千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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カテゴリ:しょくぶつ( 324 )

曇り。春の風。強し

4月11日、曇り時々晴れ。午前九時の気温は18.9℃、今朝の最低気温は7.6℃でした。
天気予報の通り、風が強い一日となりました。南東の風が、風速3m/s~8m/s の強さで吹き渡りました。時おり強く吹く風が 8m/s で、風力 4か 5の強さに相当し、風力4は和風、風力5は疾風などと呼ばれます。
最高気温は、21℃を超えました。


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田んぼやハス田からは、コロコロ、ケケケー。ゲロゲロゲロとカエルたち(シュレーゲルアオガエルとニホンアマガエル)の声がたくさん響き渡っています。
風で、ヨシやホテイチクが斜めに暴れています。




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田んぼのあぜは、草刈りをしていますが、今はあっという間に草が伸びてしまう季節です。タンポポにくわえて、今日はハルジョオンの姿が撮影できました。




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敷地に接している用水路のU時溝には田んぼへと水がたくさん流れています。その流れる水の近くにも、カントウタンポホや




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ヘビイチゴの花がたくさん咲いています。






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接写した花の姿。さてこれは何の花かわかるでしょうか?
拡大してみると、おもしろいものです。




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このような立ち姿。スイバ(別名スカンポとも)です。かじると茎が酸っぱいことがよく知られているタデ科の植物です。





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林は、新緑で明るいライムグリーンに銀色を混ぜたような色に見えます。
そのもとになっている樹木が、このはっぱ。コナラです。





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コナラの樹でも、はっぱだけ出てきている木、花をぶら下げている木があります。





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さらに、毎年、まるで実がついたように見えてしまう姿で、はっぱを広げているコナラの樹もあります。虫えいなのでしょうか。





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別の木では、葉脈を見せながら柔らかそうなみずみずしい葉を広げている木があります。
これは、ミズキの仲間で、クマノミズキ(ミズキ科)です。 ミズキは葉のつけ方が互生で、このクマノミズキは対生です。ともに幹から出る枝は、各階層状(輪状)についています。言葉で書くと面倒くさくなるのですが、きっと実物を見るほうが、腑に落ちることと思います。







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湿性生態園のヤナギ林は、明るい新緑が春らしさを訴えているかのようです。






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そして、葉の近くにたくさんの花をつけています。まるでコーラスグループが手を広げて歌っているかのような姿に見えてきました。



今日の強風で早くも水面にたくさんのヤナギの花が落ち始めました。

林道沿いでは、ウツギの木が早くも花の準備を始めています。



ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-04-11 17:15 | しょくぶつ

風強し。咲く花、咲いたあとの花。

4月7日、晴れ。午前9時の気温は19.8℃、今朝の最低気温は17.3℃でした。
今日は朝から風が強く吹きました。南東の風です。昼過ぎに空に黒い雲がでて、少し雨が降りました。雨の後、冷たい空気が入ってきたようです。長野の山間部や北海道では雪が降っているようです。17時の気温は14.4℃となり、今日の最低気温と一致しています。
予報では、明日とあさっての朝の気温が9℃台、8℃台と、寒さを感じるくらいになっています。



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さて、これは何でしょう?


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今日は、なかなか見ることができないトウキヨウサンショウウオの足の裏からスタートです。飼育水槽のガラスにぴったりとくっついていたので、すかさずスクープした画像です。
飼育水槽では、最近の暖かさでユキノシタの葉が元気に育ってきています。
葉の下に体を隠しつつ、えさが欲しいとガラス面に出てきてアピールしているようです。



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田んぼの水が波立っています。散った桜の花びらや小さなゴミが吹き寄せられています。




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ハス田に雨の波紋が落ちました。ハスの葉も顔を出す数が増えて、少しずつ大きくなっています。
大きくなると緑色になってきます。



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林道や山すそ沿いを歩くと、小さな白い花が見られるようになりました。
これは、ツルカノコソウ。小花がたくさん集まっています。




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その地際を見ると、その名の由来ともなる、ツルのように茎が伸びています。




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同じく小さな白い花ですが、いすみ地域に多く見られるシャクです。
花びらが平べったく、花びらの大きさに変化があって外側の花びらがやや大きくなっています。




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湿性生態園の木道沿いに、白いシャクの花が連続して見られるようになりました。





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湿性生態園のヤナギ林の新緑は、生き生きとして春らしい見ごたえがあります。
今日はいつもと違う南側からのアングルです。




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ヤナギの花も咲き始めてきました。




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ソメイヨシノもほとんど葉サクラ状態ですね。
花弁もほとんど落ちました。
わずかに一枚・・・・


