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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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カテゴリ:グループ・学校利用( 210 )

立冬 /小学生の自然観察とはっぱアート

11月8日、晴れ。午前9時の気温は15.1℃、今朝の最低気温は10.8℃でした。
今日は立冬。
近隣の小学一年生たちが秋の体験学習に来館されました。
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二つのグループに分かれて、午前は「はっぱアート」「秋の自然観察」二つのメニューを交互に入れ替わりで行いました。
午後は、「館内見学」と「竹とんぼ飛ばし」を行いました。


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「はっぱアート」では、そのやり方を説明。はっぱ集めの後、葉っぱにちょっとした加工をしておさかなに見立てます。海の中のようすをイメージし、大きな紙の上に魚の泳ぐ様子をできた葉っぱの魚で表現していきます。

魚は同じ種類のものがグループで泳いでいることや、泳ぐ方向も種類ごとに異なることなどを考えて、共同でアート作品を作ります。

まず、作品のタイトルをみんなで考えました。いろいろな案を話し合って一つに
まとめました。今日のタイトルは、「みんなのうみ」と「さかなワールド」となりました。



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はさみで小さな三角の切れ込みを作り口に見立てます。



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次いでポンチで丸く穴をあけて目を作ります。それぞれ大きさや位置を変えると表情も変わります。



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作った魚を大きな紙の上に仮置きしてみんなでデザインを検討します。
デザイン修正をしつつ、両面テープで葉っぱの魚を紙へと貼り付けました。



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はっぱからたくさんの魚ができ、にぎやかな海の中のようすを表現できました。




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完成ー!!




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もう一つのメニューは、秋の自然観察を行いました。





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「つかまえた~!」オオカマキリもこの通り…ゲッツ!すぐ近くで、カマキリの卵も観察できました♪





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オンブバッタやコバネイナゴ、クルマバッタ、ツチイナゴなど…バッタのなかまも、たくさん捕まえることができました。





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みんな虫捕り上手だね。ほかにも、赤とんぼのナツアカネやナナホシテントウムシ、カエルのなかまを捕まえた子もいました。





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次は自然ゲームです。一人が目隠しをして、もう一人がある植物の匂いを嗅がせる…




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「なに?」「くっせー!」「このネギっぽい匂い好きかも」…いろいろな反応がありました。アップルミントやノビルの香りを堪能しましたね。このほか、オオバコなどを使って草相撲を楽しみました♪


昼食の後、午後は館内の展示物を使って少しお勉強。おひつなどの昔の生活道具やわら縄をなう道具、昔の黒電話やその使い方、野生動物のはく製、天然記念物のミヤコタナゴなどを見学しました。


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また、中庭で竹とんぼ飛ばしの修行を行いました。
楽しんでもらえたかな~(#^.^#)?また来てね♪

by isumi-sato | 2019-11-08 17:30 | グループ・学校利用

秋の校外学習

11月1日、晴れ。午前9時の気温は14.6℃、今朝の最低気温は10.1℃でした。
11月になりました。最低気温が昨日は12.1℃、今朝はついに10℃台にまでなりました。いすみでは、昨日今日と朝に深い霧が立ち込めました。
日中は霧がはれて日差しも明るくなり、今日の最高気温は22.8℃でした。



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近隣の小学校が校外学習に来館されました。
後ろにまだ朝の霧が少し見えています。
一二年生で20名くらいの人数はまとまりやすい規模でした。
学校の希望もあって、フルメニューの活動を行いました。



スタートは自然観察からです。敷地内を一巡して草木や生きものなど秋らしいものを探し観察して歩きました

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秋に咲いている花を観察しました。水路沿いのミゾソバ、イヌタデ、黄色い花を咲かせているセイタカアワダチソウ。ハチ、ハナバチ、チョウなどの昆虫が花に集まってきています。棒や枝の先に止まっているアカトンボも見えました。

畑でワタの実の観察も行い、その使い道も考えてみました。自分たちが着ているシャツの裏側に縫いつけてある、例えば綿65%ポリエステル35%という札も見てみました。クルミの実やそれを食べに来た動物のあと、ひっつき虫のヌスビトハギなども観察しました。



