3月23日、曇りのち晴れ。午前九時の気温は11.8℃、今朝の最低気温は9.4℃でした。
少しずつ気温が上がって、午後には春らしい気温と日ざしとなりました。
ソメイヨシノは、きのう開花しました。並木全体では、まだ一分咲きくらいです。
そして、ディキャンプ場のオオシマザクラは、きのう数輪咲いており、これもやはり開花したもようです。
オオシマザクラは花が開くのが早いようで、今日は夕方近くにはもう三分咲きになっていました。
このサクラは大木で、花は見ごたえがあります。今週末は花見時になるものと思います。
その近くの斜面に生えている常緑小高木から、独特の香りが流れてきています。
里山に多く生えているヒサカキです。カワイイ小さな花が連なるように咲いています。
日当たりのよい草地では、ツグミが二羽仲良く地面をつついています。
その近く、田んぼの脇の「おっぽり」では、水の中から早くも草の先が伸び始めています。ショウブの芽生えです。
また、水の中では、黒い小さなものがうようよと、たくさん元気にうごめいています。かえったばかりのニホンアカガエルのオタマジャクシたちです。
近くの枝先を見るといろいろな樹木で芽生えが見られます。
ガマズミの芽から葉が開き始めました。
マユミも葉を出し始めています。
ついでウツギです。
そして、花と葉をいっしょに出しているのは、クロモジです。
堰の対岸には、小さな黄色が垂れ下がるように見える木があります。
大きなキブシが、ほぼ満開になっています。
湿性生態園の土手では、タンポホが黄色くたくさん咲いています。
いっせいにそろって咲いています。カントウタンポポです。
春が、植物の芽吹きが、開花が、一気にやってきました。
ご来館お待ちしております。