千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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ヒレンジャク はく製展示しました


4月15日、雨のち曇。午前九時の気温は19.6℃、今朝の最低気温は12.8℃でした。
前線の通過に伴って、午前中は雨風ともに強く落ち、吹きつけました。
南寄りの風で、気温はこの時期としては少し高めでした。
昼過ぎには、雨風ともにおさまって空が明るくなってきました。




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林の前では、強風で雨が縞模様に流れていきました。写真にはうまくは映りませんでした。昼過ぎまでで今回の雨量は24mmになりました。久しぶりのまとまった雨です。



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本日から、鳥のはく製ガラスケースの中に 「ヒレンジャク」が仲間入りいたしました。

3月の中旬に近隣の方から、空から庭に落ちてしばらくして亡くなってしまった野鳥は何でしょう?と、電話で問い合わせがありました。
電話ではなかなか確定できず、その後写真を見せていただいて何の鳥かがわかりました。
ヒレンジャクは、レンジャク科で冬鳥として飛来します。冠羽(頭の羽)、尾の先の赤いこと、腹の黄色いことなど上品なきれいさと、ヤドリギの種を食べることで、有名です。
糞の中のヤドリギの種は粘りがあり、エノキなどに寄生するヤドリギはその分布を広げてもらっています。春先に関東地方でよくグループで見られる野鳥です。

はく製にして当センターの展示物に加えさせていただこうということになりました。
県の担当係に「へい死鳥獣収穫届出書」という書類を届け出た後、ひと月ほどしてはく製ができあがりました。



昨日の「万木の歴史と里山の自然観察」でであった景色、昆虫、植物をいくつか紹介します。



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万木の展望台から見る房総の水田と丘陵の景色です。
水が入った水田が広がっています。よく見ると、代かきを行っている田んぼや田植えを行っている田んぼが見られました。




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湿性生態園のタンポポにとまる黒いアゲハ蝶です。ジャコウアゲハのようです。
ウマノスズクサ類を食草としています。体に毒を蓄積して鳥などから食べられないようにしているといいます。


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草の中に、紫色の細い花がたくさん見られました。一部は盛りを過ぎて種になってきています。ムラサキケマンです。この植物、乾燥するとタネを弾き飛ばすので、観察するとおもしろいですよ。




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オドリコソウ。昨年も紹介いたしました。今年も群落が残って咲いていました。ヒメオドリコソウがたくさん見られますが、在来のオドリコソウ。白い花も大きく、味わいがあります。



ご来館お待ちしております。

by isumi-sato | 2018-04-15 17:37 | センターこぼれ話