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雑木林で人気は、やはりドングリ拾いです。ドングリはいろいろな実をまとめた呼び方で、実をつけるのは冬に葉を落とす木、落とさない木ともにあり、木の種類は20弱もあります。

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実の形、帽子の形で種類を見分けることができます。
紙すきに入れ込むはっぱや植物もひろって歩きました。





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次に秋らしい活動、焼いもづくりの体験です。
洗ったお芋を新聞紙、アルミホイルにくるんで火にくべました。
焼いもの火は、もみ殻です。燻炭を作る過程の黒く燃え始めたもみ殻の中に先ほど用意したお芋をくべました。



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続いて、紙すき体験を行いました。材料は牛乳パックを薄くはがして砕いたバルブを使用しています。





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自然観察の際にこのためにひろった各々の人が気に入った二三枚のはっぱをパルプの中にレイアウトデザインしてすきこみました。このはがきには、ミゾソバが入っています。




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いろいろなはっぱでデザインされたオリジナルはがきができました。




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さらにもう一つは、竹とんぼづくりです。
竹の板のまん中にキリで穴を開けます。羽の形に削り出します。これは機械を使って職員が削りました。
火であぶってひねりを加え、最後にバランスをとって心棒を差し込んで接着。



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完成したら両手をこすり合わせて飛ばす練習です。



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竹とんぼを秋の空に飛ばして楽しみました。




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秋の日差しの中、中庭で昼食です。



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そのあと焼きあがったお芋を取り出しました。
黒くなったモミ殻に触れていたお芋はアツアツなので気をつけて取り出します。


みなさん秋晴れの中、楽しく勉強できました。
また、遊びに来てくださいね。
お待ちしています。


by isumi-sato | 2019-11-01 17:08 | グループ・学校利用

晴れました! 小学校の自然観察日和

10月30日、晴れ。午前9時の気温は15.3℃、今朝の最低気温は13.6℃でした。
今日の最高気温は22.3℃。昼間は汗ばむ陽気となりました。
雨が多い十月でしたが、久しぶりに青空の広がる一日がやってきました。
近くの小学生たちもやってきました。良い天気に恵まれてよかったね!!

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小水路沿いに小さな白い花がたくさん咲いています。ミゾソバです。
また、赤ピンクの色の濃いものは何でしょう? 通称あかまんま、イヌタデです。
あとで虫眼鏡で観察すると、面白いですよ。




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冬も葉っぱがついている(常緑の)大きめの葉っぱの木の下に、大きめのドングリがたくさん落ちていました。
マテバシイという木のドングリです。
「いっぱい落ちているーー!!」


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堰にたどり着くと広い水面が広がっていました。
手すりの柱の上には、赤トンボがたくさん見えました。
「ナツアカネーー」「アキアカネーー」と子どもたちの声。
いろいろなトンボが秋になると赤くなるよ。
ちょっとむずかしいけれど、見分けるには胸の模様を細かく見て判別するんだよ。






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雑木林に入って、再びドングリ拾いです。スダジイ、コナラ、クヌギなどの木があって、それぞれ形や帽子の違う実が落ちています。図鑑のドングリの図と比べると何の木のドングリかがわかります。上を見上げると落とし主の木があるよー。



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可愛い帽子をかぶっているね。これはクヌギ。



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ハス田の近くでは「何かの卵だ!」事件発生。丸っこくて小さくて白いね。でもよく見てみると…




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真ん中に微かに穴?があいていて、やわらかい。オニフスベというキノコの仲間のようです。面白い形ですね。
キノコも秋にはよく観察されますね。



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竹林の近くにあるヌスビトハギを観察しました。洋服にいっぱいのヌスビトハギの果実が洋服にくっついてしまったお友達は満面の笑みを浮かべ「おもしろーい」。でもね、これがヌスビトハギの陰謀なんて…気が付かないよね。



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館内に帰ってきて、興味のある子たちは虫眼鏡でミゾソバをじっくり観察してくれました。
かわいい。きれいー。

秋を探しにセンターへ来てくれたお友達、たくさんの秋を発見できたかな?

