千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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カテゴリ:行事報告( 346 )

太東崎で海辺の自然を観察しよう

5月19日(土)、午前9時の気温24.6℃、今朝の最低気温19.1℃、曇。朝方は雨がパラパラ。しかしセンター開館時間9時頃には青空が広がりましたが、午後には再び曇りはじめ肌寒い風が吹きました。

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今日は「太東崎で海辺の自然を観察しよう」を行いました。雨の心配もしましたが、集合時間には雨は止みました。センターへ集合した後、各自車で移動し太東漁港へ向かいました。まずは地層のお話。露頭を観察しながら地層のお話です。見えている地層は上総層群の太田代層です。黒い層は砂からできていて、白い層は泥からできています。この上総層群には天然ガスが含まれていて、その地下水からはヨウ素が多く採れます。日本はヨウ素の世界シェア2位の輸出規模です。そのほとんどは千葉県で採られています。



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ハイキングコースを通り登って行くと、少し開けた土地へ到着しました。植物に興味がやはりある方が多く講師の話を近くで聞こうと皆さん一生懸命です。ここで観察した植物はマツヨイグサ、ハナヤエムグラ、ナガバギシギシ、ヤセウツボ、ツボミオオバコなどなど…です。



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ハイキングコースからの景色は最高です。今日はサーフィン大会が行われているようです。



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頂上付近でしばしの休憩。そして職員からいすみ市の器械根についてのお話。いすみ市の東方の海には水深が20~30m前後の浅い岩礁群が沖合10㎞以上先まで広がています。この広大な礒根は発見当初、ヘルメット式潜水具を使った「器械潜水」と呼ばれる方法でアワビを漁獲していたことから「器械根」と呼ばれています。ここには2mほどの海藻カジメが多く生えており、森を作ってたくさんの生物が暮らしています。このカジメの根1つに200種類もの生きものが生息しているそうです。



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休憩を終えて今度は下り坂。結構急ですね。



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急な山道を下り終わり、住宅が並ぶ道路へ出ました。「こんなところにつながっているのね」などと感心しながらも講義はどんどん続きます。この白い花はテリハノイバラ。潮風に強く海岸に多いが河原や丘陵地の林縁でもよく見られます。初夏に白い花を咲かせ、秋に赤い果実を付けます。



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これは太東崎の観察会では毎回登場するコウボウムギ。麦のような穂を付けます。弘法大師の筆にちなんで名が付いたとか。雌雄異株で、雄花の穂は黄色から茶色。雄花の穂は緑色です。




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これは有名なハマボウフウ。丈は低く、長い根を砂中にまっすぐ伸ばし夏に細かく枝分かれした穂に小さな白い花を付けます。若葉が食用になるので、採集により荒らされてしまうこともあります。






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皆さん大切にしましょうね。




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この鮮やかな紫色の花はハマエンドウ砂浜や土手、石の多い浜などに生えます。エンドウに似た草本で、春に赤紫色の蝶型花を付けます。花の色は赤紫から青紫に変化します。



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一段と目立つこのショッキングピンク色の花はハマナス。ナスと名がついていてもバラ科の植物。太東崎の観察会のフィナーレにふさわしい!



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やっぱり大トリはハマヒルガオです。一週間前に下見に来たよりも多く開花しているそうです。この花をみると「夏がやってくるなー」と思います。

あっという間の観察会でした。楽しく多くを学ぶことが出来ました。
他にも多くの植物が観察できましたが、多すぎて載せられませ~ん。

アンケートには「このような観察会があったらまた参加したいです。」「3時間かけて来たかいがありました。ありがとうございました」などうれしいお声をいただきました。

参加されなかった方も太東崎で散歩がてら自然観察などいかがでしょうか?

by isumi-sato | 2018-05-19 17:25 | 行事報告

落花生の栽培体験をしよう

5月13日(日)晴れ。午前9時の気温は21.7℃、湿度は58%でした。5月らしい爽やかな陽気です。




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ソラマメ!



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玉ねぎ!