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そして、、
何か緑色のものが顔を出していますね。




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よく見ると、たくさんついていますよ。

ソメイヨシノも花の咲く植物。実をつけるのは当然の結果ですね。
ただ、これから熟して黒っぽくなっていきますけど、小さすぎて食する気にはなりませんね。
大きなサクランボになってくれるのは限られた品種だけです。

サトザクラは、まだ咲いています。

ご来館お待ちしております。

by isumi-sato | 2018-04-07 17:15 | しょくぶつ

日本の春。房総の春。

4月1日、晴れ。午前九時の気温は17.2℃、今朝の最低気温は7.6℃でした。
朝から時おり強い南寄りの風が吹き、春の空気はすぐに暖かくなりました。




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今年はサクラが長い間楽しめた年のようです。風が吹くと駐車場入口付近では、花びらが舞い落ちて、サクラ吹雪が舞っていました。




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舗装面も花びらで、ほんやりさくらいろになりました。
地面に落ちたばかりの花びらが吹き上がって全身がサクラ吹雪につつまれます。日本らしい桜の季節のすばらしさに身も心もどっぷりひたる感覚です。




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サクラ並木の中で一本の木の花が遅れて開きました。サトザクラの花です。




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センターの中でも光り輝く色の新緑が見え始めました。コナラの新芽です。




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林道を歩くと、さらにいろいろな芽吹きに出会えました。
杉の濃い緑の表面に明るい黄緑色が見えています。
つる性の植物、もうすでに葉を展開していますが、アケビの葉が深緑色をバックに目立ちます。




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空を見上げると、日の光をとおしてアケビのツタが伸びています。秋にはたくさんの実が観察できる場所です。



さてここからクイズです。4種類ほど、何の樹木の新芽かわかるでしょうか?




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A。明るい場所に生えてくるよく見かける樹木です。色が赤いのは、紫外線から若い葉を守るためといわれています。



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足元には、少し大きくなった葉が枝先についています。




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B。これも房総の林沿いや、林の中によく生えています。





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C。葉と共に花の準備も始まっています。昔は、○○○のエサとしてよく植えられていました。







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D。この木も房総の明るい場所によく生えてきます。その実は冬場の鳥の食料になっているようです。たまに一枚だけ、赤い葉が見えたりします。かぶれに弱い方は要注意です。





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新葉は、常緑の中低木にもみられます。トベラは、真ん中からたくさんの若い葉をくりだしています。





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ツルのサルトリイバラには、花が咲いています。




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今年は、見られるかなーと、心配していたら、湿性生態園の入口の階段で、
キランソウが花を咲かせてくれました。




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湿性生態園の水没林、ヤナギの枝先にも新しい葉が見えています。





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マルバヤナギの芽吹きです。もう少し大きくなると一部、葉先が赤い色になるところもあります。別名でアカメヤナギとも呼ばれる所以です。





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低木の中に、白い花を咲かせているものが目に入りました。モミジイチゴです。
夏の終わりころには、たくさんの実が見られます。


………………………………………………………
(答) A.アカメガシワ / B.イヌビワ / C.クワ (養蚕のカイコのエサ) / D.ハゼノキ


この季節は、多くの植物での芽生え、開花などの発見があります。
集まる昆虫たちも観察できます。季節の変化と共に、植物の変化を追いかけていく観察も楽しいですよ。

ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-04-01 17:07 | しょくぶつ

隠れた?桜の名所です

3月25日(日)、午前9時の気温12.9℃、今朝の最低気温4.5℃、晴れ。青空が広がり、すがすがしい朝を迎えました。しかし少し冷たい風が吹き、肌寒い一日となりました。


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田んぼでは暖かい風と共にカエルのなき声がながれてきます。心地よく、まさに春の訪れを感じます。


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午後からは、サクラを見に来るお客様でしょうか?多くの方がセンターへ来てくれました。姿を見たよ!!やりたい!!と、今年初めてのザリガニ釣りをスタートしたお友達も何人かいました。が、やっぱりまだ水の中は寒いのかな?「つれなかった~」や「一匹だけつれました!」との声も聞こえました。



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デイキャンプ場のオオシマザクラ。八分咲きを迎えたようです。


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おとといのブログと比べると、オオシマザクラが開花が進んだことがよくわかります。


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駐車場にあるハクモクレン。花は散り始めましたが…



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散った後も、素晴らしい造形美!オシベの紅紫色も素敵です。


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こちらも、待ちに待った花の開花です。アオキのメバナが開花しました。ひっそりと咲くその姿にとても魅力を感じます。アオキは雌雄異株。メバナとオバナの違いを比べてみるのも面白いですよ。



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アオキのメバナの観察をしていると、ネコハエトリグモの仲間が姿を現し始めました。八個ある目でこちらを見つめます。待ちに待った季節です。


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ソメイヨシノは五分咲きを迎えました。人ごみに行ってサクラの花を見るのではなく、ゆっくりじっくりとお花見をされたい方、ぜひセンターへ!


