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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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カテゴリ:行事報告( 374 )

アロマな自然観察

4月20日(土)晴れ。午前9時の気温は13.2℃、湿度は55%です。今日から穀雨(こくう)という季節が始ります。二十四節気の中の“穀雨”という季節は、穀物を育てる恵みの雨が降る季節なんだとか。




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でも、今日は晴れ晴れ☀ 気持ちいい陽気です。




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そんな中、今年度最初のイベント「万木城の歴史と里山の自然観察」が行われました。
センター敷地奥のの湿性生態園を進みます。




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黄色やピンク、青い花、白い花…かわいらしい花が、あちこちで咲き競っています。花をめでるって楽しい♪目が喜んでいます。




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こちらはシャガ。





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こちらはキランソウ。可憐だわぁ♡ しかも漢方薬でもおなじみの植物なんだとか。




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いろいろな自然のことを教えていただくのは、森林インストラクターの講師の方です。




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「カラスノエンドウは……なんですよ」とても興味深いお話です。




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その中でも、印象に残ったのが「アロマな香りの植物たち」です。小川に生えているのは、しょうぶ湯にも使われるショウブ。外来植物のキショウブと比較して、葉の匂いを嗅ぐと…「うわっ青臭い!」「ショウブはアロマオイルのような…いい香り~」





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アロマな香りの植物は、まわりにたくさんあるんですね。楊枝でも使われるクロモジも、その一つです。





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地味な葉っぱのカントウカンアオイも、うっとりするようなイイ香りです。





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ヘビのうろこ模様をしたジャゴケという苔も、見た目によらず素敵な香りがしますよ♪




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お昼ご飯だー!お弁当の美味しいこと(#^.^#)




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食後は地域の歴史をお勉強…。史跡も見てみましょう。「万木城は戦国時代土岐氏の山城で、、、」「向こうに見える丘では正木氏が陣をはり…」。時は戦国、ここ万木城は難攻不落の城で、たびたび合戦が行われたそうです。




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トトロのトンネルのような丘陵尾根道です。ここには戦国時代につくられた山城の道やしかけがたくさんあるそうです。




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「わー素敵!」道中、またしてもオモシロイ発見があるようです。




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ハナイカダという名の植物の花が咲いています。葉の上にある突起物が花なんだとか。




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しばらくすると、寝釈迦様がまつられているお寺さんがありました。全長5.16m。これほど大きい涅槃像(ねはんぞう)は、なかなか拝めないそうです。山城の城主土岐氏の菩提寺海雄寺です。




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ありがたいお顔を、今回特別に拝ませていただきました。合唱…




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お釈迦様がまとっている衣服には、かつての寄進者の名前が連なっています。5月3日に再び、御開帳があるそうです。




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自然観察や歴史探訪をするのに適した季節がやってきました。みなさん、ぜひ遊びに来てくださいね!




by isumi-sato | 2019-04-20 17:43 | 行事報告

コメ作り体験―その3

4月17日、曇り。午前9時の気温は16.7℃、今朝の最低気温は7.4℃でした。
1日中どんよりしていましたが、空気は暖かく、今日の最高気温は、18.8℃でした。



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今日は、行事「米つくり体験」の3回目です。

前回4月4日に耕耘、あぜ作り、畦シート設置などの作業を行ないました。
3回目の今日は、肥料まき、植代かきを行いました。



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まず、田んぼ全体にバケツに小分けにした肥料を手でまきました。
肥料がまかれた部分の水面にさざなみが起きています。
まん中までは届かないので均等にまくため、真ん中まで入ってその周辺に肥料をまきました。



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次に植代かきです。植代かきは、田植えの10日~2週間くらい前に田んぼの土を細かくし平らに均すために行います。二、三日すると水か澄んできます。現在は、田植え直前に行っている農家さんも多いようです。
耕運機初体験の方にとっては、なかなか興味深い作業になりました。



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代かきする列の間隔を広めに開けて、2回目の時にその開いた部分を耕耘しました。




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田んぼのヘリ、角などはトンボを使って土を均しました。




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最後の仕上げに角材を引っ張って、平らに均しました。牛の代わりに人ががんばっています(冗談です)。
センターの作業、小型機械で手作業の多い田んぼづくりです。
田んぼ作業も機械化が進んで新しくなり、耕運機で代かきを行う時代は、もはや20~30年昔のやり方になったということです。
 最近の田んぼは、耕地整理が進んで1枚の大きさが1辺100m程になり、大型機械が作業しやすいようになっています。





