千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

isumisato.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:しょくぶつ( 334 )

ハスの花がたくさん咲き、オクラ、星状の花も、、。

7月6日、雨ときどき曇。午前9時の気温は25.6℃、昨夜の最低気温は24.5℃と寝苦しい夜でした。
ここ数日前線が刺激され、日本中各地で線状降水帯といわれるような雨がたくさん降り被害が出ています。
ところが当センターのある房総半島では、ほとんど雨が降っていません。
今日になってやっと午前中から小雨状態の降雨がありましたが、午後になって
降雨のない曇の状態となってしまいました。
気温はあまりあがらず、最高気温は27.0℃。夕方に計測すると昼間の最低気温は19.1℃と涼しすぎるくらいの温度です。午前中に最高気温が出て、前線の北側の空気が来た午後にぐっと気温が下がったようです。


a0123836_17213520.jpg
ハス田の上の空は、雨曇空です。
しかし、ハスの花は今がほぼピークのようで毎日たくさん開いています。
今年のハス観賞週間は、7月10日から22日と設定していますが、今から十分観賞できます。今日のような小雨の日の午前中がお勧めです。


a0123836_17214046.jpg
今日のような小雨の日には、水滴がたくさんつき、花の開き具合もおっとりしているようで、ハスの花見日和のようです。
蕾にも色の造形が現れています。



a0123836_17214492.jpg
開いた花、開ききった花、蕾などいろいろ見えます。



a0123836_17214890.jpg
花色も白っぽいものも一部にあります。



a0123836_17215357.jpg
八重のような花もあります。



a0123836_17215718.jpg
葉の間から、今日のところは開き途中の花がのぞいています。



a0123836_17220440.jpg
花には、昆虫たちもやってきます。マメコガネがオシベについていました。



a0123836_17220894.jpg
そして、水滴の花びらの中には、親指姫の話を思い出させてくれる生きものがいました。チューリップではなくハスの花にニホンアマガエルがいました。このアマガエルは、親指姫の友達になってくれそうな顔つきをしていますね。




a0123836_17221395.jpg
さて、畑では涼しげな花が咲き始めました。



a0123836_17221768.jpg
葉の下に隠れるように涼しげな薄クリーム色の花があります。オクラの花です。



a0123836_17222130.jpg
葉の上には、またしてもマメコガネ君がいました。



a0123836_17222438.jpg
湿性生態園のヤナギ林を通り過ぎたデッキのわきには、少しおもしろいものが観察できます。赤紫色の星状の植物がたくさんありました。ツル植物の花です。
カガイモ科のコバノカモメヅルです。散策の折、探してみてください。

スペシャルウィークさとの夏遊びの予定とメニューを発表いたしました。
8月9日、10日、11日の予定で、竹とんぼ・竹でっぽう作り、竹馬づくり、貝がらアート、バーバーリウムづくり、虫取り探検隊、水辺の生きもの探検隊を実施します。詳しくは、こちら


ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2018-07-06 17:26 | しょくぶつ

7月になりました。


7月1日、晴れ。午前9時の気温は28.6℃、今朝の最低気温は25.6℃でした。
最高気温は、昨日と同様、30.5℃となりました。


a0123836_17305644.jpg
熱帯夜でした。朝から気温はぐんぐん上がります。
「トッキョキョカキョク」の声がよく聞こえてきます。このホトトギスの声、朝と夕にはよく聞こえます。最も気温が上がる昼下がりにはさすがに暑いのでしょうか
、小休止しているもように感じられます。
今日も暑い中、ザリガニ釣りの家族連れの方がたくさん見えました。
奥の大きなネムノキの花色は、晴れ続きで早くも少し花色が移ろい始めています。




a0123836_17305380.jpg
小さなネムノキでは、青空をバックに今が盛りと、濃い目のピンク色の花色がたくさん目につきます。




a0123836_17305035.jpg
細い毛のような花が開ききる前の蕾状態の方が花色は濃く見えます。
1日の観察で花が開いていく様子が撮影できます。
(夏休みの自由研究には、間に合うでしょうか?)