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サヤエンドウ!
いま旬の野菜たちが、こりゃまた…



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「うめ~(梅)?」…ってな今日この頃…



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次なる野菜作りが、別の畑で始動です。それは、千葉県といえば…生産量全国1位の落花生♪
今日は、『落花生の栽培体験をしよう』というイベントが行われました。



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まず、耕したり、肥料を施したりしながら、畑の土を作ります。これには時間がかかるので、ずーっと前から準備を進めてきました。もみがら入れたり、堆肥入れたり、ペーハー(pH)整えたり、土を平らにしたり…野菜作るのって大変なんですね。



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「よいしょ!」これは“うね立て”という作業です。



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次に、マルチという黒いビニールを土の上にかぶせます。



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「うまそ~」ダメダメ。食べちゃダメです。これは種にするんです。
今回は、「千葉半立(ちばはんだち)」という落花生の代表的な品種を使います。



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ポチっとな。いよいよ種まき開始です。
種が横向きになるように、浅く植えるのがコツなんだとか。



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皆さん、ひとつひとつ丁寧に植えていきます。10月7日には、収穫できるようですよ。
楽しみですね~♪



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うまく育てるコツは、草取り。
これから暑い季節を迎えますが、かわいい落花生ちゃんのために、草取り作業がんばってください!
でも、あまり無理はしないでくださいね~。



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そんな人間たちを、ヒシバッタの仲間が見ています。



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すぐ横では、ナガメが恋の季節を迎えています。



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やっぱ、いましたね~。畑の定番、モンシロチョウ!



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畑では、たくさんの虫たちを見ることができす。これらの昆虫たちにとって畑は、すみやすい環境なんでしょうね。




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すみやすい環境をつくっているのは、この人たちです。「ありがとう!(by虫)」
またのお越しを お待ちしています!


by isumi-sato | 2018-05-13 17:06 | 行事報告

こどもの日は「水路で生きものを探そう!」

「五月五日の 背くらべ~♪」
5月5日(土)は、こどもの日です。午前9時の気温は19.3℃で、湿度は48%、カラッとした行楽日和でしたね♨



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今日は、子供たちが主役の日。みなさんは、たくさん遊びましたか?



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こちらのネイチャーセンターでは、「ホタルの水路で生きものを探そう」というイベントが開催されました。小川で涼みながら、生きもの観察です。



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「いたー どじょう!」ワイワイ子供たちの声が響きます。



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モツゴやメダカ、トウヨシノボリなどの魚。スジエビやテナガエビ、モズクガニなどの甲殻類。タニシ類やカワニナ、ドブガイなどの貝類。その他、ニホンアカガエルやトウキョウサンショウウオの幼生、アメンボ類などの水生昆虫などなど…とにかく採れました!



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ここから先の写真は、小さくてごめんなさい!写真データを消してしまいました…ネガのように小さい画像ですが、楽しい雰囲気が伝われば幸いです。



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木陰がある小川から、日当たりのいい小川でも採集を行いました。堰の上流側(湿性生態園)にも挑戦です。それぞれの環境に、それぞれ違った生きものたちが暮らしています。よく観察できたかな?



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明日もゴールデンウイークは続きます。ぜひ、生きものたちに会いに来てください。お待ちしていまーす!

※追記:当センターの野外施設は自然観察の場所(生態園)として管理しています。学習会等の管理者が許可した場合を除き、網などの道具を使った採集はご遠慮願っていますので、ご理解・ご協力ください。

by isumi-sato | 2018-05-05 17:34 | 行事報告

田植え体験をしよう


4月29日、晴れ。午前9時の気温は21.6℃、今朝の最低気温は13.1℃でした。
寒くも暑くもなく、南寄りの乾いた弱い風が吹いて連休向きの心地よい一日です。
そして最高の田植びよりです。



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当センター、田んぼを使ったコメ作りイベントのスタートです。本日は「田植え体験をしよう」です。コメ作りに関連したイベントは、冬の納豆作りまで7回行う予定です。




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田植えは例年人気のある行事です。定員を超える申し込みがあり枠を拡大して、大人こども合計37名の方々が田んぼに入って田植え体験を行いました。




