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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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里山の鳥の観察

1月20日、曇のち晴れ、のち曇。午前9時の気温は3.8℃、今朝の最低気温は0.1℃でした。今日は大寒。朝方は寒く、雲が多かった空ですが、10時過ぎころからは青空が見えて、午後には生ぬるい風が吹いていました。夕方、今日の最高気温を見ると、何と17.8℃を記録していました。大寒らしからぬ、不思議な天候です。



今日は、行事「里山の鳥の観察」です。朝八時半集合、お昼までの予定で、当センターから万木城址、周辺の集落の中を歩いてぐるっと一周する野鳥観察会です。朝早くからの方が鳥がたくさん見られるので8:30集合スタートです。



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今日の予定、歩くルート、観察道具の貸出し説明の後、駐車場へ出て、まずは双眼鏡の練習です。
フィールドスコープを持つ人は、その操作も練習です。
ヒヨドリの声がしています。林道を歩くと、ジジジッと、アオジの声がしてきます。



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少し歩いて万木堰にて、観察です。すぐ近くの水面には鳥の姿は見えませんでした。堰の奥の葉を落として水面に張り出した枝の下に数羽の野鳥が水に浮かんでいました。
水面から潜って姿を消したのは、カイツブリ。



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双眼鏡、フィールドスコープをのぞくと、樹の枝の下に見えたのは、ハシビロガモ、キンクロハジロでした。


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小さなお子さんも一生懸命に観察しています。


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林道を歩く道すがら、メジロ、シジュウカラの声が聞こえてきます。
湿性生態園につくと、ヤナギ水没林を過ぎたところで、講師が林の中に少し珍しい野鳥がいるのを発見しました。




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ゴイサギの幼鳥でした。



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体が杉の幹と保護色のようになって、なかなかパッと見では見つけにくい姿です。
湿性生態園では、ハシブトガラス、ヤマガラ、コゲラなどの声や姿が確認できました。林道途中では、木の中にシメの姿も確認しました。




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林道を歩き、近くのお寺の奥の谷にある大階段を上ります。この登り、なかなか、息が切れます。はぁはぁ、、、。
昨年の風台風で倒木が一段と増えています。




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山の上の広場に出ると、展望台が見えます。
ここで少し万木城についての歴史話を行ないました。戦国時代の土岐氏の山城で、地形を利用した敵の侵入を阻むいろいろな仕掛けがありました。



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万木城の展望台からは、房総丘陵が一望できます。冬の空気が澄んだ日には富士山も見えます。残念ながら今日は見えませんでした。東方には太平洋が望めます。



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丘陵を降りてしばらく進んで、田んぼに囲まれた集落の中を歩きます。大きなクロガネモチにはたくさんの実がついており、




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実をついばむツグミがいました。今年はなぜかツグミの姿を見かける機会が例年よりも少ないようです。
モズも庭木や電線にいました。オスメスともに観察できました。



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夷隅川を望むポイントに来ました。
遥か向こうには、マガモの姿が見えました。





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やや近くには、コガモたちがたくさんいます。さらに近くに、水面を横切るオオバンの姿が見えました。黒い体に額だけが白いモノトーンの水鳥です。



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最後に当センター進入路に戻ってくると、田んぼの中に生きものをさがして土をつついている大きめの鳥がいました。アオサギです。冬場はエサが少ないため、えさを見つけられず死んでしまう若鳥も少なくないといいます。



図書室に戻り、今日出合った野鳥の名前を再確認しました。リストを手に「鳥合わせ」です。本日は、全部で27種の野鳥を確認できました。今年は例年よりも少ない種数でした。
2月2日には、水辺の鳥の観察があります。参加申込受付中です。


ご来館お待ちしております。



by isumi-sato | 2019-01-20 17:40 | 行事報告