a0123836_17304510.jpg
午後4時をまわると吹く風が、日陰では少し涼しくなってきます。
ハスの花は、午後になると開ききってしまったり、明る過ぎる太陽光で目立たなくなります。




a0123836_17304716.jpg
それでも蕾はここ数日、毎日60以上は数えることができます。




a0123836_17304185.jpg
トンボたちが元気です。特にシオカラトンボたちがハス田にも、湿性生態園にも今一番よく姿を観察することができます。オスは水色。



a0123836_17303778.jpg
メスは、ワラの色で別名ムギワラトンボといわれています。



晴れマークが続いていましたが、夕方発表の天気予報が少し変わりました。曇と雨のマークが4日後くらいに出てきました。すこし先なのでまだわかりませんが、、。
ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-07-01 17:33 | しょくぶつ

ハス。ネジバナ。

6月23日、曇りのち雨。午前9時の気温は21.4℃、今朝の最低気温は16.7℃でした。
午後に雨のやみ間があるという天気予報でしたが、昼前に降り始めてからは一時強く降ったりして、雨が降り続きました。気温も昨日より低く、蒸し暑さは感じない梅雨らしい一日になりました。




a0123836_17312041.jpg
ハスの花が毎日咲き続けるようになりました。毎日、10~20は新しく咲いています。
ここ数年は品種の交雑が進んだため、ほとんどの花色は原始ハスであるオオガハスに近い色をしています。



a0123836_17312499.jpg
ハス田は葉が大きくなって、ほぼ水面が見えなくなってきました。ハスの葉の上に蕾をのせた茎がいくつも顔をのぞかせています。



a0123836_17313004.jpg
中庭や建物まわりの草地に小さな赤い花が目立つようになりました。
ネジバナです。ラン科ネジバナ属。日当たりのよい土手や丘陵地の草原に生える多年草です。花は4月から10月。根を見るといかにもランらしい太めで曲がりくねった形をしています。
日本全土、サハリン、シベリア、中国、インド、マレー、オーストラリアと広い範囲に分布するといいます。ネジバナ属は約50種類あるといいます。




a0123836_17313450.jpg
淡い紅色の花はわずか4~5mmと小さいのですが、唇弁の先は白くてわずかにそり返っています。




a0123836_17313708.jpg
大きくアップの写真を見ると、ラセン状に花がついて、その名の由来が納得できます。
別名の「モジズリ」は花がもじれて巻くようすからついていると牧野植物図鑑には記載されています。
白花と緑色花の品樹があって、シロモジズリ、アオモジズリと呼ばれます。
小さな花の植物も詳しく観察すると、なかなかの造形美の発見があります。





a0123836_17314451.jpg
きのうに引き続き、中庭に展示している湿性植物のリニューアル作業を行いました。
ガマ、スイレン、ヘラオモダカなどが増える予定です。


ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-06-23 17:33 | しょくぶつ

梅雨の晴れ間の花々

6月7日、曇りのち晴れ。午前9時の気温は20.8℃、今朝の最低気温は18.1℃、湿度92%でした。日中は、雨が上がって晴れると蒸し暑くなりました。
今回の降水量は当センター計測値で25mmでした。



a0123836_16204960.jpg
田んぼのイネは順調に生育しています。少し離れて写真を撮ると全面緑色で、水面が写真に写らなくなりました。



a0123836_16205375.jpg
イネの根元には、毎日、ほぼ3株に1株くらいの密度でアオイトトンボの羽化が観察できます。[イネの株数×1/3×10日間 ] と、考えただけでもものすごい数のイトトンボが誕生していることになります。




a0123836_16205702.jpg
畑作業は、晴れ間に小麦を刈りました。田んぼ前の建屋軒下にぶら下げて乾燥をはじめました。




a0123836_16210051.jpg
また中庭では、ソラマメを干して来年用の種を作っています。
サヤのまま干していると黒くなります。よく乾かしてサヤの中の豆(薄茶色)を取り、
風通しの良い冷暗所で保存しておきます。






a0123836_16210334.jpg
ハス田では、一面ハスの葉で覆われ始めました。





a0123836_16210578.jpg
ここ数日、ハスの花の開くのはいつでしょうか? と、問い合わせがあります。
例年6月下旬、20日過ぎころに開花しているのですが、ここ数年は数日早まっています。今年は6月後半に咲きだすかもしれません。今日の蕾はこんな具合です。まだ細長いのですが、4cmくらいに育っています。
開花情報はこのブログでも、随時お伝えいたします。




a0123836_16210850.jpg
この小さな花は何か、わかるでしょうか? 紫色の細かく小さな花ですが、今たくさん蕾が開いて咲き始めています。少しひいて、葉と共に写っていればわかる方も増えるでしょうか?