また遊びに来てくださいね。

お待ちしています。









by isumi-sato | 2019-10-30 17:10 | グループ・学校利用

二年生が勉強に来ました。

10月25日、雨。午前9時の気温は20.6℃、今朝の最低気温は17.2℃でした。
いすみ地域では朝から雨。時折土砂降りの雨が降りました。


今日は予定していた通り、近隣の小学二年生が校外学習で来館されました。
雨が強くて外を歩いて自然観察をすることは難しいため、雨プログラムを組んで
当センターにて勉強をしてもらいました。
メニューは、「生きもの観察」と、「はっぱアート」でした。


はっぱアートでは、いすみの海の中を想像し、はっぱを使って魚たちのようすを大きな紙に共同で表現してもらう作品づくりを行いました。この季節の葉っぱを屋外を歩いてひろってきてもらう予定でしたが大雨の予報のため、事前に用意しておきました。



ざっといすみの器械根の説明を行ったのち、落葉常緑などいろいろなはっぱについても説明をしました。


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はっぱを選んで、



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はさみで作った切れ込みを口に見立て、


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ポンチで穴をあけたところを目に見立てて魚の完成です。 


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魚を大きな紙において仮のレイアウトです。同じ魚同士を群れにしたり、魚の流れを作ったりしてデザインをしました。


そのあと、葉っぱを紙に両面テープで固定しました。



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楽しかった、いろいろなはっぱがあった、魚がたくさんできたと楽しんでいただけたようです。




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自然観察も行う予定でしたが…大雨なので、あさ捕まえた生きものを観察する内容に変更しました。アメリカザリガニの体を隅々まで…じーーー(#^.^#) いろいろな発見がありました!





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「わー!」水辺に暮らす生きものは他にも、川に暮らすエビのなかまやメダカなどの魚類、カエル類などを観察しました。





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草むらの中に暮らしている生きもの、特に、秋によく見られるカマキリ類やバッタのなかま、チョウ類などをじっくり手に取り観察です。





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生きものの名前や、住んでいる場所、体の特徴などについて勉強しました。大雨の中、ありがとう!今度は、天気のいい日に遊びに来てね♪




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今日は本当によく降っています。9時から16時までの積算降水量は、なんと100㎜を超えました。川はあふれ、館内も浸水?…この続きは、明日へと続く…




by isumi-sato | 2019-10-25 17:10 | グループ・学校利用

小学四年生の自然体験学習

10月24日(木)、午前9時の気温20.4℃、今朝の最低気温14.4℃、曇。雨は降りそうで降らない、風の強い一日となりました。明日は荒天が見込まれているようです。これ以上大雨は降ってほしくないですね。今朝の最低気温も15℃を下回りました。これからどんどん寒くなると思うと少し憂鬱になってしまいます。

今日は少し遠い所にある都会の小学校から、四年生のお友達が宿泊学習の一環で竹でっぽう作りと、いすみ探検ゲームを行うためセンターを訪れました。

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まずは、短めに館内説明です。
房総半島、当センターの位置や周辺の地形・土地利用をジオラマ模型で説明しました。いすみにだけしかない植物「イスミスズカケ」を紹介し、触れて観察してもらい、はく製を使って周辺にみられる野生動物も説明しました。天然記念物のミヤコタナゴについても生態を紹介しました。



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いすみ探検ゲームは、設問と、答えのヒントがある場所を示した地図を渡されて、当センターの敷地の中をぐるりと歩いていろいろな発見をしてくる自然観察のゲームです。初めて来た場所を5,6人のグループに分かれて行動します。

設問は、秋の季節、当センターにふさわしい対象物を取り上げ、それがみられる現地に設置する説明やヒントを事前に準備しておきました。
今朝は、朝からバタバタと職員が現地にそれを設置をしてまわりました。
そのやり方や質問内容、地図の読み方について説明してはじまりはじまり。


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例えば、頭上にあるアケビの実を発見してもらう問題。

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畑にある白いフワフワした実を見つけて、



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何に利用しているのかを考えてもらう問題。



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ハス田ではクルミの木や実を見つけてもらい、それを食べた証拠や出てくる動物を考えてもらいました。



