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千葉県いすみ環境と文化のさとセンター

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苗が来ました。卵。葉っぱのあかちゃん。

4月21日、曇り。午前九時の気温は19.5℃、今朝の最低気温は13.3℃でした。
南の風で空気は暖かく湿っています。前線の通過に伴い昨夜降った雨は、44mmの降水量となりました。昨夜は、風も強く吹きました。


26日の田植えに向けて、農協に頼んでおいたコシヒカリの苗が届きました。
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丈は、14cmくらいに育った元気そうな苗です。この苗を使って行事に参加の皆さんで横一列に並んで手作業での田植えを行います。今年も参加希望者が多かったため、上の田と中の田、二枚の田んぼでの田植えの予定です。

センターでは、他におかざりやわら細工用にキョウシンという丈の長い品種と、もちつき用にツキミモチという品種を植える予定です。これらは田植え機を使って植えます。

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南風が吹いて、田んぼの細かなごみは片方に吹き寄せられています。

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その中に白い泡状のかたまりがありました。白い粒粒がたくさんあります。

カエルの卵。シュレーゲルアオガエルの卵です。モリアオガエルと近いカエルです。水辺の土に卵の入ったこの泡を産みますが、昨夜の強い雨風で吹き寄せられたもようです。先日来、シュレーゲルアオガエルの鳴き声がたくさん聞こえていましたが、その成果のようです。シュレーゲルの鳴き声は小刻みに震えるように「ゲッゲッゲッゲッ」。アマガエルの鳴き声は大きく大胆に「ぐわっぐわっぐわっ」というように私には聞こえます。
今日は曇りのためか、ひと休みなのか、カエルたちの鳴き声は聞こえてきません。
当センターで最もなじみの多いニホンアマガエルは、少し遅れてこれから二カ月くらいの間に水の中の草などに産卵します。田植え後のイネなどが彼らにとっては使い勝手が良いのでしょう。イネが少し育ってくるとたくさんのオタマジャクシが見えるようになります。


先日紹介した田んぼの脇のショウブですが、
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今日覗くと花序の小さな花がたくさんきれいに開いていました。

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ハス田では、ハスの芽が出てきました。葉っぱの芽です。始めは赤い色をしています。植物の芽がはじめ赤いのは、紫外線から身を守れて都合がよいためだといわれています。

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センター真ん中を流れる水路、ホタルの水路部分も今日はたくさん水が流れています。ホタルたちはすでに幼虫が上陸して、土の中でさなぎになって変身している最中です。6月上旬ころに飛び始めてくれることでしょう。



最近は、新緑や樹の花がよく目につきます。
いつもは濃い深緑一色の常緑樹も、この時期は変化にとんだ葉っぱの色を見せています。
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枝先が白っぽく見えています。
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スダジイです。

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続いて、これはなんの木かわかりますか?

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エノキの葉っぱです。エノキもコナラよりもやや遅れて葉を出し始めます。


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隣の幹がすっきり棒状で、タテ長に少し深めしわが入っている木は、


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枝先を見ると、こんなに葉が出てきていました。クヌギです。
そんなことでこの季節は、歩きながら、ついつい目線が樹木の枝の先端に行ってしまいます。いろいろな色彩、形をした葉っぱの赤ちゃんたちにたくさん出会うことができるからです。




湿性生態園へと向かう林道の脇に、高さ2~3mの小高木があります。
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丸い葉っぱがかわいらしいなとよく見ていると、黄色い花がついていました。

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大きく映すと、何ともかわいい、きれいな花でした。
メギ の花です。
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とげが少し見えています。そんなことから、別名コトリトマラズ という名がついています。昔は、枝葉を煎じて洗眼薬としたことからこのメギ(目木)という和名がついたといいます。


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湿性生態園に到着すると、水位が上がっています。そして新緑が目に染み入ります。明るくみずみずしい緑色です。

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強風の後でデッキが黄色くなっています。

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マルバヤナギの花穂が吹き飛ばされてたくさん落ちていました。
寄ってみると、こんな具合。


吹き飛ばされていないものは、
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ヤナギにしては丸めの形の葉っぱ、枝先に若い花穂がついています。
毎年連休のころ、花のあとにできる綿毛が風に乗ってふわふわと飛びます。


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湿性生態園の奥では、今年はやや遅れて白い花の群落が見え始めていました。

シャクです。

しばらく暖かく天候が安定するようです。
ご来館お待ちしています。
by isumi-sato | 2015-04-21 16:17