではないそうです。
豊作病とも言われたりするようで…うーん…それでも今年は不作なのです。ガッカリ。
今年の不作の原因は、日照不足によるところが大きいので、麹花が出て(水分が多いと出る)も豊作には繋がらなかったようです。
来年は麹花も見られて豊作にもなったら大変嬉しいのですが、さてどうなることでしょうか。
by isumi-sato | 2009-09-29 18:04 | 田んぼ

10月の行事予定

10月に開催予定の行事案内です。


●万木城までの自然観察と里山ハイキング
<秋の万木城周辺を自然観察しながらハイキングしましょう。>
日 時:3日(土)10:00~13:00定員20名 雨天中止
場 所:万木城周辺(集合ネイチャーセンター)
持ち物:お弁当、飲み物、山歩きできる服装
対 象:一人で参加する場合は小学4年生以上

●竹かご教室
<ひご作りから始めて5回終了までに完成させましょう。>
日 時:10、17、24、31日 (各土曜日)10:00~16:00 --全5回開催-- 定員20名
場 所:ネイチャーセンター
持ち物:竹割、竹ひきのこぎり、剪定ばさみ、膝あて、軍手、お弁当(道具はお貸しすることもできます)
対 象:高校生以上、全5回参加できる方


申し込み方法など詳しくは、こちらをご覧下さい。
ご参加お待ちしています!
by isumi-sato | 2009-09-29 13:34 | 行事予定

秋はじめました。

本日センター内で見つけたはこちら。
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天然のアケビです。
職員が一人で秘かに楽しみにしていたら、案外多くの職員が知っていたという笑い話。
皆美味しいものはチェックしています。
味見に一つ食べてみたところ、大変甘くて驚きました。


アケビというと、その実より小さいヤマネが食べている映像が浮かびますが、センター周辺にはヤマネは生息していません。
ここでアケビを食べるのは、もっぱらヒヨドリなど鳥類でしょう。
ヒトに見つけられるのが早いか、鳥に食べられるのが早いか……。
アケビはツル性で、木に絡まって上へ上へと生長し、ずいぶんと高い位置に実をつけます。
それこそ、脚立や高枝切りバサミなんて敵わないような高さです。
そうなるともう動物達の天下。
私たちは下から指をくわえて見ているだけです。
その分下の方に実がついたら、夏のうちからソワソワと秋が来るの待つヒトが続出です。
アケビにとっては、ヒト以外の動物に食べられて、遠くに種を落としてもらいたいのでしょうね。
今日食べたアケビの実は、採取場所よりだいぶ離れた場所に落としてきました。
来年どうなるのか楽しみです


クリカキサツマイモアケビの収穫と続き、モズやカケスが盛んに鳴き出してセンターではすっかり秋がはじまりました
そして、畑では冬野菜の準備が着々と進んでおります
冬支度に向けての慌ただしい話は、また別の機会にお伝えします。
by isumi-sato | 2009-09-27 17:47 | しょくぶつ

草木染め体験

本日、草木染め体験のイベントを開催いたしました。
大人23名の方に参加していただけました。


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センター和室にて、講義の様子。
今回は、セイタカアワダチソウの茎と葉、玉ねぎの皮を使って、木綿とシルクの布を染めることになりました。


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まず、センター昆虫広場にて参加者の皆さんで、セイタカアワダチソウの刈り取りです。
なるべく枯葉の少ない上部を刈り取りました(緑の葉が多い方が色が濃くなる)。
刈り取ったセイタカアワダチソウは、4~5cmに細かく裁断して鍋に入れました。

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同時進行で玉ねぎの皮の準備。
皮は一番外側の茶色の部分のみを使います。
ざっと水洗いした後、こちらも別の鍋の中へ。


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それぞれの鍋に水を張って、あとは色が出るまで煮出します。
煮だした後は、中身を取り出し染液となります。
その染液の中に模様づけのために絞った布を漬け込み、また30分程度待ちます。
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むらにならないように時々掻き回すのがポイントです。
つけ終わった布は水洗いの後、更に媒染液に浸し、再度水洗いしたら完成です。
媒染とは、植物内の色素と金属イオンと結合させて、発色させることです。
染め上がりの色が鮮やかになったり、発色に変化が出たりする効果もあります。
媒染液にも様々な物がありますが、今回はミョウバンを使った“アルミ媒染”と木酢酸液に錆びた鉄を入れて作った木酢酸鉄を使用した“鉄媒染”を行いました。
アルミ媒染は優しい色合いに、鉄媒染は渋めの色合いに仕上がるという特徴があります。
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上の写真で濃いオレンジ色に見えるのが玉ねぎの皮、薄い黄色がセイタカアワダチソウをアルミ媒染で染めたものです。
緑色の葉を使うから緑色に染め上がる訳ではないのです。不思議ですね。

絞りの方法によって、様々な形ができ上がりますが、それも染め終わった後にほどいてみないと分からず、また、同じように作ったつもりでも同じ模様にでき上がらないという、一期一会な作品ができ上がります。
染液も植物の刈り取る時期によって、同じ植物を使っても毎回同じ色になることはありません。
草木染めとは、そういった偶然を楽しむものなのだそうです。
(講師の方の受け売りですが)



アンケートに答えて頂いた後は、干してある作品の前で記念写真を撮って終了しました。
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イベント終了後のアンケートでは、

・初めての経験で自分だけのオリジナルの作品が作れた
・手作りのものができ、大勢と過ごせた
・材料から採り、説明や資料が貰えた
・色の出が分からないことが逆に面白かった
・自分で作ることができて楽しかった

といった回答をいただけました。
草木染め体験に参加して下さった皆様、ありがとうございました!