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集合、あいさつの後、田植えのやり方と当センターで植えるイネの品種などについて説明です。今回の田植え体験と秋の稲刈り体験にはうるち米のコシヒカリ、わら細工用にはキョウトシンリキ、もちつきなどにはマンゲツモチという品種を植え付けます。



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軽いストレッチをした後、順番に素足で田んぼに入ります。始めて入る田んぼの泥感覚はこどもにとってはなかなか新鮮です。バランスを崩してしまうのでゆっくり動くことが大切です。




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横一列になって、家族・グループごとに割り当てられた株数を植えては前進していきます。手植えの株間は30cm×30cmです。横一列の全員が植え終ると印付きのひもをたんぼの両方の端にいるスタッフが30cm移動させます。一歩前に進んで再び植える、その繰り返しです。








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小分けにした苗束を手に持って、3~5本に根をちぎって田んぼの泥の中に苗を指先で差し込むようにして植えていきます。本数が多すぎないように、また根がしっかりと植えつけられるように気を使って植えました。時々振り返って、自分の植えた苗のようすをチェックしながら植えていきました。

三枚ある一番上の田で田植え体験をしました。手植えです。約60分ほどで田んぼの端から端まで苗を植えることができました。

泥んこに入って楽しかった。田植えはちょっとドキドキしたけど楽しかった。オタマジャクシがいて楽しかった。天気に恵まれ気持ちよく田植えができた。こどもにとって貴重な体験だった。良い経験ができた。田んぼの土の感触が良かった。などの感想をいただきました。




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残りの田んぼには、センター職員が田植え機を使って田植えを行いました。
いつもながら、手作業をした後の機械のスピードには、驚かされます。




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この数日間は苗の活着具合を見て、空いているところ、苗が浮いてしまったところに補植を行います。
苗が大きくなっていくと、田んぼの生きものたちも増えていきます。
秋の稲刈りまで、苗の生長ぐあいや、生きものたちも観察に来てくださいね。

ご来館お待ちしております。




by isumi-sato | 2018-04-29 16:50 | 行事報告

花炭を作ろう

3月17日、快晴。午前九時の気温は6.9℃、今朝の最低気温は2.6℃でした。
きのうの雨量は9mm。昨夜から気温が下がって、今朝は北の風が強く吹きました。




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青空と北風のもと、中庭のハクモクレンは満開です。




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センターのソメイヨシノは、蕾の先端を濃いピンクにして、もっかスタンバイしています。




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ディキャンプ場のオオシマザクラは、まだ枝だけの姿です。






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今日はそのディキャンプ場を使って、行事「花炭を作ろう」を開催しました。
あいさつの後、作り方の説明をしています。



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そのあと、敷地内をまわって花炭材料を拾ったり採集して歩きました。
つくしんぼ、クヌギやクリなどの落葉、ツバキの花、オギやススキの穂、スダジイの葉、マテバシイの葉、クリのイガ、フジのサヤ、タマアジサイの枯れた花、スギの葉、カヤの葉などなど。探して歩くとたくさんの花炭材料が見つかりました。
自分で持参した材料、センターで用意しておいた材料(ハスの花托、クリのイガ、マツボックリ、竹の先っぽの枝、ナタマメのサヤなど)に歩いて集めた材料をくわえて、缶に詰めていきます。




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人により、いろいろな材料を詰め込みました。







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できあがりが楽しみです。




缶は蓋に小さな穴をあけたのち、ふたを閉めて開かないように針金で縛ります。




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おきびになった焚火の中に缶を並べて、缶の周囲にまんべんなく熱が加わるように薪を寄せていきます。


火のようす、間の蓋の穴から出る煙の色を観察しながら、炭化を待ちます。
約60~70分後に十分炭化したと思われる缶から引き揚げます。
水分の多そうな材料を入れた缶、肉厚の材料を入れた缶は、十分炭化させるためさらにもう少し火の中に入れておきました。
十分冷ましてから、いよいよふたを開けます。




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できあがり。



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いろいろな材料で、見事な花炭が焼き上がりました。




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材料を探して集めて歩いたことが楽しかった。ふたを開ける時がワクワクした。
花炭の出来上がりがいろいろで楽しかった。きれいな花炭を持って帰ることができた。など感想をいただきました。