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まわりの林の新緑がいっそう、ミドりとりどりになりました。




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葉の出るのが遅い方のエノキの枝先にも、葉が広がり始めました。
葉が大きくなると、取り付けた鳥の巣箱が隠れてきます。




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雑木の林の木の葉の色。
まん中手前の小さい木がコブシ。その左、少し赤緑に見えるのがやはりエノキ。
まん中向こうと、右側向こうの白っぽく明るい緑がコナラです。
まっすぐな背の高い樹形のクヌギはわずかに葉を出しはじめています。
そしてネムノキはまだ葉を出していません。
新緑の色の違いで木の種類も見分けてみると、またおもしろいものです。




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連休前に、自由に使えるようにおいている竹馬の置き場を整備してみました。
ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2019-04-17 17:10 | 行事報告

トウキョウサンショウウオの卵のうを見つけよう


3月3日、雨。午前9時の気温は6.6℃、今朝の最低気温は4.6℃でした。
きのうの予報では、昼ころから雨が降り始めるということでしたが、観察会行事のある本日は、朝から雨が落ち始めてしまいました。
雨にもかからわず、4家族の親子たちが集まってくれました。遠くから来られた方もいました。


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大まかな予定を確認した後、図書室にてスライドを使って早春に卵を産む生きものの話を行いました。トウキョウサンショウウオやニホンアカガエルの産卵や生態についてのお話です。
トウキョウサンショウウオの卵は、複数の卵が袋に入っているので「卵のう」。
ニホンアカガエルの卵は、一つ一つの卵がくっついて塊りになっているので「卵塊」と呼び分けています。


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雨に濡れない仕度をして、さぁ出発です。
まず、すぐ近くの小水路の止水域にカエルの卵がありました。
例年よりも水の流れのない奥の水たまり部分に産卵しています。


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水路や水たまりに産卵した跡がないか歩きながら探して移動しました。
湿性生態園では、Uの字形に水たまりがある部分でそれぞれ、卵をさがしました。




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卵塊、ニホンアカガエルの卵が十数カ所もあることが発見できました。






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そしていよいよ、山すその止水域に移動して、トウキョウサンショウウオの卵のう探しです。食害保護のため先日かぶせたネットを観察のためめくって、ここ二、三日で増えたトウキョウサンショウウオの卵のうがないか、さがしてみました。



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水路は濁っている箇所もあるので、じっくりと観察です。




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卵のうを観察することができました。





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また、今年も泥の中で動いていた成体を発見することができました。
短い時間観察してもとの場所へと戻します。



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最後にみなさんで水路に、食害除けのネットをかけ直しました。


自分たちの目でトウキョウサンショウウオやニホンアカガエルの卵をさがして見つけることができた。卵のうと実物(成体)とを両方見ることができた。自然のトウキョウサンショウウオを見ることができた。カエルの卵がさわれた(プニー―ン)。楽しかった。雨が降る中での観察もオツなものだった。など感想をいただきました。



by isumi-sato | 2019-03-03 16:55 | 行事報告

花炭を作ろう



2月16日、曇りのち晴れ。午前9時の気温は4.6℃、今朝の最低気温は1.4℃でした。
けさは、厳しい寒さがひと段落。晴れさえすれば春めいた感じを味わえる予感のするスタートでした。


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行事「花炭を作ろう」を開催しました。
参加者のうち、七割くらいが初めて花炭つくり初めての方、残り三割くらいが経験者でした。蓋付きの缶、焼きたい花炭材料を持参していただきました。
ディキャンプ場に集合して、あいさつ、スタッフ紹介、今日の大まかな予定をお話した後、花炭とは、歴史、作り方について説明をしました。




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説明の後、バケツとはさみを持ち園内をぐるっとまわって、この季節に集められる花炭材料を集めてみました。オギ・ススキの枯穂、その茎、セイタカアワダチソウの枯穂、


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ツクシ(あまり見当たりませんでした)、クヌギ、コナラ、スダジイ、マテバシイの実(ドングリの実や帽子)・葉、小枝の先、クリのイガ、ツバキの花と葉、カヤの葉、


