11月2日(水)、午前9時の気温11.6℃、くもり、朝からどんよりとした雲に覆われ、太陽のは全く顔を出さず、体が芯から冷えるような寒い一日でした。秋の気配はどこへ?
午後3時の昆虫広場のようす。北風にススキとセイタカアワダチソウが揺れています。
田んぼの東側の竹林周辺では、イノシシの荒らした跡がさらにひどくなっています。毎晩餌探しでしょうか?
デイキャンプ場はもっとひどいことに!!センター図書室にある「日本の哺乳類」(東海大学出版会)という図書によるとイノシシは雑食性で地表から地中にかけての各種の植物と動物を掘り返して採食するようで、植物ではクズ、カヤ、ヤマノイモの根茎や各種の葉、果実など、動物では昆虫類、ミミズ、タニシ、カエル、ヘビなどを食べるそうです。
昆虫広場の畑へと続く道には、何やらぽつぽつと見えます。よく見てみると‥‥
指が何本かはっきりわかりませんが、確かに小動物の足跡のようですね。
ジュズダマの実と呼ばれる部分、苞鞘(ホウショウ)のほとんどが黒くなってきました。昔はこれでお手玉や、穴が開いているので糸でつなぎ合わせてネックレスなどもつくって遊んでいたそうです。
タンポポでしょうか?ロゼットの形になっています。ロゼットとはバラの花「ROSE」からきていてバラの花の形に似ているところからつけられたようです。日当たりの良いところで地面にベタッと貼りつくように葉を広げて寒さに耐える野草の冬越しの姿です。センター内のあらゆるところで観察できます。足元を見ながら歩くと様々な野草のロゼットが見られます。
この時期にしか見ることのできない自然があります。
センターへお越しください。
お待ちしております。