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夕方の田んぼ。今日は近隣の農家さんに頼んで、中型の耕運機をかけて田をならしてもらいました。もう一度代かきを行うと一週間ほどで泥が落ち着きます。水面に山が写るとまもなく田植えです。


ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2018-03-17 17:28 | 行事報告

トウキョウサンショウウオの卵のうを見つけよう

3月4日(日)、日中の気温が19℃を超えました。天気はスッキリと晴れて、とても暖かな日です。そして、いよいよあさっては啓蟄(けいちつ)。「冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくるころ。」なんだとか。



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わお!その言葉通りの光景です。いきもの好きには、たまらない季節がやってきましたね~♪



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春の訪れを発見する「トウキョウサンショウウオの卵のうを見つけよう」観察会が行われました。



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いるかな~?「あっ、いたー!」このバナナのような形をしたのが、トウキョウサンショウウオの卵のうです。この時期に、卵を産みます。



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「ぐにゅぐにゅする!」初めて見る参加者も、たくさんいました。



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今回は卵のうだけでなく、なんと成体も同時に観察することができました。とてもラッキーなことなんです。今日は大安だからでしょうか。サンキュー!



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この季節、田んぼでは、ある卵をたくさん見ることができます。



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「あるある、いっぱいあるよ!」ニホンアカガエルの卵かいです。一番早く見られるカエルの卵です。浅い水辺で見ることができます。ニホンアカガエルは産卵したあと、再び二度寝(春眠)をします。



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ゼリーみたいですね。一つの塊に、300~5000個もの卵があるようです。



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オタマジャクシになっている個体もいました。早く産卵し、早くオタマジャクシになるのは、なるべく天敵に襲われないようにする戦略だと考えられています。



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But…しかし、卵かいの近くでは、何ものかに襲われた親がいました。近年、外国から移入されたアライグマが増えて、ニホンアカガエルやトウキョウサンショウウオなどを食べる事態が多発しているそうです。



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ここネイチャーセンターでも、たくさんのアライグマが確認されています。少しでも被害を食い止めようと、スタッフは防護ネットを張って、産卵を見守っています。



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でたー!恐るべき外来種、ウシガエルも目覚めています。困ったものです。



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それでも、自然観察はオモシロイ!これは、ネコヤナギの花です。にゃんこのしっぽに似ているから、名づけられたのだとか。

さあ、いよいよ自然観察シーズンの幕開けです。季節ごとに、いろいろな生きものに出会えます。ぜひ、遊びに来てください!























by isumi-sato | 2018-03-04 16:45 | 行事報告

水辺の鳥の観察

2月4日(日)、午前9時の気温3.1℃、今朝の最低気温0.3℃、晴れ。今日は立春。暦の上ではもう春です。昨日は豆まきされましたか?

今日は「水辺の鳥の観察」を行いました。
8時30分からの行事開始でした。朝早く寒いのかな?と心配でしたが、比較的暖かい朝でした。今日はどんな鳥に出会えるかな?

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センターへ集合し、その後各自の車で夷隅川周辺の各観察場所へ移動し、水辺の鳥の観察を行います。本日の注意事項、講師の紹介などのを終え、センター館内にあるいすみ市周辺の地図を使い講師から本日観察する場所へのルート説明等を受けました。車9台での移動となりました。


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最初に訪れたのは岬町椎木にある中原堰。道が細く土地勘のある方でないとなかなか訪れることが出来ない場所ですね。多くの水鳥が水の上をぷかぷか浮いていたようですが、観察を始めるとやはり自然界の生きものです。私たちの気配を感じ堰の奥の方へ飛んで行ってしまいました。カメラや双眼鏡では観察できないほどの距離です。フィールドスコープを使って観察すれば何とか見えるぐらいの遠さ、200から300mは離れています。

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観察を続けていると、みぞれのような?雪のような白いものがハラハラと降ってきました。青空が雲の隙間から覗いているのに…不思議な光景ですね。参加者の方が「印象に残る観察会になったなー」とつぶやいていました。中原堰で観察できたた鳥は、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、マガモ、コガモ、カルガモなど。水辺でなく近くの木々にとまっていた鳥はコゲラ、シジュウカラなどが観察できました。

