3月30日(水)、午前9時の気温16.4℃、暖かい朝です。今日も春探しに大忙しです。
水が張られた田んぼ。水面がセンターの景色をそのまま映し出しています。水を張った田んぼも春を代表する景色の一つです。
この時期、センターの屋外では毎日様々な植物が花を咲かせています。春を代表する花の一つ、タンポポ。もっともよく見られる草花の種類ですが、さまざまな種類があります。センター敷地内でも3種類のタンポポが観察できます。
これはセイヨウタンポポという種類。花序を包む総苞の外側にある「総苞外片」(ほうそうがいへん)と呼ばれる部分が反り返っています。
こちらはカントウタンポポ。総苞外片が反り返っていません。在来のタンポポです。違いが分かると色々観察したくなりますね。
これはセイヨウタンポポのつぼみ。花が咲いている時よりも総苞外片が反り返っていて分かりやすいかもしれません。
これはカントウタンポポのつぼみ。大きく反り返った「まさに外来種」のという雰囲気のセイヨウタンポポに対し、在来らしくおとなしい雰囲気を、カントウタンポポのつぼみから感じるのは私だけでしょうか?
これはシロバナタンポポ。総苞外片はこの写真では見えませんが、シロバナタンポポも在来のタンポポです。湿性生態園で観察できます。どこに咲いているかな?探してみて下さいね。
観察すると様々な発見に出会えます。