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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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今年の水路では・・

5月23日(木)、午前9時の気温は22.4℃、快晴の朝です。
天気予報では真夏日になるところもあるとか。14:30にチェックしたところ、大分県や宮崎県で30℃を超えていました。


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気持ち良い朝の風景。
ここは涼しい? のでしょうか。当地の最高気温は24.4℃、夏日までもう少しというところでした。

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朝や夕方は結構過ごしやすい気温、風があるので気持ちが良いのですが流石に昼間の作業は汗が出ます。でも、今日は一日中、草刈り機の音が響いていました。先日の雨と、以降のお天気続きで、草も元気よく伸びていきます。そうすると草が電柵のワイヤーに触れて・・・バッテリーの電気が無くなってしまうのです。メンテナンスの草刈りがしばらくは続きます。草との戦争、かな。




ここで下の2枚の写真、大きな違いが分かりますか? 水路沿いです。
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上は2009年5月10日の写真

そしてこちらが
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今日の写真。

同じアングルではなくてごめんなさい。外灯の位置は同じです。今年の写真のほうが引いた場所からの撮影になっています。
一番の違いは黄色い花が目立たないこと。
苦節10年、今年はだいぶ押さえ込みました。何が??
キショウブです。平成27年3月に、環境省と農林水産省が、日本における侵略的外来種を整理した「生態系被害防止外来種リスト」を作成しました。その中に「定着を予防する外来種(定着予防外来種)」としてリストアップされている種です。
センターでもかなり定着していたのですが、毎年、なんとかしようと頑張ってきました。この駆除作業で腰を痛めた職員続出。
掘り起こしたものを周囲の草むらに放置しておくと、そこで活着するくらい生命力が旺盛な植物です。本来は湿地に繁殖しますが、その周囲のやや乾燥したところでも根付いてしまう、厄介な植物です。
人力作業が中心なのですけれど、今年のシーズン前には部分的に小型の掘削機械まで持ち込んで掘り起こしました。成果が見える形で出て嬉しいのですが、来年はどうなるのか・・・
根気強く退治していくしかなさそうなのが、悩みの種です。


話は代わり
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こちらはなんだと思いますか? 黄色い花ですけれど、キショウブではありません。冬によく食べました。あれデス。わかったかな?
答えは「シュンギク」。花を見たことがないので、畑を整理するときに2株だけ水路脇に移植してみました。見事に活着。花を咲かせるまでになりました。咲いている期間はあとわずかかな。


そしてこちらはセンターの田んぼの中。もち米用の田です。
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写真下側に、緑色で周囲が黒いものがいくつか浮いていますね。
イチョウウキゴケといいます。近づいて見ると、イチョウの葉ような形をしています。大きくなると分離して殖えていきます。
昔は田んぼでよく見られたそうですが、最近は減っているようです。
千葉県の保護上重要な野生生物(植物・菌類編)2017では一般保護生物、環境省では準絶滅危惧種になっています。

今週は天気が良さそうです。散歩にでかけませんか。



by isumi-sato | 2019-05-23 17:22 | しょくぶつ