隠れた、サクラの名所ですからね!


来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-03-25 16:50 | しょくぶつ

開花、開花。芽吹き、芽吹き。

3月23日、曇りのち晴れ。午前九時の気温は11.8℃、今朝の最低気温は9.4℃でした。
少しずつ気温が上がって、午後には春らしい気温と日ざしとなりました。

ソメイヨシノは、きのう開花しました。並木全体では、まだ一分咲きくらいです。


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そして、ディキャンプ場のオオシマザクラは、きのう数輪咲いており、これもやはり開花したもようです。




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オオシマザクラは花が開くのが早いようで、今日は夕方近くにはもう三分咲きになっていました。





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このサクラは大木で、花は見ごたえがあります。今週末は花見時になるものと思います。





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その近くの斜面に生えている常緑小高木から、独特の香りが流れてきています。
里山に多く生えているヒサカキです。カワイイ小さな花が連なるように咲いています。





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日当たりのよい草地では、ツグミが二羽仲良く地面をつついています。




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その近く、田んぼの脇の「おっぽり」では、水の中から早くも草の先が伸び始めています。ショウブの芽生えです。



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また、水の中では、黒い小さなものがうようよと、たくさん元気にうごめいています。かえったばかりのニホンアカガエルのオタマジャクシたちです。



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近くの枝先を見るといろいろな樹木で芽生えが見られます。
ガマズミの芽から葉が開き始めました。



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マユミも葉を出し始めています。




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ついでウツギです。



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そして、花と葉をいっしょに出しているのは、クロモジです。





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堰の対岸には、小さな黄色が垂れ下がるように見える木があります。




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大きなキブシが、ほぼ満開になっています。




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湿性生態園の土手では、タンポホが黄色くたくさん咲いています。



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いっせいにそろって咲いています。カントウタンポポです。




春が、植物の芽吹きが、開花が、一気にやってきました。

ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2018-03-23 17:38 | しょくぶつ

寒さ戻る。草花は、春へと、、

3月6日、曇のち晴れ。午前九時の気温は8.8℃、今朝の最低気温は7.6℃でした。
昨夜の雨は39mmと、まとまった雨量になりました。
寒さがもどってきました。朝から時おり強い北よりの風が吹いています。
今日の最高気温は10.1℃と、ほぼ10℃でした。


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まとまった雨のおかげで田んぼには水が入りました。
生きもののための「おっぽり」も満水です。
万木堰からの用水が周辺の田んぼに引かれはじめ、田んぼへの水路に水が流れ始めています。




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午後からは田んぼ上に青空が広がりましたが、寒い風が吹いています。






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中庭のハクモクレンの蕾は少しずつ大きくなってきています。
その後ろ、しばらく目を楽しませてくれた紅梅と白梅は盛りを過ぎ、花を散らし始めました。




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田んぼの脇には、小さな花が咲き始め、草地にいろいろな色が加わります。
ヒメオドリコソウ。おもしろい花の形にご注目! その後ろにぼんやりと青い花の色が見えていますが、朝の曇天で花は開いていません。
オオイヌノフグリです。




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湿性生態園でも水路に水が元気よく流れています。




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その近く、日ざしがなくなり、カントウタンポホも花をとじています。




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林道沿いの足元を見ると、ヤエムグラ、ミツバなども葉を広げ始めています。

ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2018-03-06 17:07 | しょくぶつ

卵塊増える。タンポポ、オオイヌノフグリ、フラサバソウ

3月2日、快晴。午前九時の気温は9.1℃、今朝の最低気温は3.3℃でした。
今日も日がさして暖かくなりました。最高気温は14.0℃となりました。



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一昨日夜の雨によって田んぼに水がたまりました。
一番下に位置する田んぼにもっとも水がたまりました、毎年カエルが卵を産んでくれます。




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今日のぞくと、きのうの暖かさにつられてでしょう。ニホンアカガエルの卵塊が三つ生まれていました。水は少し濁っていますが、生みたての卵はすきとおっています。




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そして小水路のほうでも、さらに卵塊は増えています。昼間はその周りをメダカが泳いでいます。