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雪が降った後にはきれいな虹が、丘陵森の向こう、北西の空で観察できました。雪が降ったり、虹が出たり…自然界は思いもよらぬ演出をしてくれますね。


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場所を移動してこちらは岬町和泉にある昭和堰へ移動。


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この写真中央に写っている白い水鳥はカンムリカイツブリのようです。講師の解説がわかりやすく、撮影もできました。ヤッター(喜)。東北の湖沼で一部繁殖しますが、多くは冬鳥として広い湖沼、湾などに飛来するそうです。




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この写真の中央3羽はハシビロガモのようです。(写真右上の尾の部分に黄色い三角模様があるのはコガモですが。)水際にいる胸の白い鳥はハシビロガモのオス、中央の脚が黄色い2羽の鳥はハシビロガモのメスのようです。ハシビロガモの別名はシャベラー。くちばしがシャベルのように広くなっていることからそう呼ばれているようです。昭和堰で観察できた鳥は、スズガモ、ハシビロガモ、カンムリカイツブリ、コガモ、カイツブリなどが観察できました。



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最後の移動場所、同じく岬町和泉にある大高バメ水門へ向かいました。細い道での移動も事故などなくスムーズに移動できました。車を通行される方の迷惑にならないように空き地や路肩に駐車し、夷隅川河口近くの干潟へ徒歩で移動。


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移動中に観察できたアオサギです。フィールドスコープで見るととてもきれいな毛並みをしている事がわかりました。移動途中ではカワセミも観察できました。キラッと光る青い背中。


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これはダイサギのようです。よく白いサギを「シラサギ」と呼ぶ方も多くいますが、呼び方は大きさによって異なります。大きく白いサギが「ダイサギ」、小さい白いサギは「コサギ」、中間の大きさを「チュウサギ」と呼んでいます。コサギより小さい「アマサギ」という種類もいます。干潟で観察できた鳥は、カワセミ、ダイサギ、アオサギ等でした。


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今度は今日のフィナーレを飾るのにふさわしい鳥を観察しに田んぼ近くへ徒歩で移動。この水門近くにある田んぼは、冬水田んぼ(ふゆみずたんぼ)と呼ばれ、冬でも田んぼの水を抜かないので、生物が多く生息しています。観察を始めること数分。打ち合わせたかのように三羽のタゲリが田んぼへ降り立ちました。



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写真の画像が粗くて申し訳ありません。本日のお目当て「タゲリ」です。長い冠羽を持つ、緑色がかった光沢のある羽が美しい鳥。ミューと猫のような鳴き声が特徴的。タゲリの鳴き声は聞きたかったな(泣)田んぼ近くで観察できた鳥は、スズメ、タゲリ、モズ、あと珍しいホオアカ(ホオジロ科)も観察できました。私はこのホオアカを運よくフィールドスコープでハッキリ見ることができました。イイことがありそうです。(喜)


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最後は講師と参加者と一緒に鳥合わせ。千葉県鳥類リストを見ながら今日観察できた鳥の名前を復習しました。全部で32種の鳥を観察することが出来ました。(私は気が付かず観察できなかった鳥も講師や、参加者で詳しい方が観察した鳴き声だけの鳥も含まれています。)



楽しく「あっ」という間の鳥の観察会でした。

by isumi-sato | 2018-02-04 16:55 | 行事報告

里山の鳥の観察

1月28日、晴れのち曇。午前九時の気温は2.7℃、今朝の最低気温は-4.1℃でした。

今日は行事「里山の鳥の観察」を行ないました。
申込は定員いっぱいです。8:30と朝早く、寒いうちから観察会はスタートしました。
冬鳥の観察は、朝の方がたくさんの野鳥たちに出会うことができます。



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あいさつのあと、講師を紹介、参加者も自己紹介。模型を使って今日の行動予定と歩くルートを説明です。



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駐車場に出て、双眼鏡の使い方を確認しました。
望遠鏡(フィールドスコープ)ものぞいてみました。