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フジの実やさや、ウツギの枯れた実、アオキの蕾や葉など、いろいろな花炭材料を集めました。




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作業テーブルに戻って、持参したもの(マツボックリ、ハスの実、ドングリ、ガマの穂、キンカン、ミカン、竹、ヒョウタン、ハス、クルミなど)、



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センターで用意したもの(マツボックリ、ワタの実、ハスの実、コウヨウザンの実と葉、スギの葉、竹の先など)、




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今拾って集めたものなどを缶の中に詰めていきました。


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缶の蓋に二ヵ所ほど小さな穴をあけ、中身がつぶれすぎないように気を配りつつ、しっかりとふたを閉めて針金でしばりました。缶の上中央に火の上で持ち上げられるように棒を通して持ち上げられる輪を作っておきます。


その間に薪に火をつけて大きな焚火を起こします。おき火になるくらいの火の状態になったら、薪火を細長く伸ばします。




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いよいよ火の中に缶を入れます。缶の底、まわりに十分火があたるように設置します。缶の蓋の小さな穴から出る煙の色をよく観察しています。始めは水蒸気で白、やがて青紫、透明になっていきます。





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火加減のようすを見て缶の向きを変えたり、薪の位置を動かしたり、薪を追加したりして熱が十分いきわたるようにします


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60~80分後、火の中から取り出して、土の上に置いて十二分にさまします。




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針金をはずしていよいよオープン。さぁ焼き上がりはいかがでしょう?
緊張と楽しみの瞬間です。


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みなさん、よく焼きあがりました。油分が出て薄く輝く青紫色をしているものも見られます。




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今回、いつものスギの葉、ハスの実、マツボックリなどは成功しました。また、オギの穂、ガマの穂、ワタの実などフワフワしたものもそれなりにうまく炭化させることができました。また、いつも水分が多くて失敗したり、中まで炭化がむずかしかったミカンも、小さめの缶に入れて十分以上長い時間を火の中に入れたことにより、何と真ん中まで炭化させて花炭にさせることに成功できました。


大きめの深い缶では、冷却できたと思ってもふたをとってしばらくすると酸素が当たり、火が起きてきました。十分な注意が必要です。
持ち帰りの車内や帰宅後も火が出ないように注意です。



材料集め、焚火、炭焼きとも楽しかった。身近なもので花炭ができてよかった、うれしかった。出来上がり缶を開けるのが楽しみだった。できた作品を持ち帰れることが楽しい。また参加したい、などうれしい感想をいただけました。




by isumi-sato | 2019-02-16 17:04 | 行事報告

水辺の鳥の観察

2月2日(土)、今朝の最低気温は-2.1℃、9時の気温は0.2℃、寒い朝でした。

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でも、天気は快晴。気持ちの良い朝でした。
朝の気象観測をしていると、突然 ハクチョウ??!! と思われる鳴き声がしました。

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見上げると隊列を組んで10数羽、北の空へ飛んでいくのを確認できました。前々からこの時間にはよく見かける、との話を聞いてはいましたが、初見の私、今日はラッキーです。
今日は「水辺の鳥の観察」です。もっとも、参加者はすでにセンターを出発した後だったのですが・・


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雑木林の端の日陰には、昨日未明の雪がまだ残っています。出勤時には日陰にアイスバーンがたくさんありました。



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ちょっとまとまった降水があったので、土も湿っています。その結果、今朝は立派な霜柱が畑で観察できました。日があたり、見ているそばからパタパタとその柱が倒れていくのも観察できました。




さて観察会です。

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8:30に集合、あいさつ、講師紹介、今日の予定説明の後、夷隅川河口まで移動するルートと概略の歩くコースとその自然について説明をしました。



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夷隅川河口三軒屋駐車場に到着して、双眼鏡、フィールドスコープ、図鑑などめいめい準備した後、さっそく出発です。
まず近くの水辺に浮かぶ鳥を観察しました。
ヒドリガモ、ダイサギなどが群れで複数います。
見やすい対岸へと移動です。



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少し歩いてすぐ近くの庭先の枝にジョウビタキがいました。



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メスのようです。近くにいる野鳥を双眼鏡でじっくりと観察していよいよ
水鳥の観察スタートです。


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夷隅川河口が広々と望める場所に移動します。向こうの丘の上は太東の灯台です。
海の出口間近、河口の水面、干潟にはたくさんの水鳥がいました。





