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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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雨でも楽しい校外学習

5月30日(金)、午前9時の気温14.3℃、今朝の最低気温14.1℃、雨。今日の最高気温15.2℃。朝から雨が降り続く一日でした。気温が上がらない一日でした。



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こんな大雨にもかかわらず、近隣の小学二年生がセンターへ校外学習へ来てくれました。バスを降りた後、すぐに館内に入り、和室であいさつ。元気な声が館内に響き渡りました。なので今日は、こちらで提案した雨プログラムによる校外学習を三班に分かれて行いました。

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まずは図書室でおこなった紙芝居の様子。職員がアメリカザリガニの紙芝居を読み上げた後、アメリカザリガニが日本に導入された経緯やウシガエルとの関係等を解説。あらかじめ捕まえておいたアメリカザリガニを実際につかんでもらい、雄雌の区別の仕方をレクチャー。楽しい紙芝居の時間となりました。

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続いては館内案内の様子。建屋中央にあるジオラマをつかってセンター周辺の様子を解説。夷隅川って知ってるよねー。キョン、アライグマ、タヌキ、二ホンウサギ、二ホンリスを紹介。二ホンリスの食痕「エビフライ」を伝えると、「えー知らなかった。マツボックリ食べるんだー」と目を丸くして驚いていました。続いて、イスミスズカケ、トウキョウサンショウウオ、と館内の水槽生物の解説後、ミヤコタナゴの解説。二枚貝に卵を産み付けることや、オスの方がカラフルで奇麗だということなどたくさん解説してしまいました。少し話過ぎたかな?でもイスミスズカケと、ミヤコタナゴは覚えて帰ってほしいなー。


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最近話題になっている主食のお米にも関連して イネのお話です。
イネからごはんになるまで、そしてワラの利用について取り上げて、ワラ縄ない体験を行いました。
イネの穂になっている実を脱穀してモミ。モミの殻を外して玄米。残った殻はもみ殻、これも田畑に使います。玄米の外側を削って、すなわち精米して白米。白米を炊いて白いごはんになります。いろいろな段階でいろいろな名前がついています。
実を外した残りがワラ。ワラは昔から生活の中でいろいろに利用されていました。自然の中でのリサイクル、持続利用可能な材料です。お米を入れた米俵、縄をなってワラナワ、敷物などとしてむしろ、鍋敷き、飾り物などなどです。
それぞれ実物を並べて見てもらいました。


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さらに両手をこすり合わせて作る縄ないを見てもらいました。
タオルで大きな縄の模型を作り、縄ができている構造をわかってもらいました。
そのあとは、各自ワラを二本ずつ持って二人一組になって実際にワラ縄をなってみる体験を行いました。自分でなわないを行ってみると、きれいな縄はなかなかそう簡単には作れるものではない、練習が必要なことも体験できたようです。

雨でも楽しい校外学習になったかな?

今度は家族皆さんで遊びに来て下さいね。
お待ちしています。


by isumi-sato | 2025-05-30 17:00 | グループ・学校利用