2月17日、雨のち曇り。午前9時の気温は5.3℃、今朝の最低気温は4.1℃、今日の最高気温は7.8℃でした。
先週末の土曜日曜日は、南風も吹いて四月中旬並みに暖かくなりました。今日火曜日は、二月らしい寒さに戻りました。昨夜の雨が上がって一日中曇り空。北風が吹いて朝よりも昼の方が寒いとすら感じました。

草刈りをして地面がよく見える昆虫広場ですが、点々と盛り上がった小さな土の塚が見られます。モグラの活動のあとでしょう。毎年思うことですが、冬食べ物が少なくて土のトンネルをたくさん掘り続けているモグラ君。寒くて空腹なのでしょうね。

曇空の下、万木堰は静かです。向こうに見える斜面林に、葉を落とした落葉樹の樹形が白く見えて、モザイク状に常落混交の林が里山らしさを感じさせてくれます。
でも残念ながら緑色の濃い色の樹木は、ほとんどが杉で、しかも今は全体を赤みかがった色に変えています。もう飛んでいますね。今年は花粉が平均よりもやや多い年だということです。

通称ザリガニ池の北、雑木の林の脇の林床には、緑色の葉が元気に伸びています。
ヒガンバナが冬に葉を伸ばして栄養を蓄えている姿です。春、夏、他の植物たちが元気に伸びると、地上から姿を消して休んでいるという平均的な植物とは逆の生活史をもつ植物です。
秋になるとこの緑色の場所に、ヒガンバナの赤い花がたくさん見られるようになります。

今日も両生類たちの産卵の形跡はないかと、巡回しました。
湿性生態園の本流から水をコの字型に引き込んで作った止水域を観察。

おおっ!!ありました。発見!! ニホンアカガエルの卵塊がありました。
袋に入った卵が塊のようにくっついているので、「卵塊」といいます。
二つと三つ。離れて二か所に発見しました。

産卵直後は塊は凸凹していますが、少し時間がたつと水を吸って袋が丸くなります。
透明なブドウの房、一粒一粒がくっついたように水の中に膨らんでいます。
昨夜または一昨夜に産卵された卵塊のようです。
やがて袋の中の黒い粒が細胞分裂を繰り返して細長い形になり、オタマジャクシの形へと成長していきます。

田んぼビオトープの水たまりはいかがでしょうか?

ありました。ありました。こちらは三カ所に、三つ、二つ、一つと散らばってニホンアカガエルの卵塊が観察できました。

泥の水底にいくつもの足あとが続いているのが気になります。
アライグマの足跡のようです。
ネットで囲んではいますが、昨年もいくつも食害にあいました。
このネット、イノシシの侵入防止には有効ですが、アライグマにとっては簡単に入り込めてしまうようです。

山すそのトウキョウサンショウウオが産卵する場所ものぞいてみました。
こちらは、まだ発見できませんでした。
トウキョウサンショウウオの卵は袋の中にいくつもまとめて入っているため、「卵のう」といいます。