千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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植代かき

4月17日、曇り。午前九時の気温は15.5℃、今朝の最低気温は7.7℃でした。
北東の風が吹いて肌寒いくらいの一日でした。



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29日の行事「田植え体験をしよう」にむけて 田んぼの代かきを行いました。
まずは、田んぼへ肥料まき。田舟が活躍しています。






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今日行った代かきは、「植代かき」といいます。細かく砕いてかき混ぜた泥が落ち着いて水が澄んだら(一週間から十日後くらい後)に田植えを行います。






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代かきには、水漏れを防ぐ、土の表面をならして平らにすることで苗がむらなく育つ、苗を植えやすくし活着・発育をよくするなどの効用があるといいます。
さらに、もと肥をむらなく混ぜ込むこと、雑草を埋め込むこと、有毒ガスを除いて有機物の腐敗を促進するなどの効用もあるといわれています。





この植代かきに先立つこと、「田おこし」、「あぜ塗り」、「荒代かき」の作業が当センターでは、それぞれ一月中旬、二月下旬に行われています。毎年、天候と土の乾き具合を見ての作業です。



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田おこしは、冬の間に水を張る前の乾いた土を掘り起こす作業です。秋の稲刈りの前には、土を乾かして収穫作業をしやすくします。乾くと同時に有機体窒素が増えるのですが、これを微生物が分解することで植物が吸収しやすい無機態窒素に変化します。深く耕して土に空気を入れ込むことで微生物の活動が活発になるといいます。

天候と土の湿り具合を見て、何回かに分けて行っています。



あぜ塗りは、田んぼの周囲のあぜから水が漏れることを防ぐため、防水性を高めるために行う作業です。機械化が進んだ現在では、ほとんどの田んぼは機械を使って畦を固めています。最近では、当センターでも機械によるものと手作業によるものとの併用です。



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手作業のクロ(あぜ)塗り。クロキリ、クロ寄せ、クロヌリという手順で三回くらいに分けて行います。



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機械によるあぜ塗り。あっという間に終わります。





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荒代かき
そして、今日行った田植え前の植代かき。……




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かき混ぜた田んぼの泥が落ち着くと、水が澄んで水面がまわりの景色を移し込みます。



もう少しで田植えです。
ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-04-17 17:40 | 田んぼ