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さきほどのヒドリガモ、オオバン、カンムリカイツブリなどをじっくりと観察。




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オオバン。





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岸辺にいる大きな白い鳥たちは、ダイサギ、アオサギたちでした。





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川沿いの歩道を進むと、フェンスに胸のきれいな野鳥がとまっていました。
イソヒヨドリです。
今日は天気も良く、土曜日のせいもあって、河口には釣竿を垂れる太公望がたくさんいます。





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河口から田んぼへと降り、少し歩いて夷隅川にそそぐ支流の江場土川を渡りました。
ここの水辺にもダイサギ、カワセミ、オオバンがいました。




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陸に上がったオオバンは、体の全体が見えます。水に浮かんでいるときの体は半分なので、ずいぶんとずんぐりしていることに気づきます。




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たんぼの中の電柱には、猛禽がいます。
ノスリです。



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また、河口の上空には、別の猛禽がよく飛んでいます。
ノスリよりもスリムで鋭い感じのする、魚をつかまえる猛禽、ミサゴです。



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民家が点在する田んぼの中を歩くと、とある田んぼで、シギ類を発見しました。
クサシギでした。動きが早くチョコチョコと移動してしまうので、射撃のスナイパーの言葉はこの英名からきているとか。
オギの草むらの先には、千葉県の野鳥、ホオジロも見つかりました。






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南へ移動して三軒屋へ。再び昔の河口の水面に近づきます。
防風林の向こうは太平洋です。葉を落とした木の先、マツの木の隣にアオサギがいました。




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再び河口南の潟湖に出ると静かな水面が広がって野鳥の楽園の様相です。
人がどかどかと現れて、鳥たちにはいかにも迷惑な感じがしました。




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コガモ、マガモ、ダイサギなどたくさんの水鳥が休んでいます。





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砂浜へ出ると、目の前には太平洋が広がりました。
テトラポットの向こう、波の上に見え隠れする黒いカモがいました。
クロガモです。





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テトラポットの上に、ミユビシギが群れで、カルガモもいます。



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テトラポットの切れ目の水面には、アビが浮かんで潜ってを繰り返していました。




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再び上空には、ミサゴがよく飛んでいます。脚に魚をつかまえている姿を見た人もいました。




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海辺の防風林ぞいを北上して駐車場へと戻ります。
千葉県野鳥の会作成のの鳥のリストを使って、今日観察した鳥の種を確認しました。
全部で45種の野鳥と出会うことができました。
楽しかった。また参加したい。いろいろな鳥を観察できたと、みなさんの感想をいただきました。
天候にも恵まれて、大変充実した観察会を行なうことができました。






by isumi-sato | 2019-02-02 17:10 | 行事報告

里山の鳥の観察

1月20日、曇のち晴れ、のち曇。午前9時の気温は3.8℃、今朝の最低気温は0.1℃でした。今日は大寒。朝方は寒く、雲が多かった空ですが、10時過ぎころからは青空が見えて、午後には生ぬるい風が吹いていました。夕方、今日の最高気温を見ると、何と17.8℃を記録していました。大寒らしからぬ、不思議な天候です。



今日は、行事「里山の鳥の観察」です。朝八時半集合、お昼までの予定で、当センターから万木城址、周辺の集落の中を歩いてぐるっと一周する野鳥観察会です。朝早くからの方が鳥がたくさん見られるので8:30集合スタートです。



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今日の予定、歩くルート、観察道具の貸出し説明の後、駐車場へ出て、まずは双眼鏡の練習です。
フィールドスコープを持つ人は、その操作も練習です。
ヒヨドリの声がしています。林道を歩くと、ジジジッと、アオジの声がしてきます。



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少し歩いて万木堰にて、観察です。すぐ近くの水面には鳥の姿は見えませんでした。堰の奥の葉を落として水面に張り出した枝の下に数羽の野鳥が水に浮かんでいました。
水面から潜って姿を消したのは、カイツブリ。



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双眼鏡、フィールドスコープをのぞくと、樹の枝の下に見えたのは、ハシビロガモ、キンクロハジロでした。


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小さなお子さんも一生懸命に観察しています。


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林道を歩く道すがら、メジロ、シジュウカラの声が聞こえてきます。
湿性生態園につくと、ヤナギ水没林を過ぎたところで、講師が林の中に少し珍しい野鳥がいるのを発見しました。




