千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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ミゾソバにホバァリング

10月12日(金)、午前9時の気温20.4℃、今朝の最低気温20.3℃、曇。昨日に引き続き分厚い雲が空全体を包み、ポツポツと時折大粒な雨の降る朝を迎えました。雨はすぐにやみましたが、一日中雲に覆われた空模様となりました。


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湿性生態園のようす。今日も「今」しか観察できない生きものを観察に出かけます。




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連日でスイマセンが、湿性生態園でミゾソバが多く開花し始めました。小さくてかわいらしい花が湿性園を彩ります。


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そのミゾソバにある生き物が吸蜜に来ていました。ホシホウジャクです。花から花へと素早い身のこなし。何年か前は5匹まとまって吸蜜しているようすが観察できましたが、最近はセンター敷地内ではあまり観察出来なくなったような気がします。数が減ってきているのでしょうか?


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この時期に、ミゾソバ・アキノウナギツカミと共に花を咲かせるシロバナサクラタデ。タデ科の中では珍しく宿根性で、雄株と雌株が存在します。


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オオオナモミのようす。イガイガした果実がだいぶ目立ってきました。近くを通っただけで洋服にオオオナモミの果実がくっついていました。早速オオオナモミの陰謀に引っかかったようです。


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紫色のかわいらしい花、アキノタムラソウも観察できました。「タムラソウ」と名のつく植物はいくつかありますが、名の由来は不明だそうです。
ヤマハッカがだいぶ目立つようになりました。長さ7~9㎜程の青紫色の花が花序にいくつも段になってつきます。筒状の花の先端は2つに分かれ、小斑点がある上唇は上を向き、切れ込みがあるため4つに分かれます。下唇は縁が内側に巻いて船のような形をしています。茎の断片は四角。葉は対生し、ふちに粗い鋸歯があります。(色で見分け五感で楽しむ野草図鑑/ナツメ社)

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ついに今年中に会えることができました。オオトリノフンダマシ(クモの仲間)の卵のうと成体です。今年の夏ごろに一回オオトリノフンダマシの卵のうだけ観察できましたが、成体(親)は観察できませんでした。普通は卵のうと成体はいつも一緒にいるのに…おかしいな。と思いながらもずーっと探していました。今年中に観察できてとっても嬉しい。白っぽいのが成体で、茶色いツボのような形をしたのが卵のうです。鳥のフンに擬態した成体の体はとっても愛らしい!興味のある方はぜひセンターで見つけて見てくださいね。

お待ちしています。


by isumi-sato | 2018-10-12 17:10 | いきもの