本日、
「おかざりを作ろう」を開催いたしました。
午前・午後、各20名の参加で、計40名の参加がありました。
当センターで開催される行事の中で、竹かご教室と並ぶ大人気講座で、キャンセル待ちも多数発生しました。
寒い中、皆さん真剣に作業に取り組んでいました。
文化行事はどれも難しく…と言うのが、決まり文句になっていますが、今回もやはり難しい!
講師の説明・実演を見ても、上手くできずに喝が飛ぶ場面もありました。
でも、本当に初心者には難しいです…。
工程は、
①わらを210本用意します。
②わらを“すぐる”
わらの先端を揃えて、シブ(茎の皮)を取り除きます。
③わらを打って柔らかくします。
④つなを作ります。
⑤前垂れをつくる
⑤まで作れば、つなと前垂れを組み合わせてれば、ボディの完成です。
完成した状態。
ここに、ダイダイと、ウラジロシダ、ユズリハの葉、御幣を飾れば、完成です。
出来上がった物を実際に飾るのは、まだ先なので机に置いた状態ですが、最終的にはこのようなおかざりになります。
飾りに使っている物に意味がありまして、
先祖代々(ダイダイ)次第(ウラジロシダ)に譲る(ユズリハの葉)
という語呂合わせからだそうです。
シダがウラジロシダなのは、腹に何も隠していないですよという意味があるようです。
面白いですねー。
難しい講座でしたが、皆さん大変楽しかった、また来年も参加したいといった声も多く聞こえ、大成功の行事となりました。
本年の行事は本日で終了です。
また来年の行事もぜひ、参加して下さい。