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ゴイサギの幼鳥でした。



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体が杉の幹と保護色のようになって、なかなかパッと見では見つけにくい姿です。
湿性生態園では、ハシブトガラス、ヤマガラ、コゲラなどの声や姿が確認できました。林道途中では、木の中にシメの姿も確認しました。




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林道を歩き、近くのお寺の奥の谷にある大階段を上ります。この登り、なかなか、息が切れます。はぁはぁ、、、。
昨年の風台風で倒木が一段と増えています。




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山の上の広場に出ると、展望台が見えます。
ここで少し万木城についての歴史話を行ないました。戦国時代の土岐氏の山城で、地形を利用した敵の侵入を阻むいろいろな仕掛けがありました。



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万木城の展望台からは、房総丘陵が一望できます。冬の空気が澄んだ日には富士山も見えます。残念ながら今日は見えませんでした。東方には太平洋が望めます。



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丘陵を降りてしばらく進んで、田んぼに囲まれた集落の中を歩きます。大きなクロガネモチにはたくさんの実がついており、




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実をついばむツグミがいました。今年はなぜかツグミの姿を見かける機会が例年よりも少ないようです。
モズも庭木や電線にいました。オスメスともに観察できました。



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夷隅川を望むポイントに来ました。
遥か向こうには、マガモの姿が見えました。





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やや近くには、コガモたちがたくさんいます。さらに近くに、水面を横切るオオバンの姿が見えました。黒い体に額だけが白いモノトーンの水鳥です。



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最後に当センター進入路に戻ってくると、田んぼの中に生きものをさがして土をつついている大きめの鳥がいました。アオサギです。冬場はエサが少ないため、えさを見つけられず死んでしまう若鳥も少なくないといいます。



図書室に戻り、今日出合った野鳥の名前を再確認しました。リストを手に「鳥合わせ」です。本日は、全部で27種の野鳥を確認できました。今年は例年よりも少ない種数でした。
2月2日には、水辺の鳥の観察があります。参加申込受付中です。


ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2019-01-20 17:40 | 行事報告

米作り7・わらづと納豆を作ろう

1月19日(日)、午前9時の気温7.6℃、今朝の最低気温-1.6℃、快晴。雲一つない朝を迎えました。つい先ほど年が明けたと思いきや、もう20日近くたってしまいました。今年もアッとゆう間に一年たってしまうのかな?しかし一日一日を大切に生きていきたいものです。

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今日は、年が明けてから最初の行事「米作り7・わらづと納豆を作ろう」を開催しました。人気行事の一つでもあり、キャンセル待ちがあるほどでした。皆さん納豆作りにとても興味があるようで、開始早々質問したり、講師の言ったことをメモしたり…皆さんスバラシイー。まずは「わらづと」を作ります。わらづととは「わらを束ね、中へ物を包むようにしたもの」の意味だそうです。



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わらづとは、はかま取りした16本のワラ(丈の長いワラで「神丹穂-かんにほ-」という古代米の一種)を二つに折り、横方向に他のワラでミシン編みしていきます。見本を見たり、講師の指導を個別にうけながらなんとが全員完成しました。




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写真のようなわらづとを編むための専用の道具を使って編んでいきます。職員の私が一番の劣等生でした。参加者の方に聞いたりしてやっと追いつきました(汗)。




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講師にたすけてもらいながら、やっと形になりました。さあカイロと紙袋をを用意して後はおいしそうな香り漂う大豆(小黒豆)が待っています。




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圧力なべで煮た大豆に納豆菌のついたわらを入れ撹拌します。





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次にわらづとを熱湯に10秒ほど沈め今度は裏返して10秒ほど煮沸します。





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そしてわらづとに大豆を投入。わらづとからこぼれた大豆をつまみ食いすると…これまたおいしい。全部食べてしまおうか~と思ってしまうほどです。



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その様子を見られていたのでしょうか?…余った大豆をいっぱいくれました。(参加者の皆さんにも)甘すぎずさっぱりコクがある味。納豆になったらどんな味になるのかな楽しみです。




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24時間42℃~50を保って発行させ、冷蔵庫で一日熟成させるとおいしく食べられるそうです。月曜の朝にはおいしい納豆がが食べられます。待ちきれない気持ちを抑えてじっくり温めます。たのしみ~。


アンケートには、「納豆づくりが楽しいことを知ることが出来た」「豆がおいしかった」「説明の仕方が丁寧」など。


参加者の皆さんは行事が終わっても講師の周りを囲むようにして様々なお話を興味深く聞き入っていたことが印象的でした。


講師をして下さったSさんご夫妻。貴重な体験をありがとうございました。




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一方、近所でお使いをしていると…あれ?