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歩き始めてすぐに、メジロがハゼの実をつついている姿を観察できました。
鳴き声も、メジロ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、アオジ、ヒヨドリなど複数の野鳥の声が聞こえてきます。観察を続けながらそれぞれの声の特徴の解説が講師からありました。

今日の万木堰は、氷が張っていました。野鳥の姿は少なめでした。コガモの群れを驚かさないように静かに観察しました。




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林道の杉の木立の中を小鳥が鳴きながら移動していきました。
頭上にはエナガの群れです。





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湿性生態園ヤナギ林を通過すると、まだきれいな雪が残っている箇所がありました。




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野生動物の足跡が複数ありました。ウサギ、アライグマ、タヌキなどの特徴を観察しました。
また、デッキの端っこには、きのう猛禽が他の鳥を襲って散らした羽のあとがあり、それも観察しました。羽を見て、オオタカがツグミを襲ったのではないかと推理が働きました。

林道を抜けて、三光寺に出ます。途中電線にカワラヒワが群れでいました。



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三光寺奥の百段ある階段を上り、山道を歩いて万木城址展望台に到着。
展望台の下では、地元出身の剣豪についての歴史話を少し。歴史に詳しい参加者から解説に協力していただきました。展望台でいすみの風景を眺めます。



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足元を見ると、サクラの枝の中にカケスが観察できました。めずらしく上からの視線で鳥の頭の模様をよく観察できました。自転車のヘルメットのような模様がついています。
ツツジの植え込みの中から飛び出して一瞬目の前を横切った野鳥がいました。
くちばしが長く、体全体が膨らんだシルエットでした。どうやらヤマシギという少し珍しい野鳥のようでした。



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丘陵の下に出て、田んぼや集落の中を観察して歩きます。
アオサギ、モズ、

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ジョウビタキ、ツグミ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ムクドリなどが観察できました。



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夷隅川を望む場所まで来ました。川の200メートルはるか向こうにたくさんの水鳥たちが点のように見えました。双眼鏡でも小さく見える程度でしたが、望遠鏡でのぞくと、コガモ、ヨシガモ、マガモがいました。




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センター入口の道路に戻ってきました。
田んぼの中に、アオサギがいました。他にハクセキレイ、ツグミなどを見ていると、電柱の上にたたずむ小さな茶色の鳥を発見。



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よく観察すると、チョウゲンボウでした。野鳥が最後に見せ場を作ってくれました。
皆さん、かわるがわる望遠鏡をのぞいて、小さめの猛禽、チョウゲンボウの羽の模様などをじっくり観察できました。



建物に戻り、最後に千葉県野鳥の会の野鳥リストを使用させていただき、「鳥合わせ」を行いました。
本日出合った野鳥の名前を参加者みなさんで再確認です。
今日は、35種類の野鳥を観察できました。
楽しくたくさんの鳥を観察できた。ふだん疑問に思っていた謎が解けた。鳴き声もよくわかった。講師の鳥を発見する目がすばらしかった。オスメスの違いも分かった。野鳥をスコープで大きくはっきりと見ることができた。など感想をいただきました。



来週2月4日は、水辺の鳥の観察を予定しています。まだ定員に余裕がありますので、ご参加申し込みお待ちしております。


by isumi-sato | 2018-01-28 18:15 | 行事報告

米作り7・わらづと納豆を作ろう


1月20日、雨。午前九時の気温は6.0℃、今朝の最低気温は5.4℃でした。
今日は大寒。1年で最も寒さが厳しい季節だといいます。ニホンアカガエルの産卵もそろそろ始まるといいます。センター最寄りの水路止水域には、まだ卵は見受けられませんでした。
天気予報では今日は曇りのち晴れでしたが、いすみでは朝から雨が降っています。


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朝の雨雲を見ると、外房地域に南北に長い雨雲がかかっています。



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予報では昼前から晴れでしたが、昼を過ぎても小雨で雨雲がいすみ近辺を離れていきませんでした。2時過ぎころには雨があがりました。


