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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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立冬も過ぎて、寒い空気が来ました。

11月21日、快晴のち晴れ。午前9時の気温は8.0℃、今朝の最低気温は6.0℃でした。冷たい空気が南下してきたようで、朝の気温が下がりました。
日中は日が照って日向は暖かく感じました。今日の最高気温は15.1℃でした。でもおとといよりも6℃近く最高気温は下がりました。



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朝、日の当たる丘陵の林は葉を落とした落葉樹の小枝が晩秋の暖かさを感じさせます。



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水やりをするジョウロが詰まって水の出が悪いようです。詰まったものを取り除こうとひっくり返すと中からカエルたちが出てきました。
いた場所のバックの色に反応していたのでしょう。緑色と明るい土色二色のニホンアマガエルが観察できました。
いこごちの良い所を見つけていたカエル君たちにとっては迷惑なことだったかもしれません。



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午後二時半を回ると、湿性生態園最奥部のデッキの日差しにもう山の影が落ちてきます。




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古くなって日焼けした解説版に赤とんぼが日光浴をしています。
ナツアカネでしょうか。ナツアカネは空中から卵をばらまく打空産卵を行い、アキアカネは水面をたたいて打水産卵を行うという違いがあります。
もうすでに産卵の時期は終わって、暖かい所を探して体温を上げているようです。




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すぐ近くのベンチには、ザリガニの半身がありました。多分アオサギがザリガニを食べて消化できない部分がちぎられたのでしょうか。ザリガニは外来生物ですが現在では生きものたちの食う食われる関係に取り込まれて、里山のアオサギにとっては大切な食べ物になっているようです。



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デッキ脇、赤い色が目立ちました。ハゼノキの幼樹です。



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また、ミゾソバも赤い色の葉も見えています。まだ蕾もつけていますが、花の開きはあまり見られません。




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林道沿いの日当たりの良い所では、赤い色の実が見えています。フユイチゴです。




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先ほどのアカトンボは、寒くなると冬を越せずにいつの間にか見えなくなってしまいます。一方、体の小さなイトトンボは越冬をして春まで生きています。
寒くなっても日当たりの良い枝先などにその姿を見ることができます。
今日はアズマネザザの竿に止まっている姿が観察できました。
羽を開いてとまっているので、オオアオイトトンボのようです。



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今日は台風による倒木の後、林道沿いに置いてあった幹や枝の運搬処理を行いました。



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さとの文化祭期間中、たくさんの方が来館されます。中庭に用意した竹馬も多くの方が利用されるのですが、簡単なつくりのものなので、すぐにバラバラにされてしまいます。足を乗せる際にひもがピーンと張るように体重を乗せていただけると抜けずに済みます。




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最近は、竹馬つくりなどしたこともない子どもたちも多く、直し方もわからないためでしょうか。抜けた状態で放置されてしまうことが増えています。慣れると短時間で修理ができますよ。たくさん遊んでくださいね。


by isumi-sato | 2019-11-21 17:29 | センターこぼれ話