5月2日、快晴。午前9時の気温は23.2℃、今朝の最低気温は12.9℃、今日の最高気温は26.8℃でした。朝からぐんぐん気温が上がり、絶好の田植え日和。というより、まぶしい直射日光と暑すぎるくらいの陽気です。
例年は、田植え体験の行事に参加する約40~50名の人々でにぎわう当センターと田んぼのまわりですが、今年は職員だけで田植え機による機械植えを行いました。
それでも田植えというと思わず気合が入ってしまう職員は、予定時間よりもずいぶん早くから準備をしています。早々に田んぼに入り田植え機が活躍しています。
田植え機が方向転換する場所や田んぼの隅などは手植えにより、補植を行います。
植える前にトンボを使って泥の表面を平らにならします。
機械が田植えをした跡を見ていると、足元の水の中にいろいろな生きものたちが動いている姿が見えました。アメンボたちは気温が高いせいもあって今までよりいっそう元気に泳いでいます。小さなゲンゴロウの仲間、ニホンアマガエル、ウマビル、何かの水生昆虫の幼虫の姿も見えました。広がる水面の中に、よりどころとなる植物休憩所ができたので、生きものたちは喜んでいるようです。
そして、早くも連結したイトトンボが飛び始めました。「待っていたよ!!」といわんばかりの素早さです。イネにつかまっています。産卵をしようとしているかのようです。
水が澄んできて、苗が落ち着くとさらにどんな生きものが出現するかなーー?
今日は、コシヒカリ。残りは、ワラ材料を取るためのキョウシンと、もち米のマンゲツモチの植付けです。苗がもう少し大きく育つのを待って植付けます。