a0123836_16211154.jpg
先日も紹介した、ムラサキシキブの花です。晴れて光がたくさんあたる日の方が、花の開花も進むようです。







a0123836_16231650.jpg
同じく大きな樹木の細かい花が白く咲いています。
クマノミズキの花です。葉は対生で生えています。ちなみにミズキの葉は互生。




a0123836_16232210.jpg
雨で水がたまった堰沿いのアジサイは、すっかり色をつけて、咲き始めの花が並びました。




a0123836_16232545.jpg
一方駐車場の角、田んぼへの入口近くのガクアジサイは、フチの装飾花が開いて色をつけ始めました。




a0123836_16232806.jpg
いすみの地域固有種、イスミスズカケの蕾は少しずつ大きく育っています。
こちらも開花が楽しみです。


ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-06-07 17:05 | しょくぶつ

6月になりました

6月1日、晴れ。午前9時の気温は21.8℃、今朝の最低気温は16.1℃でした。




a0123836_14402401.jpg
きのうの梅雨のような雨模様から一転して上空には、白い雲と青空が広がりました。
空気も乾いたサラッとした空気で朝の湿度は54%でした。



a0123836_14402803.jpg
きのうの雨模様でも鳴いています。そして今日も鳴いています。
アシハラのアシに止まることが基本なのですが、昆虫広場のアシはまだ丈が低いからでしょう。雑木林の入口にあるクヌギの枝の中で今一番元気な鳴き声が響いてきます。




a0123836_14403199.jpg
夏鳥のオオヨシキリです。ギョギョシ、ギョギョシ。ケケケ、ケケーー。





a0123836_14403477.jpg
きのうの雨滴がついたハナショウブには季節感とともに、しっとりと趣きを感じます。晴れの日のハナショウブは、"花びら"が乾いて少しかわいそうに感じるくらいです。




a0123836_14403980.jpg
でも晴れた日には花に昆虫がたくさん訪れています。見ているとハナショウブの"花びら"(外側の大きな三枚の外花被片と内側の小さな三枚の内花被片。本当は花びらではありません。)の間にもぐっていきます。








a0123836_14403777.jpg
左の体に模様が見えるのが、ハナアブの仲間。お腹に花粉をつけているのは、ハナバチの仲間です。一般的に触角の長さに注目すると、アブの方は短く、ハチの方が長いという特徴があります。これらほとんどの昆虫はお花好きで、人間にはほとんど見向きもしないようです。ハチでも静かに見ている分には、刺されたりしませんから大丈夫ですよ。(スズメバチだけは静かに遠ざかりましょう。)


ついでにアヤメ科の植物の話を少し。アヤメは少し乾いたところ。ノハナショウブはやや湿った草地、カキツバタは最も水の多い水湿地に生えるという性質の違いがあります。
それぞれ花の形、模様にも違いがあります。
また、(ノ)ハナショウブの葉には、中脈といって葉の中央に隆起した筋が通っていることも差別できる観察ポイントです。








a0123836_14404226.jpg
今昆虫広場を歩くと、足もとには小さな白い穂が揺れています。離れてみていると花束のカスミソウのような見え方です。茎の先に4mm程の三角状卵形の小穂をたくさんつけている植物があります。近くで撮影するにはカメラのオートフォーカス泣かせのようで、なかなかピントが合いません。




a0123836_14404544.jpg
ヨーロッパ原産の一年草でヒメコバンソウ(イネ科コバンソウ属)です。穂の形が小判に似ていて、4mm程と小さいからついた名前です。
似たものでこれに比べれば大きな小判のように見える、10~20mmくらいの大きさの穂がつくのは、コバンソウです。





a0123836_14405311.jpg
ディキャンプ場の山裾には、この時期の花が咲き始めています。
恋にまつわる伝説を扱った謡曲「定家」からその名がついたという、テイカカズラ(キョウチクトウ科)。
常緑つる性の植物で付着根によって木の幹などを高くよじ上ります。甘く香る白い花がたくさん咲いています。花色は少したつとクリーム色へと変化します。




a0123836_14404890.jpg
秋の実の代表のひとつ。ムラサキシキブ(クマツヅラ科)の花が咲き始めました。
花を見ながら、秋の実にも思いをはせます。


歩くとたくさんの発見があります。ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-06-01 17:08 | しょくぶつ

