12月7日、曇り時々晴れ。午前九時の気温は6.8℃、今朝の最低気温は1.0℃でした。
今日は大雪(たいせつ)、ゆうべから再び寒気が南下して冬らしい気温がもどってきました。
当センター田んぼの二番穂と建物です。その向こうにある西側の山の斜面もいろいろな葉色が目立つようになりました。朝は、その林からいろいろな鳥の鳴声が聞こえてきます。
今、いろいろな葉色が観察できておもしろい樹は、コナラです。
日当たりのよい林道のコナラでは、緑色、茶色、赤色の各色が混じった葉色が観察できました。
ディキャンプ場のコナラの木の下に生えている実生苗の葉色は、緑色、黄色、赤色といろいろです。
すぐ近くのフカフカのコケの上には、落葉した茶色のコナラの葉とドングリがありました。
よく見るとドングリはほとんどがすでに食べられて中身は空っぽになっているようです。
食べた生きものは、近くをイ/ノシシが荒らしていましたから、イノシシでしょうか?
それとも昆虫たちでしょうか? 芽を出しているドングリはここには見当たりませんでした。
林道を歩くと緑の山の中に赤い色が点々と目立ちます。
そのほとんどはハゼノキの葉色です。
寒くなって、ディキャンプ場三年前に植えたイロハモミジの葉色も赤くなってきました。
冷え込みがきついと赤い葉はその色が鮮やかになるといいますが、千葉のいすみではまだ赤くなりきっていません。すでに寒い日はあったのですが、植物からするとこれからということでしょうか。
林道沿い、ひなたにムラサキシキブの実がありました。実の数が減ってきています。鳥たちの食料になっているようです。
同じく、食料になっている実をつけた山の上のセンダンの木には、ヒヨドリたちが複数とまって騒いでいました。
万木堰を望む道のカーブには、小さな赤い実が目立っています。とげのあるこの植物、鳥がとまらないので別名コトリトマラズとも言われています。メギです。この植物の葉もやがて赤くなります。
水路沿いのスイセンは、はや、蕾を準備し始めていました。
季節の変化、いろいろな葉色の見て歩きもおもしろいですよ。
ご来館お待ちしております。