11月7日、立冬。晴れのち曇。午前9時の気温は18.0℃、今朝の最低気温は15.1℃でした。
風速4m/sという強い北風が一日中吹いていました。しかし冷たくはなく、少し生ぬるいくらいの空気の一日でした。最高気温は19.9℃の立冬です。
朝は青空が見えていましたが、、、
午後はすっかり曇空になってしまいました。
この時期当センターを歩くと、色づいてきた房総半島らしい秋の植物のいろいろな葉や実を見ることができます。見上げて頭の上に見える葉なども紹介します。
エノキの樹の葉は少しずつ黄色くなってきました。樹によってですが枝先には小さな黒い実がたくさんついています。
房総では紅葉の赤い葉は少ないのですが、ハゼノキは赤い色を見せてくれ始めました。
葉の柄に翼を持つという珍しい特徴のあるヌルデも黄葉を始めています。
よく見ると乾いた洋ナシのような形をした、実のように見えるものがぶら下がっているのを発見することがあります。ヌルデの虫えいです。ふしなどとも言われ、昔はお歯黒の材料に利用したともいわれています。
夏の遅くまで花を見せてくれたタマアジサイは、秋にこんな姿になっていました。
湿性生態園のヤナギ林は落葉が進んで水面には落葉がたくさん浮かんでいます。
湿性生態園の地表でお腹をふくらませた太ったカエルに出会いました。虫などたくさん食べているようすです。冬眠までもう少しのニホンアカガエルです。
他にもたくさん秋の季節感ある植物が発見できます。
ご来館お待ちしております。