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約500メートル離れた湿性生態園まで行って、



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秋らしい植物の数々を観察してきてもらいました。



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最後に中庭に戻ってきて、設問答えの説明です。
また、一周歩く中で各々が発見したり感じたりしたものやことを教えてもらいました。
オオカマキリを見つけたり、カエルを見つけたり、小さなミゾソバの花の美しさを見つけたり、おいしい空気を感じたり、幹についているたくさんのウメノキゴケを見つけたり、いろいろな野鳥の声も感じてもらえました。
盛りだくさんの自然探検ゲームを楽しんでいただけたようです。





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竹でっぽう作りでは、最初に弾の飛ぶしかけや作り方を説明しました。



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ノコギリを使うのは初めてでしょうか?先生やお友達の助けを受けながら竹を切ります。


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完成した後は、弾を打ってみます。空気がうまくふさがれるように弾が作れないとポンという音と共に発射できません。




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「ポン」という音がきれいに出たときにはみんな「気持ちいい~」や「おおーすごーいおもしろーい」の声がセンター建屋内に響きました。里山で昔ながらの遊びを満喫されたようです。お父さんやお母さんたちへのお土産話が増えたかな?


by isumi-sato | 2019-10-24 16:55 | グループ・学校利用

小学生、秋の環境学習

10月18日、曇一時小雨。午前9時の気温は19.0℃、今朝の最低気温は13.3℃でした。
朝の気温が低くなりました。
今日は近隣の小学生たちが自然観察と竹とんぼづくりに来館しました。


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自然観察では、「世界中でいすみ地域だけに生えている植物を知っている?」
という質問からスタートしました。
その植物はイスミスズカケ(地域固有種)。プランターに展示している植物を実際に観察してもらったり、触ってもらったりしました。10月になった今でも今年はついている二、三輪の花もさがしてもらいました。
 10年前に発見され、4年後に新種として登録されたお話もしました。



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中庭に生えているハクモクレンの木を観察しました。もう来年の花の蕾が準備され始めています。さらに茶色に傷んできたように見えるはっぱも観察しました。台風の影響でこうなりましたが、どうしてだろうと考えてもらいました。
答えは、そう塩の害です。海に近いいすみでは嵐の時に海水のしぶきで塩分が飛ばされはっぱについて傷んでいることを発見してもらいました。
この前の台風15号の風で折れて隙間が空いてしまったエノキの樹冠についても見てもらいました。



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ハス田の近くの足元、地面に落ちている実を見つけて観察しました。「何の実でしょうか?」答えは、クルミ です。この木はオニグルミ。まだ少し枝についている実をこどもたちは発見してくれました。実の中の固いところをきれいに2つ割りにした殻が地面に落ちています。「誰が割ったのでしょう?」 そう答えは、二ホンリスです。珍しく撮影できたニホンリスの写真も紹介しました。
ハス田の近くの地面が掘られるようにして荒らされています。犯人は?
イノシシの行動についても説明しました。




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秋になって花が咲いていた低い植物にも実が実ってきています。Dの字の形の実になった植物、ヌスビトハギも観察しました。もう少しして茶色に熟すると人の衣服について種を運んでもらう作戦をとっていることを説明しました。「引っ付き虫」です。子どもたちはたくさんの種を服につけていました。



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柿の実を見て、人よりも早く味見をしてしまう動物についても考えてみました。
ヒヨドリやカラスたちがつついているようです。
ディキャンプ場の片隅に赤い花が終わって葉を出してきた植物がありました。この植物は冬に葉を広げ、夏には葉をなくしてお休みしてしまいます。ちょうど観察しごろの ヒガンバナがありました。

雑木林に入って、樹木とドングリを観察しました。地面に落ちたドングリ拾いを行いながら、それぞれ特徴のあるどのドングリがどの木なのかを観察してみました。
クヌギやコナラのドングリをたくさん見つけました。さらに常緑のスダジイのドングリも目の高さにある枝で観察できました。



