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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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カテゴリ:しょくぶつ( 363 )

快晴の晩秋

11月10日、快晴。午前9時の気温は15.0℃、今朝の最低気温は7.8℃でした。
朝の冷え込みも始まり、秋も本番となりました。


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田んぼの向こうに青空が広がります。



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たんぼの角、そこここには、キンノエノコロがゆらゆら風に揺れて、黒いチカラシバの穂も種が熟してきています。




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昆虫広場まん中のエノキの木は葉をほとんど落としました。
コオロギの声が聞こえています。ススキ、オギの穂が揺れています。
ススキとオギの見分けについては、過去のブログで何度も取り上げているので省略します。



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林道を歩くと、ハゼノキも葉を落として実だけが目立つようになりました。




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ヌルデの葉が色を変えています。(奇数羽状複葉の)軸に翼を持つという特徴がよく見えます。




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万木堰から鳥の羽音が聞こえてきます。ハイド(野鳥観察塀)からのぞくと




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カワウたちが水浴びをして羽を広げたりしています。人の姿を見つけるとすぐに飛び立って行ってしまいます。
今年は、カルガモなど他の水鳥たちの姿があまり見えません。猛禽がいつもいるという影響なのでしょうか?



快晴の晩秋_a0123836_17134301.jpg
一周して戻ってくると三時過ぎには山の陰に日が入っています。
エノキのシルエットが晩秋らしさを感じます。



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そこに野鳥が飛んできました。ジョウビタキのようです。
これも秋らしいシルエットです。

ご来館お待ちしております。





by isumi-sato | 2019-11-10 17:15 | しょくぶつ

曇空が続きます。では秋の実は?

10月20日、曇。午前9時の気温は21.4℃、今朝の最低気温は17.9℃でした。
雲が広がった空のため暖かい朝でした。日中気温が上がり夏日かもという予報が出ていましたが、それほどではなく今日の最高気温は23.3℃でした。
午後には少し日がさす時間もありました。



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今年の秋は、台風、雨、曇の日が多くて、すっきりした秋晴れがほしいところです。



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中庭のエノキのはっぱも台風の塩害のため、ふちから茶色に変色してきています。



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水路の水位は、昨日よりもぐっと下がりました。
暖かさにつられてザリガニ釣り目当てのお客さんも来ましたが、さすがに10月の気温ではエサの食いつきは今一つのようです。



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昆虫広場では、ススキ、オギの穂が風に揺れています。黄色いセイタカアワダチソウも風に揺られています。
ちなみにセイタカアワダチソウは昆虫が花粉を運ぶ植物のため、風で花粉はたくさん飛ばしません。
花を見て花粉が飛ぶといやがる方はご安心ください。




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ススキの茎にバッタの仲間がつかまっています。大きく育ったツチイナゴのようです。
ツチイナゴはほかのバッタは寒くなるといなくなってしまうのに対し、越冬できるバッタです。



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通路にはクリのイガがたくさん落ちています。でも中身はほとんど空です。




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雑木林の脇に生えている低木にも秋らしい実が見えるようになりました。
ぶら下がった実が割れて、赤い実がのぞき始めました。マユミです。




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また赤い実といえば、林道沿いにガマズミの実も目立ち始めました。
熟してくれば、野鳥たちの好物です。



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樹木では、頭の上に赤い葉が目立ち始めました。ハゼノキです。
よく見ると細かな茶色の実をたくさんぶら下げています。
この実も、食べ物の少なくなった真冬には野鳥たちの大切な食料になります。




曇空が続きます。では秋の実は?_a0123836_16524020.jpg
最後に小水路沿い。数珠玉、ジュズダマの実がこげ茶色になってきました。
とても固い実ですが、ひもを通して首輪を作ったり、お手玉の中身にしたりと、昔から遊びとなじみの深い植物です。
秋は少しずつ本番へと向かっています。

ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2019-10-20 17:07 | しょくぶつ

秋の花々

10月5日、快晴。午前9時の気温は26.6℃、今朝の最低気温は17.8℃でした。
天気予報では、10月の真夏日で熱中症に注意と呼び掛けていました。
今日の最高気温は29.2℃でした。やっと今日で暑さが終わるでしょうか。


