3月2日、雨一時曇。午前9時の気温は16.0℃、今朝の最低気温は5.9℃、今日の最高気温は19.8℃でした。
雨でも気温が暖かい3月の始めです。でも予報では、夕方近くに春の嵐になったのち、風向きは南風から北風へと変化して、夜から気温が下がるといっています。
午前中の天気は、雨脚が急に強くなったと思うと、空が明るくなって来たりと、くるくると変化していました。
強い雨足を受けた軒です。2方向から屋根の水が集まる所では、土砂降りの滝になっています。昼間は暖かいので、ゲッゲッゲッゲッ。ニホンアマガエルの鳴き声が聞こえてきています。暖かい日にはもう目覚めて、活動を始めているようすです。
夕方4時半までで、午前3時の降り始めから18mmの降水量になりました。
数日来、取り上げている中庭のハクモクレンです。
全体に蕾の白さが目立ちます。
枝先の一部では、花を開く準備が完了しているようです。
晴れて日光が当たれば、一気にハクモクレンの花が満開になりそうです。
丘陵山裾の林に生えている常緑樹を見てみます。独特の香りが漂ってきます。
ヒサカキがたくさん開花していました。直径5~6mmの小さな花です。開花期は3~4月。
小さめの葉に鋸歯(葉の縁のギザギサ)がたくさんあります。
関東地方では、サカキの代わりによく使われています。
一方、サカキです。生えている場所がありました。この木の葉に鋸歯はほぼなくて、全縁です。花は6~7月に咲かせます。直径15mmくらいと、ヒサカキよりも大きい花で、香りもよい花です。神事に使われるので、別名真榊(マサカキ)と呼ばれています。
これら2つの常緑樹、ともにツバキ科です。
本家、ツバキ科ツバキも、今たくさんの花をつけています。
足元に、シソ科・ホトケノザの花がたくさん見つかるようになりました。
ちなみに春の七草の「ホトケノザ」は、コオニタビラコというキク科の植物です。