畑では、もう最後になったナス、ピーマンがありました。
赤い細かな花実をつけているアイ、ふわふわした白いものを膨らまし始めているワタについても観察しました。ワタは、布団の中身になったり、糸にして織られて布になり木綿としてハンカチ、下着など身の回りにたくさん利用されていること、そのためにはたくさんの量のワタが必要なこと、多くは輸入に頼られていることなども話題になりました。



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最後に小水路沿いに小さな白くてピンク色に見える花をたくさんつけて咲いている植物についても観察しました。ミゾソバです。近くに赤みが強い花、イヌタデについても観察しました。


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館内に戻って虫眼鏡でじっくり見るときれいですよと説明すると、たくさんの子どもたちが虫眼鏡をのぞいて小さな世界のきれいな花を観察して発見してくれました。




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お次は、竹とんぼづくりに挑戦です。竹とんぼの材料は、皮付きの竹板と竹ひごです。作り方を教わり、いざ!うまくできるかな~?





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まず、羽根の中心にキリで穴を開けます。次に、デザインした線にそって削り、羽根の型を作ります。その羽根の中心部分にアルミホイルを巻いて、火で熱し、ひねりを加えます。





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最後に棒を取り付けてできあがり。出来上がったら、さっそく飛ばす練習をしましょう。がんばれー!





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「わー飛んだー♪」自分たちで作った手作りの竹とんぼが、天高く飛んでいきます。





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遊んでいるとたまに自分の体や友達に竹とんぼが当たりますが、ケガをするほどではありません。変なところに当たらないように注意して遊べばとても安全なおもちゃです。みんな、たくさん練習してね(#^.^#)



by isumi-sato | 2019-10-18 17:05 | グループ・学校利用

竹とんぼづくりと秋の自然観察

9月27日、晴れ。午前9時の気温は24.8℃、今朝の最低気温は16.4℃でした。



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ここ数日の秋の乾いた空気に南寄りの風が加わったためか、少し湿度があって動くと暑さを感じるくらいの一日になりました。空には積雲。今日の最高気温は26.7℃でした。



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ヒガンバナは満開です。



近隣から小学生たちが竹とんぼ工作と自然観察に来館されました。
竹とんぼづくりは、用意した竹の板に穴をキリであけ、羽の形に削り出し、熱してひねりを加え、バランスを取って心棒を接着するという工程で行います。

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制作の手順を説明しています。



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キリを使って穴をあけています。キリという道具を使うことは初めての子どもたち。



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完成したら、さっそく飛ばす練習です。
手をこすり合わせて十分な回転を羽に伝えることができれば、竹とんぼはよく飛んでくれます。


竹とんぼづくりのあとは、秋らしく赤トンボや植物の自然観察を行いました。




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今一番多くみられるのが、ノシメトンボです。
あちらこちらの枝や棒などの先端に止まっています。
夏に比べると背中が少し赤く変化してきています。




敷地内にみられるものは、、。

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ヤブラン。地味ですが、藤色の小さな花がたくさんついています。




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アメリカセンダングサ。冬になると種がたくさん衣服について、取ることに手間がかかります。



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キタキチョウがひらひらとたくさん飛んでいます。セイタカアワダチソウに止まった瞬間にパチリ。



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ディキャンプ場の草地にスズメノヒエ。頭が重そうなくらい実っています。




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キンエノコロが風に吹かれて揺れています。





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キツネノマゴは、唇形の小さな花です。花序を孫ぎつねの尾に見立てた、キツネノママコ(ママコナ)がなまったらしいなどと諸説あります。琉球、台湾にはキツネノヒマゴという葉の形が少し異なるものがあるといいます。

秋です。ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2019-09-27 17:12 | グループ・学校利用

昆虫採集と竹とんぼ

8月27日、晴れのち曇り。午前9時の気温は27.3℃、今朝の最低気温は20.6℃でした。
八月、夏休みも最終週になりました。
都市部から小学生たちがセンターの自然遊びに来館されました。
昆虫採集と竹とんぼづくりを行いました。




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「宿題やべー」そんな追い込まれ時期に、遊びに来てくれてありがとう!(^^)!。きっと、宿題終わったグループなのでしょう。よーし、昆虫採集をやるぞー!まずは林から…




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ジャジャーン!まだいたんですね~♪まるで、子供たちを喜ばせるために出てきてくれたよう(#^.^#)ありがとう!