次回のイベントは、10月3日(土)万木城までの自然観察と里山ハイキングです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
皆様の参加を、職員一同お待ちしております!
by isumi-sato | 2009-09-26 18:37 | 行事報告

マユミ

ニシキギ科の落葉低木、マユミの実です。
センターの木は樹高は1mくらいにしかなっていませんが、立派に実をつけています。

このあと、ピンクの殻がはじけて実を落とすころは、もう冬がそこまで・・

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マユミという名前は、なぜか女性の名前を連想させますね。

話は変わりますが、以前ヒガンバナの話題をアップしました。
その続きもこのブログでご紹介の予定でしたが、現在「さとのかぜ」というニュースレターの作成中で、そこの原稿にヒガンバナの話題を掲載します。ニュースレターもPDFでホームページへアップしますので、それまでお待ちください。
by isumi-sato | 2009-09-26 17:59 | しょくぶつ

9月25日。堆肥すき込み・足踏み脱穀をしました。

 いすみでは、秋祭りが行われています。
朝は、すっかり涼しくなって、24日の最低気温は17度、最高気温は26度でした。
         今朝の田んぼと畑での風景です。
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 オダガケとヒガンバナが田んぼにて、ソバの白い花が畑にて見られます。
ソバは、一般的に言われているように、播種から20日という短期間で花が咲き始めました。
現在、丈は40cm弱です。あと10~15日で花が最盛期となるもようです。
もう少し丈が伸びると思いますが、どれくらいまで育ってくれるでしょうか。
(午後2時を過ぎると山の日影がまわってくるため、丈はあまり伸びないものと思われます。)

白いソバの花が咲く、畑の景色を 是非いらして、ご覧になってください。


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 今日は、午前中に菜の花栽培の準備として、畑に牛フン堆肥をまいてすき込みをしました。
「なのはなエコプロジェクト」のボランティアの人たちと一緒に、一輪車で堆肥をばらまいたあと、
耕運機で耕してすき込みました。混じりもののない牛糞、完全な有機肥料です。
10月12日に畝立て・ナノハナの種播きの予定です。
 ちなみに、ナノハナの種も、花観賞用のものと、実から油をとるものとがあり、
花の時期は、後者のほうが遅くなります。また、食用のナバナは、実(じつ)のところ、
花が開ききる前に刈り取って食べてしまう、ということになるのですね。



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午後は、先日21日に刈り取ったもち米を干してありましたが、
足踏み式脱穀機を使って、脱穀をしました。
昔ながらの足踏み式脱穀機ですが、スムーズに回転し、もみを稲から外してくれます。
(仕掛けは、稲刈りのセンター日記をご覧ください。)
とはいえ、筵(むしろ)の覆いをめくると、もみには細かな藁クズがたくさん混じっています。
進歩した最近の農業機械と比べると、確かに能率は劣って大変です。


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ふるいや風を使って、もみだけに分別し、天日で乾燥させています。
by isumi-sato | 2009-09-25 16:15 | 田んぼ

焼き芋しましょ!

23日はシルバーウイーク特別イベント第2段、焼き芋イベントを開催いたしました。
大人5名小人4名計9名の方に参加していただけました。
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センターでの焼き芋は、落ち葉や薪を使うのでは無く、センターで収穫した稲を脱穀した時に出るもみがらと、通称“燻炭焼機”と呼ばれる、もみがらを“燻炭”にするための道具を使います。
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漏斗をひっくり返したような部分に、火種を入れて、外側をもみがらで覆います。
そうすることで、燃えたもみがらは灰ではなく、炭になるのです。
できた燻炭は、土壌改良目的に田畑にすき込みます。
今回参加された方達は、初めて見る焼き芋の仕方だったので、驚いている方が多かったです。


火の準備もできたので、今度は芋の準備です。
まず、バケツで芋を洗います。
たわしはワラ縄でできた職員お手製です(評判だったのが嬉しいので記載)。
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自分で食べる分は、自分で洗うとのことで、小さいお子様も一生懸命洗っていました。
洗い終わった芋は、濡れ新聞で包んでからアルミホイルで包んでもみがらの中へ。
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もみがらの中に入れてから、約1時間後焼き上がりです。
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火を付けたばかりのもみがらと、芋が焼き上がった時のもみがらの色が、すっかり変わっているのが分かると思います。


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焼き上がった芋は、皆で美味しく食べました。
味は概ね好評だったようです。
今年は開催時期が早かったため、気温が高く焼き芋日和ではなかったのが少々残念でしたが、火傷もなく参加した皆様と楽しく過ごせたイベントとなりました。
参加していただいた皆様、ありがとうございました。
by isumi-sato | 2009-09-23 18:00 | 行事報告

