7月25日(土)くもり。午前九時の気温は27.6℃、湿度は92%です。もし…なら、今ごろオリンピック一色だったんですよね~。なんか、いいことないかなぁ。
「虫いたー」「すげー」…大人のため息をよそに、子供たちの大歓声が、田園に響き渡ります。なにがいるのかな?
アブラゼミが、羽化しています♪ こんな細い草本でも、しっかりつかまって、羽化大成功!(ワ~、パチパチパチパチ…)夏ですね~。
あっ!二ホンリスだ。いいことありました(#^.^#) いすみ市の里山でも、なかなか見られなくなりました。「ここ10年ほどの間に、24%の生息地で、二ホンリスの姿が見られなくなった」という研究報告もあります。
オニグルミの木の上で、お食事中のようです。二ホンリスは、こうした木の実や種、葉っぱや花、キノコなどを食べています。主に樹上で生活していますが、食物を貯蔵するときは地上にも下ります。
これが、オニグルミの実です。ほかに、松ぼっくりも大好物。そうした木の下には、食べかすが落ちていることがあります。
ありました。青い皮の部分は捨てて、実の中だけを食べているようです。クルミの実は、とても硬いです。それをこのように割るのですから、ずいぶんと丈夫な歯の持ち主ですよね~
スタッフのすぐ近くまで寄っています。どうも、リスの通り道だったようです。立ち上がったとき、男の印が見えました!オスの行動圏は、20-30haもあります。およそ半径300mもの広さです。1匹のリスが暮らすのに、それだけ広い森が必要なんですね。
森が途切れていると、このように地上を歩かなければなりません。二ホンリスにとって、これは天敵に襲われやすく危険です。エサが豊富にある森の減少が、リスの減少と深く関わっているようです。
動画もアップしたので、ご覧になってください。↓こちら↓