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盛り上がったところで、「えいっ!」…こんどは草むらにやってきました。なかなか、みなさん上手です。でも、虫をつかむのが苦手なようですね。がんばって!




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ショウリョウバッタのでかいこと♪ 全長80㎜ほどあるメスの個体です。町中の公園や校庭などでも、見かけることがあります。バッタのなかまが、一番多く捕獲できました。




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チョウのなかまも多く見られました。キタキチョウは、いろいろな花を訪れ、はねを閉じて止まります。冬を迎えたら、成虫のまま越冬します。




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このほか、すばしっこいトノサマバッタやクルマバッタ、小さなヒナバッタやイナゴ類などのバッタをはじめ、ヒメウラナミジャノメやモンキチョウ、ヒョウモンチョウ類などのチョウ、カメムシ類、セミ類、トンボ類…などなど、たくさんの昆虫を捕まえました😊。
※生態園として管理しており通常は採集禁止になっています。観察会の最後には、みんな逃がしました。






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竹とんぼは、まず作り方の説明から。
羽の形の書いてある四角い竹の板のまん中にキリを使って穴をあけます。


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キリの使い方はやったことある、見たことある、という子はいましたが、
実際やってみると竹は固く、なかなか簡単にはキリの先が貫通しません。

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板を友達に押さえてもらって、軸がぶれないようにまっすぐ下に力を加えます。
少しやると竹の固さと力の入れ具合がわかります。

次に羽の形にいらない竹の部分を削り落とします。昔は小刀などで削っていましたが、今の子どもたちは刃物づかいも慣れていないようなので、ベルトサンダーを使って職員が竹を削り出しました。


羽の中央部に銀紙をまき、アルコールランプの火であぶって羽にひねりのくせをつけます。この時ひねる向きを右手前が下になるように気をつけます。

穴に竹ひごを通し、机の上で軸を回転させバランスを取ったうえで穴に接着剤をつけて固定します。ひごをやく17cmくらいの長さに切り落とします。

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あとは、両手をこすり合わせて竹とんぼを飛ばす練習です。
気持ちが入りすぎると手を放す瞬間に変な方向へと力が入ってしまい、きれいに飛んでくれません。
何度も練習です。


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何回も練習して軸を回転させるコツをつかめば、高く遠くまで竹とんぼが飛ばせます。
昔の遊び、アナログですがちょっとしたコツの練習があるので、飛ばせたときはうれしい気持ちが膨らみます。



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遊びの天才子どもたちは、扇風機の前で竹とんぼをもつと、くるくると回転することを発見しました。これもコツがあって軸をゆるく押さえていることです。
竹とんぼ遊びを楽しんでいただけたようです。


by isumi-sato | 2019-08-27 17:18 | グループ・学校利用

秋の宿泊学習にむけて

8月6日(火)午前9時の気温30.3℃、今朝の最低気温23.3℃、晴れ。朝からカンカン照り。セミの鳴き声もセンター館内で響き、常夏ムード満載です。今日の最高気温は33.2℃。

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毎年、都内某区の小学校4年生が宿泊学習の一環としてセンターを訪れます。いすみ探険ゲーム(地図を見ながら問題のヒントのある場所を探し、自然に関する問題を解くゲーム。ハス田、デイキャンプ場、畑、湿性生態園など、各場所にヒントを設置してあります。)や竹でっぽうなどを体験していきます。今年もセンターを利用するか否かを決めるため、関係する学校の先生方が、夏休みを利用して下見にセンターを訪れました。



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いすみ探検ゲームの問題を、先生が下見される時点で作成するのは初めてです。いつも4年生が訪れる時期は10月から11月。なので、夏のこの暑い時期に観察できる生き物などの問題を特別に作りました。暑い中先生方も頑張って問題の答え探しです。



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問題の一つをご紹介。湿性生態園の近くで観察できる大きく掘られた跡。



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犯人は誰かわかりますか?分かりますよね。イ○○シの仕業です。そのほかにはハスの開花する期間の問題や、湿性生態園で観察できるカヤ○○ミの巣などを探して観察してもらい問題としました。参加された先生方、答えを見つけることができたでしょうか?




