5月3日、雨のち曇。午前9時の気温は21.8℃、今朝の最低気温は18.9℃でした。
低気圧の通過に伴って、雨風ともに強いという予報が出ていました。外房では今回の雨量は24mmとそれほどたくさんにはなりませんでした。
昼前くらいから雨が上がりました。それと共にぐっと湿度が上がって93%。最高気温は24.6℃。今年もっとも蒸し暑く感じました。しかし、表にいれば時おり風が強く吹いて蒸し暑さを吹き飛ばしてくれました。
連休後半の始まりです。あと4日間ですね。
センターの小水路では、数日前から水路沿いに黄色い花が目立つようになってきました。キショウブです。ハナショウブには黄色い花がないので観賞用に日本に持ってこられたのですが、繁殖力が旺盛な外来種で、要注意外来生物です。毎年のように抜いてはいますが、なくすことはむずかしい植物です。
遅れること約一月後に、例年ハナショウブが咲いてくれます。梅雨の天気に似合う少しワビサビ感のある植物で、これから楽しみです。
植物では、小さな花の蕾をつけ始めたマユミ。秋には、赤い実をぶら下げます。
白い小さな花の集合花の蕾が目立ち始めたガマズミなどを今日は紹介します。
こちらも秋に赤い実をつけて、野鳥たちのお腹を満たしています。
連休明け少しして小学校が見学にやってこられますが、モンシロチョウや昆虫も観察したいというお話がありました。短い時間では限られた内容にならざるを得ないのですが、今日は少し昆虫を意識して巡回してきました。
軟らかい葉を展開する暖かくなったこの時期、小さな昆虫たちを発見し始めると、いたる所にいることがわかります。
花が終わって種をつけ始めているナバナには、ナナホシテントウ。
テントウムシの仲間では、草食のテントウムシのニジュウヤホシテントウ。
ナス科につくといいますが、林道沿いのアメリカイヌホオズキにたくさんついていました。ハムシ類もいます。アリも来ています。
スイバの花にもハムシの仲間がいました。
シロツメクサには、たくさんの種類の昆虫が訪れています。
マルハナバチの仲間でしょうか。そしてシジミチョウやジャノメチョウなどのいろいろな蝶たち。
枯れた花には、ダンゴムシの仲間まで。
アキカラマツの小さな葉には、イナゴの仲間の赤ちゃんがついていました。
早くも、シオカラトンボたちも姿を現わしました。オス、メスともにみられました。
まだまだ紹介しきれません。
昆虫たち、とてもたくさんの種類が活動を始めています。
ご来館お待ちしております。