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2019年 02月 16日 ( 1 )

花炭を作ろう



2月16日、曇りのち晴れ。午前9時の気温は4.6℃、今朝の最低気温は1.4℃でした。
けさは、厳しい寒さがひと段落。晴れさえすれば春めいた感じを味わえる予感のするスタートでした。


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行事「花炭を作ろう」を開催しました。
参加者のうち、七割くらいが初めて花炭つくり初めての方、残り三割くらいが経験者でした。蓋付きの缶、焼きたい花炭材料を持参していただきました。
ディキャンプ場に集合して、あいさつ、スタッフ紹介、今日の大まかな予定をお話した後、花炭とは、歴史、作り方について説明をしました。




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説明の後、バケツとはさみを持ち園内をぐるっとまわって、この季節に集められる花炭材料を集めてみました。オギ・ススキの枯穂、その茎、セイタカアワダチソウの枯穂、


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ツクシ(あまり見当たりませんでした)、クヌギ、コナラ、スダジイ、マテバシイの実(ドングリの実や帽子)・葉、小枝の先、クリのイガ、ツバキの花と葉、カヤの葉、


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フジの実やさや、ウツギの枯れた実、アオキの蕾や葉など、いろいろな花炭材料を集めました。




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作業テーブルに戻って、持参したもの(マツボックリ、ハスの実、ドングリ、ガマの穂、キンカン、ミカン、竹、ヒョウタン、ハス、クルミなど)、



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センターで用意したもの(マツボックリ、ワタの実、ハスの実、コウヨウザンの実と葉、スギの葉、竹の先など)、




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今拾って集めたものなどを缶の中に詰めていきました。


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缶の蓋に二ヵ所ほど小さな穴をあけ、中身がつぶれすぎないように気を配りつつ、しっかりとふたを閉めて針金でしばりました。缶の上中央に火の上で持ち上げられるように棒を通して持ち上げられる輪を作っておきます。


その間に薪に火をつけて大きな焚火を起こします。おき火になるくらいの火の状態になったら、薪火を細長く伸ばします。




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いよいよ火の中に缶を入れます。缶の底、まわりに十分火があたるように設置します。缶の蓋の小さな穴から出る煙の色をよく観察しています。始めは水蒸気で白、やがて青紫、透明になっていきます。





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火加減のようすを見て缶の向きを変えたり、薪の位置を動かしたり、薪を追加したりして熱が十分いきわたるようにします


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60~80分後、火の中から取り出して、土の上に置いて十二分にさまします。




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針金をはずしていよいよオープン。さぁ焼き上がりはいかがでしょう?
緊張と楽しみの瞬間です。


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みなさん、よく焼きあがりました。油分が出て薄く輝く青紫色をしているものも見られます。




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今回、いつものスギの葉、ハスの実、マツボックリなどは成功しました。また、オギの穂、ガマの穂、ワタの実などフワフワしたものもそれなりにうまく炭化させることができました。また、いつも水分が多くて失敗したり、中まで炭化がむずかしかったミカンも、小さめの缶に入れて十分以上長い時間を火の中に入れたことにより、何と真ん中まで炭化させて花炭にさせることに成功できました。


大きめの深い缶では、冷却できたと思ってもふたをとってしばらくすると酸素が当たり、火が起きてきました。十分な注意が必要です。
持ち帰りの車内や帰宅後も火が出ないように注意です。



材料集め、焚火、炭焼きとも楽しかった。身近なもので花炭ができてよかった、うれしかった。出来上がり缶を開けるのが楽しみだった。できた作品を持ち帰れることが楽しい。また参加したい、などうれしい感想をいただけました。




by isumi-sato | 2019-02-16 17:04 | 行事報告