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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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春を迎える準備

2月9日(火)、午前9時の気温4.5℃、今朝の最低気温は-4.0℃でした。

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畑近くにたくさん観察できるヒメオドリコソウ。ヨーロッパ原産の外来種。暖かくなるのを首を長くして待っているかのようにここ何日かで急に伸びてきました。毎朝畑の様子を見に行きますが、以前ほど霜は降りていなません。確実に暖かくなっているのですね。

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これはブロッコリー。ブロッコリーが実際に畑で育っている様子を見たことがない人も多いようですが、このように成長するのです。真ん中の部分が食べる事の出来る部分、花蕾です。頭をチョコンと出している様に見えます。アブラナ科の植物でヨーロッパ原産です。

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センター館内ではドジョウの動きが今朝はやけに活発でした。春が近づいていることに気づいているのでしょうか。それともえさを与えたたので、ひと気を感じて驚いているだけなのでしょうか?かなりの速さで泳ぎ回っていました。ドジョウの口ひげは5対10本。水の底や砂の中に混じる餌を探すのに役立ちます。エラだけでなく腸で呼吸することができます。肛門から空気を出すことがあり、「ドジョウのおなら」とも呼ばれています。背面には不規則な黒色斑紋があり、腹側に模様はありません。名前の由来は「泥生」とされ、稚魚の時に泥から発生したように見えたことが付けられました。

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センターの駐車場入口近くでは、職員がソメイヨシノの枝に発症したてんぐ巣病を見つけ枝を取り除く作業をいたしました。

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てんぐ巣病は枝から小枝がたくさん生えてきて、小枝にはほとんど花芽がつかず、葉も貧弱になってしまいます。発病部はこぶ状になり、すぐわかります。そしてその先の枝の生育が悪くなります。そのため、発病が多いと樹木の育ちが悪くなります。花の付きも悪くなるようです。
 
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てんぐ巣病を発症している枝を切り落としました。満開のソメイヨシノが見られるように手入れを行っています。


春が楽しみですね。
by isumi-sato | 2016-02-09 14:44 | センターこぼれ話