3月7日、雨一時曇。午前9時の気温は10.4℃、今朝の最低気温は9.6℃でした。
最高気温は、14.3℃。
午後4時に気温を見ると、9.1℃。朝よりも下がっていました。
朝は雨が降り、やがて小雨となり曇空になりました。しかし、昼過ぎにはまた雨が落ちてきて、夕方には雨音が聞こえるほどの降り具合になりました。
入り口北側の景色は雨模様に霞んでいます。
堰の水位は上がり、オーバーフローの水がたくさん流れて、ドウドウと水の音が響いています。
ホタルが発生する水路も水音がして、それなりの水量がある流れとなりました。
見えないけれど、石の下で流されないように頑張っている生きものたちがいます。
隣接する山の裾の水たまりをのぞくと、、。
トウキョウサンショウウオの卵のうをいくつか観察することができました。
一番下の田んぼは、ほとんど水がたまっています。
二月下旬に小水路の止水域にお目見えしたニホンアカガエルの卵塊は、、、。
小さな細長い黒いものが辺りに散らばっています。早くも、まだオタマジャクシらしい形になる前に、各々の卵の袋からでできた赤ちゃんが広がり始めています。
水の流れがあれば流されてしまうでしょうから、止水域ならではの卵の成長です。
堰沿いのアジサイは、全体に枯枝に見えています。
しかし枝に近づいてみると、先の部分から、はっぱの先が広がり始めています。
ハコネウツギの枝先にも、、。葉っぱのもとが大きくなり始めました。
鳥の鳴き声は、いつもは朝にたくさん聞こえます。雨の日にはあまり聞こえてきません。今日は夕方に近くで、さえずりが聞こえてきました。
声の主を探すと、屋根の上にいました。雨の中、セグロセキレイが元気に雨空へと美しい声を送り出していました。
明日あさってと、雨は上がるようです。
ご来館お待ちしております。