7月13日(土)、9時の気温が24.9℃、曇り空。蒸し暑い。
そして午後になったら2時過ぎに雨がパラパラと。しばらくして止みましたが、再び振り出すなど不安定な天気。蒸し暑さが一段と体にこたえますね。いままで涼しかったから、蒸し暑いのは勘弁してほしい。
昨日のブログでスイレンの話が出ていたので、昔の職員の苦労話を一つ。
スポット地区の一つに「トンボの沼」(高田堰)というのがあって、そこにスイレンが繁茂しています。
ただ、10年前はその水草を「ヒツジグサ」と紹介しているサイトが散見されました。
ご存知の方も多いと思いますが、ヒツジグサもスイレン科ではあるのですが2009年版千葉RDB_植物・菌類編ではA(最重要保護生物)、2017年改訂版ではEW(野生絶滅)、という希少な植物です。
誰がスイレンをヒツジグサと誤って流布したのかは不明ですが、当時の職員がWEBサイトの管理者にメールで修正を依頼し、現在WEB上にあるのは2009年7月以前の記事だとおもいます(確認はしていませんが・・)。もしかしたら、昔はヒツジグサがあったのですが、消滅して、寂しくなったのでスイレンを移植したのかもしれませんね。
そいうえば、某放送局が「トンボの沼のヒツジグサと紹介するので・・」と問い合わせが来た時に、「間違いだからダメ」出しをした、という話も聞いています。
職員は普段の施設の管理だけではなく、こんなこともしている(していた)のです。
ハス田は、駐車場の隣、水路の橋を渡ってすぐのところにあります。
今日は40以上の花が咲いていました。
蕾の数は50~100くらいはあるようです。
今日の作業の一端を。
収穫して干してあった小麦の脱穀を行いました。
ご存知の足踏み式脱穀機です。
まあ、こんなものでしょう。意外とゴミというかストロー(茎)の部分も出てしまいました。
いつもはこの後で唐箕で風選をかけるのですが、今日は時間切れでテミで振るって
まあまあ、きれいになりました。
夕方、雨が落ちてきたヤブカラシには、ヒメウラナミジャノメ
マメコガネは、葉の下にうまく雨をよけるようにたくさんいました。
カメムシの仲間もいました。さらに小さなカタツムリも見つかりました。
駐車場入口、道路対岸の山すそには、ヤマユリが咲き始めています。
明日も雨もよう、の予報。
でも、梅雨明けが視野に入ってきましたね。
今日もこのお天気の中、ザリガニ釣りをするチビッ子が朝の9時からそれなりに、そしてイスミスズカケやハスを鑑賞しにお客様が来ていました。
さすがに明日は静かな一日になるのかな。