蒸し暑くなりました

5月29日(火)、今朝の最低気温は14.7℃、9時にはすでに24.5℃となりましたが、最高気温は26℃でした。お日様は殆ど出てこない曇りがちの一日でしたが、蒸し暑いこと。そろそろエアコンの季節でしょうか。

事務室のドアや窓を開けておくと綿毛が入ってきます。

a0123836_14382192.jpg
その発生源は・・といえば、この時期はこれが一番多いでしょうね。
ご存知チガヤです。センターの昆虫広場にもいくらかこのようにまとまっていますが、草刈りの時期によっては極端に少ない年もあります。コントロールは難しいですね。
そおいえば、今年はネジバナが少なかったようです。


a0123836_14381973.jpg
畑ではこの花が目立ちました。
紫色のこの花は、概ね下向きに咲いています。で、カメラを下において上向きでパシャ。
オートフォーカスは便利ですね。
もちろん、ナスの花です。


a0123836_14381732.jpg
こちらはセンター南側の堰の土手にあるアジサイ。
だいぶ色づいてきました。この花が色づくと、いよいよ梅雨時の到来ですね。
今週半ばには梅雨の走り、来週は晴れ間もあるようなので、梅雨入りは再来週になるのでしょうか。
梅雨入り平年日は、南関東ではたしか6月8日だったかと。


a0123836_14381532.jpg
湿性生態園では草刈りしたあとを狙って、やってくれていました。
だいぶラッセル痕がひろがっています。まあ、しょうがないか。とは言いつつも、野生動物との共生には厳しいものがあります。
もちろん、イノシシの荒らした跡ですよ。


a0123836_14381327.jpg
デイキャンプ上ではクリの花が満開です。
いま、家の庭先や山の斜面など、結構目立ちますね。
秋に実がなり地面に落ちると、それを目当てにやはりイノシシなどが出てきます。


a0123836_14381170.jpg
こちらは梅の実、いえいえ、オニグルミです。
これを食べにリスが出てきます。秋にはきれいに割ったくるみの殻が観察できますし、運が良ければベンチで食事中の彼らを見ることができるかも。ただ、朝8時30分くらいまでかな。


a0123836_14380929.jpg
オニグルミの木陰にベンチがあります。蒸し暑い中、そこに座っていると気持ち良い風に吹かれて汗も引っ込みます。ハスはまだ葉を広げている最中。花芽が出るまではあと10日か2週間位かな。
この時期はハス田にウシガエルが産卵します。見つけると網ですくって処分。
そんな季節になりました。




by isumi-sato | 2018-05-29 17:15 | しょくぶつ

かほる花々

5月10日、曇一時雨のち晴れ。午前9時の気温は14.7℃、今朝の最低気温は9.9℃でした。寒い日が数日続いています。
あととい、昨日と降り続いた雨は、最近で最もまとまった雨量となり、降り始めから59mmとなりました。


a0123836_17331307.jpg
万木堰の水位は上がりました。
朝の曇の後、昼ころ北の方から空が暗くなり、一時雨が二度ほど降りました。その後3時過ぎころから青空が見えるようになりました。



a0123836_17331798.jpg
金具を直しに屋根に上ったついでに、屋根の上のアングルからの夕方の晴れたときの田んぼです。だいぶイネの緑色がしっかりしてきています。




a0123836_17333197.jpg
田んぼの脇で低い目線からはこんな具合です。丈は13cmくらいになりました。





a0123836_17333842.jpg
近くで見ると、それぞれの葉がぴんとして元気に伸びています。植えた本数にむらがあることがわかりますね。






a0123836_17334443.jpg
林道を歩くと、常緑、トベラの花が咲いています。良い香りがします。葉の縁がそり返ることが特徴です。




a0123836_17334811.jpg
さらにつる植物、白い花のあまいかほりがしてきます。スイカヅラの花が開いています。開いてすぐは白い花ですが、やがて黄色っぽく変化します。そのため別名でキンギンカ(金銀花)とも呼ばれています。




a0123836_17335279.jpg
マユミの小さなつぼみが開いて、花が見られました。






a0123836_17351834.jpg
モミジイチゴの実がオレンジ色になっています。おいしく食べられる実です。





a0123836_17352520.jpg
湿性生態園のヤナギ林の中で、シジュウカラが盛んに鳴いていました。
ツピーツピー、チッチー。ジュクジュクジュク。





a0123836_17352823.jpg
そのヤナギ、マルバヤナギ(別名アカメヤナギ)の花のあとが気になります。





a0123836_17353163.jpg
綿毛を飛ばす準備が進んでいます。








a0123836_17353365.jpg
別の木では、こんな具合に綿毛が準備されていました。

日々、おもしろい発見があります。
ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2018-05-10 17:36 | しょくぶつ

