2月19日(金)、午前9時の気温2.5℃、日差したっぷりでやけに暖かい一日でした。今日は二十四節季の一つ、「雨水」です。空から降るものが雪から雨に変わり、氷が溶けて水になるという意味です。草木が芽生えるはじめる頃で、昔から農耕の準備を始める目安とされてきたようです。
昆虫広場にあるネコヤナギ。野山の水辺に生える低木です。銀灰色の毛に覆われた花穂が特徴です。雄しべの先端の葯(ヤク:花粉ができるところ)が赤みを帯びてきました。この時期はネコヤナギも変化が楽しめます。
これは去年の3月に撮影しました。このように変化します。楽しみですね。観察しに来てくださいね。
キタテハでしょうか?昆虫広場と、畑の境を歩いていたら、私の目の前にちょうどとまりました。「写真撮って」と言っているかのようでした。キタテハは樹液などに集まり、成虫で越冬します。活発に飛び回りますが、地上に静止することも多いそうです。
これはヒヨドリです。細いくちばしで、虫や木の実を食べ、花の蜜も好みます。短い羽で波状飛行(波を打つように飛ぶ)します。よく群れになり、よく鳴きます。目の下が茶色になっているのが特徴です。「ピーヨ」もしくは「キーヨ」と甲高くなきます。
こちらはメジロ。ヒヨドリと同じく、虫や木の実を食べます。また、ヤブツバキ、ビワ、ウメなどの花の蜜も良く吸い。花粉を運ぶ働きをしています。スズメより小さめで、眼の周りが白く「チー」と鳴きます。
鳴声などを覚えると鳥の観察がとても楽しくなります。
皆さんもセンターの鳥たちを観察しに来てください。