12月20日(火)、午前9時の気温7.6℃、晴れ。温かい朝を迎えました。
午後の万木堰の様子。穏やかな日差しが降り注ぎ、ゆっくりと時間が流れます。
鳥の仕業でしょうか?センダンの実がつつかれて地面に落ちていました。
オオイヌノフグリが咲いています。早春の花ではありますが、陽だまりの温かいところで今の時期も観察できます。
冬の湿性生態園の様子。夏とはだいぶ様子が違います。夏には青々と葉が茂っているマルバヤナギも、葉は落ち、ツルが巻いたりして冬の装いです。
オオオナモミの果実も夏には鮮やかな緑色をしていましたが、茶色く色を変えました。北アメリカ原産とされる帰化植物。「ひっつき虫」とも呼ばれ、果実の表面に密生するトゲの先端がかぎ状に曲がっていて、これが動物の毛などに引っかかって運ばれます。
田んぼの脇の水路では、水槽展示のギバチに与える餌を捕まえました。タイリクバラタナゴとスジエビのようです。ギバチに与えるとすぐにとらえて、食べてしまいました。とてもお腹が減っていたようです。センター夏の生きもの観察では見つかる回数がやや少ないタイリクバラタナゴ。体色を好み飼育している方もいるようで、ペットショップで流通しています。外来種ですので、自然界に放すことはやめましょう。
もうすぐ学校は冬休みを迎えますね。
お子さんと冬の自然観察も面白いかと思います。
どうぞ遊びに来てください。
お待ちしております。