千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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万木城までの自然観察と里山ハイキング

本日は、万木城までの自然観察と里山ハイキングのイベントでした。
直前のキャンセルも出てしまい、参加者は大人2名でした。


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10:00定刻通りイベントは開始しました。
職員、参加者が挨拶をした後、出発。
センターの畑を通り抜け、まずは万木堰のトンボを観察。
コシアキトンボとオオヤマトンボが、巡回している場面に遭遇しました。

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その後、いすみのマングローブこと、湿生生態園のヤナギ林へ。
初めてここを訪れる方は、皆さん突然変わる景色に驚かれます。
そして、木道を歩いている時にカワセミにも出会うことができました。

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湿生生態園を抜けて、三光寺までの道は両側が草木が茂っているので、風が吹けばアスファルト舗装された道路でも、心地よい風が通り抜けます。
ここでは、ダイコンソウや、タマアジサイ、つる性の植物(サルトリイバラ、スイカズラ、ヤマイモ、ニガイモ、ヘクソカズラ)が観察できました。
昆虫では、クロアゲハ、ハグロトンボ、アカタテハがヒラヒラと舞飛んでいました。

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三光寺の弁天様で休憩をさせてもらってから、いよいよ山道へ。
夏の草木の成長の早さで、道がすっかり塞がれてしまった所を掻き分けて、頂上の万木城展望台へ向かいます。
その途中で、千葉県の重要保護生物である、ハイハマボッスという植物群落の観察を行いました。
万木城展望台がある場所に向かうには、かなり急な階段を登らなければなりません。
職員も含め、皆足元とをしっかり確認しながら、息を荒げて登りました。

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万木城展望台に到着してまずはじめに、遥か昔、まだここに城が有った時代の痕跡を探しました。
それは、城の米蔵の跡です。
万木城の米蔵は、一度何らかなの要因で炎上しています(何故焼けたか仔細は不明。落城の時だとか、違うとか諸説あり)。
そのため、米蔵のあった場所には、炭化した米が残されており、少し探すとその炭化米を見つけることができます。

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下を見た後は、上!とばかりに、万木城展望台に登りました。
展望台からは、青々とした若い稲が風に吹かれている気持の良い景色が見られました。

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展望台を降りた後は、昼食休憩をとってまた山道へ。
少々険しい道ですが、山道歩きが楽しいと、意外にも好評でした。
これには職員もびっくり!実はこんな所歩けるか~!と言われると思っていました。

最後に、海雄寺というお寺で、寝釈迦と呼ばれる涅槃像を特別に開放して頂き、見学させてもらいました。



イベントのアンケートをとらせて頂いたところ、良かった内容として、

・いろいろな植物に出会えた
・寝釈迦様をたっぷり観賞できた
・近場での山歩きを兼ねたハイキングはあまりないので、どんどん参加したい
・人通り、車道のない所、山の中を歩いたこと
・久しぶりに山という感じのところを歩いて良かった

といった回答を頂けました。
万木城までの自然観察と里山ハイキングに参加していただいた皆様ありがとうございました。
秋にはまた、秋の万木城里山ハイキングとして、同じルートを歩きます。
時期が変われば、生き物も景色も大きく変わります。
秋の万木城ハイクも、ぜひ参加をお待ちしております!
by isumi-sato | 2009-07-19 17:49 | 行事報告