秋の花々_a0123836_16211046.jpg
快晴の空、台風15号で幹をねじ切られたエノキの木の樹形が痛々しいです。




秋の花々_a0123836_16211331.jpg
屋根には、チョコチョコ動く野鳥の鳴き声がします。セグロセキレイです。




秋の花々_a0123836_16211682.jpg
高いところのてっぺん、今日はアンテナの先に キーキーキーと鳴くモズが停まっています。




秋の花々_a0123836_16211857.jpg
中庭のボケは葉を落としてトゲのある小枝が見えます。




秋の花々_a0123836_16212160.jpg
その先に、赤とんぼがいます。ナツアカネでしょうか。最近は、アキアカネは珍しくなってしまったと聞きます。



秋の花々_a0123836_16212386.jpg
昆虫広場のススキの穂が開いてきています。バックのセイタカアワダチソウも黄色くなってきました。蕾が開いてきたようです。



秋の花々_a0123836_16212893.jpg
暑い気温の中、キチョウがたくさんひらひらと飛んでいます。
キツネノマゴの花から花へと蜜を食べているようです。



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万木堰は、昨日の雨、50数ミリの雨量を受けて水位が少し上がりました。



秋の花々_a0123836_16213541.jpg
湿性生態園では、ミゾソバの蕾が開きました。近くで見るとなかなかかわいいきれいな花です。



秋の花々_a0123836_16213370.jpg
同じく湿性生態園ではオギの穂が開き始めました。
オギは地面から茎が平行に立ち上がります。
ススキは地面の根元から放射状に広がって立ち上がります。



秋の花々_a0123836_16235745.jpg
林道沿いでは、イヌタデが細かな濃いめの桃色の花をたくさんつけています。
ミゾソバ、畑のアイも同じタデ科の植物です。






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ホトトギスが蕾を膨らませてきています。




秋の花々_a0123836_16214146.jpg
別の場所では、一部だけですがホトトギスの花を見つけることができました。
いろいろな秋の花が見つかります。
ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2019-10-05 18:01 | しょくぶつ

秋の花は、葉の観察もチャンス

9月25日、晴れ。午前9時の気温は24.2℃、今朝の最低気温は20.6℃でした。
今日の最高気温は26.3℃でした。


秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16051961.jpg
昨日おとといの台風による南風から一転、今日は北東の空気が入ってきました。
九月下旬の気温30℃台の日々から、やっと乾いた空気がやってきて秋らしい風が吹く一日になりました。
北の空には高積雲、高層雲が見えます。さっそく、もち米のモミを広げて乾燥です。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16052270.jpg
南の空には巻積雲が見えます。




秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16052917.jpg
百葉箱には、いつもの住人たちがご挨拶です。
「朝からお尻まる出しだよー!!」  ニホンアマガエルさん。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16052526.jpg
数日来お伝えしているたんぼの南西角のヒガンバナの小群落が開花しました。
他の部分でもほとんどのヒガンバナが開花し始めました。



秋に花をつける植物の中でも日頃よく足元に見かけるものがあります。
いわゆる雑草としてあまりしっかり観察していないことが多いのですが、花をつけると特徴がしっかり観察できます。ほかの植物と見分けやすくなります。その時に葉っぱもしっかりと観察しておくよいチャンスです。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16053256.jpg
イノコズチ(ヒカゲノイノコズチ)。ヒユ科。節の膨らんだ茎をイノシシの膝にみたてたところから名前がついたといわれています。葉は対生。よくありがちな葉のため、はっぱの形だけでわかるように確認しておくチャンスです。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16053798.jpg
アオミズ。イラクサ科、ミズ属。高さは30~50cmと、少し低めです。名前は全体に緑色でみずみずしいこからついたといいます。濡れると一層目立ちます。対生。植物図鑑には以下の表現があります。葉には長い柄があり卵形で先は尾状にとがる。縁には荒い鋸歯があり、三本の主脈がある。




秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16054185.jpg
カラムシ。イラクサ科、カラムシ属。幹(から)、すなわち茎を蒸して皮をはいで繊維を取って織物をし、布を作った昔から利用されていた植物です。フクラスズメ、アカタテハなどの昆虫がよく利用している植物です。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16054755.jpg
堰の水を低いところから落とし続けているため、湿性生態園の水位も下がっています。マルバヤナギの根を現わした景色が見られます。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16081155.jpg
根元のひこばえの先に真っ赤なトンボが観察できました。
「あかとんぼ」らしい赤い色です。むねの模様が確認できなかったため、ナツアカネか、アキアカネか、なにかは確認できませんでした。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16081527.jpg
慣れない人には先と同じように見えているのは、クワの葉です。こちらは木本。
クワの葉は葉に切れ込みが入ったり、形に変異が多いことが特徴です。
よく見たら、スギの葉がこの桑の葉に突き刺さっていました。



秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16081823.jpg
最後によく足元に見えます。踏まれ強い植物の代表、オオバコです。
オオバコ科、オオバコ属。葉や種子が咳止めの薬になるといいます。
花を咲かせています。めしべが熟した後、雄しべが出るといいます。
海岸にトウオオバコ、ツホミオオバコなど似た種類もあります。


秋の花は、葉の観察もチャンス_a0123836_16082271.jpg
花もよく見ると微細な中に造形美が発見できます。

秋です。ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2019-09-25 17:15 | しょくぶつ

秋分の日

9月23日、晴れ一時雨。午前9時の気温は29.0℃、今朝の最低気温は21.4℃でした。



秋分の日_a0123836_16352282.jpg
空の雲は南から北へと早く流れていきます。南寄りの風が強く吹いています。
台風17号は、昼過ぎに日本海で熱帯低気圧に変わりました。今日の最高気温は29.4
℃でした。
今日は秋分の日、明日から夜の時間の方が長くなります。
いすみ市の大原では、23、24と恒例の大原ハダカ祭りで盛り上がっています。



秋分の日_a0123836_16353203.jpg
田んぼのまわりでは、ヌスビトハギの花と一部実が見られるようになりました。
冬には種が人の服にくっついて運ばれます。



秋分の日_a0123836_16353555.jpg
萩といえば、ヤマハギも花が観察できました。



秋分の日_a0123836_16353878.jpg
三日前、二日前に紹介したヒガンバナは、ますます蕾を大きくしています。



秋分の日_a0123836_16354157.jpg
オニグルミの木の下、先日の強風でたくさんのクルミの実が落ちました。
その中に、きれいに二つに割れているクルミの殻がいくつも見つかりました。
二ホンリスの食痕です。朝早く、隣の山から出てきて実を食べているようです。
リスだけがその固い歯を使って、クルミの実を真っ二つに割ることができるようです。



秋分の日_a0123836_16354618.jpg
稲刈りの終わった田んぼのふちにまだオモダカの白い花が咲いていました。



秋分の日_a0123836_16354356.jpg
林道を歩くと秋の季節らしい植物に出会えます。
アキカラマツは一年中小さな丸い葉が目につきますが、花を咲かせていました。



秋分の日_a0123836_16355166.jpg
イノコヅチは、葉の季節は目立たない植物ですが、小さな実をたくさんつけてとても目立つ存在になっています。



秋分の日_a0123836_16355482.jpg
ヌルデの葉が緑に加えて、黄色と赤の色を見せてくれています。



秋分の日_a0123836_16355749.jpg
カラスウリの葉も黄色いグラデーションを加えて秋を感じさせます。



秋分の日_a0123836_16360147.jpg
湿性生態園にシロバナサクラタデが小さな白い花をポツポツと咲かせています。




秋分の日_a0123836_16360525.jpg
そこに昆虫も来ていました。ヤマトシリアゲです。反り返る特徴のある尻と伸びた特徴のある口先が目立ちます。肉食性の昆虫で、黄褐色の体色は秋型の特徴です。春型は黒色です。



秋分の日_a0123836_16360956.jpg
実がついたつる植物も見つけることができるようになりました。
ヤマノイモ科のつる植物にムカゴがつき始めています。



秋分の日_a0123836_16361442.jpg
道には、風で落ちたアケビも発見できました。まだ熟する季節には少し早いようです。

秋が楽しめる季節になってきました。
ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2019-09-23 17:21 | しょくぶつ

秋-アカトンボ

9月21日、晴れ。午前9時の気温は23.9℃、今朝の最低気温は18.4℃でした。
西北西の乾いた風がやや強く吹いています。明方は少し空気の冷たさを感じるくらいになりましたが、暑くもなく寒くもなく快適な秋の空気です。
今日の最高気温は24.7℃でした。
九月2度目の三連休、台風17号が南から近づいてきています。今日は予報よりも雨が遅れて、良い天気になりました。