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最後は図書館で答え合わせ。暑い中お疲れさまです。いすみの自然のすばらしさを発見・観察・体験していただけたでしょうか?


秋の発見・観察・体験。お待ちしています。

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by isumi-sato | 2019-08-06 17:25 | グループ・学校利用

先生も勉強中!!

7月25日(木)、午前9時の気温29.1℃、今朝の最低気温23.4℃、曇のち晴れ。今日の最高気温32.2℃!!暑いわけです。夏の気配が感じられないと思い数週間。やっと夏らしい天気となりました。梅雨明けももうすぐでしょうか?


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今日は、近隣の小学校の先生方による研修会として植物を主なテーマにした自然観察、昆虫観察と採集体験とを行いました。まずは自然観察の様子から。

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地域固有種イスミスズカケの解説後、林道を通って植物をじっくり観察。カラスウリ、サルトリイバラ、タマアジサイ、マルバウツギ、イヌビワ、ミツバアケビ、ゴヨウアケビ、ツユクサ、万木堰前ではセイヨウアジサイ、ヤブガラシを観察しました。丁寧に解説してしまうとあっという間に時間が流れてしまいます。速足で向かうは湿性生態園。今、花を多くつけたヌマトラノオの仲間が見頃を迎えています。「この花の名前分かりますか?」と聞く「のど元まで出てるんだけど…」というご返答。分かります分かります。のど元から上に出てこない事。湿性生態園で観察と解説したのは、オオオナモミ、マコモ、ヤブガラシ、フクラスズメの幼虫など。あと10分で終了時間!急がないと。


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時間が迫っても見てもらいたいのはイネの花。二日前のブログでもイネの花の様子をお伝えしましたが、多くのイネの花が観察できます。この花が咲いて受粉すると胚ができおいしいお米ができるんですよ。楽しみですね。



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最後はハス田。まだまだ見頃を迎えているハスの花。ピンク色が素晴らしく、先生方をハス田へ誘導すると歓声が沸きました。花びらがおちた後の花托(花床)の観察と解説をしました。可憐な淡いピンク色の花の後にはこんなに不気味な花托が残るんですよ。花托の中の果実はもう少し熟すと食べられます。



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昆虫をテーマとした活動では、昆虫広場、雑木林、畑をフィールドとして前半に双眼鏡を使った昆虫観察を行いました。
双眼鏡の使い方を練習した後で、樹木についている昆虫をさがして観察しました。
離れたところにいる昆虫も捕まえなくても観察することができます。
花にとまったチョウや花の細部も、少し離れたところから詳しく観察することができます。



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捕虫網の使い方の説明の後、捕虫網と透明ケースを持って畑に行って昆虫採集を行いました。トンボの仲間、バッタの仲間など、いろいろ採集できました。
「なかなか簡単にはつかまらない!」、「ずいぶん昔にやったことが懐かしい!」



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しばしの採集タイムの後、透明ケースを持ち寄って捕まえられた昆虫たちを観察しました。ノシメトンボ、シオカラトンボ、バッタやイナゴの仲間、チョウたちも観察できました。トンボの持ち方、観察のポイントは羽や胸の模様にあることなども話題にあげました。堰の水辺の環境に生育するトンボも観察しました。岸辺に生き生きと飛んでいたコシアキトンボ、オオヤマトンボなどを見つけました。
暑い日でしたが先生方も自然豊かな場所で、「自然にいやされた」「童心に帰って楽しめた」「植物や昆虫などについてふだん気がつかないいろいろなポイントを発見できた」「帰って身近な植物や生きものを改めてよく観察してみたい」など感想をいただき、充実した研修会となったようです。


by isumi-sato | 2019-07-25 17:25 | グループ・学校利用