千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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台風一過、秋の始まり自然観察会

9月18日、快晴。午前九時の気温は28.6℃、今朝の最低気温は21.1℃でした。



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台風18号が日本列島を、日本海沿いにスピードを上げて北上して、昨夜は時おり強い雨風が吹きました。夜が明けるころは、空が晴れてきました。
今日の午前零時からの雨量は21mm。金土日合計の雨量は、105.5mmになりました。




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万木堰の水位が上がりました。湿性生態園のヤナギ林デッキ下にも水面がもどってきました。




本日、行事「秋の始まり自然観察」を行いました。
台風で天候が不安定だったせいもあって少数でのゆったりじっくりとした観察会ができました。



駐車場脇の赤い実をつけたコブシの木の観察から始まりました。田んぼの畦沿いに咲いたヒガンバナ、ツユクサ、キツネノマゴと、赤、青、ピンクの色を見つつ、たくさんの実をぶら下げた樹木の下に来ました。




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たまに山からその実を食べに来ているニホンリスがいます。硬い実がきれいに真っ二つに割れています。その実をたくさん下げているのは、オニグルミの木でした。




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次にハス田で、花のあと、ハスの実を観察しました。焦げ茶色に枯れた実が多い中、若いハスの実をさがしてみます。若い実は皮をむいて食することができます。独特の香りとあまい味がします。また、ハスの茎にある空洞が、レンコンのようになっていることも観察、葉の上から水を落とすと茎の下から水が垂れてくることも確認できました。これでお酒を飲む風流な過ごし方があるとか、、。




田んぼの脇、竹林沿いを通って、ヌスビトハギの花と実、ガマズミの赤い実も観察。
ディキャンプ場では、クリの実、カキの実のなりようも観察しました。




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湿性生態園へと続く林道沿いでは、ヒヨドリバナ、アメリカイヌホウズキ、ツリガネニンジン、ゲンノショウコ、アケビ、アキノエノコログサなどを観察。アケビの実が頭上に多数ぶら下がる季節となりました。センダンの実もたくさんあります。



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湿性生態園ではデッキ沿い、ススキ、オギにからまったつる植物におもしろいものがありました。カラスウリはオレンジ色の実をぶら下げる秋の定番ですが、葉っぱや茎が小さなツルに緑色の丸い実をつけたつる植物がありました。熟すると小さな白い実をつけるのが、スズメウリです。



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また、盛りを過ぎてしまったのですが、コバノカモメヅル、暗褐色の花が集合したワレモコウ、これから実を熟していく若いとげとげをたくさんつけ始めたオオオナモミも観察できました。
デッキ沿いの湿性の地面には、ミゾソバの葉がたくさん。ピンク色の細かな花をつけるのはまだこれからです。



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すっげー!秋の自然観察会が盛り上がってきました♪



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ここからは、秋の虫を捕まえて、観察してみましょう!



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夕焼け小焼けの~赤とんぼ♪  ナツアカネが、赤くなってきました。秋ですね~。



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この夏に羽化したホソミオツネントンボです。羽化したばかりの未熟な茶色い個体は、成虫のまま越年(おつねん)します。来春には、鮮やかなブルーの色へと変身です。



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大物ゲッツ!オオヤマトンボです。広い池を飛び回っていました。5月~10月ごろまで観察できます。



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ジョロウグモが甲虫を襲っています。ジョロウグモも、秋を代表するクモです。



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秋の自然観察がおもしろいです!ぜひ、遊びに来てください。





by isumi-sato | 2017-09-18 17:09 | 行事報告