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万木堰には今日も野鳥の姿があまり見えません。
奥に行くと、




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倒木の上にカメが重なるように三匹もひなたぼっこをしています。
ミシシッピアカミミガメのようです。




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別の倒木の上では、冬の間は頭を白くしたカワウが羽を広げて干していました。




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林道沿いでは、アオキのつぼみが膨らんでいます。




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湿性生態園の日当たりのよい斜面に黄色い花が開き始めました。
よく見ると、カントウタンポポのようです。




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林道沿いの路肩の草の緑色が少しずつ目立つようになってきました。
よく観察してみると、、、、







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植物の葉、表面の写真です。よく似ていますが、左側の二つはフラサバソウ、右側はオオイヌノフグリでしょう。オオイヌノフグリのほうが花が大きく、葉の縁の切れ込みが多くあり、また花のあとの実がふたつつきます。フラサバソウの方は葉に長い柄があり、縁の切れ込みが少なく、花も小さく、実はひとつです。群落を見ると、フラサバソウの方は茎がよく見えて薄い黄緑色が目立ちます。ともにゴマノハグサ科です。




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さらに葉の裏面の写真。葉の形と葉脈の違いがはっきりわかります。
ともにいわゆる帰化植物で、フラサバソウはヨーロッパ原産、オオイヌノフグリは西アジア、中近東原産といわれています。
最近はフラサバソウが増えて広がっているようです。足元の同じに見える草もよく見るとそれぞれ個性が見えてきます。


暖かくなってきました。ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2018-03-02 17:01 | しょくぶつ

冬の樹木、野鳥、そして、、

2月25日、曇。午前九時の気温は7.6℃、今朝の最低気温は1.4℃でした。
今日は北寄りの風が1日中吹いて、午後からの方が風が強く、より寒さを感じるようになりました。
午後2時半過ぎ計測の気温は7.6℃、最高気温も7.6℃と気温は上がらず、再び寒い冬の1日にもどりました。



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田んぼの中に、小さな白い花が咲いています。タネツケバナです。
タネモミの準備をする頃咲く花ですが、まだ少し早いですね。



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万木堰は野鳥の姿が見えず、今日もとても静かです。対岸の樹木、葉を落とした枝が連なる姿に注目してください。何の木かわかるでしょうか?




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これは、11月中旬の写真。黄緑色に変色して葉を落とし始めるころのようすです。
葉を落として枝だけになった樹木は、房総半島いすみ周辺に多いアカメガシワです。
そして左の11月に葉を早く落としている樹木はヤマザクラでした。
冬ならではの樹形をみて楽しむこともできます。




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湿性生態園へ行って卵の増え具合を観察しました。今日も変化なし。増えていませんでした。
今、湿性生態園デッキを歩くと、草刈りで残してある植物の枯れた姿がよく観察できます。




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先端の穂がカールしています。
オギ、ススキ、ヨシがこのようになっています。
この中で茎が平行に立ち上がっているもの、よく見ると節が多く見えるものがオギです。耕作放棄された水田跡に多く生えているのがこのオギです。
一方のススキは、根元から種が生長した証しとして放射状に茎が立ち上がります。
よく見るとススキの方が節の数は少ないようです。
ヨシは穂があまりカールせずにまだ種がついていることが多くあります。


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湿性生態園も最奥部に進むと、落葉した樹木の形が見えます。
この木もさきほどの堰の対岸に連なって見えた樹木です。
初冬の落葉期には、日に当たって黄葉が輝いてみえました。



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枝の先が心なしか少し赤くなってきたように感じました。寒い日が続きますが季節は確実に動いているようです。



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帰り道、林道から畑を見ると、竹竿の先にじっと停まって天を仰ぎ続ける野鳥の姿が見えました。何を考えているのでしょうか? ツグミ君です。




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林道の路肩の地面に降りてきた野鳥がいました。なぁんだ、といわずにシャッターを押しました。首をかしげてエサを探している姿は、愛嬌があります。




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赤茶色のほっぺ、首を伸ばして次のエサをさがしに動き出しました。このヒヨドリ君たちは元気に冬を越して生活していきます。時おり、畑や庭の作物などにも手を出して、なわばりを主張してうるさく鳴くのが玉に傷ですね。
野生の生きものたち、冬は食べ物が少なくてたいへんなのです。





