7月2日、午前9時の気温22.0℃、朝から蒸し暑く、時折雨が強く降りました。
6月30日に一匹のオスが成虫になって現れましたが、今朝もう一匹オスのカブトムシが現れました。今年は何匹が誕生するのか楽しみです。
今日は近隣の小学校二年生、66人がセンターへ体験学習へ来てくれました。雨なので外での自然観察は大幅に縮小、楽しみにしていたザリガニ釣りは中止です。縄ない、紙すき、ザリガニのビデオ学習とハス田の観察を行いました。
紙すきの体験です。コーティングを剥がした牛乳パックからとったパルプを、ミキサーで砕いて水に混ざったパルプをセンターで用意しました。そのパルプをハガキサイズの型に入れ濾していきます。「紙すき」聞いたことがない人もたくさんいましたが、覚えてくれるとうれしいです。
ハガキサイズになったパルプをアイロンで乾かします。みんな丁寧に慎重にアイロンをかけていました。
縄ないです。昔の縄綯い機を使って、ワラで縄を作りました。わらをさしこむタイミングが始めはむずかしいのですが、さらに同時に足を使って機械の棒をこぐことはこどもたちにとっては至難のわざです。それでも職員にタイミングの声をかけてもらってみなさんうまくわらを差し込んで、ワラの縄をなう(作る)ことができました。
雨のため、今日はザリガニ釣りはできませんでしたが、ザリガニのビデオを見てザリガニの生態について勉強しました。もともと日本に住んでいなかった外来種であることや、水田にとってはイネを切ったり、穴を掘って水漏れの原因を作ったりで迷惑ものであることも知りました。
さらに、いすみ地域だけに生えているイスミスズカケの発見の話を聞いた後、花をつけている本物のイスミスズカケのようすを観察しました。ハス田に出かけて、ハスの花が咲いているようす、花のあとの種が膨らんでいくようす(シャワーノズルにそっくり)、そして葉っぱが水をコロコロとはじくようすなども楽しく観察できました。
楽しみなお昼の時間です。66人分の靴が並ぶとこんなにカラフルなんですね・・・・・
またセンターに来てくださいね。