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リンドウが咲いている?花期が11月ごろまでの花ですが、陽気がいいからですかね~☀




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見事な斜面の草刈り技術です。こんな職人技に支えられて、リンドウたちは生き延びているのですね。




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また一方、こちらも近くの崖です。この地層は「砂泥互層(さでいごそう)」という地層なんだとか。




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むかーしむかし数百万年前、いすみ市は当時海の底だったそうな。海底で積もり積もった泥や砂がこの地層です。壮大すぎて、気が遠くなりますね~。
そして、いま植物が生えている土壌の薄いことにも驚きですね!





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またまた一方、こちら近所のとあるため池です。もしこの池の水を抜いたら…




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ワオ!こんな風になるんでしょうね。こちらは実際に池の水を抜いている最中のため池です。初めて見た👀 底が見える‼スゴイ‼




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数万年前の遺跡?いえいえ、でも懐かしいビンですね~♪ため池の池干しって=農業用のため池を維持するために行われてきた、日本の伝統的な管理方法なんだそうです。




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池の底を空気にさらして、微生物による分解を促進することで、水質を浄化する効果があるんだとか。また最近では、外来生物駆除のために池干しが各地で行われているようです。勉強になります!





by isumi-sato | 2019-01-19 17:32 | 行事報告

おかざりを作ろう(輪飾り)


12月24日(月)、午前9時の気温7.6℃、今朝の最低気温4.5℃、曇り。今朝も比較的暖かな朝を迎えました。
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今日はクリスマスですが、センターでは今年最後の行事「お飾りを作ろうB―2回目」を行いました。開始時間より30分も早く来館された参加者の方もいらっしゃいました。皆さん熱心です。まずは中庭でわらスグリを行いました。


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ひとつかみの量のワラをもって工作室へ。植木バサミを使ってハカマ取りを行いました。写真のように節の上分部をカットすると…


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かぶさっていた古いワラが取れ、中から光り輝くワラが現れます。一本ずつ行うので、「修行」のようです。精神が鍛えられるようです。輪の分部に使うしめ縄用のワラを45本(15本のワラの束を3束)、前垂れの分部に使うワラを99本(11本のワラの束を9束)のワラをハカマ取りします。


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前垂れ、しめ縄、それぞれ編む部分に霧を吹いてからわらつぶし機にかけて軟らかくします。

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しめ縄の作り方。まず2本の縄ないを行います。
3本目は、2本の縄の谷間に沿って入れ込んでいきます。



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完成しました。講師や職員、何回もこの行事に参加されて詳しい方に助けてもらいながら何とかしめ縄が出来ました。


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前垂れ部分は、11本のワラの束を3束まとめ三つ編みに編んでいきます。
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三つ編みは何とか一人でできましたが…これが精いっぱいです。
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三つ編みの前垂れ3本としめ縄ができました。

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次にしめ縄をこの様に丸めて中心を決めます。下の部分を中心とします。

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その中心部分に、前垂れ三本を差し込んでいきます。


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前垂れの上の部分をこの写真ようにまとめます。


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輪の分部の先端ははこのように脇に止めておきます。前垂れの分部の上の方はばらつきがあるのできれいにカットし、トサカのように広げ整えます。


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最後に、ウラジロ、ユズリハ、ダイダイ、御幣のつけ方を説明。
飾るのは一夜飾りをさけます。


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完成しました。私が作ったので少しかっこ悪いですが、完成した時の達成感は半端ない!お飾りを飾るのが楽しみになってきました。



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最後は全員で記念撮影。参加された皆さんも達成感は感じられたはず!アンケートには「ていねいに指導してくれた」「お正月のお飾りが出来て、実用的でよかった」「手順がわかりやすかった」などの感想を頂きました。

