10月20日(土)、午前9時の気温16.2℃、今朝の最低気温14.4℃、今日の最高気温21.4℃朝晩はめっきりと寒くなりました。
今朝の中庭のようす。朝方一時強い雨が降りました。お昼近くには青空が広がりましたが、北風が強く吹き寒い一日となりました。これからどんどん寒くなると思うとなんだか寂しい気がします。そんな私の気持ちはよそに…朝からにぎやかな常連さんの登場です。
「ジェージェー」にぎやかな声の主はカケスです。カケスはカラスの仲間でありながら羽の一部が色鮮やかな青と白と黒の小紋のような細かい模様が美しい鳥です。カケスはものまね上手でも有名な鳥です。他のいろいろな鳥の鳴き声を巧みに真似るそうです。トビや猫の鳴きまねもするそうです。カケスの英名は「Jay」鳴き声をそのまま呼び名にしています。西洋でもカケスの鳴きまね上手は良く知られています。毎日違った声をだす鳥といわれ、欧米ではおしゃべりで信用できない人のことを「Jay」と呼ぶそうです。(日本野鳥歳時記/ナツメ社より)
センター建屋近くに水路にもミゾソバの花がたくさん咲き始めました。多くの昆虫が吸蜜に訪れます。
ハス田へ向かう途中、エノキの木の下にはエノキの果実が多く落ちていました。
秋の風景を演出してくれています。
昆虫広場では、少し前に観察できてその後姿を消したミノムシが再び観察できるようになりました。(たぶんおなじミノムシだと思いますが…)さらに大きくなっているようです。台風や塩害があったころから姿を消していましたが、そんな苦難の乗り越え生き残っているのでしょう。人間も見習いたいものです。
花が終わったアジサイは新たに葉を伸ばしはじめていました。その葉の上には、二ホンアマガエルが葉になりきっています。獲物を狙ってじっとしているのでしょう。
外は北風ピューピュー。体が慣れていないのか、少しの観察ですっかり寒くなってしましました。情けない。でもこんな日は館内でトウキョウサンショウウオの観察もいいものです。
しかし、こんなことではいけませんね。厳しい冬が待っています。でもいすみ市は他の地域に比べると温暖のようです。雪国や、もっと寒い場所で過ごしてきた人にとってはいすみの冬の寒さは大したことないそうです(泣)。ある雪国からの移住者の方の意見ですが…だから最近いすみへ移住される方が増えたのでしょうか?魅力あるいすみ市、そしてセンターへもお越しください。
お待ちしております。