連休最終日。いろいろな花が咲き始めています。

5月6日、晴れ。午前9時の気温は23.0℃、今朝の最低気温は11.3℃でした。
今日の最高気温は24.7℃になりました。午後2時過ぎころから少し強い風が吹き始めました。

ゴールデンウィークも最終日。昼ころまではたくさんのみなさんが訪れてザリガニ釣りやネイチャーコレクションの色塗りなどでにぎわいました。午後からはみなさん帰宅時間になったようで、人も少なくなりました。



a0123836_17310915.jpg
4月29日に田植えをした田んぼでは、少しずつ緑色が増えているように見えます。
目ただないのですが、イネが確実に生長しているようです。




a0123836_17312436.jpg
ハスの葉っぱも生長して、水面から頭を持ち上げる葉もみられます。
オニグルミの葉が茂り、アシ原の緑色部分は茶色の枯れた部分の半分の丈になってきました。まもなく、オオヨシキリがやってきて、1日中ギョギョシギョギョシと鳴き続けることでしょう。




a0123836_17313014.jpg
中庭の草が少しのびて、シロツメクサやニワゼキショウがたくさん咲き始めました。
ニワゼキショウは小さな花ですが、花びらのつき方などよく観察するとおもしろい発見があります。




a0123836_17313936.jpg
花の色も薄いものから濃いものまで、変化が見られます。




a0123836_17314352.jpg
キショウブの中に白い花が見られました。




a0123836_17314606.jpg
色素が欠けている(アルビノ)個体のようです。




a0123836_17335028.jpg
小水路沿いに黄色い花が咲いたあと、金平糖のような丸いとげとげの実をつけている植物があります。金平糖のようなこの密度の実をつけているのは、キツネノボタンか、ケキツネノボタンです。よく観察すると、とげとげの先端が少し曲がっていること、葉のさけ方も3全裂であること、茎に毛が見られることから、(ケ)キツネノボタン(キンポウゲ科)のようです。実はキツネノボタンと、ケキツネノボタンの見分けは、中間型も多いことから難しいといいます。
よく似たタガラシは、全体に毛がないことや、そう果が楕円形で一つ一つの凸凹がもっと細かく、葉が3深裂することで区別できます。

a0123836_15113849.jpg
近くの田んぼに生えていたタガラシのそう果が写った写真を追加して掲げます。(5月9日修正)




a0123836_17315320.jpg
畑では、ジャガイモの花が咲き始めました。アンデス―インカのめざめ という原種に近い品種です。




a0123836_17363431.jpg
堰の道端にヒメコバンソウの実が風に揺れていました。




a0123836_17334439.jpg
池のほとりでは2色の花色をつけている花が咲き始めました。ニシキウツギです。
しかしよく観察すると、はじめはみな白い花色で、ピンクのものは時間が経過して色が変化してきていることに気づかされます。みなさんも観察してみてください。


ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-05-06 17:37 | しょくぶつ

実、いろいろ

4月28日(土)、今朝の最低気温は11.6℃、朝9時では20.3℃、最高気温は21.4℃でした。ちょっと寒い朝かも。日中はちょっと風もありましたが、でも気持ちの良い一日でした。
いよいよ大型連休のスタートです。私の友人は今日から9連休、優雅ですね。私たちスタッフは連休とは無関係、平常営業中です。


a0123836_12405699.jpg
今日も朝からザリガニ釣り。護岸を再整備して足元がしっかりとしているので遊びやすいかな?


a0123836_12405300.jpg
新緑の木立の中は気持ちいいですね。なんか 初夏 という感じ。


本日はセンター内で見られる植物から「実」をいくつかご紹介。

a0123836_12404605.jpg
さて、この白い花は何でしょう。


a0123836_12404484.jpg
こんな実(種)をつけています。毎年ネタとして取り上げているので、もうお分かりですね。

a0123836_12404241.jpg
そう、大根の花と実です。観察用に数本残しておいてのですが、どうゆう理由か1本しか残っていません。折れたやつ1本は処分はしましたが、のこりは? ミステリーです。


a0123836_12404900.jpg
この花は分かりますか?