きれいな花にも罠がある。

今日センター内昆虫広場を歩いていると、可憐な白い花を発見
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可愛らしい花ですが、花色は白くて、小さくて、草丈は高いと、写真を撮る上でのたいそう厄介な相手です。
シロバナサクラタデかしら~と近づいてみると……
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小さな花に、小さなクモが。
花の大きさは5ミリ程です。
その花に目立たないようひっそりと隠れているクモも、体長1センチあるかないかです。
クモらしく、足は長いです。
このクモはハナグモという名前クモで、こうやって花の側で獲物の昆虫を待ち伏せします。
小さくてもハンターです。


このクモに気づいてから、注意深く花を観察すると、他の株の花にもクモたちはしっかり待機していました。
花につられて近づいてきた虫たちを、がっちり捕まる気なのでしょう。
きれいな花には罠があります。
皆さまもお気をつけください……。
by isumi-sato | 2009-09-22 18:01 | いきもの

芋掘りしましょう!

本日、芋掘り大会を行いました。


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今年は作付量が100株と少なく、大々的なイベントを行える量ではなかったため、シルバーウィークのお楽しみイベントとして行いました。
当日受付のイベントでしたが、開催時間に館内に居た方を含め、5家族18名の方に参加していただけました。


畑では直ぐに芋掘りができるようにと、地上部の多くは刈り取ってありました。
ただし、サツマイモがどれだけツルを伸ばすのかという説明のために残していた株を見て、その長さに驚かれる方もいました。
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↑地上部を刈り取った状態。
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↑刈り取る前。150cmはゆうにあります。


掘り方の説明(優しく掘る、シャベルを突き立てない)をした後、芋掘り開始!
大人から、小さな子供達まで熱中して芋掘りを行いました。
途中、地中から出てきたトカゲにキャーキャー言いながらも、皆さん大変楽しそうでした(後に、トカゲにキャーキャー言っていたのは喜んでいたと判明。素敵なお子様達です)。
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皆さん真剣に掘ります。
土が柔らかいので、手で十分に掘れます。
そのため、小さいお子様でも、下の写真のような大きなサツマイモを掘ることができます。
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掘った芋は一度一ヶ所に集めて、その前で記念撮影を一枚。
その後、家族ごとにサツマイモを分けて、お土産として持ち帰ってもらいました。
美味しく食べてもらえれば良いのですが……。
安全にイベントを行うことができ、参加者の皆様も楽しそうに参加して頂けたイベントとなって、職員も嬉しい一日となりました。
本日参加していただいた皆様、ありがとうございました。
またの来館及びイベント参加お待ちしております。


最後に、サツマイモ畑だった場所を馴らして終わり。
楽しい時間と、美味しい時間をくれる場所に感謝です。
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そして、こっそり裏話
「こうやって掘ります」と説明のために掘った株の芋が、全てけもの(ネズミか?)に齧られていました。
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それが分かった職員一同の心の中ではマズイッ!の一言でした!
まぁ~こういう事もありますから~と軽く流しつつも、どっ、どっ、どうしよう!と皆で焦っていたのです。
結果としては、齧られた芋も出ましたが、概ね形は豊作となりました。
味は、食べるまで分かりませんね。
今回芋掘りに参加された方、食味のご感想お待ちしていまーす。
by isumi-sato | 2009-09-21 19:48 | 行事報告

ソバの生長記録です。

ソバの芽生えをお伝えしてから,一週間と少し経ちました。
その後のソバの現状です。

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すくすく生長しています。
ウサギさんに食べられる事無く,育っています。
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ただ,少し気になる要素もあります。
上の写真に写っているように,ソバの茎が根元からぽっきり折れている株がいくつかあります。
原因として考えられるのは,ネキリムシと呼ばれる虫の存在。
ネキリムシとは,農作物の地際部の茎をかじったり、または食い切ったりする野蛾(ヤガ)やコガネムシの幼虫の総称だそうです。
ただ,ネキリムシにやられたにしては,ちょっと地際より上かな?という株もチラホラありました。
他に考えられるのは,踏みつけと強風。
人や動物がぶつかったことにより,ポッキリ折れてしまうこともあると思います。
それと,遮蔽物が無いので,かなり強風に曝されます。
若い茎が耐え切れずに,ポッキリ折れてしまったのかもしれません。


原因を特定はできませんが(折れた根元を掘っても虫が見つからなかったため),ネキリムシかな~という株もあったので,対策をとってみることにしました。
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センターの畑で大分馴染みになってきた,木酢液。
果たしてこれがネキリムシに効くのか?という思いも有りますが,農薬を撒き散らす訳にもいきませんから,撒いてみることにしました。
挑戦!挑戦!
液体を量る道具が実験道具しかないので,ちょっと実験チックな体です。
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容疑者が地中にいるかもしれないので,株元に集中的に散布です。
葉っぱに目立って食害も無く,順調に育っています。
これ以上被害が広がらなければ良いのですが……。
乞うご期待です。
by isumi-sato | 2009-09-19 18:53 |