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空には秋らしく高い所にある雲、巻積雲と高層雲が広がっていました。




秋-アカトンボ_a0123836_17092942.jpg
田んぼの際にあるヒガンバナは、先端が昨日よりも赤くなり蕾の先が分かれてきています。明日か明後日には開花しそうです。




秋-アカトンボ_a0123836_17093110.jpg
雑木林の足元には、黄色い花が各所で見られます。



秋-アカトンボ_a0123836_17093367.jpg
キンミズヒキがしばらく咲き続けます。花弁が5枚です。



秋-アカトンボ_a0123836_17093682.jpg
そのすぐ近くには、白い花。ゲンノショウコも見られます。
これも花弁が5枚です。
秋も深まると、種を飛ばす姿が面白い植物です。




秋-アカトンボ_a0123836_17093966.jpg
黄色く小さな花では、カタバミもまだ見られます。
こちらも花弁が5枚ですね。葉が3小葉で丸く柔らかい感じですね。



秋-アカトンボ_a0123836_17094231.jpg
湿性生態園の入口には、白い小さな花、カントウヨメナでしょうか。




秋-アカトンボ_a0123836_17094546.jpg
湿性生態園のデッキ沿いでは、マコモも花を咲かせていました。




秋-アカトンボ_a0123836_17094886.jpg
林道沿いには白い細かな花、ヒヨドリバナが開花し始めたもようです。




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セイタカアワダチソウの先端にアカトンボが停まりました。
ナツアカネのようです。



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畑では、アイの花が赤く咲き始めています。タデ科らしい細かなつぶつぶの花ですね。



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綿の花のあとが膨らんで、まもなく実がはじけるでしょう。



秋-アカトンボ_a0123836_17100406.jpg
堰の水面に小さめの水鳥の姿がありました。
オシドリのメス。やや若鳥のようです。



秋の見どころがたくさんあります。
ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2019-09-21 17:22 | しょくぶつ

梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ

7月9日(火)曇り空、午前9時の気温は19.2℃。今日の最高気温は22.9℃、夕方には雲間から陽の射しこむ時間帯もありました。涼しくて過ごしやすい日々が続いています。
ここ数日は梅雨の中休み状態のようです。



田んぼに珍しいものがあります。
梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_16180429.jpg


何でしょう。
近づいてみると
梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_16180584.jpg
左から
湯殿山神社、月山神社、出羽神社 とあります。
そして、「広前悪虫殲滅祈払攸」、一番下は神社の印。
そうです、山形県の著名な神社の虫よけのお札です。
当施設に度々来られる方が、今年も持ってきてくれました。先日行かれたようで、わざわざ届けてくれました。早速、田んぼと畑にパウチして立て札にしました。
今年もご利益はあるでしょうか・・、虫だけではなく草(雑草)もあると・・といった神頼みでは、農「業」としては厳しいでしょうが、当施設にはちょうどいいのかも。


梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_17300809.jpg
田んぼの上には、何度も行ったり来たりを繰り返している野鳥がいます。
最近当センターの田んぼにもよく来てくれるようになりました。
ツバメです。いろいろな昆虫を捕食しています。田んぼの害虫も捕まえてくれていることと思います。



梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_16180905.jpg
こちらは中庭においてある鉢のハスです。花芽が出てきました。
「喜上眉梢」という品種だそうです。これもいただきもの。
どんな花が咲くのか楽しみです。ちょっと鉢が小さくてかわいそうなので、シーズンが終わったら蓮田に移そうかと考えています。


こちらは
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イスミスズカケ。花のシーズンが始まりました。今日もこの花をめざして、松戸市と千葉市から見学者が来園。植物が好きなのですね。お話を伺うと共通して知っている先生の名前が出て、「懐かしい。先生はお元気ですか?」「今年92歳」。ああそうか、もうそんな年齢に・・という私自身もいい年ですから。
でも、一つの花を話題に共通項が見つかると話は弾みますね。




梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_17301998.jpg
中庭にたくさんのトンボが群れるように飛んでいます。少し黄色っぽく見えます。
先週くらいから、少しずつみられるようになりました。停まらずにずっと飛び続けています。写真でとらえるのはなかなかの至難です。
捕虫網で捕獲して確認してみました。



梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_17302540.jpg
ウスバキトンボのようです。このトンボは東南アジアなどの南方から北上してくるトンボです。途中でも産卵して羽化を繰り返しているといいます。成虫になるまでのスピードが早いようです。最後は北の寒いところまで行って死んでしまうようです。そして翌年もまた、南の国から北上を繰り返すトンボです。何年かぶりにたくさんのウスバキトンボに出会えました。




梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_17302936.jpg
ハス田の北側、隣の田んぼが続いていますが、そこには七羽くらいのシラサギたちがいました。ダイサギでしょうか。たくさんの白いサギたちが降りている田んぼの景色はほっとさせられます。えさが豊富にあるという証しなのでしょう。



梅雨の中休み? ツバメ、ウスバキトンボ_a0123836_17303684.jpg
ハスの花がたくさん咲き続けています。40~50くらいは見えるでしょうか?今日から当センターのハス観賞週間です。
朝から写真を撮りに来られる方もいます。
ハスの花は、朝から十時過ぎくらいまでが一番きれいに見え、数もたくさん見られるようです。



梅雨の中休み。子供たちも寸暇を惜しんでザリガニ釣りに来てくれました。
残念ながら水路の水量がちょっと多く、濁っていたり、水温が低かったりで釣果は思うようにはなっていないようです。
空模様と相談しながら、時間があればセンターへどうぞ。
お待ちしております。




by isumi-sato | 2019-07-09 17:25 | しょくぶつ

夏至。花や実。

6月22日、曇りのち小雨。午前9時の気温は24.5℃、今朝の最低気温は20.2℃でした。朝方は気温は高めで蒸し暑さを感じました。
昼前から少し冷たい空気が入って、時おり雨が落ち午後も雨が降ったりやんだりと、つゆらしい天気になりました。今日の最高気温は、朝の24.5℃が最高気温となりました。

今日は夏至。一日の昼間の時間が最も長い日です。ということは、なんともう、明日から少しずつ昼間の時間が短くなっていくということです。早くも一年の折り返しになります。


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万木堰の水位は高めで、少しもやがかかっています。




夏至。花や実。_a0123836_17325407.jpg
対岸の木々のかたまりが白く見えています。
アカメガシワの花が咲いています。それが白く見せています。
新緑の時は赤く、晩秋の落葉の時は黄色く、冬には葉を落とした枝がうす茶色に見えて季節の変化を感じられます。



夏至。花や実。_a0123836_17325715.jpg
ハスの葉に雨の水滴がたまってコロコロしています。
蕾はまた少し大きくなっています。



夏至。花や実。_a0123836_17330008.jpg
ムラサキシキブの花が目立つようになりました。




夏至。花や実。_a0123836_17330320.jpg
大きくアップ写真。近づいてみると、薄紫と黄色の細かな花の造形がありました。



夏至。花や実。_a0123836_17330538.jpg
林道沿いを歩くと丸くて赤い実が目につきました。
コウゾです。食べられる実とありますが、少し口に残るものがあるようです。
紙の原料になる低木です。



夏至。花や実。_a0123836_17331144.jpg
ぶら下がっている緑色の実は、春に黄色い花をかんざしのようにたらしていたキブシの実です。




夏至。花や実。_a0123836_17331435.jpg
雨の中、コナラの葉先にノシメトンボが停まっています。




夏至。花や実。_a0123836_17331679.jpg
足もとに、ホタルブクロの花に水滴がついて梅雨らしさを演出しています。



夏至。花や実。_a0123836_17332206.jpg
イスミスズカケの花が日々増えています。
ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2019-06-22 17:38 | しょくぶつ

蕾が増えます

6月16日、快晴。午前9時の気温は24.4℃、今朝の最低気温は17.2℃でした。
きのうの雨風はおさまって、雲一つない青空がひろがりました。朝から強い風が吹いています。
今回の降水量は、54mmでした。きのうの昼間にとても強い雨が降る時間帯がありましたが、降水量は前回の雨よりも少ない量を記録しました。



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朝から気温が上がっていることもあり、オオヨシキリ、ウグイス、ヒヨドリ、ホトトギスら野鳥の声がたくさん聞こえてきます。今日の最高気温は、27.3℃になりました。
万木堰の水位も上がって、オーバーフローの土管は約8割が水の下になりました。



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湿性生態園では、オギが伸びています。昨年までは聞こえなかったオオヨシキリの声が今年は元気に聞こえてきます。ここでの姿は今日は撮影はできませんでした。


