6月3日、快晴。午前9時の気温は24.6℃、今朝の最低気温は13.8℃、今日の最高気温は25.6℃でした。
朝から気温が上がり、夏のような積雲が青空に浮かんでいます。
「センター内ホタルの水路で生きものを探そう」は、どうしたものか、参加者がありませんでした。五月の連休には、定員以上の申し込みがあったのに、、。みなさん学校行事など、他のこともいろいろと予定があっていそがしいのでしょうね。
でも、水路には、ザリガニ釣りをしにいらして、水路では多くの方がスルメのついた竿をたらしていました。
調査も兼ねて、職員で簡単に水路の生きものを捕まえて、生き物の種類や捕まえられた数を記録してみました。
今は、ホタルの飛んでいる時期なので、水路の近くの葉っぱの裏をよく観察すると明るい時間はじっと休んでいるホタルの成体を見つけることができました。11頭程度は数えることができました。はっぱの裏には、また小さなカタツムリも数多く見つかりました。
水路の生きものは、ドジョウ、クロダハゼ(ヨシノボリ)、モツゴ、メダカ、タイリクバラタナゴ、カワエビ(テナガエビ、スジエビ、ヌマエビ)、サワガニ、カワニナ、ヒメタニシ、アメンボ類(コセアカアメンボ、シマアメンボなど)、ヘビトンボ、アメリンザリガニなど、いつもの生きものたちが確認できました。
小さなサワガニや
カワニナ、ドショウなどが元気なようすでした。
林道を歩くと、ひと月前には、白い花をたくさん咲かせていたウツギは様相を変えています。一週間前には少し花も見えましたが、、。
いまは花がなくなり、たくさんのコマのような実をつけています。
湿性生態園の水面近くには、ヘラブナたちが浮かんできて魚影を見せて水面に輪を広げています。その上をお腹の白いトンボがパトロールして飛び交うようになりました。コシアキトンボたちです。すばやくて今日はカメラに収めることはできませんでした。谷間に野鳥の声が一段と響きました。「トッキョキョカキョク」。ホトトギスの声です。声はすれども姿を見つけることは、まぁ、できません。
カラムシの葉を観察するとたくさんの昆虫たちが集まっているのを観察できます。
袋状に葉をたたんだ中には、クモ、アカタテハの幼虫。
今日は、葉の裏に大きくなったフクラスズメの幼虫。葉を食べています。
ラミーカミキリを見つけることができました。
カラムシをじっくり観察するだけでも、なかなか面白い発見があります。
ご来館お待ちしております。