千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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日本の春。房総の春。

4月1日、晴れ。午前九時の気温は17.2℃、今朝の最低気温は7.6℃でした。
朝から時おり強い南寄りの風が吹き、春の空気はすぐに暖かくなりました。




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今年はサクラが長い間楽しめた年のようです。風が吹くと駐車場入口付近では、花びらが舞い落ちて、サクラ吹雪が舞っていました。




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舗装面も花びらで、ほんやりさくらいろになりました。
地面に落ちたばかりの花びらが吹き上がって全身がサクラ吹雪につつまれます。日本らしい桜の季節のすばらしさに身も心もどっぷりひたる感覚です。




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サクラ並木の中で一本の木の花が遅れて開きました。サトザクラの花です。




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センターの中でも光り輝く色の新緑が見え始めました。コナラの新芽です。




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林道を歩くと、さらにいろいろな芽吹きに出会えました。
杉の濃い緑の表面に明るい黄緑色が見えています。
つる性の植物、もうすでに葉を展開していますが、アケビの葉が深緑色をバックに目立ちます。




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空を見上げると、日の光をとおしてアケビのツタが伸びています。秋にはたくさんの実が観察できる場所です。



さてここからクイズです。4種類ほど、何の樹木の新芽かわかるでしょうか?




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A。明るい場所に生えてくるよく見かける樹木です。色が赤いのは、紫外線から若い葉を守るためといわれています。



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足元には、少し大きくなった葉が枝先についています。




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B。これも房総の林沿いや、林の中によく生えています。





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C。葉と共に花の準備も始まっています。昔は、○○○のエサとしてよく植えられていました。







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D。この木も房総の明るい場所によく生えてきます。その実は冬場の鳥の食料になっているようです。たまに一枚だけ、赤い葉が見えたりします。かぶれに弱い方は要注意です。





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新葉は、常緑の中低木にもみられます。トベラは、真ん中からたくさんの若い葉をくりだしています。





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ツルのサルトリイバラには、花が咲いています。




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今年は、見られるかなーと、心配していたら、湿性生態園の入口の階段で、
キランソウが花を咲かせてくれました。




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湿性生態園の水没林、ヤナギの枝先にも新しい葉が見えています。





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マルバヤナギの芽吹きです。もう少し大きくなると一部、葉先が赤い色になるところもあります。別名でアカメヤナギとも呼ばれる所以です。





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低木の中に、白い花を咲かせているものが目に入りました。モミジイチゴです。
夏の終わりころには、たくさんの実が見られます。


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(答) A.アカメガシワ / B.イヌビワ / C.クワ (養蚕のカイコのエサ) / D.ハゼノキ


この季節は、多くの植物での芽生え、開花などの発見があります。
集まる昆虫たちも観察できます。季節の変化と共に、植物の変化を追いかけていく観察も楽しいですよ。

ご来館お待ちしております。


by isumi-sato | 2018-04-01 17:07 | しょくぶつ