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ヤナギ林のデッキ下の水位も上がっています。


蕾が増えます_a0123836_17095707.jpg
なお、水没ヤナギ林部分のデッキ床板の一部が傷んで穴が開いてきました。
補強用の板を置く予定ですが、踏み抜き防止のため現在一部通行止めとさせていただいております。今しばらくご迷惑をおかけします。

湿性生態園往復の林道でも、いろいろ発見があります。

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白くて清楚な感じのする花、ドクダミの花がたくさん広がっています。
日かげを好む野草ですが、独特の香りがあります。
皮膚など薬用に使われたり、健康茶にもなります。



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アップで見ると、意外ときれい。おもしろい形です。花に見えるのは総苞葉で、花びら(花被)のない植物です。小さな花が集まって花穂になっています。細かな種ができるようですが、まだ観察してみたことがありませんので今年はチャレンジしてみようと思います。。



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林縁の樹木にからんでいるのは、つる植物のアカネです。茎が四角で他の植物などにひっかかるために下向きのとげがついています。根が染色の材料になります。



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上を見ると、クリに花が咲いています。そこに甲虫がいます。ハナムグリの仲間でしょうか。



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高いところに、クロガネモチの花も観察できました。



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木の枝の中でうるさいくらい鳴き続けている野鳥がいました。ヒヨドリです。
見ると器用にエサをくわえたまま、鳴き続けています。ヒナを外へと誘い出しているのでしょうか?
子育てご苦労さん。空中を飛ぶトンボたちの数も増えています。




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ハス田では蕾の数が増えてきました。
ざっと5、6ヵ所観察できました。



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今日は、市原からイスミスズカケを観察に来たグループがありました。
地域固有種イスミスズカケはまだまだ蕾がほとんどです。



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でも、たくさんの人の目によって、花を咲かせている一株を発見することができました。

ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2019-06-16 17:30 | しょくぶつ

五月の晦日(みそか)、快晴。水に浮く植物。

五月の晦日(みそか)、快晴。水に浮く植物。_a0123836_17233132.jpg
5月30日、快晴。午前9時の気温は20.8℃、今朝の最低気温は15.1℃でした。

朝は涼しい空気で空には高く巻積雲が浮いて、わからないくらいにとてもゆっくりと西から東へと雲は流れています。
 今日も一日中、5月の風の中、オオヨシキリの声が3方向くらいからずっと聞こえてきます。「ギョギョシ、ギョギョシ、ケケケケケー、、。」
日が射すと気温は上がり今日の最高気温は24.6℃までとなりましたが、乾いた空気で過ごしやすい一日でした。



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中庭に置いてある水生植物のポットでは、朝から花がたくさん咲いています。
アサザの黄色い花が7つも6つも咲いています。今は珍しくなって、アサザは千葉県では準絶滅危惧種、重要保護生物のランク付けとなっています。



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花の大きさは3~4cmと小さく、ふちは糸状に細かく裂けて細かな毛があります。
透けた感じが涼しげです。




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となりのポットでは、イチョウウキコゲがたくさん増えてきています。これも田んぼではあまり見られなくなってしまった植物。一般保護生物のランク付けです。




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大きなポットの中のスイレンが、朝、花を咲かせています。




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スイレンの葉は、水をはじかず水は広がって葉の表面は濡れてしまいます。





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さて、一方昨日も取り上げたハスです。ハスの葉は今ぐんぐんと伸びてきています。
葉をたくさん育てて栄養をたくわえているのでしょう。蕾ができるのにはもう少し時間がかかるようです。



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さてそのハスの葉ですが、ご存知の方も多いようですが、水をよくはじきます。
水玉がコロコロしています。
カメラで接写しましたが、細かな構造までは写りませんでした。水をはじくその構造は、ヨーグルトの蓋などに応用されていると聞きます。



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きのうのブログでも取り上げましたが、水面は、今一面緑色になっています。
ズームアップ。浮揚植物、ウキクサです。「葉」の長さは5~8mm、幅は4~6mmと小さなものが3、4個集まります。根の長さは3~5cmとボディよりもかなり長くなっています。写真でも写っています。これがいま水面を一面に覆っています。



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夕方には、スイレンの花は閉じていました。


飽きることのない発見があります。
ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2019-05-30 17:33 | しょくぶつ