参加された皆さんありがとうございます。

良い年末年始をお送りください。

by isumi-sato | 2018-12-24 16:55 | 行事報告

おかざりを作ろう-鳥居形編

12月23日、曇。午前9時の気温は9.4℃、今朝の最低気温は6.4℃でした。
昨日の午後からの降水量は、12mm。夜間、雲が多かったため、あまり冷え込まない朝でした。




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午前中は、行事 おかざりを作ろう(鳥居形編)を行いました。
午後は、おかざりを作ろう(輪飾り編)の一回目を行いました。
明日も午前中に輪飾り編の二回目を行いますので今日のブログは、鳥居形を取り上げます。



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はじめにあいさつと概要の説明です。今日作る鳥居形は夷隅地域で昔から最もポピュラーな形のお飾りです。

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中庭に出て材料のわら―京都神力という品種で丈が長い特徴あり―のわらスグリを始めました。



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ひとつかみの量のわらを縦にもって降り、また手串でわらの外側の余分なハカマを取り除きます。必要な本数のわらスグリをざっと行います。今日作る鳥居形では211本余りを使います。

室内に戻って、さらに一本ずつわらの根元部分、お飾りの下がりの先端になる部分を長さをそろえつつ、汚れたはかま取りを行います。




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50から60本くらいのわらを50cmくらいの長さに切って芯になる部分を作ります。この時本数の半分を互い違いにして太さが均等になるようにします。




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芯に垂れ下がる部分を11本×12組に小分けします。
霧を吹いて、巻き付ける部分だけをわらつぶし機にかけて柔らかくします。



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芯に一組ずつ巻き付けていきます。右6組、左6組、左右対称になるように、またしっかりとたるみがないように巻き付けていきます。




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中央部、端部を細いひもで仮に縛ります。その後、細いわら紐でしばります



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飾り付けのウラジロ、ユズリハ、ダイダイのつけ方を説明しました。



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出来上がり。皆さん上手にできました。
飾り付ける日は、一日飾りや九(苦)の日を避けます。
でも、29は、ふく(福)という人もいるとか。


早くも、よいお年をというあいさつが聞かれました。
今年も残り八日となりました。
明日は、輪飾り編です。


by isumi-sato | 2018-12-23 17:12 | 行事報告

米作り4・わらでリースを作ろう

12月22日(土)、午前9時の気温10.8℃。今朝の最低気温4.4℃、曇りのち雨。この時期としては暖かい朝を迎えました。午前10時ごろにはぽつぽつと雨が降り出し、午後には本降りとなりました。

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今日は講師を招いて「米作り4・ワラでリースを作ろう」の行事を行いました。大人12名、子ども3名の参加がありました。


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まずは、リースの芯となる竹ひごを丸め輪を作っていきます。


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次に、竹ひごに巻いてゆく太縄を、リース円周の長きさの3倍ほど用意します。竹ひごに太縄をぐるぐる巻き付けます。このリースに様々なリース飾りを付けていきます。


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毎年ワラでリースの講師をお願いしているOさん。今年も素敵なリース飾りの作り方を教えてくれました。赤いフェルトを小さく切って…さあ、どんなリース飾りが出来るかな?楽しみですね。


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フェルトを1㎝×1㎝ほどの大きさに細かく切っていきます。




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楊枝を使って、写真のようにくるっと丸めていきます。フェルトの角と楊枝の先を合わせて丸める感じです。うまく伝わりましたでしょうか?




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その丸めたフェルトをマツボックリに押し込むように詰めていきます。
すてきなマツボックリのリース飾りが出来ました。簡単で素朴で、しかし素敵で存在感がありますね。




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そのほかには、センター敷地内で採集した果実などをリースにつけ飾り付け。
みんな真剣です。
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ゴヨウマツは講師のOさんが持ってきてくれました。ゴージャス。




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皆さんの作品の品評会。それぞれに個性があり、この時期にピッタリなリースが出来ました。アンケートには、「リースの輪から作成できて楽しかった。」「説明がわかりやすく、作業がしやすかった。」「いすみの自然の物を使ってリースを作れてとても楽しかった」など、うれしい意見をいただきました。


来年もご参加お待ちしております。

明日、明後日は今年最後の行事が続き、センター職員は大忙しです。

年末に向けてラストスパート。

明日参加される皆さん、時間厳守でお願いいたします。


by isumi-sato | 2018-12-22 16:57 | 行事報告