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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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柳恕(りゅうじょ)のころ

5月18日(水)、午前九時の気温19.0℃、さわやかな朝を迎えました。昨日の大雨を降らせた天気とは全く違う天気です。昨日の降り始めからの雨量は41㎜にも達しました。

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ホタル観察のできる水路の近くでは、ラミーカミキリが観察できました。ラミーカミキリが食す、カラムシの葉に止まっています。「ラミー」の意味は繊維の原料となる植物の名で、江戸時代に長崎へ輸入された「ラミー」と一緒に、日本に侵入してきたと言われています。

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雑木林では木漏れ日が、やさしく降り注ぎました。

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コゲラがいました。ネムノキの枝のくぼみなどをつついては餌となる虫を探し、すばやく次々に移動していきました。

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昆虫広場の脇にある池の水面に白いほこりのようなものがたくさん浮かんでいます。マルバヤナギが白い綿毛に包まれた小さな種子をつぎつぎに飛ばしていました。「柳絮(りゅうじょ)」という言葉、広辞苑によれば、①ヤナギの綿毛をもった種子が飛び散るさま、②ヤナギの白い種子のこと、両方を呼ぶようです。


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写真で見ると白いぽつぽつしたものがヤナギの種子です。風に舞って飛んでいるの見えるでしょうか?インターネットによると、種子は1週間で発芽しなくなるので、少しでも子孫を増やす確率を上げるため、たくさんの種子を飛ばすそうです。またマルバヤナギは水辺を好むため、風による種子散布だけではなく、川などに種子を落として、水による種子散布も行うといいます。

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種子散布され、柳絮(りゅうじょ)が水面に広がった池のほとりに、二ホンアカガエルを見つけました。写真のカエルのまわりに白いほこりがたくさん見えるのがヤナギの種子です。二ホンアカガエルの特徴は背中の両側にあるすじ(背側線)がまっすぐであることで、今鳴き声がよく聞こえるニホンアマガエルと比べると何倍も大きな体をしています。

センターを歩くと季節に応じて、様々ないきものたちの発見があります。

心地よい季節、ゆっくりと散策しにいらしてはいかがですか?



by isumi-sato | 2016-05-18 17:15 | いきもの