10月5日、曇一時晴れ。午前九時の気温は16.3℃、きのうの最高気温は18.6℃、今朝の最低気温は11.3℃でした。だいぶ涼しくなりました。
昨夜の中秋の名月です。薄い雲が流れる時間が多かったのですが、はっきり見えた瞬間を撮影できました。満月は、10月6日だそうです。
朝はモズの高鳴きがよく聞こえてきます。昼、午後になると不思議と静かになります。そして高い樹のてっぺんにいたモズの姿も見つかりにくくなります。
高鳴きは、冬を越すえさ場の確保のため、自分のテリトリーを主張している声だといわれています。今日は、林のてっぺんにいたと、撮影できた鳥は、カラスでした。
ハシブトカラスでしょうか。気温が下がって少しおとなしい感じです。
今、グリーンカーテンの棚の緑は勢いをなくしてきましたが、数個のヘチマの実がぶら下がっています。
小水路には、ヘチマの実がつけてあります。
10日から14日くらいつけておくと、実が腐ります。
それを洗ってきれいにすると、、、
先日水につけておいたヘチマの実から、タネがとれました。
ひとつの実からたくさんの種がとれます。
昆虫広場のススキ、オギの穂が開いて風に揺れています。
そのわきに黄色い色が目立ってきました。セイタカアワダチソウです。
そんなススキ、オギの足元には、
チカラシバの穂が
小水路沿いには、ハナショウブの種もありました。
また、白い小さな5弁の花を咲かせている植物がありました。高さ20cmくらい、ゲンノショウコに似ていますが、葉が3深裂しているのでミツバフウロのようです。
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「ミツバフウロ」としましたが、「ゲンノショウコ」のようです。
ミツバフウロは、千葉県いすみでは分布している情報はないようで、植物体に腺毛がありません。葉は3深裂します。一方、ゲンノショウコには茎、葉に腺毛が密生し、葉は3~5裂といいます。根元からの葉はすべて3裂に見えたため、誤ってしまいました。
草の中に入ると一瞬にして目ただなくなるバッタの仲間がいました。
頭と羽の間、胸が少しふくらんでいるのでクルマバッタのようです。
胸が小さく、ふくらみがないのがクルマバッタモドキとか。
オニグルミの木の下にはたくさんの実が落ちています。
もう少しして寒くなると果肉が腐って取れるでしょう。それをねらってニホンリスがやってくると思われます。クルミの実は硬いため、他の動物にはなかなか手ごわい食べ物ですが、リスはきれいにまっぷたつに割って中身を食べていきます。
植物や生きものたちも秋に反応して活動を変えてきています。
ご来館お待ちしております。