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寒い中でも、春らしいものもあります。一か所、こぼれダネのナノハナが花を咲かせています。
ご来館お待ちしております。






by isumi-sato | 2018-02-25 16:47 | しょくぶつ

大雨のち曇、少し青空

10月7日、雨のち曇。3時過ぎから少し青空。午前九時の気温は21.2℃、今朝の最低気温は15.9℃でした。低気圧の通過に伴うきのう夕方からの雨は、未明に強く降りました。今回の雨量は、76mmのまとまった量になりました。

9月28日の大雨は152mmの雨量で、時間雨量が多かったため館内床に浸水しました。
再び浸水かと心配されましたが、朝出勤してみると床に水は侵入しておらず、今回の雨は無事で、雨漏りの水がわずかに床を濡らした程度ですみました。



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万木堰の水位が再び上がりました。
オーバーフローの水が流れています。


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ホタルの水路も底が見えないくらいに、たくさんの水が流れています。




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湿性生態園のデッキ板のすぐ下まで水位が上がりました。




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アザミの花が咲き始めました。タイアザミです。




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一部のカラスウリの実がオレンジ色になってきました。





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しかし、葉の色が黄色と緑が混じった林道沿いのカラスウリでは、実が見当たりません。原因はいかに?




大雨の後、林道にはいろいろな実が落ちていました。


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アケビの実。開いて熟した実が見えています。





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クリの実。中身がなくなっているイガが多いのですが、雨の後は実が入っている実も見つかります。





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先週から少しずつ、湿性生態園のデッキのコケを清掃しました。
コケがあると板の痛みが早くなるようです。また、雨の後はとても滑りやすくなります。風情はあるのですが、、、。



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きれいになりました。




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コケを掃除して、改めてなのんコケかと観察してみました。
板についている主なコケは、アオハイゴケでしょうか?





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手すりにもコケが数種類ついています。ウメノキゴケの仲間のようです。
コケの世界もまた、深いものですねー。




ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2017-10-07 17:11 | しょくぶつ

秋も深まりつつあります

10月5日、曇一時晴れ。午前九時の気温は16.3℃、きのうの最高気温は18.6℃、今朝の最低気温は11.3℃でした。だいぶ涼しくなりました。




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昨夜の中秋の名月です。薄い雲が流れる時間が多かったのですが、はっきり見えた瞬間を撮影できました。満月は、10月6日だそうです。




朝はモズの高鳴きがよく聞こえてきます。昼、午後になると不思議と静かになります。そして高い樹のてっぺんにいたモズの姿も見つかりにくくなります。


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高鳴きは、冬を越すえさ場の確保のため、自分のテリトリーを主張している声だといわれています。今日は、林のてっぺんにいたと、撮影できた鳥は、カラスでした。
ハシブトカラスでしょうか。気温が下がって少しおとなしい感じです。





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今、グリーンカーテンの棚の緑は勢いをなくしてきましたが、数個のヘチマの実がぶら下がっています。





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小水路には、ヘチマの実がつけてあります。
10日から14日くらいつけておくと、実が腐ります。
それを洗ってきれいにすると、、、





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先日水につけておいたヘチマの実から、タネがとれました。
ひとつの実からたくさんの種がとれます。










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昆虫広場のススキ、オギの穂が開いて風に揺れています。
そのわきに黄色い色が目立ってきました。セイタカアワダチソウです。




そんなススキ、オギの足元には、

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チカラシバの穂が





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小水路沿いには、ハナショウブの種もありました。




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また、白い小さな5弁の花を咲かせている植物がありました。高さ20cmくらい、ゲンノショウコに似ていますが、葉が3深裂しているのでミツバフウロのようです。
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「ミツバフウロ」としましたが、「ゲンノショウコ」のようです。
ミツバフウロは、千葉県いすみでは分布している情報はないようで、植物体に腺毛がありません。葉は3深裂します。一方、ゲンノショウコには茎、葉に腺毛が密生し、葉は3~5裂といいます。根元からの葉はすべて3裂に見えたため、誤ってしまいました。

http://isumisato.exblog.jp/237971100/   11月10日のブログ記事を参照




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草の中に入ると一瞬にして目ただなくなるバッタの仲間がいました。
頭と羽の間、胸が少しふくらんでいるのでクルマバッタのようです。
胸が小さく、ふくらみがないのがクルマバッタモドキとか。




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オニグルミの木の下にはたくさんの実が落ちています。
もう少しして寒くなると果肉が腐って取れるでしょう。それをねらってニホンリスがやってくると思われます。クルミの実は硬いため、他の動物にはなかなか手ごわい食べ物ですが、リスはきれいにまっぷたつに割って中身を食べていきます。


植物や生きものたちも秋に反応して活動を変えてきています。


ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2017-10-05 17:30 | しょくぶつ