a0123836_12405114.jpg
こんな実をつけます。そう、キヌサヤエンドウです。花をたくさんつけるので、蝶が来ることを期待しているのですが、なかなか期待通りには行かないですね。


a0123836_12431001.jpg
この実はわかりますか?春先に白い花を咲かせていたアンズの実です。


a0123836_12403833.jpg
そしてこちらはスモモ。同じ時期に花を咲かせていたのですが、実はずいぶんとようすが違いますね。

a0123836_12403655.jpg
これはなんだかわかりますか。今年の花はほぼ同時期でした。そう、ソメイヨシノのサクランボです。赤く熟しているようですが、ちょっと口に含む気にはなれないです。小さな実です。


a0123836_12404074.jpg
そして本日の大トリはこの実。もうお分かりですね。焼酎に付け込んで・・なんてことはセンターではしませんから。そう、ウメの実です。たわわに実っています。

センターは自然観察の場です。畑の野菜は行事で使ったり、時には配布したりしもしますが、基本は「こんな花が咲くんだ」「こんな実の付き方をするんだ」を見てもらいたいので栽培しています。
なんで落花生というのか、なんで空豆というのか、わかると思いますよ。その時期が来たらブログのネタにしますので、皆さんも観察に来てくださいね。

明日は田植え行事、良い天気でできそうです。


by isumi-sato | 2018-04-28 17:15 | しょくぶつ

初夏の陽射

4月21日、今朝の最低気温は9.6℃、最高気温は24.8℃、惜しいところで夏日には届きませんでした。でもお昼のニュースでは、気温が上がったところもあったようですね。気温の日格差が大きいと身体にこたえます。午後からは南風がちょっと強くなりましたが、当地ではどちらかといえば初夏の気候でした。
作業をするとすぐ汗ばみます。


a0123836_15405757.jpg
タンポポも綿毛がどんどん飛んでいます。季節は確実な歩みを進めていますね。


a0123836_15410129.jpg
湿性生態園のヤナギ林の根元、堰の水が農業用水として利用されるため年間の水位差があります。今は水位が下がっている時期、これからもっと水位も下がり根元が露出していきます。
いわゆるマングローブ林とまでは行きませんが、当地独自の、人と自然が作り出す特異な風景が作り出されています。


a0123836_15410349.jpg
このように木の根元の土までも露出するのは、全体としてはもう少し後でしょうね。
田んぼに流す水を落とし続ける期間とその間の降水量とのかねあいですが、、。
今はすでにヤナギの花が咲いて、水面やデッキにたくさんの花が落ちています。
その前にヤナギの木の綿毛(柳恕(りゅうじょ))が飛ぶようになるのは5月下旬(ここ数年は連休の始まりころに飛び始め、5月下旬ころまでは少しですが飛んでいます)。でも、今年は春のすすみが順調なので早くなるかもしれませんね。ビデオがうまく撮れるかなぁ?



a0123836_15410595.jpg
中央にはフジの花が咲いているのですが・・今年は咲き始めが遅く、色も今一歩、といった感じです。残念。


a0123836_15411096.jpg
これはスダジイの花。近くで見ると それなり なのですが・・・


a0123836_15411258.jpg
山の斜面で見ると、ひときわ目立っています。
ある時、子どもに「あのブロッコリーのように見える木」と教えたら、その後しばらくはスダジイの名前が出ずに、ブロッコリー、ブロッコリー・・・・子どもには印象的なイメージがあったのでしょうね。


a0123836_15405590.jpg
皆さんが歩く通路の草刈りが本格的に始まりました。草刈りは原則平日、休日は人があまりいない外周部などでの作業です。
また、草刈りに追われるシーズン到来です。


a0123836_15405379.jpg
うちの創作担当が何やら厚紙、ストロー(なんでもイギリスでは使い捨てのプラスチック製ストロー禁止が議会で審議されているとか)、ビニールひもで工作中。
近日中にはデビューできるかな?

初夏のすがすがしい空気を堪能しに来ませんか。お待ちしております。



by isumi-sato | 2018-04-21 16:45 | しょくぶつ