年末の12月26日、1月6日、18日と、紅梅が開花しているようすをブログに取り上げています。
白梅の花は12月20日に隣地で、センター敷地では1月10日に一輪開花していました。



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平安のころ昔の日本では、花見といえばウメの花でした。、
そろそろたくさん咲き始めていないかどうかと畑にある白梅を観察しました。
つぼみがたくさん膨らんできています。




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よく見てさがしていると、一輪だけ開花した白い梅の花を見つけることができました。


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本日はセンター行事「米作り7・わらづと納豆を作ろう」を開催しました。

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講師より使用する材料や,納豆菌の発酵の条件などの説明を行いました。大豆及び藁は無農薬栽培で藁は古代米の「赤米」という品種です。

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参加者がわらづとを作成する前に、講師が作り方の実演を行いました。

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わらづと作成で例年男結びに苦労するため、はじめに男結びの練習を行いました。男結びは縄を無駄なく使う事ができ、見た目も綺麗で庭仕事をはじめ 新聞を結んだりする時にも役立ちます。

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男結びの練習の成果でしょうか、殆どの人がスムーズに作り終えました。

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一昼夜水に侵した大豆を圧力釜で、約1時間蒸らし柔らかくします。その後に、藁の袴(納豆菌がついている)を熱湯で滅菌し、大豆とよく撹拌し納豆菌を植え付けます。なお、納豆菌は熱に強く、他の雑菌は滅菌されます。

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わらづとに大豆を入れる前に、わらづとを熱湯消毒します。わらづとに納豆を入れてわらづとを閉じれば完成です。納豆菌の発酵最適温度は40度ぐらいなので、使い捨てカイロを用い新聞紙やタオルで包み温度を維持します。この状態で24時間程度発酵させます。24時間~30時間後に試食してみて納豆特有のネバネバができていたら食べごろです。


参加者の皆様、明日が楽しみですね…………。
昔の納豆本来の味が味わえるでしょうか?




by isumi-sato | 2018-01-20 16:35 | 行事報告

一番?寒ーい朝 / ススキでミニほうきを作ろう

1月14日、快晴。午前九時の気温は2.1℃、今朝の最低気温は-3.4℃でした。
いろいろ凍っていて、この冬一番冷えたのかなと思ったら、年末12月29日に-4.0℃という記録がありました。


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朝、万木堰の水面は、よく凍っています。水鳥の姿も見えず、静かです。



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雑木林の通路や畑には霜柱が立っていました。4cmくらいは立っています。
歩くと、ザクザクと音がします。



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通路わき、排水用の土溝の中に水がたまっていましたが、氷と空気の模様が見えました。



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畑の作物、ナバナの葉にも白く霜が見えています。向こうの土は霜で持ち上がり白い色です。
はっぱは凍ってはいません。この生命力、大したものです。ホウレンソウはおいしくなるといいますが、はたしてナバナはどうでしょうか?


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中庭にも少しずつ太陽の日がさして広がっていきます。屋根の霜が溶けて、軒から雨だれのようにしずくがたくさん落ちています。



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ハス田では、朝日を受けてカワセミが青く光る背中を見せて、水面を見続け、獲物を狙っていました。


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こちらの青も映えます!澄んだ青空のもと、ススキがゆれています。



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そんなススキやオギの枯穂を使って、「ススキでミニほうきを作ろう」という催しが行われました。



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まずは、材料を集めます。まとめてザクっと切るのが、手早くやるコツだそうです。



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次に、種など、余分な部分を取り除きます。ほうきを作るには、けっこう数が必要なんですね。



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暖かい室内に移動して、いよいよ工作開始です。



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「こうやるんですよ~」 竹の穴に、ススキの穂を差し込みます。ついで、その竹の柄外周に、枯穂をすきまなく並べて縛ります。



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真剣!熱中タイムです。心を込めて、丁寧に作っていました。



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今回は、2種類のほうきを作りました。昔は、こうした自然にあるものを使って、ほうきを作っていたんですね。



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皆さん、とても素晴らしい出来です。お持ち帰りいただいたので、ルンルン♪ きっと、そうじが楽しくなることでしょう。



by isumi-sato | 2018-01-14 16:44 | 行事報告